犬の目がおかしい!その異常は病気かも?
犬の目がいつもと違うと感じたことはありませんか?よく見たら犬の目の色がいつもより白いことや、変な方向に歩き出すなど目が見えない素振りをする。そんないつもと違う異常を感じたら、それは「犬の目」に起きている病気のサインかもしれません。
犬には目の病気がつきものと言われています。「犬の目」の変化に気付いたら、早めに動物病院で診てもらいましょう。
目やにが多くなる犬の目の病気
ドライアイ
- 犬の角膜が乾燥している状態
- 進行すると失明の危険もある
- 涙が少ないことが原因
- 完全な予防は困難
ドライアイは、涙の分泌不足や、瞼の形の問題などによって、涙が角膜に十分に行きわたらないことで角膜が乾燥する状態のことを言います。充血や黄色の膿状の目やにが増え、進行すると角膜潰瘍や失明することがあります。
涙が角膜全体を潤すためには、まばたきにより上下のまぶたが完全に閉じ切ることが必要です。しかし犬種によっては、まぶたを閉じても完全に目を覆いきらず、涙が十分に行きわたらないことや、自己免疫性疾患の一種で、涙の産生量が少ないことが原因となっている場合があります。
治療には点眼薬や軟膏などを使います。主にヒアルロン酸入りの点眼薬で涙の量を補充する治療が行われます。自己免疫性疾患などが原因で、涙の産生量が少ない場合には、免疫抑制剤入りの軟膏を使います。
その他に、眼瞼内反症・外反症などのまぶたの形状の不具合によってドライアイが起きている場合には、形成手術を行って対処することもあります。
犬のドライアイを完全に予防することは困難ですが、常に目の周りを清潔に保つことを心掛けましょう。ドライアイを発症しやすい犬種として、目が大きくて出ている「シーズー」や「パグ」などが確認されています。
犬ジステンパー
- 犬に「目やに」や「鼻水」がなどの症状が見られる
- 急激な進行で後遺症や死に至ることも
- 有効な治療薬は無い
犬ジステンパーなどの感染症が原因となっているケースもあります。犬ジステンパーの初期症状にみられる目やにや鼻水は、感染源になるので注意が必要です。
犬が犬ジステンパーウイルスに感染した場合にも、ワクチンを接種し、免疫力のある犬の多くは、ほとんど無症状か軽い呼吸器症状ですみます。しかしワクチン未接種の犬や、免疫力の少ない子犬や老犬では、重症化する恐れも考えられます。
犬ジステンパーが急激に進行すると命にも関わり、病気が回復した後にも失明や神経症状、犬の歯のエナメル質形成不全など後遺症が残ることもあります。
犬ジステンパーウイルス自体に、有効な治療薬はありません。治療は点滴や抗生剤を始め、抗けいれん剤投与などの支持療法や対症療法が中心になります。犬ジステンパーの予防には、ワクチン接種が有効です。
特に飼い始めの子犬には、適切な時期に、適切な回数のワクチンを接種することが大切です。また、免疫力の落ちているシニア犬にも気を付けてあげることと、目やにの量や色などに少しでも異常を感じたら、早めに動物病院を受診しましょう。
目が赤くなる犬の目の病気
結膜炎
- 犬の白目が充血し涙やまばたきなどの症状が現れる
- 目の変化に気づきにくく発見しづらい
- 両目の場合は他の疾患を併発していることも
- 目の周りをカットし眼球を傷つけない処置を
結膜炎は、犬の眼球の白目の部分に炎症を起こす病気です。白目が赤く充血し、涙やまばたきが増え、床や壁に目をこすりつけるしぐさを見せることもあります。しかし、犬の黒目は大きいため、白目の異常が判断しにくく発見が難しいです。
片目だけに発症している場合は、目の中に混入したごみやシャンプーが原因となっている可能性が高いです。両目の場合は、感染症や他の疾患を発症している可能性も考えられます。
