【フレンチブルドッグの性格って?】特徴や飼い方・価格について

愛くるしい表情をするフレンチブルドッグ。ぶさかわ犬としても知名度が高く、ファンが多い犬種です。今回はフレンチブルドッグの歴史や特徴、お手入れなど飼い方について解説します。値段に関する情報も紹介しているので、愛犬選びの参考にしてください。

フレンチブルドッグの特徴

フレンチブルドッグの特徴

フレンチブルドッグは快活で遊び好き。闘犬だったブルドックの血を引いているため、身体能力が高く機敏に動けるのが特徴です。

愛情深くおおらかな性格でとても甘えん坊です。人肌が好きなので撫でてあげるととても喜びます。家族愛がとても強い犬種です。

また、社交的で子供とも友好的に接することができる性格です。

一方で、興奮しやすく警戒心が強い面もあります。番犬としての役割を果たしてくれるメリットもありますが、威嚇することもあるため子犬の頃から無駄吠えなどのしつけはしっかり行いましょう。

マイペースですが忍耐強いので、時間をかけてしつけをすれば我慢ができる子に成長します。

フレンチブルドッグの歴史

フレンチブルドッグのルーツはブルドッグです。イギリス人がフランスへ一緒に連れていったイングリッシュ・ブルドッグに、パグとテリアを交配させ、19世紀後半にパリで誕生したとされています。

最初はネズミ捕りとして労働階級の人々に飼われていましたが、その特徴的な外見から、フランスの上流階級の人々にも注目されるようになり、急速に人気が広まりました。
フレンチブルドッグが初めてドッグショーに出陣されたのは1887年。それから10年後の1898年にフランスケネルクラブに公認されました。

当初、フレンチブルドッグは耳が垂れているローズ耳と、コウモリのような立ち耳のコウモリ耳の2種類がありましたが、アメリカ人によって改良され立ち耳のコウモリ耳のブルドッグが誕生したのです。

日本に来たのは大正時代で、昭和初期には多くの人に飼われていましたが、バブル崩壊により人気が低迷。2000年代になってから再度注目されはじめ、現在ではSNSでも人気の犬種として知られています。

※一般社団法人ジャパンケンネルクラブ(JKC)で発表した「2020年の犬種別犬籍登録頭数」では5位に入っています。

フレンチブルドッグの魅力

フレンチブルドッグはしわくちゃな顔とつぶれた鼻を持ち、「ぶさかわ犬」と呼ばれ多くの人から愛されています。

中でも付け根の幅が広く羽のような形状をしている「コウモリ耳」が印象的。

また口が大きく、いつも笑っているように見えるなど愛嬌のある顔立ちが魅力です。

愛くるしい表情だけでなく、筋肉質なガッチリとした体型でガニ股で歩くコミカルな動きはSNSでも大人気。

鼻が短い短頭種なのでイビキをかきやすく、一緒に暮らしているとおじさんのような行動が見られます。見た目には反して、甘えん坊なのもたまりません。

フレンチブルドッグの寿命

フレンチブルドッグの平均寿命は10〜12歳と言われています。小型~中型犬の平均寿命が13~14歳なので、平均より若干短めです。正式な記録ではありませんが、日本でのフレンチブルドッグの最高寿命は20歳と言われています。

愛犬を長生きさせるためには、健康的な生活を送ることが大切です。年齢や健康状態に合う食事を与えて適度に運動させることを意識し、自宅では快適に過ごせるように室内温度などの生活環境を整えてあげましょう。

フレンチブルドッグの病気

フレンチブルドッグは鼻が短い短頭種であるため、呼吸器系の病気にかかりやすいです。

他にもがかかりやすい病気がいくつかあります。

  • 呼吸器系の病気(軟口蓋過長症など)
  • 皮膚系の病気(アトピー性皮膚炎、外耳炎など)
  • 目の病気(潰瘍性角膜炎目など)
  • 脳の病気(水頭症、脳腫瘍など)

フレンチブルドッグは他の犬に比べると皮脂の分泌量が多く、皮膚の病気になりやすい傾向があります。シャンプーや拭き取りなどを行い、皮膚を清潔に保てるように心がけましょう。

