【ビションフリーゼの性格】飼い方や値段など特徴について

ビションフリーゼの性格、特徴(大きさ・毛質・色・寿命・歴史)、飼い方(しつけ・食事・散歩の運動量)、飼いやすいかどうか(臭い・抜け毛・吠える・留守番)値段の相場や費用などの情報をまとめています。ふわふわでかわいい画像も合わせてどうぞ。

ビションフリーゼの特徴

ビションフリーゼの特徴

ビションフリーゼは陽気で明るく、人にも犬にも友好的でとても穏やかな性格です。

飼い主に対してとても愛情深く、家族とより添う時間を好みます。甘えん坊なので撫でられたり、抱っこされたりすると喜びます。なるべく一緒に過ごして愛情を注いてあげましょう。

普段は穏やかでのんびりしたイメージもありますが、実はとても活発で、急にテンションが高くなり動き回ることがあります。その急にテンションが高くなる行動は「ビションブリッツ」や「ビションスイッチ」と呼ばれているビションフリーゼの特徴の一つです。
満足するまで走り回っているので、ケガや事故がないように気をつけましょう。

ビションフリーゼの性格/オスとメスの違い

ビションフリーゼは、オスとメスの性格では少し違う傾向があります。 オスは甘えん坊で家族と一緒に過ごすとを好むため、一緒に過ごす時間が少なくなるとストレスを溜め込んでしまう傾向があります。

メスは独立心が高い一面を持ち賢い傾向があります。

オスもメスも共に愛情深く、穏やかで賢い性格のビションフリーゼは、初めて犬を飼う方や、子供からお年寄の型でも育てやすい犬種です。

ビションフリーゼの歴史

ビションフリーゼはフランス原産の小型犬です。ビジョンフリーゼの名前の由来は、ビションは「マルチーズ」、フリーゼは「巻毛」という意味があります。
ビションフリーゼの起源は、地中海沿岸にいたウォータースパニエルと白い小型犬のミックスではないかと推測されています。

この掛け合わせは「バービション」と呼ばれ、ボロニーズ、ビション・ハバニーズ、ビション・マルチーズ、テネリフェ(のちのビションフリーゼ)4つのタイプに分類されていました。
その中のテネリフェがビションフリーゼの元祖とされています。スペインの船乗りによってアフリカ北西沖カナリア諸島テネリフェ島へと持ち込まれ、その名がつきました。

テネリフェは14世紀にイタリアに渡り、その時には現在のビションフリーゼとほぼ同じ姿でローマの貴婦人たちに愛され、16世紀にフランスへと渡った後もフランシス1世、アンリ3世らフランス王室に寵愛され、18世紀には王侯貴族の肖像画にも登場するほど人気を博しました。

しかし、フランス革命では貴族の犬とされ多くの命が奪われ絶滅寸前でしたが、後に繁殖家によって血統が復元が行われました。そして1933年に「ビション・フリーゼ」と命名され、翌1934年にフランスのケネルクラブで公認されることになりました。

その後、アメリカに渡って1970年代にアメリカのケネルクラブに公認されました。現在でもよく見かけるアフロのような「パウダーパフスタイル」が注目され、愛らしく人懐っこい性格と相まって、再び人気犬種の仲間入りを果たしました。日本に入ってきたのもこの頃と言われています。

ビションフリーゼの大きさ

ビションフリーゼの大きさ

ビションフリーゼは体長が体高よりやや長く、骨格がしっかりしています。種類は小型犬に分類されます。
血統証明書を発行しているJKC(ジャパンケネルクラブ)では、成犬時の体高25~29cm(オスは+1cmまで、メスは-2cmまで許容される)、体重は体型のバランスが取れた約5kg前後が理想とされています。

出生時は体重が150〜200g程度で人間の手の平に乗るくらいの大きさです。生後3ヶ月になると3kg、6ヶ月で4〜6kg程度に成長していきますが、生後3ヶ月位までは個体差が大きいのが特徴です。(3ヶ月で小さい子は1kg台、大きい子は3kg台)生後6ヶ月頃になると体重の増加は落ち着いてきます。

ビションフリーゼの色

ビションフリーゼの色

ビションフリーゼの毛色は純白(ホワイト)のみ認められています。
JKC(ジャパンケネルクラブ)では、「生後12ヶ月前までは被毛にわずかなベージュ(シャンパン)の傾向があってもよいが、この色合いは犬の10%以上を覆ってはならない」とされています。

子犬の頃は手足の先や耳周りが「フォーン」や「タン」のように茶色が混ざった毛色の場合もありますが、成犬になるとほとんどが純白になります。

ビションフリーゼに黒色は?