治療には点眼による感染症治療や、「犬の目」の周りの毛をトリミングし、眼球を傷つけないようにする処置が行われます。また、感染の原因によっては細菌やウイルスに応じた治療が必要なケースもあります。
予防には、目薬の投与やこまめなトリミングを心掛けましょう。アレルギーが原因となっている場合は、アレルギーを起こす原因物質を調べてもらい、なるべく接触は避けましょう。結膜炎を発症しやすい犬種として、「マルチーズ」や「キャバリア」などが確認されています。
ブドウ膜炎
- 犬の目の奥が濁り出血している
- 他の目の疾患や全身疾患を併発している場合が多い
- 目に強い衝撃を与えないように
犬の眼球内の「虹彩」や「毛様体」をブドウ膜と言い、そこに起こる炎症を「ブドウ膜炎」と言います。犬の目がブドウ膜炎になると、眼球の奥が濁り出血が見られます。また、目やにの量が増えて涙も出やすくなります。
原因は感染症や他の目の病気と併発するケースがほとんどで、特に角膜炎や結膜炎と併発しやすいので注意が必要です。ブドウ膜炎の治療は、原因となっている感染症や角膜炎、結膜炎を改善する治療を行います。
ブドウ膜炎にならないための予防には、激しくぶつかるなどの目に強い衝撃を加わえないことや、角膜の傷が進行して目に穴が開くことで起きるとされる角膜炎や角膜潰瘍を避けることが必要です。
不意の衝突などの事故に注意し、目に異常が見られた場合は早めに動物病院を受診しましょう。ブドウ膜炎を発症しやすい犬種として、「サモエド」や「ゴールデンレトリバー」などが確認されています。他の犬種でも起こりますので注意してください。
目が白く濁る犬の目の病気
白内障
- 犬の目が白く濁る
- 進行すると失明に至る
- 多くの犬種がかかりやすい病気
- 予防は健康的な生活を意識することがベスト
白内障は、「犬の目」の中のレンズに当たる水晶体が、タンパク質分子の異常により混濁する病気です。水晶体が白く濁ることで目が見えにくくなり、物にぶつかったりジャンプができなくなったりします。犬の目も白く濁った色に変色し、進行すると失明してしまうこともあります。
犬の白内障は、親からの遺伝による「若年性白内障」、老化現象による「老年性白内障」、外傷や他の病気との併発が主な原因です。その中でも若い年齢で発症する遺伝的要因によるものも多いです。
- フレンチブルドッグ
- 柴犬
- プードル
- マルチーズ
- シーズー
- ビーグル
など、約60犬種で白内障発生の遺伝的要因が確認されています。
軽度の場合には点眼薬や内服薬による治療を行います。重度の場合は外科的治療となり、白く濁った水晶体を手術で取り除かなければなりませんが、手術の成功率はあまり高くありません。白内障などの予防としては、良い食事と運動を心掛け、健康な生活を送ることが一番です。特に水分を意識的に補給しましょう。
角膜内皮ジストロフィー
- 犬の角膜が濁ってくる
- 最終的には両目が白くなる
- 予防は難しい
角膜内皮ジストロフィーとは、犬の眼球内にある内皮細胞数や細胞自体に問題が生じることで、角膜実質の脱水性を保てなくなり、角膜が混濁してしまう状態のことを言います。中年齢で発症することが多く、初期には局所的でも徐々に全体に混濁が広がり、片目から最終的には両目が白濁していきます。
角膜内皮細胞に障害が起きることによって、浸透圧調節機構の破綻が生じ、特定の犬種に多く見られることから、遺伝の関与が原因とも考えられています。局所治療で完治はできませんが、高浸透圧性の軟膏を角膜表面に塗布することで、角膜内の余分な水分をくみ出す治療が行われます。
遺伝性なので予防は難しいですが、犬の様子を確認し、異常がみられたら速やかに受診をするようにしましょう。角膜内皮ジストロフィーを発症しやすい犬種として、「ダックスフンド」や「チワワ」、「フレンチ・ブルドッグ」などが確認されています。
