ミニチュアダックスフンドの性格や特徴、値段や飼い方まで

ミニチュアダックスフンドの性格や特徴、値段や飼い方まで

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その愛らしい姿と人懐っこい性格から日本でも大変人気でポピュラーな犬種、ミニチュアダックスフンドを家族に迎え入れたいと考えている方は多いのではないでしょうか。しかし、ミニチュアダックスフンドの性格や飼い方、運動量など、あまりにも有名すぎる犬種であるがために意外にも知らないことも多い犬種でもあります。そこで今回は、知ってそうで意外にも知らないミニチュアダックスフンドについてご紹介します。

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ミニチュアダックスフンドの特徴

公園のミニチュアダックスフンド

大きさ(体重/体高)

体のサイズ

  • 体高:21〜25cm
  • 体重:5kg前後

ミニチュアダックスフンドといえば、とても長い胴体と短い足が特徴の犬種で体は小さく、小型犬に分類されます。そんなミニチュアダックスフンドの体高は21〜25cmで、胸囲は30〜35cm、体重は5kg前後が平均とされています。

ミニチュアダックスフンドは、ダックスフンドという犬種が小型化されていくことで生まれた犬種です。そのため、ダックスフンドには3種類の大きさが存在していて、「スタンダード」「ミニチュア」「カニンヘン」に分かれます。つまりミニチュアダックスフンドは、ダックスフンドの中でも真ん中の大きさだということです。

ちなみにスタンダードの大きさは、体高23〜27cm、胸囲35cm以上、体重が10kg前後と、ミニチュアダックスフンドよりもかなり大きく、逆にカニンヘンの大きさは、体高15〜25cm、胸囲30cm以下、体重が3〜3.5kgと、世界で最も小さい犬種と言われているチワワとあまり変わらないほどの大きさとなっています。

なお、これらの分け方は日本の基準を元に紹介していますので、海外では分け方の数値は多少前後することもあります。

被毛の種類

スムースヘアード
スムースヘアードのミニチュアダックスフンド

ロングヘアード
ロングヘアードのミニチュアダックスフンド

ワイヤーヘアード
ワイヤーヘアードのミニチュアダックスフンド

  • スムースヘアード(短い)
  • ロングヘアード(柔らかくて長い被毛)
  • ワイヤーヘアード(硬毛で長毛)

ミニチュアダックスフンドは被毛に違いがあり、その種類は3つあります。この中でも原型とされているのがスムースヘアードで、短くツヤのある被毛が密集して生えています。

ロングヘアードは、緩やかなウェーブがかかっている被毛で、首、胸、お腹、足、尻尾、耳に飾り毛が生えているのが特徴です。そしてワイヤーヘアードは、カールした少し硬めの被毛となっていて、眉と顎の被毛が少し長めになっているのが特徴的です。

毛色の種類

3等のミニチュアダックスフンド

ミニチュアダックスフンドは被毛の種類が分かれているだけではなく、被毛カラーもバリエーション豊かな犬種として知られており、自分の好みにあった容姿のミニチュアダックスフンドを選べるのも楽しみの一つとなっています。そんなミニチュアダックスフンドの被毛カラーはこのようになっています。

  • レッド
  • ゴールド
  • クリーム
  • ブラウン
  • シェイテッドクリーム
  • ブラック&タン
  • ブランク&クリーム
  • チョコレート&タン

これらの被毛カラーの他に珍しいカラーとして以下のような模様があります。

  • ダップル(斑)
  • ブリンドル(濃い縞)
  • パイボールド(白地に班模様)
  • ワイルドボア(猪色)

「ダップル」とは、ブラック・レッド・グレーなどの地色にグレーやベージュなどの班が不規則に入っているカラーのことです。
「ブリンドル」とは、レッド・クリームの地色に濃い縞模様が入っている被毛パターンです。

「パイボールド」は、レッドもしくはダップルに白のカラーが入った模様のことです。このパイボールドに関しては、公式で認められていない被毛カラーとなっています。

そして最後のワイルドボアは、ダックスフンド特有の被毛カラーで別名「イノシシ色」とも呼ばれています。黒や茶色の混じった毛色で黒っぽい野性味のあるカラーと言われています。