ビションフリーゼに黒色はいません。しかし、黒いプードルをトリミングでアフロカットにし、ビションフリーゼのようなルックスに仕上げていることがあります。

プードルとビションフリーゼは性格は似ていますが、大きさや全体のバランスに違いがあるため見ればどちらか判断できるでしょう。

ビションフリーゼの寿命

ビションフリーゼの平均寿命は12〜15歳です。小型犬の平均寿命が12~15歳と言われていますので平均的な寿命と言えるでしょう。
正式な記録ではありませんが、ビションフリーゼで最も長生きしたのは21歳(人間の年齢に換算すると約100歳)との情報があります。

愛犬に長生きしてもらうためには、食事の管理や生活環境を整えることはもちろんのこと、定期的に健康診断を行い病気の早期発見、早期治療も大切です。

ビションフリーゼの毛質

ビションフリーゼは、ダブルコート(オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛))の被毛を持つ犬種です。
一般的にダブルコートの被毛は抜け毛が多くお手入れが大変なイメージがありますが、ビションフリーゼは極端に毛が生え変わるわけでもなく、ダブルコートの犬種の中では比較的抜け毛が少ないと言われています。

ただし、オーバーコート(上毛)くるくるとしたカールで、アンダーコート(下毛)はボリュームがあるため毛が絡まり毛玉ができやすいので、毎日のブラッシングと定期的なトリミング必要です。

ビションフリーゼの病気

ビションフリーゼは純血種の愛玩犬としては珍しく、遺伝的な病気が少ない犬種と言われています。

しかし、気をつけなければいけない病気もあります。以下の病気が比較的かかりやすい傾向があります。

病気やケガ 特徴
膝蓋骨脱臼(パテラ) 膝にあるお皿のような骨が外れてしまう病気です。
症状は4段階に分けられ、グレード1は日常生活にあまり支障はありませんが、グレード4になると常に脱臼した状態になり歩行が困難になり手術が必要になります。
原因は「先天性」の膝関節周囲の遺伝的形成異常によるものと、「後天性」の交通事故や高所からの落下などによるものです。
外耳炎 ビションフリーゼは垂れ耳で耳の内側にも毛が生えているため、外耳道が蒸れやすく細菌が増殖して「外耳炎」を発症しやすい犬種です。耳垢が増えたり、耳が臭いと感じたら早めに獣医師に相談しましょう。
流涙症 いわゆる「涙やけ」。目に刺激が加わり常に涙が溢れる病気です。結膜炎などを併発することもあります。目が充血している、涙や目やにが多い場合はすぐに獣医師に相談しましょう。
急性湿潤性湿疹 アンダーコートが密生した犬種がかかりやすい病気といわれています。高温多湿の梅雨時期に皮膚が蒸れて雑菌が増殖して発症します。
痒みで掻きむしったり舐めるような行動がみられたり、脱毛になっていたり膿が出る場合もあります。突然発症して進行が早いので早急に動物病院を受診しましょう。
尿路結石 尿の成分が結晶化し尿道に結石ができる病気です。血尿や、何度もトイレに行くのに少量しかおしっこをしない、排尿時に痛がったり、おしっこの臭いがいつもと違うなど異変を感じたら早急に動物病院を受診しましょう。

動物は治療費が自己負担なので重大な病気にかかると金銭的な負担が大きくなります。愛犬の万が一の場合に備えてペット保険に加入しておくと、自己負担額が低くなるためおすすめです。

ビションフリーゼの飼い方

ビションフリーゼの飼い方

ビションフリーゼのしつけ

ビションフリーゼは利口で聞き分けがよくしつけしやすい上、無駄吠えも少ないので初めて犬を飼う方にも飼いやすい犬種と言われています。

一般的に犬のしつけは早いほうが良いとされています。家族に迎え入れて生活になれてきた状態(1週間くらい)から始めるのが理想です。

子犬のしつけで重要な時期は、生後3~12週歳「社会化期」です。恐怖より好奇心が強いこの時期にさまざまな環境、人、音などを体験させることがベストです。この時期にどれだけしつけができていたのかが、この後の生活に大きく関わってくると言われています。
しつけをするベストタイミングです。逆に甘やかしすぎるとしつけが難しくなる場合があるので注意してください。

ビションフリーゼは強く叱ると怯えてしまいます。トイレなど失敗したときに叱ると、叱られることを嫌がって、飼い主が見てないところで粗相してしまいます。「上手にできたらすぐに褒める」のが理想です。ご褒美としておやつを活用するなどしつけを良いイメージに変えるのもポイントです。