他にも目の病気や脳の病気にもかかりやすいため、普段と少しでも様子が違う場合は病院で受診するのをおすすめします。

また、基本的にフレンチブルドッグは食欲旺盛なので、肥満にもなりやすい犬種です。肥満は病気の原因にもなりますが、手足の関節などにも負担がかかりケガにも繋がります。

肥満にならないよう普段から食事に気をつけて病気予防に努めましょう。

どんなに健康管理をしていても病気になることがあります。

犬の治療費は全額自己負担なので、かかる病気によっては高額になることも。金銭的な負担を減らして治療を受けさせてあげるためにも、家族として迎え入れる時にペット保険へ加入すると安心です。

フレンチブルドッグの毛色

ジャパンケネルクラブ(JKC)では、フレンチブルドッグの毛色は以下の4色をスタンダードとしています。

毛色 特徴
フォーン 子鹿の毛色のように明るい茶色の単色です。明るめから暗めまで幅が広く、個体によってブラックマスク(顔が黒い)の有無が異なります。
パイド 白または黒をベースに、ベースと逆のの色の模様が入った牛柄のような毛色です。白に茶色フォーンが入ったハニーパイドという珍しい毛色もいます。
ブリンドル 虎柄のようにも見えるダークな縞模様が入ったフォーンの毛色です。ただし濃い縞模様の被毛が地色を覆っている毛色は該当しないとされています。ブラックマスクやわずかに白の斑が入った個体も存在します。
フォーン&ホワイト ホワイトをベースにフォーンが全体に分散されている毛色です。

