【ミニチュアシュナウザーの性格】飼い方や価格など特徴について

長い口ひげと愛嬌がある眉毛がチャームポイントのミニチュアシュナウザー。みなさんはどのような印象を持っていますか?ミニチュアシュナウザーの歴史や性格、かかりやすい病気、しつけや値段などを解説していきます。

ミニチュアシュナウザーの性格について

ミニチュアシュナウザーの特徴

ミニチュアシュナウザーの特徴

ミニチュアシュナウザーの性格は以下のような特徴があります。

  • とても明るく活発で親しみやすい
  • 遊ぶことが好き
  • 飼い主の命令に従順
  • 信頼関係が築きやすい
  • 甘えん坊
  • 頑固な性格
  • 繊細

心を許した飼い主に対しては甘えん坊の一面もあり、飼い主さんの心を十分に満たしてくれるでしょう。

小型犬とはいえ、もとは人間の仕事を手伝う犬種だったことから、体を思いっきり動かす遊びが大好きです。体も筋肉質でしっかりしており、日々の運動量が必要な犬種です。
お散歩やドッグランを走らせる休日を過ごすなど、飼い主さんも活動的になれるのではないでしょうか。

しかし、注意点としては好奇心旺盛な性格である反面、忠実さゆえの頑固なところがあり、信頼していない相手に対し警戒心をむき出しにすることも多いので、他の犬や見知らぬ人と接するときには注意が必要です。

ミニチュアシュナウザーの見た目の特徴

ミニチュアシュナウザーのお顔の特徴的なところをあげると

  • 口ひげ
  • 長くてふさふさの眉毛
  • 前方に折れた耳(三角に折れた耳)※自然に立ち耳の子もいる
  • 大きめの真っ黒な鼻

眉毛も口ひげもダンディーで、男性からもとても人気が高い犬種です。

鼻はしっかりとした大きさがあり真っ黒で、長く下がった眉毛や口ひげの特徴もあわせると“おじいさん”を彷彿させる顔立ちです。

口ひげや長い眉毛の印象とは反対に、眉毛に隠れがちな目は真っ黒で、その瞳はつぶらでとてもかわいらしいです。

口周りと眉毛部分の毛のボリュームを活かしたカットスタイルも人気で、独特な四角いお顔はミニチュアシュナウザーにしかない特徴といえます。

ミニチュアシュナウザーの歴史

ミニチュアシュナウザー図鑑

ミニチュアシュナウザーは、ドイツ原産の小型犬です。
もとになった犬種は中型犬のシュナウザーで、名前の由来はドイツ語で「シュナウツ(口ひげ)「です。お顔の可愛いあごひげ部分がそのまま名前に反映されています。

シュナウザーは14世紀ごろからドイツの一般家庭で親しまれており、農家などでは使役犬という、“仕事をする犬”として人々のそばにいました。

そして、シュナウザーを小型化した犬種をミニチュアシュナウザーと呼びます。農場などで小さなネズミなどの駆除目的で改良され、1899年のドッグショーで初披露され公認犬種となりました。

ミニチュアシュナウザーの大きさ

ミニチュアシュナウザーの大きさ

成犬時の体高・体重は以下のようになります。

  • 体高…30~35㎝
  • 体重…4~8㎏
オスとメスで体格的な差はほとんどありません。

ミニチュアシュナウザーはスタンダードシュナウザーの原型の特徴を色濃く引き継ぎました。小型化すると、マズルの長さが短くなるなど原型と形が異なる部分が出る可能性が高いのですが、ミニチュアシュナウザーは小さいながらもしっかりと作業犬や狩猟犬特有の筋肉質でがっちりとした体格が特徴となっています。

平均体重や体重の管理等の情報については下記をご参考ください。

→ミニチュアシュナウザーの体重

ミニチュアシュナウザーの被毛

犬の被毛は「ダブルコート」「シングルコート」という2種類があります。

ダブルコートはアンダーコート(下毛)とオーバーコート(上毛)という2層の構造になっています。寒さなどから身を守るために生えているアンダーコートは夏には抜けて生え変わります。その生え変わりの時期を換毛期といいます。

ミニチュアシュナウザーの毛の構造は、ダブルコートなので普通に考えれば抜け毛が多いはずですが、換毛期がない犬種なので大量に毛が抜けることはありません。ただし「抜け毛が少ない=お手入れが必要ない」というわけではありません。

ミニチュアシュナウザーの被毛は、オーバーコート(上毛)は固くバリバリとした硬いワイヤーのような毛です。毛が伸びる犬種なので、毛並みを良くするには毎日のブラッシングを欠かさないこと、またトリミングやシャンプーは定期的に必須となります。