角膜潰瘍
- 犬の目に深い傷ができて炎症を起こす病気
- 悪化すると目が白くなり視界が悪くなる
- 犬同士の喧嘩やシャンプーによる刺激が原因になる
- 目の乾燥に気を付ける
角膜潰瘍は、犬の角膜に深い傷ができてしまっている状態で、多くの場合そこから細菌が侵入し、炎症を起こしてしまいます。放置すると潰瘍の部分が白くなったり、傷を治すために血管ができてしまったり、視界が悪くなります。また、角膜が破れてしまう可能性があるので注意が必要です。
犬の角膜腫瘍は、ケンカなどによる外傷や目の中の異物、シャンプーの刺激が原因となって起こることが多いです。また、その他にもドライアイやまつげの異常、瞼のしこりなど、他の目の病気と関連して起こる場合もあります。
角膜にできた傷は自然に治ることもありますが、ほとんどは治療が必要になります。原因にもよりますが、浅い傷だと症状の改善も早く、点眼薬などの治療により1週間程度で治癒します。しかし傷を放置し悪化させると、場合によっては失明する可能性もあるので、早めに治療することが大事です。
予防的に点眼し、犬の目の乾燥に気を付けましょう。また、大きなストレスや体の抵抗力が落ちることでも角膜潰瘍を発症しやすくなるので、食事のバランスや生活環境にも配慮が必要です。特にパグやシーズー、ブルドッグなどの、目に外傷を受けやすい犬種には注意が必要です。
目が開かなくなる犬の目の病気
角膜炎
- 犬が目をしょぼしょぼさせるなどの症状が出る
- 目やにが原因になることも
- 目の周りを清潔に保つことが重要
角膜は犬の眼の表面を覆う組織で、透明の膜で表面が涙で潤っているのが普通です。その角膜が炎症を起こした状態のことを「角膜炎」と言います。さらに重篤化して角膜内部まで症状が及ぶと、前述した「角膜潰瘍」となります。
犬の目が角膜炎になると目をしょぼしょぼさせたり、涙の量が増え「涙やけ」がひどくなったり、痛みを伴うので目をこする仕草やまばたきの回数も増えます。角膜炎は、目の傷や目やにの放置が原因のひとつです。また、高地や日差しの強いところにいることでも発症しやすくなります。
治療には主に点眼薬や医療量コンタクトレンズが用いられます。角膜に毛が触れないように犬の目の周りにある毛をトリミングし、目やには定期的に掃除し清潔にしてあげるとよいでしょう。免疫が正常であれば自然治癒が望めます。角膜炎を発症しやすい犬種として、「チワワ」や「ヨークシャーテリア」などが確認されています。
眼瞼炎
- 犬のまぶたに炎症が見られる
- 発見しやすい目の疾患
- 予防は困難
眼瞼炎は、犬の目のまぶたに炎症が起きている状態のことを指します。眼瞼炎は見た目で確認しやすいため、異常を見落とす可能性は低いです。原因としては、虫刺されや外傷によるものが多いです。
犬が角膜炎やドライアイ、結膜炎などを発症していると、目をこすってしまうことで、眼瞼炎を発症することもあります。また、ダニや細菌、真菌などが感染することによって眼瞼炎を引き起こすことや、逆さまつげや兎眼、眼瞼内反、眼瞼外反、などの瞼の異常から発症するケースもあります。
治療法は原因にもよりますが、基本的には点眼などの方法で炎症を抑えます。犬の眼瞼炎は早期発見しやすいので、早めの対処を心掛けましょう。
「犬の眼瞼炎」を予防することは困難ではありますが、まずは寄生虫や細菌への感染に注意しましょう。また、犬の瞼に異常が現れるのは早朝が多いため、異常を確認したら早急に動物病院に連れていくことで、早期治療と予防につなげましょう。
目が腫れる犬の目の病気
緑内障
- 犬の目が突出し、物によくぶつかるなどの症状が見られる
- 痛みが激しくスキンシップを避ける
- 初期には結膜が赤くなる症状も多い
- 眼圧を下げる処置が重要
