犬の結膜炎について ~症状や原因・治療と予防法~

32640view

犬の結膜炎について ~症状や原因・治療と予防法~

お気に入りに追加

犬の結膜炎の症状や原因、治し方についてまとめています。人間と同じように犬も結膜炎になりやすい動物です。もし結膜炎になってしまったらすぐに病気にいって治すようにしましょう。

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の結膜炎、結膜について

犬の目のアップ

人間でもなりやすいと言われている結膜炎ですが、犬でもなりやすい病気と言われています。

結膜とは、強膜とまぶたの内側をつないでいる粘膜のことをいいます。目の表面を覆っている角膜同様、結膜も外界にさらされているので、細菌による感染や事故、喧嘩などで傷ついてしまう事もあります。

愛犬に起こりやすいと言われている結膜に炎症が起きる病気を結膜炎といいます。

犬の結膜炎の症状

診察中の犬

結膜炎の症状は、結膜にあるまぶたの裏側に痛みや痒みが出てしまう症状の事をいいます。

結膜炎になると、痛みや痒みのため、結膜炎になった方の目をしきりにこすったり、目を物にこすりつけたりという仕種が目立つようになります。

私の犬が結膜炎になった時は、片方の目だけでしたが、しきりに目をこすったりしていました。目をたくさんこすってしまうので、だんだんと目が赤くなってしまい、片方の目だけ開けにくそうにしていました。

特に目やにが出てしまったり、涙がいつもより多く出てしまうようになるため、このような症状が見られたら、早めにお医者さんに行くようにしてください。

犬が結膜炎になる原因

目が赤い犬

結膜炎になる原因は、両目か片方の目かで異なります。

片方の目だけ結膜炎になってしまった場合は、目の周りの毛が目に入ってしまったり、シャンプーが目に入ってしまったり、ゴミが入ってしまったりといった刺激により結膜炎になってしまったと考えられます。

両目が結膜炎になってしまったら、細菌やウイルスの感染、アレルギーが原因になって居ると言えるでしょう。このように、両目が結膜炎になってしまった場合、全身に異常が見られる場合もあるため、早急に病気に行くことをおすすめします。

ポメラニアンやシーズー、マルチーズなどは逆さまつけが原因で結膜炎になりやすいと言われていますので、日頃から目をよく観察するようにしましょう。

犬の結膜炎の治療法や予防法

獣医の診察を受ける犬

結膜炎の治療は、主に点眼薬で治療を行います。日に2回から3回ほど点眼するようにしましょう。
少し傷ついてしまった程度の軽いものであれば数日で治りますが、傷が深い場合は数週間かかることもあります。

また、目やにの中には細菌が含まれていますので、目やにをしっかり取ってから点眼を行わないと効果が半減してしまいます。そのため、目薬は目やにをしっかり取ってからさすようにしましょう。

犬の結膜炎の予防方法について

結膜炎を予防するには、毛の長い犬種であれば、目の周りの毛を短く切ったり纏めたりするようにしましょう。また、お散歩の際など草むらや土など探索した時に目にゴミが入りやすいので注意しましょう。

目薬の指し方について

犬の目薬指し方

前から愛犬が目薬を確認できる位置で指そうとすると、とても怖がります。
そのため、目薬を持って愛犬を後ろから抱き抱え、マズルを掴んで後ろから目薬を指すようにしましょう。

あくまでも目薬が見えないような位置から行うようにしてください。また、目薬が上手にさせたら思い切り褒め、おやつをあげるといった手段を取り、目薬を指すといいことがあると思わせることも大変有効です。

また、人間用の市販の目薬を愛犬に指すことは絶対にやめましょう。人間用の目薬は結膜炎のための薬ではないものもあり、犬には害のあるものも含まれています。必ず動物病院で処方してもらった目薬を使用するようにしましょう。

まとめ

目の診察をしている獣医師と犬

結膜炎は、どの犬もかかりやすい病気と言えます。放置すると最悪の場合失明してしまったりする怖い病気ですので、日頃から常に愛犬の状態に気を配り、早期発見出来るようにしましょう。

また、ペット保険に加入しておくと、加入状況によりますが薬や治療費の約30~70%を補償してくれたりします。気軽に通院できるようになりますので、加入しておくといいですよ。

▼犬の病気を症状や病名から調べる▼
犬の病気大辞典!知っておきたい基礎知識

ユーザーのコメント

  • 10代 女性 のりこ

    点眼薬で治せてしまう結膜炎ですが、甘く見られがちな病気の1つなのではないのでしょうか。事実私も失明までしてしまうような病気とは知りませんでした。こういう病気の怖い面も知らないといけません。予防にも力が入ります。
  • 40代 女性 MAKI

    犬の結膜炎という記事は、今まで我が家のワンコは発症していないので勉強になりました。まずは愛犬のサイン(目を痒がる・痛がる)をよく見て、早めに対処したいですね。目やにが多いことや涙がよく出るという症状にも注意したいですね。
  • 30代 女性 ちびまま

    目はわんちゃんにとっても大切体の部分ですよね。わたしは日頃から、目にゴミが入っていないかよく観察するようにしています。
    今のところ、チビは目に異常はないですが気を抜かずよく観察して上げる事が健康に生活するうえで大切ですよね。チビの健康を守れるのは、私だけなのですから。
  • 20代 女性 さえさえ