詳しい抜け毛の情報については下記をご参考ください。

→ミニチュアシュナウザーの抜け毛

ミニチュアシュナウザー毛色の種類

ミニチュアシュナウザー毛色の種類

ミニチュアシュナウザーの毛色は大きくなるにつれて若干変化し、子犬のころは色が濃く、成犬になると薄くなっていきます。

公認カラーは以下の4種類で、人気色は値段が高めになります。

  • 人気№1 ソルト&ペッパー(アンダーコートはグレー)
  • 人気№2 ブラックシルバー(アンダーコートは黒)
  • 人気№3 黒(オーバーコートもアンダーコートも黒)
  • 人気№4 白(オーバーコートもアンダーコートも白)

一番人気のソルト&ペッパーは、日本のペットショップでもよく見かけます。

色の名前の通りに、白にコショウをまぶしたようなまだらな色合いで、全体的にグレーのワイヤーヘアが特徴です。黒と白は、ミニチュアシュナウザーの独特な眉毛と口ひげも濃淡なく1色なので、特徴にかけるのか人気は高くありません。

最も値段の差が出るのは“血統”によるものが大きいのですが、毛色の種類と大きさでも子犬の値段に差がでます。

ミニチュアシュナウザーの寿命

ミニチュアシュナウザーの寿命について

ミニチュアシュナウザーの平均寿命は、12歳~15歳です。成犬になるまでのスピードがはやく、約8~10ヶ月程度で成犬の体格になります。

ミニチュアシュナウザーは小型犬に分類されるため性成熟がはやく、メス犬では生後5~6ヶ月頃にはじめての発情期がきます。なお、オスとメスで寿命に大きな差はありません。

ミニチュアシュナウザーのギネス最高記録としては、現在18歳の犬がギネス記録更新中とのことです。人間は人生100年時代などと言われていますが、犬は20歳でも長生きといえます。

もともと活発なミニチュアシュナウザーですが、老化にともない足腰が弱ることで歩く量が極端に減り、段差を超えられないことも増えてきます。また寝ている時間が長くなるのも老化の特徴です。老年期を迎えたら無理せずにゆっくり過ごさせてあげましょう。

さらに詳しいミニチュアシュナウザーの寿命についてはこちらをご覧ください。
→ミニチュアシュナウザーの寿命

ミニチュアシュナウザーの病気

ミニチュアシュナウザーの病気について

ミニチュアシュナウザーに多い病気を7つ解説していきます。

【胆石症】
主な症状…目や口の粘膜に黄疸、激しい腹痛(症状は出にくく気づきにくい)

胆石症は、胆のうや胆管に胆石がたまる病気です。原因の一つとして肥満が挙げられます。室内飼育で運動不足となり、肥満になるミニチュアシュナウザーが多いので、しっかりとした食事管理と運動が必要です。

【膵炎(すいえん)】
主な症状…下痢や嘔吐、消化不良、体重の減少、腹痛によるショック症状など

膵臓の病気です。中高齢のメスにおおくみられ、主な原因は肥満ですが、他にも過去に腹部手術をしたことがも原因となる場合もあります。予防はできることは、カロリーコントロールされた食事と運動や定期的な健康診断です。

【糖尿病】
主な症状…食欲低下や多飲、嘔吐や下痢、体重の減少

糖尿病は合併症を伴う病気なので、白内障や肝臓・皮膚などの病気や感染症などに気を付けましょう。原因は免疫異常や、生活習慣に問題があることが多く、予防はなんといっても食事の管理と運動です。

あとは血液検査と尿検査を定期的に行い、生活習慣に関しても獣医さんからの指導を受けるなどして普段から体調管理を行いましょう。

【尿路結石症】
主な症状…おしっこをする際の激しい痛みや血尿など

腎臓や膀胱に結石ができる病気です。オスに発症しやすく、ミニチュアシュナウザーは水を飲む量が少ない傾向にあるので、尿路結石症になりやすいといわれています。

水分を十分に摂取し、排尿は我慢しないようにしましょう。また、結石のもととなるミネラル過多にならないような食事にしましょう。

【白内障】
主な症状…目の色が白く濁ってくる、見えなくなる

6歳以上のミニチュアシュナウザーに多くみられます。糖尿病の合併症としてもあげられる病気です。

見えにくくなると慣れた室内でも物にぶつかってしまうこともあります。さらに症状が進むと失明する可能性もあります。初期症状でので普段から気にかけておくことで早期発見することができます。

【僧帽便閉鎖不全症】
主な症状…咳をする、明らかに元気がなくなる、呼吸が苦しい

心臓の僧帽弁と呼ばれる機能が正常に動かなくなることで、体に血液を送れなくなったり、血液の逆流をおこし肺に水が溜まる病気です。

ミニチュアシュナウザーをはじめとして小型犬に多く見られる病気ですが、10歳以上のミニチュアシュナウザーは特に注意が必要です。必ず定期的に健康診断を受けておきましょう。

