フレンチブルドッグのしつけについて 正しい方法と注意点

フレンチブルドッグのしつけについて 正しい方法と注意点

フレンチブルドッグのしつけって難しいんじゃないの?と思われる方もいるのではないでしょうか?根強い人気のフレンチブルドッグは、一度飼ってみたいと憧れる人も多いはず。鼻ぺちゃ代表の癒される笑顔のためには、どうしつけたらいいのか不安もあると思います。ですが、ご安心ください!フレンチブルドッグは優しくフレンドリーな性格と、高い学習能力を持つことから、初心者でもしつけをしやすい犬種と言われています。今回は、そんなフレンチブルドッグに適したしつけの方法と注意するべき点について、まとめてみました。

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フレンチブルドッグのしつけ

背中を触られるフレブル

結論から言いますと、フレンチブルドッグのしつけはしやすいです。ですが、しつけがしやすくなるための重要なポイントがあります。そのポイントを把握して、しつけの完璧なフレンチブルドッグを目指しましょう。

フレンチブルドッグについて

しつけの前に、「フレンチブルドッグ」という犬種について、少し見ていきましょう。

フレンチブルドッグは、警戒心の高さから番犬に向いている面を持ち合わせています。フレンチブルドッグの紹介には『闘犬がルーツ』であったり、『牛追い』『牛いじめ』と書かれていることが多く、初めて飼うお家には、しつけも難しいのではないかと不安になってしまうかもしれません。ですが、フレンチブルドッグは、おおらかで明るくフレンドリー、家族に対しては甘えることも多く、家族に喜んでもらうことに幸せを感じる優しい性格を持っています。

秀でた学習能力から、物覚えも得意です。特に楽しいこと、嬉しいことはしっかりと記憶するので、甘え上手なフレンチブルドッグに癒される人も多いでしょう。無駄吠えもほとんどないことから室内飼いに向き、今では愛玩犬として安定した人気を保っています。

そんなフレンチブルドッグのしつけについて、大事なポイントは「飼い主が主導権をしっかり持つこと」です。フレンチブルドッグの持つ甘え上手な性格から、ついついしつけも緩くなりがちですが、飼い主のリーダーシップがしっかりしていないと、いつまでも自我を通そうと頑固になってしまい、しつけし直しも容易ではありません。特に「マテ」などのコマンド、「吠える」「噛む」のしつけに関しては、褒める、叱るのメリハリが重要になります。次の項目で細かく説明していきます。

フレンチブルドッグの正しいしつけ方

並んで上を見るフレブル2頭

フレンチブルドッグをしつけていく上で、重要となるポイントを挙げてみました。

フレンチブルドッグのしつけは飼い主の主導権が重要

フレンチブルドッグのしつけに限らず、どの犬種にも当てはまることですが、飼い主が主導権をしっかりと持つことで安心感を与えることができます。誰に従えばいいのか、フレンチブルドッグ自身がはっきり認識することで、アイコンタクトを取ることも可能になり、その後のしつけにも大きく関わります。

フレンチブルドッグへのしつけのコマンドはわかりやすく

フレンチブルドッグのしつけがしやすい理由にも挙げられるとおり、学習能力が高く、物覚えがとても良いので、「マテ」などのコマンドはわかりやすく教えてあげましょう。家族でフレンチブルドッグのしつけをする場合は、コマンドを統一し、混乱させないようにすることが重要です。

フレンチブルドッグのしつけはスキンシップも大事

家族のことが大好きなフレンチブルドッグは、家族の表情を窺い、喜んでもらおうと行動します。しつけ中もたくさんのスキンシップを取り、褒めてしつけるように心がけましょう。双方に、より良いスキンシップが取れることで、しつけやすさも段違いに向上します。

フレンチブルドッグのしつけは怒らず対応

フレンチブルドッグは闘犬の血も入っているため、固体によっては攻撃性の高い性格を持つ子も存在します。普段は比較的温和に過ごせるフレンチブルドッグですが、なかなか収まらない噛み癖にお悩みの飼い主さんも少なくありません。フレンチブルドッグの噛み癖は、子犬の甘噛みの時期からしつけるのが望ましいです。成犬になってからついた噛み癖のしつけ直しは、長期戦を覚悟しましょう。

噛み癖を抑えるしつけの一例として、飼い主さんを噛んだら思いっきり痛がるフリをすると、動揺して噛むのを止めるフレンチブルドッグも多いようです。また、スキンシップが大好きなフレンチブルドッグの吠え癖には、徹底した無視が一番効果があります。フレンチブルドッグは怒られることよりも、こういった反応に弱い部分もあるようです。

フレンチブルドッグのトイレのしつけ

フレンチブルドッグのしつけで、悩みとしてよく言われているのがトイレのしつけです。他の犬種と比べてみても、どういうわけかトイレだけは物覚えがあまりよくありません。こればかりは根気よく教えていく必要があります。