ビションフリーゼの食事

ビションフリーゼは食べるのが好きな子が多いので、おやつはご褒美程度にするなど食べる量が多くならないように気をつけてあげましょう。

肥満になると病気を引き起こす原因にもなり、かわいらしいフォルムも崩れてしまいます。特に去勢や避妊をしていると太りやすいので注意してください。

ドッグフードなど1日に必要な餌の量は年齢や体重、健康状態などによっても異なります。必要に応じたフードと適量を与えましょう。

子犬は内臓や胃腸が未発達で消化吸収が苦手で、空腹時間が長くなると低血糖となることもあります。1回分の量を少なく(生後3ヶ月まで3〜5回、生後3〜6ヶ月まで3〜4回、生後6〜1年頃までは2〜3回程度)に分けるのがポイントです。

ビションフリーゼの散歩

ビションフリーゼは活発で遊ぶのが大好きな犬種です。運動不足になるとストレスを溜めてしまうことがあるため、毎日の散歩は重要です。散歩するだけでなく、室内でおもちゃを使って一緒に遊んであげるととても喜びます。

活発ですが小型犬なので長時間の散歩は必要ではありません。
1日の目安は朝と夕方の2回、各10~15分ほどです。

子犬全てに共通しますが、散歩を始める時期は全てのワクチン接種が終わってからです。
病原菌や細菌などの感染リスクから守るためにとても重要です。

どうしてもワクチンが終わる生後4ヶ月以前に外に連れ出したい場合は、地面を歩かせずに抱っこしたままで外の風に当たらせたり、他の犬との接触はさけたりしましょう。

ビションフリーゼのお手入れ

ビションフリーゼは、ダブルコート(オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛))ですが、比較的抜け毛が少ないと言われています。

ただし、オーバーコート(上毛)くるくるとしたカールで、アンダーコート(下毛)はボリュームがあるため毛が絡まり毛玉ができやすいので、毎日のブラッシングと定期的なトリミング必要です。

ふわふわした被毛を保つためには、丁寧なブラッシングを心がけましょう。
アンダーコートの密集した毛からスリッカーブラシを使ってもつれや毛玉を取り除きましょう。細かな部分はコームで仕上げましょう。

ビションフリーゼは長毛の犬種です。放置すると毛が伸びてしまいます。
くるくるとカールしているので伸びるほど絡まりやすくなり、通気性が悪くなることで皮膚病などの原因になってしまいます。
月に1回程度を目安にカットやトリミングを行いましょう。色々なカットスタイルで楽しむのもおすすめです。

ビションフリーゼのお留守番

ビションフリーゼは家族と過ごすのが大好きなので、留守番が苦手な犬種です。

急に留守番させると「大好きな飼い主に捨てられた」と感じてストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動がはじまる場合もあります。

まずは短時間のお留守番から慣れさせてあげることが大切です。

愛犬が安心して過ごせるハウスを設けてあげたり、テレビをつけておいたりすると不安を軽減できます。

また、普段から1人で遊べるようにおもちゃで遊ぶ習慣を身につけさせると留守番する時にお気に入りのおもちゃをそばに置いてあげれば退屈がしのげるのでおすすめです。

お留守番ができたらしっかり褒めて遊んであげましょう。

ビションフリーゼは飼いやすい?

ビションフリーゼは性格やしつけのしやすさなどを踏まえても、小型犬の中でも飼いやすい犬種なのでペット初心者におすすめです。

かわいいだけでなく、なつっこくて穏やかな性格なので家族として迎え入れるとすぐに仲良くなれます。

また、散歩が大好きですが小型犬なので、1日に必要な運動量が少なく短時間でOK。元々無駄吠えが少なく利口で聞き分けがよいため、しつけがしやすく飼う手間もかかりません。

飼ってよかったとの良い評判が多いのです。

ですが食事や散歩で白い毛が汚れやすい欠点(デメリット)もあります。日頃から体拭きやブラッシングなどのお手入れは忘れずに行ってあげましょう。

ビションフリーゼの値段

ビションフリーゼの値段

子犬のビションフリーゼの平均価格は20~30万円程度です。
購入先の違いだけでなく、ビションフリーゼの値段は血統や体型、性別や健康状態によっても左右されます。

  • ペットショップの相場:25~55万円前後円〜558,800円
  • ブリーダーの相場  :30~60万円前後380,000円〜585,000円

ペットショップは仲介料が発生するので販売価格設定が高い場合がありますが、ブリーダーは血統が良い場合が多いため値段が高い傾向があるようです。

平均よりも安すぎる場合は、病気を持っていることもあるため事前に購入先の評判や子犬の情報を確認してから購入すると余計なトラブルを避けられるでしょう。

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