体の特徴

あくびをしているミニチュアダックスフンド

ミニチュアダックスフンドの最大の特徴はその胴体の長さでしょう。体高に対して長すぎるその胴体は体高の2倍にもなると言われています。

つまり、ミニチュアダックスフンドの平均的な体高である21cmほどの個体であるならば、その体長は42cmにもなります。想像しただけでもアンバランスな体をしているのがわかります。

胴長である一方、手足は大変短くヨチヨチとした歩き方が可愛い犬種としても有名です。顔の特徴は垂れ耳と中くらいの長さのマズル、アーモンド型の瞳、力強く引き締まった口などが挙げられます。

胴長短足であるため、愛玩犬としてのイメージがとても強い犬種ですが、元々は小さな穴で狩猟ができる犬種として作出されているため見た目よりも筋肉質な体型をしています。

ミニチュアダックスフンドの性格

見上げ顔のミニチュアダックスフンド

性格

  • 明るい
  • 元気
  • 好奇心旺盛
  • 賢い
  • 順応性が早い
  • 自立心が強い
  • 警戒心が強い
  • 頑固

ミニチュアダックスフンドは、とても愛らしい見た目をしているだけではなく、性格も大変良く、まさに愛玩犬に適した見た目と性格をもつ犬種と言えます。とても明るく元気で、家族の中にいるだけで周りに元気を与えてくれるような陽気さを持っています。

元々、猟犬として活躍をしていた犬種であるため、好奇心旺盛で飼い主と一緒に遊ぶのが大好きです。さらに賢く、順応性も早いためしつけもしやすい犬種です。

そのため、初心者でも飼いやすい犬種としてペットショップやテレビや雑誌でも度々紹介されたり、おすすめをされたりする犬種でもあります。

ただ、ミニチュアダックスフンドは頑固な一面もあり、これと決めたらたとえ飼い主であろうと譲らないこともあります。しかし、賢い犬種であるため、しっかりとしつけをすればそこまで困るようなことはありません。

あまりにも甘やかしすぎたり、好き勝手にさせたりすると、扱いにくい性格の個体になりますので注意が必要です。

ミニチュアダックスフンドは、訓練を受け入れやすい性格をしているため、子犬のうちから最低限のトレーニングを行えば、比較的簡単にしつけを行える犬種です。また、子供とも遊ぶことができるためファミリー層にもおすすめです。

犬を飼うのが初めてだという初心者の方、子供に兄弟のような存在を作ってあげたいと思っている方、明るく楽しい家庭を築きたいと思っている方は、ぜひ家族に迎え入れることを検討されてみてはいかがでしょうか。

ただし、ミニチュアダックスフンドは十分な運動時間が確保できず、ストレスをため込んでしまうと、無駄吠えや噛み癖が多くなってしまう犬種でもありますので、家族に迎え入れる時は1日に1回は一緒に運動をしてあげる時間を作るようにしましょう。

ミニチュアダックスフンドの寿命

白い缶の中のミニチュアダックスフンド

平均寿命

13〜16歳

ミニチュアダックスフンドの平均寿命は13〜16歳、人間の年齢に換算すると70〜80歳と行ったところです。

この13〜16歳という寿命も、犬の中では比較的長生きだと言えます。その理由としては、ミニチュアダックスフンドは、その昔猟犬として活躍をしていたためか体が強い犬種であるからと言えます。なお、ミニチュアダックスフンドの世界最高齢は22歳です。

どれだけ長生きをするかというのは、その個体が今までどのような生活を送り、どのような環境で過ごしてきたか、またはどのような餌を食べてきたか、病気を早期発見、早期治療が行えたかによって異なります。

ぜひミニチュアダックスフンドを家族として迎え入れた方は、少しでも長生きできるように健康的な生活を送らせてあげるようにしましょう。

ミニチュアダックスフンドの子犬の値段

こちらを見ているミニチュアダックスフンド

価格の相場

15万〜20万円

ミニチュアダックスフンドは日本で大変人気の犬種であるため、近所のペットショップでも頻繁に見かけます。そのため子犬の価格もそれほど高額になることはなく、相場としては15万〜20万円となっています。

しかし、同じミニチュアダックスフンドでも血統、性別、毛色、見た目などによって値段の違いが出てきます。ミニチュアダックスフンドは被毛カラーがとても多い犬種ですが、その中でも特に珍しい被毛カラーをしている場合は価格が高騰しやすくなります。