しつけのポイントは、トイレの位置を定め、場所をあちらこちらに移動しないこと。そして、上手くできたら大げさなくらいに褒め、失敗しても叱らないことです。ここで叱ってしまうと、排泄自体がダメなことなんだと覚えてしまい、体調を壊すほど我慢してしまうことがあります。フレンチブルドッグのしつけは、褒める9割:叱る1割くらいの気持ちで向き合うと良いですね。

フレンチブルドッグのしつけの注意点

指示を聞くフレブル

フレンチブルドッグのしつけのご褒美おやつは量に注意

フレンチブルドッグは食いしん坊が多い犬種です。体質的に太りやすく、足腰に負担がかかる骨格をしています。また、鼻まわりや気道に脂肪がついてしまうと、空気の通り道が狭くなり、呼吸困難を起こしてしまう危険性もあります。そのため、フレンチブルドッグのしつけ中にご褒美としておやつを与えている場合は、食事量を調整して減らし、ご褒美には低カロリーなおやつや野菜で代用するなど工夫しましょう。

フレンチブルドッグのしつけは叱り過ぎない

フレンチブルドッグはしつけで叱りすぎると、一気に落ち込んでしまい常に顔色を伺う臆病な犬になってしまうことがあります。どうしてもダメなことは短く叱るようにし、長引かせないことが大事です。
叱った後は叱りっぱなしにせず、気分転換にスキンシップを取ってあげると良いですね。ダメなことをした時に大きな物音を立てる天罰方法は、その後の恐怖心に繋がり、フレンチブルドッグのしつけには逆効果になってしまうので、避けたほうが賢明です。

フレンチブルドッグのしつけグッズ

おもちゃを並べるフレブル

Petacc 愛犬しつけ 犬の訓練用 超音波式 無駄吠え 拾い食い 引っ張り癖 噛み癖 飛びつき癖など 全犬種 適用 (S, ゴールド)

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3,100円(税込)

商品情報
犬の鳴き声に対応して、犬の嫌いな超音波が発生でき、犬を傷つけない方法で無駄吠えを抑えることができます。全犬種対応。

無駄吠え抑制に効果のある超音波式のアイテムです。
首輪よりショックを与えるものではないので、安心して使用できるグッズとなっています。
フレンチブルドッグは元々無駄吠えのない犬種なので、拾い食い防止や飛びつき防止など、注意を促す用途にも十分活用できます。

山善 1回使い捨て 薄型ペットシーツ ワイド 150枚入

【Amazon.co.jp限定】 山善 1回使い捨て 薄型ペットシーツ ワイド 150枚入
2,059円(税込)

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一回分のおしっこをしっかり吸収(小型犬1回約30cc)。一回使い捨てタイプなので清潔。

フレンチブルドッグのしつけ中に、特に困るトイレトレーニングにはペットシーツが必須です。
体に合わせたサイズを選んであげましょう。Amazon限定ですが、パッケージまでフレブルというこだわりのあるワイドサイズをどうぞ。

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2,250円(税込)

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犬の習性を生かした特殊な構造の、やさしく止める犬用ハーネス。

しつけ中のフレンチブルドッグには首輪よりもハーネスが適しています。
スポンジパットのハーネスなら、引いて制御する際に首や胸に負担をかけず、体全体でストップをかけられます。反射材もあるので、安全面でも安心ですね。

まとめ

飼い主に抱っこされるフレブル

フレンチブルドッグのしつけは、ほかの犬種と共通する部分もあれば、そうではない部分もあり、個体に合わせたしつけ方法が必要になります。甘えん坊なフレンチブルドッグには気持ちスキンシップを多めにしたり、気の強い子にはしつけグッズを活用することも有効的です。いずれのしつけ方でも大事なのは、飼い主が主導権を持ち、フレンチブルドッグに安心感を与えてあげることです。

フレンチブルドッグは褒めて覚える犬です。怒ったり叱ったりしたい時でも、まず一呼吸おいて落ち着いてから行動するようにしましょう。フレンチブルドッグのしつけは、まず個々の性格を把握し個性を知り、ストレスのない良い関係を築いていくことが、第一目標ではないでしょうか。しつけのポイントを押さえて、楽しいフレブルライフを送ってくださいね。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 菜良

    見かける度に笑顔になってしまうフレンチブルドッグ!陽気な性格だとは思っていましたが、それをしつけに生かそうとは思っていなかったので目からウロコの記事でした。 しつけも陽気なわんちゃんだと楽しく出来そうですし仲良く遊べるのも立派なしつけだと思います。 たまにテンションの上がった我が家のチワワと一緒にテンションをあげるとドン引きされる私はとても羨ましいです。
  • 投稿者

    20代 女性 きらり

    フレンチブルドックは飼い主さんとの信頼関係がきちんとしていればしつけのしやすいわんちゃんでも、その反対に飼い主さんに従事していないフレンチブルドックちゃんは頑固だと聞きました。
    どっちがリーダーかきちんと理解していないとしつけはしづらいのですかね…まぁどの犬種でも同じことですが…
  • 投稿者