毛色それぞれの魅力がありますが、中でも人気の毛色はブリンドルです。胸元に「エプロン」、足元「ソックス」と呼ばれる白い模様が入っている子もいます。

続いてパイドの毛色が人気です。ハニーパイドは珍しく、なかなか見つからないことも。

クリーム色の毛色を持つフレンチブルドッグは、優しい印象で人気のカラーですが、ジャパンケネルクラブ(JKC)では認められいないカラーです。

フレンチブルドッグの飼いやすさ

フレンチブルドッグは「凶暴そう」「手に負えなそう」など、飼いにくそうなイメージを持たれがちです。

しかし、基本的におおらかな性格なのでむだ吠えも少なく、室内で飼いやすい犬種ランキングの上位に入っています。

また、運動量がそれほど必要ないため散歩も楽です。雨の日は無理に外出しなくても、室内でボールなどを使って遊ぶだけで満足してくれます。

しつけも子犬の頃からしっかり行っていれば覚えてくれるので心配ありません。

暑さや寒さに弱く時期によっては室内温度の調整が必要であり、皮膚病になりやすい特徴から日頃のお手入れが必須ですが、比較的ペット初心者でも飼いやすい犬種といえます。

フレンチブルドッグの飼い方

フレンチブルドッグの飼い方

フレンチブルドッグのしつけ

フレンチブルドッグは賢く、しつけがしやすい犬種とされています。

しかし、成犬になってからのしつけ直しは、難しいこともあるので順応しやすい「社会化期」と呼ばれる、生後2〜3ヶ月頃から始めると効率よくしつけができます。

まずは、トイレトレーニングからはじめ、生活環境に慣れたら「待て」「おすわり」など必要なしつけを行いましょう。

しつけを行うときは基本、叱ってはいけません。愛犬が怯えるほど怒ったり罰を与えたりすると、覚えが悪くなり信頼関係が崩れる恐れがあるのでNGです。

フレンチブルドッグは褒めて伸びるタイプなので、トイレができた時などはいつもよりも高めの声で「よくできたね〜」など褒めると効果的です。

フレンチブルドッグの運動量

フレンチブルドッグは必要な運動量が少ない犬種です。散歩の頻度は少なく、1回あたりの時間も短く済みます。

「散歩がいらないのでは?」と考える方もいますが、散歩の役割は運動をさせることだけではありません。

屋外に出て他の犬や人間と関わりを持つことで、社会性を身に着けさせる役割もあるのです。子犬の場合はワクチンの接種が終わったら、少しずつ散歩をはじめましょう。

フレンチブルドッグは足の関節が弱いため、散歩をする時は負担をかけないようにゆっくり歩くのがポイントです。

特に子犬の頃は股関節を痛めやすいため、10分程度の散歩で十分です。

成犬期(2〜5歳)になると太りやすくなり、適度な運動が必要なので1日2回(1回あたり30分程度)散歩させるとよいです。

シニア期(6歳以上)になったら、気分転換をする程度に数分歩くだけでも問題ありません。

フレンチブルドッグと餌

フレンチブルドッグは太りやすい体質なので、ドッグフード選びや与える量に注意しましょう。

ドッグフードは以下のポイントを参考にしてください。

  • 低脂肪、低カロリーである
  • 質の良いタンパクが豊富に含まれている
  • オメガ3脂肪酸や関節軟骨成分などが含まれている

肥満になりにくく健康維持をサポートしてくれる成分が含まれたものが理想的です。

また、与る量は愛犬の体重や健康状態によって異なります。

また、年齢や避妊の有無、健康状態によても1日に必要な量が異なるため、詳細な情報から自動計算ができるインターネットサイトを活用するのをおすすめします。

子犬の場合は消化器の機能が未発達なので1日に必要な餌を4回に分けて与えるのが基本です。成犬の場合は2回、老犬の場合も消化器の機能が低下しているため2〜3回に分けて与えます。

フレンチブルドッグの手入れ

フレンチブルドッグの手入れ

フレンチブルドッグは短毛ですがダブルコート(オーバーコート(上毛)とやわらかくて綿毛のようなアンダーコート(下毛)の二重構造)なので、見た目より抜け毛が多くこまめなブラッシングが必要です。

マッサージ効果も期待できるラバーブラシで抜け毛を取り除き、絨毛ブラシでツヤを出すだけなので手間がかかりません。強くとかしすぎると皮膚がダメージを与えてしまうので丁寧に優しくを心がけてください。

シャンプーは月に1〜2回、日々のお手入れはホットタオルや濡れたタオルで体を拭き清潔を保つのがおすすめです。

顔のシワに涙や皮脂が溜まると、皮膚炎の原因になります。特に目の下のしわには涙が入りやすく、放置すると茶色く涙やけしてしまうため、濡らしたコットンなどを使用してシワの隙間を優しく拭き取ってあげましょう。

フレンチブルドッグの室内での飼い方

フレンチブルドッグは暑さや寒さに弱いため、熱中症や低体温を防ぐためにも室内を快適に過ごせる温度に保ってあげる必要があります。

特に夏は熱中症になることがあるので、留守番するときは要注意です。水の用意を忘れず、温度は25℃前後、湿度50%を維持するように調整しましょう。

また、冬は暖房などを使用して22℃前後、湿度60%を維持し、嫌がらない場合は犬用の防寒服を着せたり、ブランケットを使用するのがおすすめです。

犬用カーペットなどの暖房器具を使用する場合は、コードをかじったり倒すなど、やけどする危険があるため、飼い主がそばで見守るようにしてください。

フレンチブルドッグの外飼い

フレンチブルドッグは外飼いには向いていません。

  • 暑さや寒さに弱い
  • 皮膚がデリケート
  • 飼い主と一緒にいるのが好き

フレンチブルドッグは体温調節が苦手なので、暑がりであり寒がりです。日本の夏は高温多湿で40℃を超える日もあります。外で飼うと熱中症になる危険が高く、冬は外気温に耐えられず低体温になり他の病気を引き起こす原因にもなります。

また、皮膚がデリケートな体質なので、不衛生な外で飼うことで皮膚系の病気にかかるリスクが高くなったり、飼い主と一緒にいられないことでストレスを溜め込んでしまう可能性もあります。

フレンチブルドッグは一年中快適に過ごせる室内で飼うようにしてあげましょう。

フレンチブルドッグの値段

フレンチブルドッグの値段

フレンチブルドッグの購入先別の値段相場は以下の通りです。

  • ブリーダーの相場  :280,000円〜3,000,000円
  • ペットショップの相場:230,000円〜1,108,000円

基本的に犬はペットショップよりブリーダーからのほうが値段が安く購入できます。ペットショップではブリーダーから卸された子に仲介料をプラスした値段で販売しているためです。

また、フレンチブルドッグは個体差によって値段が大きく異なります。値段の違いは、毛色や血筋、性別と言われています。
人気の毛色、チャンピオン犬の血筋、メスの方が値段設定が高くなります。

フレンチブルドッグのブリーダー

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