特に珍しいとされている「ダップル」や、単色の中でも人気の高い「クリーム」はお値段が上がりやすいようです。さらに血統や性格にもよって違いはありますし、オスよりもメスの方が少々価格は高くなりがちです。

しかし、どのミニチュアダックスフンドだとしても、可愛い個体であることに変わりはありませんので、見た目にこだわる気持ちもわかりますが、最終的にはフィーリングの合った子を選ぶと良い関係が築けるかもしれません。

なお、高額なミニチュアダックスフンドになると、お値段は50万円近くになることもあるので知識としてぜひ覚えておきましょう。

ミニチュアダックスフンドをブリーダーから迎えるには

赤い服を着ているミニチュアダックスフンド

ミニチュアダックスフンドは、ペットショップでも頻繁に取り扱われる犬種であるため比較的簡単に手に入ります。

しかし、ミニチュアダックスフンドほどの人気犬種となると、利益のためだけに無理な繁殖を繰り返しさせたり、劣悪な環境で母犬や子犬を飼育したりする悪徳ブリーダーが多く存在しているのも事実です。

そのような劣悪な環境で生まれたミニチュアダックスフンドの子犬は、先天的な病気を抱えていたり、生まれつき体が弱かったりする個体が生まれる可能性もあります。

そのような個体を家族に迎えてしまったら、迎え入れた直後に命を落として悲しい気持ちを味わうことになる可能性もあります。また、健康面に問題がなかったとしても、そのような悪徳ブリーダーは出産後すぐに母犬と子犬を離してしまうため、子犬の精神面が不安定になっていることもあります。

せっかく家族として迎え入れるので健康的な体を持っているのはもちろん、乳児期は母犬と幸せな時間を過ごし、ブリーダーからも愛情たっぷりに育てられた子犬を迎え入れたいですよね。

そのためには、ペットショップからではなく、ブリーダーから直接子犬を迎え入れる方法を選択するのがおすすめです。というのも、ミニチュアダックスフンドを商品としか見ていないような悪徳ブリーダーはペットショップに卸している人が多く、店頭に並んでいる子犬の中に紛れている可能性があるからです。

さらにペットショップで購入をする場合、その子犬がどこで繁殖をされてどんなブリーダーから送り出された子犬なのかがわからず、知らないうちに間接的に悪徳ブリーダーから子犬を購入するリスクがあります。

悪徳ブリーダーから子犬を購入したくないと思うのであれば、ミニチュアダックスフンドを繁殖しているブリーダーの元に訪問して見学をする方が安心です。

自分の目で子犬がどのような生活環境で育ち、どんな生活環境で暮らす母犬から生まれてきたのかを確認するのと同時に、実際に繁殖を行っているブリーダーの人柄を見てから迎え入れる方が、より健康で、より性格の良い子犬を見つけられるはずです。

またブリーダーから迎え入れた場合、迎え入れた後のしつけやお世話についてわからないことがあれば、気軽に相談ができるというのも大変良いでしょう。

ブリーダーを探す方法は、ネットで検索をして口コミ評価を参考に実際にブリーダーの元を訪れて見学をしてみましょう。

そこで運命の子犬に出会えたならばそれでもよし、何となくブリーダーの人間性に不信感を覚えた、気に入った子犬がいなかったという場合は、お断りをして違うブリーダーの元に訪れても良いでしょう。

ミニチュアダックスフンドは大変人気の犬種であるため、全国各地にブリーダーが存在しています。ぜひ、根気よく信頼できるブリーダーを探して、フィーリングの合う子犬を見つけてくださいね。

ミニチュアダックスフンドの里親になるには

ミニチュアダックスフンドとぬいぐるみ

ミニチュアダックスフンドは大変人気の犬種で、飼育をしている家庭も多いため里親に出される子も他の犬種よりも多くなります。

里親に出される理由としては、飼い主の事情によって飼えなくなった子や、飼い主の急死によって行き場を失ってしまった子の他にも、人間の身勝手な理由で捨てられたり、多頭崩壊によって保護されたりした子など様々です。

そのような行き場を失ったミニチュアダックスフンドを家族として迎え入れることは、保護犬の命を救うことにもなります。

里親に出されている個体は成犬がほとんどですが、成犬はしつけも完了していることも多く、ミニチュアダックスフンド自体が陽気で明るい性格をしているため、家族として迎え入れてもすぐに仲良くなれるはずです。

