ラーチャーってどんな犬?性格と特徴、寿命や値段について

ラーチャーってどんな犬?性格と特徴、寿命や値段について

ラーチャーと言う犬をご存知でしょうか。日本では馴染みのない犬で、その名前すら初めて耳にする方も多いのではないかと思います。ラーチャーは、現在では家庭犬として飼育されている場合もありますが、元々は狩猟を行う人をサポートする為の犬として作出されました。このラーチャーについて、一体どのような犬なのかその特徴や歴史などを合わせて紹介していきます。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

ラーチャーってどんな犬種?

ラーチャー

イギリスが原産であるラーチャーは、英語表記では「Lurcher」となります。ラーチャーは特定の犬種を表す犬種名ではなく、人の手によって狩猟に適した犬として作り出されたサイトハウンドを基にして作られたミックス犬を総称してこう呼びます。

日本では馴染みのないラーチャーですが、イギリスやアイルランドではポピュラーな犬であり、特に珍しくもありません。イギリスでは狩猟を効率的に行うために、足の速い猟犬が求められていたのですが、特に走るのが速かったグレイハウンドやウィペットなどの純血種は、昔は残念ながら貴族しか飼育することが認められていませんでした。

そこで庶民は、グレイハウンドなどのサイトハウンドと他の様々な犬を掛け合わせ、狩猟に適した犬を作り出しました。

走るグレイハウンド

それがラーチャーです。主に行われた掛け合わせは、グレイハウンドとボーダーコリーなどの牧羊犬やテリアだったそうですが、ウィペットとディアハウンドも基となるサイトハウンドとしてよく使われたそうです。

また、グレイハウンドとディアハウンドといったサイトハウンド同士の掛け合わせも行われ、その結果生まれた犬はロングドッグと言うそうです。

現在でもラーチャーは作出されており、ブルテリアやコリー、ジャーマンシェパード、ラブラドールレトリバー、ポインター、ゴールデンレトリバーなどとサイトハウンドまたはラーチャーを掛け合わせ、実猟犬や家庭犬として使われているそうです。

このように、ラーチャーは様々な犬種が基になっていますので、掛け合わせをした犬種によって外見や大きさが違います。

ラーチャーという名前の由来にはいくつか説があるそうですが、ロマ語で「盗賊」という意味の「lur」に由来するという説が多く唱えられています。これは、ラーチャーは庶民が密猟をするのにラーチャーが使用されていた経緯がある為と言われています。その頃には、ラーチャーを飼育しているというだけで、悪人だと思われてしまうこともありました。

ラーチャーの性格

スタッフォードシャー・テリアのラーチャー

ラーチャーの性格について、3つの大きな特徴を紹介します。

  • 飼い主に従順
  • 明るくて運動好き
  • 穏やか

飼い主に従順

そもそもラーチャーは、サイトハウンドを基にして狩猟犬として作出された犬ですので、自分が主人と認めた飼い主さんに対しては大変従順に接してくれます。指示や禁止事項もきちんと守ることができるだけでなく、常に飼い主さんの側に寄り添い仕事を手伝う素晴らしいパートナーとなってくれます。

明るくて運動好き

ラーチャーは狩猟犬として速く走る特性を活かすべく作出されていますので、走り回ることや運動そのものが大好きです。

平坦な場所だけでなく、急こう配の山の中でも元気に走り回ります。更にこれは掛け合わせた犬の性格に起因しているせいかもしれませんが、明るい性格の子が多いです。狩猟を行う際にも、常にポジティブに考え行動してくれるので、飼い主さんは助けられる面も多いと言われています。

穏やか

狩猟犬として確実に仕事をこなすラーチャーですが、それ以外の時間はとても穏やかであることが多いです。家の中では静かに寝ていることも多く、狩猟犬としてだけでなく家族の一員としてあえてラーチャーを選んで飼育する人もいるほどです。

ラーチャーの特徴

ドアから覗くラーチャーとテリア

ラーチャーの特徴を紹介していきますが、ラーチャーは掛け合わされた犬種によってその大きさや特徴にも大きな違いが生じてきます。ウィペットほどの小さいラーチャーからディアハウンドの様に大きなラーチャーまでいますが、ここで紹介するものは、ラーチャーの中で最も主流と言われるものになります。

大きさ(体重/体高)

  • 体重 約16㎏~45㎏
  • 体高 約69㎝~75㎝

大きさからすると、ラーチャーは大型犬に区分されるサイズの子が多いようです。作出されるのに使われる犬はほとんどが大型犬ですので、当然ラーチャーもそのようになります。

被毛(毛色/毛質)

ラーチャーの被毛は、掛け合わせに使われた犬に起因しますので、決まった特徴はありません。ただし、ディアハウンドやテリアの影響でラフコートやワイアーヘアーが多いようです。狩猟犬として寒い季節でも問題なく活動できるように、アンダーコートは厚めに密生することが多いです。

体の特徴

体の特徴についても、掛け合わせに使われた犬に起因しますので、必ずこうなると言ったような特徴はあまりありません。ただし、狩猟犬として活躍できるように考えられていますので、多くの場合脚はすらりと長く、体は筋肉質で胸が深く痩せ型のサイトハウンド型の体型となります。

