里親とは
犬の里親になるということは、元もとの飼い主さんが何らかの理由で飼えなくなった場合、新しい飼い主さんがその子を自分の家族として犬を迎えるという意味です。本来は人間に対して使われていた言葉で、「他人の子供を親に変わって養育する人」という意味でした。
わんちゃんが家族の一員として扱われるようになった現代では、人間の子供と同じような意味で、家族に迎え入れて、『責任をもって大事に育てる人』というニュアンスで犬の里親になる、と言われるようになりました。
フレンチブルドッグは愛嬌のある顔と、明るい性格で飼い主さんと一緒に過ごすことが大好きな犬種です。性格もとても慎重でありながら勇気があり社交性もある賢い犬種です。
「あの表情に癒される」
「とっても甘えん坊なところがたまらない」
などフレンチブルドッグのファンは急増しています。
犬を飼いたいと思ったら、多くの人はペットショップなどに行くのかもしれませんし、それもひとつの方法だと思います。
でも、里親として新しい飼い主さんを探してるわんちゃんを家族として迎える、という方法もあります。
里親としてフレンチグルドッグを引き取る事のメリットは、その犬が成犬であれば、すでに元の飼い主さんがしつけをしてある場合が多いので、わんちゃんのしつけが始めてだという人にはとてもお勧めです。
また、まだ子犬のフレンチブルドッグの里親を捜している人もたくさんいますので、子犬を迎えたいと思っている人にも利点があります。
元もと普通に飼い主さんと生活をしていたわんちゃんが、飼い主さんが病気になったり、入院したりして飼えなくなったので、大切に育ててくれる里親さんを探しているという人はたくさんいます。
もちろん、廃業したブリーダーから里親として引き受けるとか、保健所などからわんちゃんを迎えるという場合もあります。
どの場合にしても、新しい飼い主としてそのわんちゃんを責任をもって育てていく、という覚悟をすることが里親になる大前提です。
フレンチブルドッグの里親になる時に注意すること
里親としフレンチブルドッグを引き取りたいと思ったら、どんなわんちゃんがいるのか、しっかり調べることです。
写真をみせてもらったり、わんちゃんの事について飼い主さんと直接メールなどで情報交換が出来ること、そして、その飼い主さんがなぜ飼えなくなったのかをしっかりと確認しておくことはとても大切です。
わんちゃんの年齢、どんなしつけがされているのか、血統書はあるのか、健康状態などこれまでのワクチン証明書などもあれば一緒に提出してもらいましょう。
こんな事は考えたくないのですが、管理のあまりよくない里親捜しのサイトでは、写真とは全然違う子や病気のある子なのに実は隠していた、など問題がある場合も実際にあります。
わんちゃんが無償なのか有償なのか、これも最初にしっかり確認すべき事です。
有償だった場合、わんちゃんの受け渡しはどの段階なのか、血統書やワクチン証明書はあるのか、健康状態などきちんと連絡を取り合う事です。
迎えるときのチェック項目
- なぜ飼えなくなったのか
- 年齢
- どんなしつけがされているか
- 血統書の有無
- 健康状態
- ワクチン証明書
- 有償 or 無償
- 信頼できる相手か
中にはわんちゃんの代金を払ったら、その後は連絡が取れなくなった、という詐欺まがいのサイトもありますので、サイト選びは慎重になってください。
そういうトラブルに巻き込まれないためにも、里親捜しのサイトはきちんと管理運営されたところを選びましょう。
信頼できるサイトを見つけたら、わんちゃんの写真やプロフィール、元の飼い主さんのメッセージなどを見ながら気に入った子が見つかるまで気長に探しましょう。
しっかりと運営されているサイトでは、里親募集といってもいきなり引き取るのではなく、まず事前に双方が面会してわんちゃんとの相性やどんな環境で飼おうとしているのか、健康管理など医療費は負担できるのか、などある一定の審査があります。
最終的にはその運営サイトの定める譲渡ルールに基づいて引き渡されることになります。
わんちゃんを飼うということは嬉しいことですが、大変な事もあるという事もきちんと知って、理解したうえで迎え入れるべきです。
可愛いフレンチブルドッグを早く迎えたいという気持ちはわかりますが、犬が寿命を迎える日まで健康で清潔な環境と日々のお手入れなど里親さんにかかる負担も増えるということをちゃんと覚悟してください。
どんなに健康な犬だって一生のうちに1回や2回は病気になることもあるでしょうし、ケガだってするかもしれません。
動物病院の診療代は決して小さいものではありません。そういった負担をきちんとする事も里親の責任なのです。
実際に里親として犬を引き取る前に考えられるあらゆる状況を想定してみることはとても良いシミュレーションになります。
後々のトラブル回避のためにも、慎重に考えるべきです。
おすすめ里親募集サイト
管理運営がしっかりとしている里親募集サイトを見つけることが、良いわんちゃんを見つけるための近道だといえます。