里親募集をされる場合、ネットの里親募集掲示板や犬の保護団体のサイトなどにも情報が掲載されますので、ぜひ小まめにチェックをしましょう。

ミニチュアダックスフンドは大変人気の高い犬種ですから、たとえ成犬でも募集が一度かかればすぐに応募者が殺到してしまいます。そのため、里親としてミニチュアダックスフンドを迎え入れたいと考えている方は、募集がかかればすぐに応募できるように日頃から迎え入れる準備をするのと同時に、小まめに里親情報をチェックするようにしましょう。

ミニチュアダックスフンドの飼い方

カートに乗っている2頭のミニチュアダックスフンド

環境

ミニチュアダックスフンドは手足が短く、胴体が長いというバランスがいいとは言いづらい体をしています。そのため、ちょっとした段差や階段などが苦手で転倒をしてしまったり、フローリングなどで滑ったりしてしまい、股関節を痛めてしまう可能性もあります。

そのような股関節に負担をかけるような生活をさせないために、ぜひ気をつけて欲しいのがお部屋のバリアフリー化です。

転倒防止のために階段や段差にスロープをつけてあげる、床が滑りにくいようにマットを敷いてあげたり、滑り止めのワックスを塗ってあげたりするなど、足腰に負担のかかるような場所はバリアフリーにしてあげましょう。

さらに、ミニチュアダックスフンドは好奇心旺盛で活発な犬種ですから、お部屋の中でも比較的動き回る犬種です。そのため、お部屋の中にある電気コードで遊んだり、走っている途中でつまずいてしまったりする事故もあります。

そのような危険を避けるためにも、ミニチュアダックスフンドをお部屋で飼育するときは生活の支障になりそうなものを極力まで排除するようにしましょう。

また事故を防ぐためにも、子犬の頃からお部屋の中で放し飼いをするのではなく、サークルを用意してあげてお留守番や夜に寝るときは、その中で過ごすようにさせてあげると事故を未然に防ぐことができます。

今からミニチュアダックスフンドを迎え入れたいと考えている方は、サークルを用意してあげることも検討しましょう。

運動

穴を掘るミニチュアダックスフンド

ミニチュアダックスフンドはとても小さい犬種であるため、あまり散歩をしなくても室内で遊ばせてあげれば十分なのでは?と考えている方も多いかもしれません。

ですが、元々は猟犬として働いていた犬種であるため、運動量は多く、外で走り回ることも大好きです。そのため、最低でも1日1回はお外に連れ出してあげる必要があります。

お散歩の時間が目安として1回20〜30分ほど、普通の速度で散歩をさせる他にも、少々早足で歩かせてあげても喜んでもらえます。また、公園でボールなどを使って遊んであげても喜びますので、ぜひスキンシップがてらに愛犬との楽しい時間を過ごしてください。

しつけ

散歩中のミニチュアダックスフンド

基本的にミニチュアダックスフンドはしつけがしやすい犬種と言われているので、初心者でもすんなりとしつけのトレーニングが行えます。ですが、中にはどうしても無駄吠えや噛み癖が直らずに困っている方たちもいます。

その原因の大半は、犬を甘やかしすぎてわがままに育ててしまったり、何らかのストレスを与えてしまったりする環境で生活をさせている可能性が高いと思われます。

特に生活環境によるストレスは、無駄吠えなどの問題行動の他にも体調不良の原因となる可能性もあります。「しつけをしているはずなのに無駄吠えや噛み癖が直らない!」とイライラしてしまうかもしれませんが、その行動には理由があるはずです。

ミニチュアダックスフンドにとって快適な住環境を与えているか、さみしい思いはさせていないか、運動不足によるストレスをため込んでいないかなど、問題行動の原因についてしっかりと考えて、改善をしてあげることで解決することもあります。

食事中のミニチュアダックスフンド

ミニチュアダックスフンドは筋肉質な体を持っているため、良質なたんぱく質を摂取することが大切です。また、炭水化物やビタミン、ミネラルといった成分をバランスよく摂取することで、健康的な体を維持できます。

また、ミニチュアダックスフンドは肥満になりやすい犬種でもあるため、あまりにも多く餌を与えてしまうとすぐに太ってしまう可能性があります。そのため、餌は低脂質なものを選び、おやつは節度を守って与えるようにしましょう。