    30代 女性 うらら

    記事を読んで、確かにフレンチブルドッグはホメてしつけるタイプだと思いました。一緒にボランティア活動をしているフレンチブルドッグは、一発芸など飼い主と一緒に楽しんで何かすることが得意です!毎回キレイに芸が出来ると皆で褒めてあげますが、嬉しそうにしている姿がとても可愛いです。
  • 投稿者

    20代 女性 cancer

    もともと賢い子はしつけをするのは逆に大変だとよく聞きます。しかし、その賢さを上手く引き出しつつしつけてあげる事ができるのが飼い主さんの理想ですね。犬種や個体それぞれに合ったレッスンを重ねていかなければなりません。
  • 投稿者

    30代 女性 レオン

    フレンチブルドッグのしつけのコツについていくつか挙げてみたいと思います。まず、悪いことをした時などしつけるさいの言葉を家族の間で統一させましょう。わんちゃんは人間みたいにたくさんの言葉を知っているわけではありません。いくつかのしかりの言葉を使うと何が何だかわからなくなってしまいます。つぎに叱る時と良いことをしたあとの褒めるのメリハリをつけてくださいね。良いことをした時は大袈裟なくらい褒めてあげてください。褒めて伸びるタイプです。最後にフレンチブルドッグの集中できる時間はおよそ15分ほどです。しつけを教えるのはいいことですが、集中できる時間は限られてるので効率良く教えてあげてください。
  • 投稿者

    30代 女性 38moto

    フレンチブルドッグのしつけは苦労しないという話をよく聞きます。家族や人が大好きで人懐っこい性格もあるのでしょう。素直な性格なので、学習したこともしっかりと記憶することができます。
    知育玩具を使ったしつけが向いているのもフレブルならではですね。知育玩具はコツをつかまないと大体の子はすぐに飽きてしまいそうですが、フレブルなら長時間没頭して遊んでくれます。しつけ用にいくつか用意しておくといいですね。
    子犬の頃にしつけを覚えてもいいのですが、フレブルの場合は成犬になってからしつけをするとより効果的に覚えることができます。

    フレブルの性格を一言でいうなら「お調子者」なので、家族が喜んでくれることを進んで吸収し、褒めてもらうことを頑張る子が多いです。褒められることに幸せを感じてくれるので、たくさん褒めてあげると優しい性格に育ちます。

    ホームセンターなどですれ違うフレブルちゃんはどの子もお利口で、他の犬に吠えられても対抗したりはしませんでした。後ろを向いていた私の手をペロっと舐める犬がいたので何かと振り返ると犬用カートに乗ったフレブルちゃんでした。大きい口で笑顔を作りとても人懐っこく甘えてくるので、きっと飼い主さんといいコミュニケーションがたくさん取れているのだと思います。
  • 投稿者

    女性 カウカウ

    友人の犬がフレンチブルドッグです!私も今の愛犬(シーズー)を飼う前に、フレンチブルドッグも検討していました。あの鼻ぺちゃのずんぐりむっくりとした姿はとても可愛いですよね。友人のフレンチはとてもフレンドリーで言うこともよく聞きます。食いしん坊なので、食べ物を見せておだてながらしつけをしたと言っていました。飼い主と良い関係を築けると、物覚えも早いと言っていました。また、フレンドリーでお茶目ではありますが、頑固な面もあるようです。怒ったりするとスネたりもするようです。まるで子供のようで微笑ましいですよね。しつけをする際は、記事にも書いてあるように「楽しめる」「褒める」ということが大切だと思いました。大げさに褒めるくらいのほうが良いようです。
  • 投稿者

    女性 ちくわ

    フレブルは陽気で明るい子が多いような気がします。あの顔のせいかな(笑)。
    一緒にいると、こちらまで笑顔になるような、そんな魅力的な容姿ですよね。聞き分けも良く、コロコロした体で体当たりしてくるのがかわいくてたまりません!
  • 投稿者

    40代 女性 ソラ

    「おだててしつける」というと若干の語弊もあるような感じがしますが、しつけの時はオーバーリアクションでほめるというのはどの犬種にも有効な手段だと思います。私もトレーナーさんにそう教わりました。「恥ずかしがらずにすごく喜んであげて!日本人は叱るのは激しくできるのにほめるのが小さすぎる!」と。それからまわりのことは気にせず、犬にきちんと伝わるようにほめるようにしています。
  • 投稿者

    10代 女性 まる

    フレンチブルドッグってとても賢い犬種なんですね!しかも良く話しかけてくれるなんて羨ましい限りです!友好的なのもドッグランやドッグカフェなんかに行くのにもありがたいですよね。ただこんなに良い子だからこそ、飼い主との信頼関係はしっかりしないといけないんでしょうね。やっぱり落ち着ける場所がひとつあるだけで心が安心して色んなことにチャレンジ出来るんですね〜。
  • 投稿者

    女性 シナモン

    落ち込んでしまうから叱ってはいけない、というのが衝撃的でしたが、フレブルではなくボストンテリアを飼っている友人に聞いたらやはりそうなんだそうです。私は犬はどんなにかわいくても心を鬼にして厳しくしつける、と教わっていたのでそんなことあるんだ、と驚きました!
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