【キャバリアの性格って?】飼い方は?値段など特徴について

キャバリアの性格をまとめています。特徴(大きさ・魅力・正式名称・毛色・歴史)病気、飼い方(食事・手入れ)しつけ、散歩、飼いやすさ(抜け毛や体臭)、値段相場についての情報を掲載。飼ってから後悔しないために。可愛い子犬の画像と動画も。

キャバリアの性格

キャバリアの性格

穏やかで愛情深く、争いごとを好まない性格です。飼い主に従順な一方で社交的でもあり、家族以外の人間や他の犬とも仲良くしようとします。優しい性格なので、小さなお子さんがいる家庭でも飼いやすいでしょう。

落ち着きがある一方、活発で遊び好きなところもあります。お家に迎え入れたら、たくさん遊んであげましょう。

気温差に弱いため、室内飼いが基本となります。寂しがりやなため、たくさん相手してあげることが大事で、家人が不在の時間が長い家庭にはあまり向かないでしょう。

キャバリアのしつけ

キャバリアは穏やかで飼い主に従順な性格です。理解力が高いことに加え、無駄吠えや噛み癖もないのでそれほどしつけで困ることはありません。犬を飼うのが初めての人でも難しいと感じることは少ない犬種です。

しつけの主なポイントは「大声で叱ったりせず褒めて伸ばす」です。ただし甘やかすのではなく、やって良いことと悪いことをきちんと教える必要があります。悪いことをしたときに、いつもより低めの声で「ダメ」と短く伝えるだけで十分です。

上手にできたらたくさん褒めてあげましょう。しつけにメリハリをつけるのがコツです。

キャバリアの特徴

キャバリアの特徴

キャバリアを見てまず目につくのが、丸く大きな目と垂れ耳でしょう。平らな額と長めのマズルで、とても愛らしく魅力的な顔つきをしています。被毛は絹のように柔らかくウェーブがかかっている子も多いです。また耳と脚に飾り毛があるのも特徴です。

国際的愛犬団体のJLC(ジャパンケネルクラブ)で公認されているキャバリアの毛色は次の4種類です。

  • ブラック&タン:黒ベースに眉や頬、脚などにタン(ブラウンやレッドなど)模が入った毛色です。
  • ルビー:全体が鮮やかな赤茶色の1色で構成された毛色です。一般的にはレッドと呼ばれる色ですが王侯貴族に愛されていたことから、赤い宝石であるルビーと呼ばれるようになったようです。4色の中では最もレアな毛色です。
  • ブレンハイム:白ベースに明るい茶色の模様が入ったキャバリア特有の毛色です。頭頂部にロザンジュというひし形の模様があると評価が高くなります。
  • トライカラー:白ベースに黒と茶色が入った3色で構成された毛色です。

キャバリアの毛色

キャバリアの寿命

キャバリアの平均寿命は9~14歳といわれています。小型犬の平均寿命は12~15歳のため、やや短めな傾向にあります。これは遺伝的に心臓病にかかりやすいことが関係しているのではと考えられています。
ただし、個体差や生活環境などによっても変わってきます。愛犬に長生きしてもらうためには、飼い主がより良い生活環境を整え、健康管理に気をつけることが重要です。

ちなみに、正式な記録ではありませんが、日本では19歳まで生きたキャバリアがいたと言われています。

キャバリアのかかりやすい病気

キャバリアの健康管理をする上で、かかりやすい病気について知っておくことは重要です。
ここでは比較的かかりやすい病気をいくつか紹介します。

【僧坊弁閉鎖不全症】
心臓病の一種で、キャバリアは遺伝的に発症が多い犬種です。他犬種ではシニア期以降の発症ですが、キャバリアの場合は4~5歳からの発症例も少なくありません。
心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁が閉じなくなることで血液の逆流が起きてしまう病気です。
症状は、ゼーゼーと咳をするようになり散歩を嫌がる、運動後などに倒れてしまったりする場合もあります。重症化すると肺水腫や呼吸困難を引き起こすため、早期発見するためにも定期的に健康診断を受けるようにしましょう。

【短頭種気道症候群】
キャバリアは、パグなどの短頭種と交配され、マズルが短かった時期があります。
そのため鼻から気管にかけて狭くなりやすく呼吸がうまくおこなえない場合があります。
いびきをかく、すぐにハァハァと口呼吸する、激しい運動をすると呼吸困難を引き起こすことがあります。激しい運動や夏場の散歩、肥満などには十分に注意し、症状が見られたら早めに獣医師に相談しましょう。

【外耳炎】
大きな垂れ耳をもつキャバリアは、耳の内部が蒸れやすく耳道(耳の穴から鼓膜までの間)に炎症が起こる外耳炎になりやすい犬種です。
高温多湿の時期は細菌が繁殖しやすいので、耳垢が増える、耳が臭くなる、頭を振るなどの症状が見られたら、動物病院を受診しましょう。

動物病院にもよりますが、一般に犬の病気の治療には高額な費用がかかります。治療内容によっては1度に10万円以上かかることも珍しくありません。

費用が心配で治療を受けさせられないといったことがないように、ペット保険には加入しておきましょう。年齢が上がるほど保険料も高くなり、健康状態によっては加入を断られることもあります。万が一に備え、若く健康なうちに加入しておくのがおすすめです。

キャバリアの飼い方

キャバリアの散歩

キャバリアはそれほど運動量を必要とする犬種ではありませんが、ストレス発散や肥満を防ぐためにも毎日行いましょう。
散歩は1日2回、1回につき20~30分程度が好ましいです。距離にして1~2kmほどです。