さらに、肥満対策として日頃から運動をする習慣をつけて、健康的な体で長生きをしてもらうように管理をしてあげましょう。

お手入れ

ブラッシング中のミニチュアダックスフンド

ミニチュアダックスフンドは被毛の種類が3つもあるため、お手入れも被毛によって少々異なります。

スムースヘアードの場合

最もお手入れが楽なのは「スムースヘアード」で週に1回程度ブラッシングをしてあげる他、ぬるま湯で濡らしたタオルで体全体を拭いてあげるだけで良いでしょう。スムースは抜け毛も少なく、ブラッシングの頻度も少なくて済みますので初心者にもオススメの種類と言えるでしょう。

ロングヘアードの場合

最も被毛が抜けやすいと言われているのが「ロングヘアード」です。ロングヘアードのミニチュアダックスフンドは、抜け毛が大変多くブラッシングを怠ると、お部屋の家具やソファーにすぐ抜け毛がひっついてしまいます。

そのため、ロングヘアードのミニチュアダックスフンドを家族に迎え入れたならば小まめにお手入れをしてあげるようにしましょう。また、ロングヘアードの子は毛玉ができやすくなりますので、脇の下などの見えにくいところも小まめにチェックをしてあげてください。毛玉ができていそうならば、スリッカーブラシで小まめにとかしてあげるようにしましょう。

ワイヤーヘアードの場合

ワイヤーヘアードもロングほどではないにしろ抜け毛が多く、毛玉になりやすい被毛をしていますので、小まめなブラッシングをしてあげるだけではなく、毛玉ができないようにスリッカーブラシでのケアを怠らないようにしましょう。

トリミングカットについて

ミニチュアダックスフンドのスムースは被毛が短いため、カットを行う必要はありません。ですが、ロングやワイヤーの場合、カットをした方がいい場合もあります。

特にロングヘアードの場合は、抜け毛も多く、肛門周りに長い毛が残っていると、排泄物が付着してしまい不潔な状態になることもあります。

そのため、ロングヘアードのミニチュアダックスフンドを飼育している方の中には、頭や尻尾や手足の先以外の毛を短くカットしたサマーカットやライオンカットにしたり、飾り毛をカットしてあげたりするスタイルをする場合もあります。

生活環境や抜け毛のお手入れなどによって、カットをするかどうかの決断は異なってきますので、よく吟味をしながら決断をしてください。

ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気

笑っているかわいいミニチュアダックスフンド

椎間板ヘルニア

ミニチュアダックスフンドの代表的な病気といえば「椎間板ヘルニア」でしょう。

椎間板とは、背骨と背骨の間を支えるクッションのような役割をするところです。この椎間板が変形して、本来あるべき位置から飛び出してしまうことで、激しい痛みや下半身の麻痺といった症状を引き起こしてしまうのがこの病気です。

ミニチュアダックスフンドは、椎間板ヘルニアを先天的に発症しやすい犬種で、一般的に3〜6歳頃から兆候が見られます。この病気は一度完治しても何度も再発をし、再発をするたびに重症化していきます。

また、椎間板ヘルニアは肥満によって体重が増加をしたことで背骨に負担が大きくかかってしまい、発症してしまうこともあります。さらに原因として言われているのが、「段差の登り下り、階段などからの転倒、無理な運動」があげられます。

痛みが強くなると、運動を嫌がるようになり、それがさらに肥満へとつながるといった悪循環に陥る可能性も高い病気です。ぜひ犬のためにも、日頃から椎間板ヘルニアにならないようにバリアフリーをしっかりと行った生活環境を用意してあげましょう。

クッシング症候群

あまり聞きなれない病気かもしれませんが、腎臓の上にある副腎から生成されるホルモンバランスの異常によって、多尿、多水、腹部が腫れる、脱毛といった症状が見られます。それと同時に、糖尿病や甲状腺機能低下症などの合併症を発症し悪化してしまう可能性のある病気です。