緑内障は、眼球内の房水(ぼうすい)とよばれる液体の眼圧が上がることで、犬の目が飛び出してくる病気です。激しい痛みを伴うため頭をなでられることを嫌がったり、視野が狭まり物にぶつかったりします。眼圧の上昇が長く続くと失明する可能性もあり、速やかに眼圧を下げることが重要とされています。
緑内障の原因には、先天的な目の異常から起こる「原発性 緑内障」と、目の中での炎症から起こる「続発性 緑内障」、原因不明の発症も確認されています。内科的治療では点眼や内服薬、注射薬などで眼圧を下げていきます。
外科的治療では眼房水の新しい出口の形成を始め様々な手術がありますが、1度失ってしまった視覚を回復させるのはとても困難なことです。水分をあまり取らないと視神経の血流が悪化し、緑内障のリスクが高まるので水分を意識的に摂取するように心がけましょう。
また、初期には強結膜(白目)が赤くなる症状がでることもあるので、犬の目をよく観察し早期発見につなげましょう。緑内障を発症しやすい犬種として、「柴犬」「シーズー」「ビーグル」などが確認されています。
その他に、「犬の目」の下の方が腫れている時に、犬の歯が歯周病にかかっている可能性も考えられます。歯周病は重症化すると、上顎の歯の歯根を悪くすることで、目の下辺りが腫れてきて、そこから排膿することがあります。
できものができる犬の目の病気
チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)
- 犬の瞬膜が飛び出し腫れている状態
- 真っ赤に腫れるのですぐに発見できる
- 完治には手術が有効
- 先天性の要素が強く予防は難しい
犬の目の内側には「瞬膜」とよばれる角膜の乾燥を防ぐ器官があります。その瞬膜から瞬膜腺が飛び出し腫れた状態が、赤いさくらんぼのような見た目なので「チェリーアイ」と言います。
瞬膜が外気に触れると常に痛みを伴います。犬の目が真っ赤に腫れるので、すぐに発症を確認できるのが特徴です。原因は遺伝の影響が強いといわれていますが、目の形も影響します。
病院で瞬膜の位置を直してもらうことで症状は和らぎますが再発しやすいため、完治のための治療には手術による縫合が必要です。
チェリーアイの予防は、先天性的要素が強いため難しいと言われます。そのため、先天的に起こりやすい犬種は生後2歳くらいまで注意深く観察し、少しでもチェリーアイを疑うような症状があれば、すぐに病院で診察を受けてください。チェリーアイを発症しやすい犬種として、「チワワ」「ボストンテリア」などが確認されています。
マイボーム腺腫
- 一般的に言う「ものもらい」
- 犬のまぶたが赤く腫れ、目が半開きになる
- 他の目の病気に繋がることも
- 抗生剤の投薬が有効
まぶたには油脂を分泌するマイボーム腺という穴があり、このマイボーム腺に炎症が起こる病気を「マイボーム腺腫」と言い、別名では「ものもらい」とも言われています。
まぶたの縁が赤く腫れ、目が半開きになったり涙の量が増えたりします。また、犬が前足や壁などを使ってこすることで、眼球が傷つき「角膜炎」などにもつながりやすいです。原因は細菌感染が主になるため、免疫力の低い幼犬期や老犬期に起こりやすいです。
治療には細菌に応じた抗生剤が用いられます。犬の目のひっかきを予防するために、エリザベスカラーの装着により悪化を防げる場合もあります。マイボーム腺腫を発症しやすい犬種として、「チワワ」「トイプードル」などが確認されています。
涙の量が多くなる犬の目の病気
流涙症(涙やけ)
- 犬の目の周りの皮膚や毛が変色する
- 涙が多く分泌される影響で細菌が繁殖し発症
- アレルギーなども原因になる
- 予防や改善にはドッグフード選びも有効
流涙症とは、犬の目から涙が溢れることで、被毛や皮膚が変色し炎症を起こす状態のことを言います。一般的には「涙やけ」という状態です。何らかの原因で涙が通常よりも多く分泌され、目の下が涙で濡れた状態が続くと細菌が繁殖し、涙やけを発症します。