キャバリアは暑さに弱い犬種です。夏の暑い時間帯は熱中症になる恐れや、熱くなったアスファルトで肉球がやけどする危険性もあるため、早朝と夜に散歩すると良いでしょう。冬は日が高い位置にある暖かい時間のうちに散歩させることが望ましいです。

キャバリアのお手入れ

キャバリアの被毛はオーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の2種類で構成されたダブルコートです。
ダブルコートの犬種は一年を通して抜け毛の量が多く、とくに春と秋の換毛期には大量の毛が抜けます。
ブラッシングは1日1回、換毛期には1日数回こまめに行うことで、美しい被毛を保つことができ、マッサージ効果も期待できます。

シャンプーは月に1~2回を目安に行うといいでしょう。抜け毛対策、皮脂の汚れやノミやダニ対策になります。ただし、犬は皮膚が弱い動物なので洗いすぎや刺激の強い人間用のシャンプーは控えましょう。刺激の少ない犬用のシャンプーがおすすめです。

耳は垂れ耳で蒸れやすいので、見える範囲の耳垢などは耳洗浄液を使って優しく拭いてあげましょう。とくに梅雨〜夏は外耳炎になりやすいので注意が必要です。
皮膚や耳のチェックも兼ねて、月に1回程度のトリミングがおすすめです。

キャバリアの食事

主食は栄養バランスが取れるように作られた総合栄養食(ドックフード)を与えましょう。
また成長や年齢ごとに必要な栄養素が異なるため、「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「ダイエット用」など目的に応じたフードを選ぶことが重要です。

子犬期は1度に食べられる量が少ないため、1日の規定量を3~4回分に分けて与えます。

成犬は1日2回が目安です。

キャバリアは食いしん坊な子が多く、太りやすい体質です。肥満になると病気につながるため、フードは適量を守り、おやつのあげすぎには注意するなど食生活には気をつけましょう。

キャバリアの飼いやすさ

キャバリアは愛情深く性格の良い子が多い犬種で、しつけも難しくありません。心臓病にかかりやすいとされますが、肥満にならないよう気を付けることで発症リスクを下げることは可能です。

遊び好きの寂しがりなのでたっぷりと遊んだり散歩させたりしてストレスを発散させてやり、食事管理をきちんと行えば健康に生きてくれるでしょう。

犬を初めて飼う場合でも小さなお子さんがいる家庭でも、比較的飼いやすい犬種です。

なお、キャバリアを迎え入れるときは、ケージや食器、首輪などの飼育グッズをそろえたり、ワクチンを接種したりするのにお金がかかります。自治体への登録も必要です。生体価格のほかに、初期費用として5~6万円はみておきましょう。

キャバリアの値段

キャバリアの値段

キャバリアの平均価格は10万~25万円前後です。
ペットショップの平均価格は20~25万円、ブリーダーの平均価格は18~24万円が相場です。

血統や見た目、毛色などにより価格の差が大きい傾向があります。

チャンピオンを両親にもった子犬の場合、30万円以上、なかには50万円を超える場合もあるようです。

毛色はレアカラーのルビーやロザンジュが高めの傾向があります。

  • ブレンハイム :10~25万円
  • トライカラー :10~25万円
  • ブラック&タン:20万円前後
  • ルビー    :25万円~
  • ブレンハイム ロザンジュ:25万円~

キャバリアのブリーダー

地域 都道府県
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キャバリアの子犬

 

キャバリア図鑑

 

キャバリア図鑑

キャバリアの歴史

キャバリアの正式名称は「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」です。キャバリアは「中世の騎士」の意味。「騎士」と「キング(王)」とを名に持つキャバリアには、イギリス王室と深く関わる歴史があります。

時代は16~19世紀ごろ、古くから愛犬家として知られるイギリス王室ではいろいろなスパニエル犬種が飼育されていました。なかでもチャールズ2世(キング・チャールズ)に大変愛されたことでも有名で、当時はコッカースパニエルによく似た外見だったと言われています。

18世紀に入ると東洋から狆やパグなどのマズルの短い犬種(短頭種)がイギリスに持ち込まれ人気が出てきたため、スパニエル種と短頭種との交配が進みます。やがてスパニエルにも短頭種が誕生し、「キング・チャールズ・スパニエル」の名が付けられました。

現在のキャバリアより一回り小さい鼻ぺちゃのかわいい犬は、ヨーロッパの王室や貴族たちに愛されてきましたが、呼吸器疾患などにかかりやすいことが懸念されていました。そのことを残念に思った愛好家たちが、19世紀前半に入り、マズルの長い初期のスパニエルの姿にもどす運動を始めました。こうして固定されたキング・チャールズ・スパニエルに、中世の騎士を意味するキャバリアを付けて「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」として1945年にイギリスで犬種登録されました。

キャバリアの大きさ

キャバリアの大きさ

キャバリアは小型犬に分類されますが、そのなかでは比較的大きめです。サイズは、体高 30~33cm、体重 5.4~8kgの範囲内で、小型でありバランスの取れたものが望ましいとされています。体高よりもやや体長で、骨太でがっちりとした体型です。性別による体格の違いはあまり見られず、オスでもメスでもほぼ同じように育ちます。

キャバリアの子犬は約300gで誕生し、生後1ヶ月では約1kgと小さいですが、3ヶ月で約2kgになり6ヶ月で約4~5kgと日に日に体が大きくなっていきます。およそ1年で成犬の体型になりますが、遺伝的に小型の子の場合は6ヶ月位で成犬の体型に達し成長が止まる場合もあります。

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