ラーチャーの子犬の価格

ラーチャーの子犬

ラーチャーの子犬の価格ですが、海外でも平均価格を算定するのは難しいとされています。特に現在でもラーチャーによる狩猟が一部認められているイギリスでは、ラーチャーを求める人の活用方法に応じて、ラーチャーはコーディネートされます。

素早く走るラーチャーが欲しい・走るのは多少遅くても急コーナーの対応が得意なラーチャーが欲しいなど、子犬そのものの価格は日本円で言うと5万~10万以内と比較的安価であったとしても、希望に沿ったラーチャーを探すコーディネーター代金が10万~15万ほど必要になる場合があるそうです。

ラーチャーを飼うには

テリアとミックスのラーチャー

日本でラーチャーの子犬を手に入れるには、まずはブリーダーを探さなくてはいけないのですが、ラーチャーのブリーディングを行っている犬舎はほとんどありません。

元々グレイハウンドやウィペットのブリーダーが、ラーチャーを作出してみようかという試みで子犬が産まれることはあるそうですが、イギリスのように狩猟犬としての特性を考えて作出されるラーチャーとは少し性質が違ってくるでしょう。

巡り合うことはなかなかないとは思われますが、もし販売されるようであれば相場は15万~20万程度になるのではないかと思います。

ラーチャーの寿命

青い目のラーチャー

ラーチャーの寿命は、約10年~14年とされています。大型犬同士を掛け合わせて作出されたラーチャーは、それらの大型犬と同様の平均寿命となります。

かかりやすい病気などは、掛け合わせに使われた犬が持つ特徴に起因します。

ラーチャーの歴史

木の棒を咥えて走るラーチャー

ラーチャーの現在の暮らし

現在でもラーチャーは、イギリス国内では多く飼育されています。狩猟犬として使われるのは勿論ですが、主人に従順で穏やかな性格を持っていますので、家庭犬として飼育されている場合も少なくありません。

ただ残念なのは、元々狩実猟犬として飼育し始めたラーチャーが狩猟で活躍できなかったり、逆に家庭犬として迎えたラーチャーの狩猟本能が強くて飼いきれなくなったりして捨てられてしまうということが起きている事実があります。そのため、イギリスやアメリカには多くのラーチャーの保護団体があります。

まとめ

草原でお散歩をするラーチャー

イギリス原産である狩猟犬のラーチャーについて紹介してきました。狩猟に向くように特化して作出されたラーチャーは、様々な犬種同士が掛け合わされて作られていますので、正式な犬種としては認められていません。

その為日本に輸入されてくることもなく、日本ではその名前すら馴染みがないのが現状です。ラーチャー以外にも、日本ではあまり知られていない犬が世界にはまだいるかもしれません。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 じょじょ

    ラーチャー、という言葉を初めて知りました。イギリスでは昔から人間と犬の生活が密接だったんですね。狩猟犬として最適なウィペットなどが庶民には飼育が許されていなかったこと、そのため狩猟犬としてさまざまな犬を掛け合わせて狩猟犬を作ったということがとても興味深い内容でした。掛け合わされた犬種(犬種とは言わないかもしれませんが)は、もしかしたら貴族階級の方たちが使用していた狩猟犬よりも優秀かもしれませんね。よく映画やドラマなどで昔のイギリス人貴族の生活を描いていると、必ず狩猟に出かけるシーンに遭遇します。犬たちをたくさん引き連れて馬にまたがって駆け抜けていくようなシーン。狩猟は貴族の遊び、庶民には生活なのに特定の犬種の飼育を認めないなんて。さすが階級社会です。
  • 投稿者

    20代 女性 あめたま

    ラーチャーという犬の存在を記事を読んで知りました。
    狩猟犬との事ですが、人間との相性は比較的良い印象を受けました。

    様々な犬種が混ざっている所謂ミックス犬との事ですが、人間の手によって改良を積み重ねられた犬なので、特定の犬種を混ぜた訳ではないという事実には納得させられます。

    暑さにも寒さにも強いという点が他のワンちゃんにはないメリットだと考えられますが、平均寿命が比較的短めである点はミックス犬の特徴を色濃く表していると感じられました。

    密猟に利用された暗い過去もありますが、現在ではイギリスやアイルランドで普通の生活を送っているとの事で、数が少なくなっている訳ではないようでとても安心しました。
  • 投稿者

    50代以上 女性 いすた

    ジュディス・クランツというアメリカの女性作家の小説で「プリンセス・デイジー」という作品があります(新潮文庫・現在絶版)
    イギリスに住んでいた主人公のデイジーが子供の時にジプシーが売っていたラーチャー犬を買ってもらって、それからは彼女の相棒になりました
    まぜこぜの血統と毛色のジプシー犬で忠実ではあるけど狡猾
    かなり個性的で時々やらかしますが愛すべきわんちゃんでした
    実際はどんな犬なんだろうと30年以上思ってきましたので、由来や画像を見ることが出来て嬉しかったです
    でもやっぱり日本の狭い住宅では飼える犬ではなさそうですね

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