鼻涙管の詰まりや体内の水分不足、花粉症や食物アレルギーなどが原因となっていることが多いです。また、ドッグフードに含まれる添加物や色素などの代謝産物が、変色しやすく詰まりやすい涙を作るとも言われます。
添加物が少なく厳選された原料のドッグフードに変えることが、涙やけの予防と改善につながるという報告があります。もともと鼻涙管に涙が流れにくい構造をしている犬種として、「トイプードル」「マルチーズ」などが挙げられています。
眼瞼内反症・外反症
- 犬が目に痛みを生じ涙の量が増える疾患
- 他にも角膜の色素に異常が見られる
- 予防は困難
犬の目の瞼が内側にめくれている状態を「眼瞼内反症」と言い、外側にめくれている状態を「眼瞼外反症」と言います。
内反症で内側にめくれている瞼やまつ毛が、角膜や結膜に刺激を与えている場合、結膜炎や角膜炎を起こし、目に痒みや痛みが生じ目やにや涙の量が増えます。この状態を長期間継続すると、角膜が白く濁ったり黒く色素沈着が見られ、「眼瞼内反症」を治療しても、角膜炎や結膜炎が治りにくいこともあります。
外反症においては、ほとんどは下まぶたに起こります。外反が重度の場合、犬の目は"あかんべー"をした様な状態になり、角膜や結膜が露出することで、結膜炎や角膜炎が起こりやすくなります。
基本的な治療は、外科的手術による瞼の矯正になります。内反や外反の程度が軽度の場合には、角膜や結膜を刺激しているまつ毛の抜毛と点眼による内科的治療で症状が改善することもあります。
しかし予防は困難なため、瞼の状態がおかしいと感じたら症状が重症化する前に早めに病院を受診するようにしましょう。また、「眼瞼内反症・外反症発症」を発症しやすい犬種として、「セントバーナード」「ブルドッグ」などが確認されています。
まとめ
「犬の目」の病気は遺伝性のものも多く、予防が難しい病気もあります。病気を悪化させないためには、日頃のケアを始め、普段から「犬の目」の状態を把握することが大切です。心配な場合には、犬の目のトラブルを予防するサプリなども取り入れるとよいでしょう。
また、犬の目にまつわる病気は、日常的に起こりえる「身近な病気」という意識を私たちが持ち、知識を備えておくことが病気の予防につながります。
ユーザーのコメント
20代 女性 くるみ
30代 女性 すずせ
30代 女性 ダリヤ
50代以上 女性 pink
この仔は3ヶ月でうちに来た時から呼び掛けても、あまり近寄って来ずボール遊びもしない仔でした。でも撫でてあげるとジャレて来る仔ですから甘えるのは大好きなんです。
3歳を目前にしたある日、行きつけの動物病院の先生に爪切りして貰っている時に突然、目の反応が遅いですね、普段、物にぶつかる事は無いですか?と聞かれました。
確かに、よく椅子の脚に鼻先をぶつける事がありましたし、今まで呼んでも来ず、ボールを追いかけないのも理由があったんだと思いました。
丁度、その頃の先生は目の病気の勉強をされていたようで網膜の病気ではないかと専門医を紹介してくれました。
後日、専門医に診てもらうと網膜変性症で既に夜盲に入っていて夜は見えていない状態だと言われました。
そして、この病気は治る事はなく、必ず白内障になり悪くなると緑内障に進み眼圧上がることから目の痛みがひどくなり苦しむ状態に、、と。苦しみから解放してあげるには眼球摘出しかないと言われました。
また、網膜変性症は遺伝性の病気なのでうちの子の子供は絶対希望しないで下さい、とも言われました。
この事からブリーダーさんには先天性の病気が無いかなど調べて交配して欲しいと伝えました。
現在、うちの仔は、家の家具の位置など憶えていてぶつかる事は無くなりましたが、朝ご飯や昼間のオヤツの時などは鼻先に置いてあげないと見えていないようです。