予防法はストレスをため込まない生活を心がけるのと同時に、少しでも異変を感じたならば、すぐに動物病院へ向かうようにして早期治療を行うことが大切です。

熱中症

ミニチュアダックスフンドは足が短く地面と体が近いため、あまりにも暑い日は熱中症になりやすい犬種と言われています。

そのため、夏などの暑い日は熱中症に配慮をして、日中を避けて朝方や夕方などの涼しい時間に散歩をしてあげるようにしましょう。また、熱を感じやすいアスファルの散歩は極力避けてあげると、さらにいいかもしれませんね。

しかし、熱中症を恐れて散歩をさせないでいると、運動不足によるストレスで様々な悪影響が生じることもありますので、十分に気をつけながらも散歩は欠かさず行ってあげましょう。

ミニチュアダックスフンドの歴史

横を向いているミニチュアダックスフンド

ミニチュアダックスフンド(Miniature Dachshund)の歴史を説明するためには、ミニチュアダックスフンドの元となっているダックスフンドについてご説明をしなければなりません。

ダックスフンドは中世の頃に作出された犬種で原産国であるドイツの「アナグマ」を意味するダックスという言葉から名付けられました。

元々は用途の広い大変優秀な狩猟犬として親しまれており、スイスの山岳地帯などで飼われていましたが、用途に合わせてその大きさは小型化されていき今のような3種類の大きさになっていったと言われています。

そのため、ダックスフンドはもともとスタンダードの大きさの個体しかおらず、スタンダードにピンシャーなどを掛け合わせて作られたのがミニチュアダックスフンドなのです。

このミニチュアダックスフンドは、日本ではごく一般的な家庭犬というイメージが強いのですが、実際にはとても優秀なハンターで、自分の体よりも大きなアナグマですら捕らえることができます。また、小さな体を活かしてウサギを狩るのも得意な犬種でもあります。

なお、ミニチュアダックスフンドとは、実は正式な犬種とされているのではなく、あくまでもダックスフンドという犬種の中の種類の一つという括りです。ミニチュアダックスフンドは厳密にいうとダックスという種類の3サイズある中での中間くらいの大きさの個体ということになります。

日本の血統団体である「ジャパンケネルクラブ」では、ダックスフンドという犬種の中に「バラエティー」というサイズを記載する項目があります。基準としては、生後15ヶ月を経過した時点で胸囲30〜35cm範囲であればミニチュアと認められ、それ以上ならばスタンダード、以下ならばカニンヘンとなります。

そのため、ミニチュアダックスフンドを両親に持つダックスフンドでも、大きい個体ならば「スタンダード」として扱われることもあります。だからといって犬種が変わる訳ではありませんので、特に気にすることはありません。知識の一つとしてぜひ覚えておきましょう。

そんなミニチュアダックスフンドは活発で体も丈夫であるため、海外ではドッグスポーツで活躍している個体も数多く存在しているほか、日本でも警察犬として働くミニチュアダックスフンドが存在しています。

さらに、狭い場所でも活動できるため災害救助犬として活躍をしていたり、捜索活動を行う仕事をしたりするミニチュアダックスフンドも存在するなど、家庭犬としてだけではなく、人の役に立つ仕事をしている個体もたくさん存在している大変優秀な犬種なのです。

様々なトレーニングもこなせ、しつけもしやすいだけではなく、性格も明るく、陽気で人間ともうまくやっていける性格が日本でも絶大な支持を集めており、ミニチュアダックスフンドは毎年日本の人気犬種ランキングでベスト10に必ず入るほど一般的な犬種となりました。

恐らくこれから先も人気が衰えることはない、不動の人気を誇る犬種であり続けるであろうということが予想されます。

まとめ

仰向けになっているミニチュアダックスフンド

今回は犬好きはもちろん、犬についてあまり馴染みのない人や、犬があまり好きではないという人でも知っている大変ポピュラーで人気の高い犬種、ミニチュアダックスフンドについてご紹介しました。

ミニチュアダックスフンドはとても賢く、性格も明るく人懐っこいだけではなく、トレーニングも行いやすい、初心者にも上級者にも愛される大変オススメの犬種です。

あまりにも甘やかしたり、わがままを聞きすぎてしまうと頑固な面もあるため扱いにくい個体になることもありますが、しつけをしっかりと行い信頼関係を築くことができれば、この世で唯一無二のパートナーとなってくれます。

ぜひ、ミニチュアダックスフンドを家族に迎え入れることを真剣に検討されてみてはいかがでしょうか?きっと明るくて楽しい生活が待っていますよ!

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