【皮膚病(濃皮症)】
主な症状…湿疹、脱毛や皮膚の赤みと発熱

皮膚病の中でも、特に気を付けたいのは、膿皮症と呼ばれる皮膚病です。細菌感染が原因になることが多く、定期的なシャンプーや、生活環境を整えることで予防ができます。

ミニチュアシュナウザーの飼い方

走るミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーの環境

寒さには強いミニシュナですが、暑さにはそれほど強くないため室内飼いが適しています。室内の温度は23℃~25℃くらいに設定しておきましょう。また、活発で動き回ることが好きなので、床がフローリングの場合はカーペットを敷くなどしてミニシュナの関節に負担がかからないようにしておきましょう。

ミニチュアシュナウザーのお手入れ

抜け毛の量はそれほど多くありませんが、絡まりやすい毛質をしているため毎日のブラッシングが必要になります。また、トリミングは2ヶ月~3ヶ月に1回程度が理想です。

ミニシュナ特有の太くて硬い粗毛は、抜くことでより頑丈で美しい毛が生えてきます。トリミングサロンの中には、スリッピングと言われる毛を手で抜くケアをしてくれるところもあります。ドッグショーに出る場合はスリッピングが必要になりますが、家庭で飼う場合はしなくても特に問題はありません。

ミニチュアシュナウザーの食事

ミニシュナのようなスクエア型の体型の犬種は、太りやすいと言われています。特にミニシュナは、食欲が旺盛なので食事の管理が欠かせません。個体差はありますが、大体1歳頃の体重がミニシュナの成犬の平均体重と言われています。

肥満は病気を引き起こす原因にもなるため、体重が増え続けている場合は食事量を調整しましょう。

ミニチュアシュナウザーの運動

ミニシュナは1日2回、20分~30分程度の散歩が必要です。日常的に激しい運動はしなくても大丈夫ですが、ロープを引っ張り合ったりボールを投げたりする遊びを日々の生活の中に取り入れましょう。

活発で好奇心旺盛なミニシュナは、定期的にドッグランなどに連れて行くのもおすすめです。思う存分走ったり他の犬と交流を持ったりすることで、ストレスを解消することができるでしょう。

ミニシュナの性格や年齢によって、必要な散歩時間や運動量は異なります。ミニシュナが満足しているか負担になっていないか様子を見ながら、それぞれに合った内容の散歩や運動を行いましょう。

ミニチュアシュナウザーのしつけ

従順で学習能力が高いミニシュナは、しつけがしやすいです。家族として迎え入れたら早めにしつけを始めるようにして、お互いに気持ちよく過ごせるようにしましょう。

飼い主さんに対する愛情深さや従順な性格を活かして、積極的に触れ合って信頼関係を築きながらしつけを行うと良いようです。また、生後1ヶ月~3ヶ月の社会化期に人や他の犬と数多く交流するなどしてさまざまな経験をしておくと、その後のしつけがスムーズに進みます。

賢いミニシュナだからこそ、ルールの中で心を落ち着かせた生活ができるようにしっかりとしつけを行いましょう。

さらに詳しいしつけの情報については下記をご参考ください。

→ミニチュアシュナウザーのしつけ

ミニチュアシュナウザーの費用

購入する場合、仔犬の価格のほかには以下のように様々な費用が必要であると認識しておきましょう。購入から約一年間でどんな出費の可能性があるかをまとめました。

【健康診断費用】
迎えいれたら、体調に問題はないか、また主治医となる獣医さんを探す目的でも、動物病院で健康診断をうけましょう。

※目安8000円~3万円(検査項目による)

【ワクチン費用】
ワクチンは種類としては狂犬病予防接種、その他感染症の任意接種の混合ワクチンがあります。

狂犬病ワクチン3,000~4,000円混合ワクチンは1回3000円~(ワクチンの種類により価格は異なり、接種回数も複数回必要になります。)

【おうちに用意するもの】
サークル、トイレ、ベッド、ペットシーツ、ブラシ・おもちゃ、フードボウル、ペットフード…これは必須!と思うものを書き出して、だいたいの予算を出しておきましょう。

※目安3万円~

【ペット保険代】
ペットの大きなケガや病気のとき、最善の治療を選択したい、家計を圧迫しないためにもペット保険の加入はおすすめです。ただし、年齢によって保険料が高くなるので、補償内容の確認は必要です。

【ノミ・マダニ予防】
1年を通して予防するようにいわれることもあります。カラダにつけるタイプや、飲み薬などがあるので、獣医師さんに相談してみましょう!

【フィラリア予防】
仔犬のうちは検査なしでフィラリアの薬が処方されます。小型犬はひと月1000円前後ですが、体重によってお薬の大きさ、値段が変わります。

【去勢・避妊手術】
繁殖を考えていない場合、生後6カ月~1年未満で去勢・避妊手術をうけることが望ましいので、その費用も用意しておきましょう。なお手術には少なからずリスクがありますので、獣医さんに相談した上で判断しましょう。

※目安 去勢手術3万円~5万円・避妊手術4万円~6万円(術前検査・抜糸など通院費も含む。)

ミニチュアシュナウザーのブリーダー

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