周りが見えない分、音には超敏感で吠えますし家族以外の全ての人に反応してひどく吠えます。
常にストレスを感じているのだと思います。
家族は、いつも目をケガしない様気を付けていますが、様子がおかしければ犬用の目薬をさしてあげています。また、目に有効なサプリも毎日あげています。
1日でも長く気持ち良く過ごせるように心がけて行きたいと思います。
女性 匿名
先生は、白内障になる仔は多く遅いくらいだと言われましたが、 ショックでした。
先天性遺伝の仔もいて原因は様々ですが、紫外線が目に入ると良くないです。朝晩の散歩は陽をさけてしています。
治療は進行を食い止める点眼薬ライトクリーンを毎日2回さしますが、治る効果はないそうです。そもそも進行を止める効果も無いという説もあり、続けていく事に疑問もあります。病院によっては処方しないところもあります。
点眼を嫌がるので、ご褒美におやつをあげると喜んで、日に日にさし易くなっています。
点眼薬とは別に、視力が回復したと評価されている、抗酸化力のある粉末のローズヒップと、人間用の視力回復のサプリメントとの、2種類をあげて回復を願っています。
緩やかに進行するので、いずれ散歩を嫌がるようになるでしょうし、家具などにぶつかるようにもなると思うので、怪我をしないように配慮していきます。
大好きな散歩が出来なくなる日が1日でも先になる事を願って、楽しい毎日を大切に過ごしていきます。
女性 匿名
50代以上 女性 たまご
興奮して眼圧が上がってしまう事も有るので 気を付けて下さい。
女性 emi
最初は角膜炎から始まり、いつも通っていたお医者様には「大丈夫、治ります」と言われてはいたのですが、結果的に角膜炎から角膜潰瘍に、そして深く穴があいてしまう角膜穿孔になってしまいました。
軽い角膜炎の場合でも、わんちゃん達は違和感があると自分で目をこすってしまいます。
うちの子も最終的には自分の爪で目をこすって穴があいてしまったので、
最初から一般の病院ではなく、眼科に行って気を付けてあげていれば・・と、
とても後悔をしました。
これは動物眼科のお医者様に聞いたのですが、得に老犬は目が乾燥しやすく、
また、コレステロールの増加やカルシウムの過剰摂取などによっても
角膜にカルシウムが付着して傷が入りやすい状態になるそうです。
愛犬の目の瞬きが多なり、いつもと違うなと感じたときには、
眼科専門の病院に見せるのも良いかと思います。
女性 匿名
人間と同じような形で、頭と顎にベルトが付いていてなかなかお洒落です。
かけられるようになるには時間がかかりそうですが、おやつをご褒美にあげながらじっくり取り組みます。
30代 女性 からん
ショップからお迎えして1ヶ月でチェリーアイにもなりましたが、幸い手術で完治し、再発もありませんでした。
しかし10歳頃から左目が白内障になり、進行を遅らせる薬のおかげか、亡くなる寸前まで失明には至りませんでした。
毎日朝晩の目薬、嫌がることもなくさせてくれたのであまり薬関係で大変な記憶はありませんが、散歩などでは平衡感覚に支障を来すのか、しょっちゅう電柱や門にぶつかりそうになっており、大変心配でした。
今はペットも長生きの時代なので、健康診断も欠かさず連れて行って、自己満足ではありますが後悔のないようにするのが一番かな、と思います。
女性 たろりん
遺伝性の病気で、年齢と共に見えなくなってきます。きちんとしているブリーダーさんは父犬(しっかりした所は母犬も)の検査を行い、発症因子を持っていない子だけを繁殖させるので発症の心配のない子犬を販売されています。子犬の購入時に確認する事をおすすめします。
白内障