運営側が何よりもわんちゃん達の幸せを一番に考えて、愛情を注いでくれる家族捜しをしている事がよくわかるサイトは、里親候補の人達をきちんと選択しているので、わんちゃんが手元にくるまでに面接をうけたり、わんちゃんと里親さん家族との相性を見るために、トライアル期間を設けている所もあります。
最終的にはどのサイトも「わんちゃんに必要なケアや医療を約束し、大切に育てる」と誓約書を出すことを求められます。
これは、虐待防止、飼育放棄防止などのために必要だと運営側が決めている規則です。
たくさんあるサイトの中から信頼できる運営をしているおすすめサイトは以下の2つが有名です。
まとめ
フレンチブルドッグは最近とても人気の犬種です。
愛嬌のある表情とクリクリとした大きな目でじっと飼い主さんを見つめてきます。
飼い主さんの側で過ごすことが何より大好きなフレンチブルドッグの里親になろうと考えるなら、まず信頼できる里親募集サイトを見つけましょう。
候補の子が決まったら、連絡を取り合い、面接で実際にわんちゃんに会えるようなシステムのある事を確認して下さい。
▼フレンチブルドッグについて詳しく知りたい方はこちら
フレンチブルドッグの性格と魅力について
ユーザーのコメント
20代 女性 ミニー
30代 女性 Chappy
フレンチブルドッグのあのシワシワの表情が何とも言えず、たまらなく可愛いですよね♪わたしが元気がない時も、フレンチブルちゃんのお顔を見るだけで、絶対癒されます。里親になるのは、今までの飼い主さんがどうゆう人かによってワンちゃんの性格も変わるだろうけど、いつか飼ってみたい犬種です♪
20代 女性 小夏
30代 女性 ろちゃん
20代 女性 きい
30代 女性 匿名
たまたま健康な1歳の子に出会いましたが、病気がちな子もいます。
里親になるからには最後までみてあげるのが責任だと思うので、里親さん自身が無理のない子を探していいと思います。
健康なうちの子でも、今はもうシニアで病院に行く回数も増え、病院代は結構かかってます^^;
でもそれ以上に可愛いです!あの人間味というか、、ちっちゃいおっちゃんを飼ってる感じというか、、この可愛さは飼わないと味わえないです(^-^)
毛もめっちゃ抜けるし、皮膚も弱いし、暑さにも寒さにも弱いけど、、めっちゃ可愛いですよ!
そして、1匹でも多くのわんちゃんに素敵な家族が見つかって欲しいので、保護団体の条件がもう少し緩くなる、臨機応変になることを願います。
私は厳しすぎて断念したので…(><)
40代 女性 グーグルぽち
フレンチブルドックはパグ、シーズー、キングスチャールズ・スパニエル、ボクサーと同様には頭蓋骨の長さの幅に比べて鼻の長さ(マズル)が短いです。
そのため、口腔の面積が狭き、気化して熱を逃すのが苦手です。ということは、熱中症などへのリスクが中頭種や長頭種に比べるとはるかに高くなるのです。
第一に犬が涼しく快適に過ごせるようにできる環境が必要ですよね。
また短頭種の犬の多い皮膚のたるみのケア、歯並びの悪さから歯垢、歯石が付きやすく歯周病にもなりやすいです。後から、こんなハズでは無かったということのないよう、すべてを理解したうえで、里親探しを始めることが大切だと思います。
そして飛行機で旅行に行くことが多い家族にはおすすめしません。国内、国際の航空会社は短頭犬種のお預かりを中止しているからです。
先日愛犬のお散歩中に可愛いシーズーに会いました。飼い主のおじいさんは娘が海外に住むことにしたから、この犬を置いてったとのこと。あまりにも身勝手なお話だったため、初めて会った方でしたが私はショックを隠せませんでした。
フレンチブルドッグを里親として引き取る前に、この先の起こり得る状況を考えてみる必要があると思います。すべての子がずっと一緒にいてくれる飼い主さんに会えることを願います。
女性 ゴン吉
里親として募集される飼い主さんは大体が「家庭の事情」や、「アレルギーなどを発症してしまったため飼うことができなくなってしまった」という理由が多いです。尤もらしい理由ですが、個人的には他に理由があるようにも思えます。お子様が生まれたから犬が要らなくなった、という若いご夫婦もよく目にします。
里親募集から犬を迎え入れたいと思った場合は、今まで以上に愛情を注いであげられる方に向いていると思います。
里親募集のサイトはネット上に幾つか存在します。気になるフレブルを見つけたらまずは連絡をとってみて、どのくらいのレスポンスがあるか、メールなら誠実さなども読み取ることができると思います。顔が見えないネット上のやり取りだからこそ、信用できる相手かどうかしっかり見極める必要があります。やたらと金額を提示してくる相手は信用できません。
フレブルは同じくらいの小型犬に比べると比較的、短寿命になります。募集されているフレブルの年齢が成犬~シニアなら、病気なども発症しているかもしれません。そこは事前にしっかりと確認し、治療のための動物病院を探しておくことも大事です。
女性 あわわ
40代 女性 匿名