人間でもポピュラーな病気で目のレンズが曇ってきます。進行が進めば見た目でわかるようになります。我が家の老犬達も進行の速さは個体差がありますが、老犬はみんな発症しています。光さえもわからなくなるまで進行する子や、はっきりは見えていないだろうけど物の影は認識できてるのだな、という状態までだった子もいて様々です。視力が落ちてきてからはできるだけ物の配置を変えないようにすると、記憶を頼りにしているのか、こちらが目が見えないことを忘れてしまうぐらい普通に生活していました。
緑内障
人間でもそうですが、なかなか気づくことができません。物にぶつかる所をよく見る、などがあれば眼圧検査のできる病院で診察してもらうことをおすすめします。
他にも目の病気はありますが、友人のダックスはPRAで失明してしまいましたが、家具を固定し床に荷物を置かないようにしていれば本人は快適に生活をしていました。ただ、散歩は目が見えない分神経を使うようで見えていた時よりも疲れるようです。盲目の犬用の歩行の補助用のアンテナなど便利な物もできてきているので、そういうものを利用してあげると目の見えていた時に近いクオリティの生活を送らせてあげることができるかもしれません。
女性 匿名
慣れるまで少し時間がかかりますが、散歩する時など安心です。
50代以上 女性 匿名
様子がおかしかった(手に持ったおやつを食べさせようとすると、微妙にズレたところで口を開けた)ので、即動物病院に連れていきました。その時点ですでに片目は失明、もう片方もその後1〜2週間で視力を失いました。
不勉強でしたが、先天性の、ダックスに多い病気とのこと。早いうちからサプリメント等を与えていれば、多少なりとも発症を遅らせることができたのではないかと、当時は涙する毎日でした。
眼が見えないだけに、散歩時には必要以上に音を怖がりますが、生活には特に不自由はないように思います。ただ、幸か不幸か最近はかなり耳が遠くなってきたため、音に対する恐怖心も薄らいでいるようです。
失明して唯一「よかった」といえるのは、眼が見えるときには車酔いする子でしたが、失明して以来、車酔いとは無縁となったことです。
30代 女性 モダン
まだ4才なので白内障ではないと思うのですが、疑われる病気はありますか?
女性 kaba
光に当たったときに少し目の色が片目だけ違うのが気になって病院へ連れて行ったそうです。
若年性の白内障は進行がとても早いそうで、すでに視力はほとんどないだろうと獣医さんに言われたと飼い主さんは大変気に病んでいらっしゃいました。
若年性の白内障は遺伝的なものが多いらしく、同じ犬舎出身の犬でやはり発症している子がいたということ。
視力は一度失うと回復できませんが、不幸中の幸いか命に直接かかわるようなことではないからと、なんとか気丈に振る舞っていらっしゃいましたが、3才での失明は相当ショックだったことと思います。
そのワンちゃんはというと、とても元気な男の子で、今のところ生活に支障はないとのことでした。
うちの犬はおじいちゃんで目がうっすら白くなってきました。加齢に伴う症状だと仕方ないと諦めてはいますが、進行が少しでも遅くなればと点眼をしています。
女性 アイビー
我が家の愛犬は数年前から、夜になると白目部分が充血します。病院で診てもらったところ、瞼の裏にあるマイボーム腺が詰まってしまっていて、そこから分泌されるはずの油分がうまく出ないために、目の乾燥が進んでしまっているとのことでした。治療は、瞼に直接つける軟膏と、ヒアルロン酸の点眼薬を1日に3回つけています。目が乾燥すると、人間と同じように痒みがおきて自分でこすってしまってかえって目を傷つけてしまったり、雑菌が入りやすくなったりするため、他の病気にもかかりやすくなるそうです。
最近では犬の眼科治療専門の病院もありますので、ひどい症状の場合には眼科で専門的な治療を受けることもオススメです。
女性 すしこ
病名は覚えていませんが、眼球全摘手術を受けさせた方がいいと獣医さんに言われ、またしばらく悩んでいたところ、手術を受けさせて、義眼を入れたのですが出血が止まらず、どうやら眼球の奥に腫瘍があってそれが大きくなっているのではないかと。
結局義眼を外して腫瘍を取る再手術。飼い主さんの判断がいろいろと遅れたことによってわんちゃんに負担が大きくかかる結果になってしまいました。
目の場合は進行性の症状も多いので、のんきに構えていてはいけないんだなと思いました。痛さや急な体調不良を訴えるようなことはなくても、事態はどんどん悪化していることがあるんですね。
40代 女性 SUSU
初めは目が少し赤いかな?という程度だったのですが、ワンコ本人も次第に気にするようになり、前足で何度も引っ掻くようになりました。
声をかけたり気をそらしたりしてその日の夜は様子見をしていたのですが、翌朝には片目が開けられない程、赤く腫れ上がり目やにもたくさん出ていました。
朝一で病院に行ったところ、恐らく何か外傷が起こり、それを気にするあまり前足で引っ掻き過ぎたことによって菌が入り結膜炎になっていると診断されました。
治療法としては、まずワンコが引っ掻かないようにエリザベスカラーをすること、及び抗生剤と炎症止めの2種類の目薬を毎日差すようにとのことでした。
この治療法は、愛犬にとってはとてもしんどい方法だったようで、完治させるまでにとても苦労しました。
まず、エリザベスカラーはとてもストレスがかかったようで、着けた直後から固まってしまいました。ダックスなので体高も低く、リビングのいろいろな物にぶつかって移動もままなりませんでした。病院でお借りしたカラーはプラスチック製でしたので、少しでも軟らかい素材をと思い、ペットショップでソフトカラーを購入して着けてみたのですが、翌日にはストレスからくる下痢になってしまいました。
カラーを着けたままのトイレも大変だったようで、カラーにうんちが付いてしまい、悲しそうにこちらに助けを求めてきたのを見て、カラーははずすことにしました。
気になっても掻かないで欲しいこと、酷くなるとまたこれを着けないといけないことを説明してカラーを外しましたが、特に悪化をすることもなく完治しました。
目薬についても、特に抗生剤入りの方は滲みたようでとても嫌がりました。抱っこをして差そうとしても大暴れしてうまく入らず、本当に苦労しました。
コツとしては、1人が抱っこをして、もう1人が目薬を斜め上から差すのですが、手を後ろにして目薬を持っている所を見せないようにします。そして、あまりにも嫌がった時は止めること、これがとても効果的でした。
少し時間を置いて機嫌の良さそうな時、おやつを貰う前など、こちらの都合ではなく、愛犬のタイミングに合わせて行うことが大事です。
犬の為だからといって、無理矢理に行うことは苦手意識を強くしてしまうばかりでなく、飼い主への信頼関係まで影響を及ぼしてしまいますので、タイミングをみて、うまく行うことが大事だと思います。
なお、結膜炎の原因となった外傷についてですが、リビングにあるローテーブルの傷防止のためにビニール製のカバーを置いたのですが、四隅の角がちょうど愛犬の目の位置にあり、この角に当たってしまったようでした。現在は四隅の角を丸くカットしてあります。
気がつかず愛犬には申し訳ないことをしてしまいました。
ダックスのため、目の高さは想像以上に低いんだと改めて実感しました。小型犬は特に体高が低いので、思わぬ物に当たることがあります。目の高さにある物、遊んでいると興奮してぶつかってしまいそうになる物については特に注意するようにしています。
40代 女性 かんな
女性 ゴン吉
女性 nene
後しばらく獣医さんにお世話になって無事に治ったのですが、目を傷つけてしまうと、
視界が変わってしまうので、本人もとても辛そうでした。目は怖いですね。