    私の愛犬は、目が大きくて眼球が傷つきやすいです。
    子犬の頃に、はしゃぎ回っていたら壁に打つかって目が真っ赤に充血し病院に連れて行った事があります。結果は結膜炎ではなく自然治癒で治りましたが、シーズーの血が入っているため鼻も短く、目の周りの毛が眼球に入るため、定期的にカットに連れて行っています。あとは、顔をタオルで拭いて清潔にするようにしています。

    私も結膜炎になった事があり、すごく痛いし痒くて大変だったので、愛犬には、そんな辛い思いをさせたくないし、日頃のケアを大事にして予防しようと思います。
  • 20代 女性 まいこ

    最近わが子も目を地面にこすりつける動作をよくするので、急いで確認しました。幸いにも何もなかったようですが、日ごろ何気なくしている動作が犬たちの何かしらの合図だということを常に覚えておかないといけないですね。
    人間もそうですが、やはり目の病気は普通の日常を送れなくなってしまうことが多いので気を付けたいです。
  • 女性 先の副将軍

    高い医療費の割に白内障も治療薬も無く先進医療と言えない^^: 獣医さんの腕凄い?聞いた事がない。
    人間の白内障は格安で治療法もいろいろあるが^^獣医では動物の命軽視してるのではないの?
    心ある獣医はしっかり勉強して治療法見付けてください。
  • 30代 女性 38moto

    目の大きい子は結膜炎とは切っても切れない病気のひとつですね。うちのシー・ズーもよく目を細めたり、前足で擦ろうとしたりしてしまうので発見した時はすぐに点眼液をするよう常備しています。
    うちの場合、原因はほぼ目にかかる毛です。ご飯を食べた後、お水を飲んだ後、朝起きた時に目ヤニがある場合など、不衛生な状態が目に触ってしまって赤くなることが多いです。
    予防と対策として、衛生的に保つことと毎日まぶたを少し上にずらして白目が赤くなっていないか、眼球に傷がないかをチェックしています。赤くなっている時は目ヤニも多く出ているので、周辺も含め洗って綺麗にし、事前に動物病院で処方されている結膜炎用の点眼をします。
    抗生物質のトブラシン点眼液を1~2滴、その後5分ほど置いてからキサトロン点眼液を1~2滴落とします。どちらも点眼後はなるべくじっとさせておくように言われました。浸透するようにでしょうか。この点眼液を、目の状態が赤く目ヤニの量が多い時はなるべくこまめに、次の日落ち着いていたら1日2~3回行うように指導されています。3~5日ほどで改善されるので、炎症が治まれば無理に点眼しなくてもいいと言われています。耐性をつけないことと、負担をかけないことが大事です。

    うちの場合は原因が毎回同じなので、こういった判断で対処することができますが、場合によってはアレルギーの可能性もあるので、症状が出た時は軽く考えずにしっかりと見るようにしています。

  • 40代 女性 ナツ

    目の病気は軽くみてはいけません。うちの愛犬は最初は歯周病が原因で歯茎にたまった膿が、目にまわって下瞼から膿が出始め、目が細菌感染したために結膜炎になってしまいました。1~2ヶ月ほど点眼と抗生物質のお薬で治療をしていたのですが、膿がひどくてなかなか治らずに角膜にも傷が入ってしまいました。

    一度は治まって、お医者様にも「大丈夫」と言われていたのですが、それから1年後にやはり同じ右目が加齢とともに乾燥んが進み、目の角膜が薄くなってしまっていたようです。愛犬が目を前足でこすった瞬間に角膜に穴があいてしまう角膜穿孔にいたり、目がつぶれて危うく失明するところでした。

    角膜穿孔までなってしまうと、手術しなければならないケースがほとんどです。結膜炎になりやすいワンちゃんは、一度治ったとしても充分に注意をしてあげてください。犬も加齢とともに涙が少なくなり、また、眠っているときには目をあけていることが多いので乾燥しやすいそうです。乾燥すると目も細菌が入りやすくなったり、傷がつきやすい状態になってしまいます。

    うちの子は途中で一般の動物病院から動物の眼科専門に移り、現在も治療中です。もし、結膜炎を繰り返しているようでしたら、一度眼科に行って角膜の状態などを検査をみるのも、それ以上悪くしないための一つの方法かと思います。
  • 20代 男性 go

    うちの犬は目が大きく、少し出ているので目に傷がつきやすいです。また、ホコリなどが目の表面についていることが多く、指で取るわけにいきませんので、洗浄液を作っています。洗浄液と言っても、ホウ酸水です。薬局で1箱300円ほどで売っているホウ酸を、パッケージに書いてあると思うのですが、2パーセントの濃さに精製水で薄めます。100円ショップで適当なボトル(液体の出口が小さいもの)でこれを作り、そのまま点眼洗浄できるように常備しています。犬はもちろん嫌がりますが、仕方ありません。目が傷ついて痛い思いをするよりはいいでしょう。ホウ酸水は殺菌作用もあるそうで、目の周りの涙やけや目ヤニを拭くときもこのホウ酸水を使っています。コットンにホウ酸水を染み込ませたもので目頭や涙やけを起こしている箇所を拭きます。涙やけの場合は、毛をかき分けながら念入りに拭きます。乾いたティッシュペーパーで水分を出来るだけ拭き取って(理想はドライヤーなのですが)というのを、継続してしばらくすると気にならなくなりますよ。
  • 20代 女性 ラザニア

    目を痒がったり、目やにが増えたりなどあれっ?大丈夫かなー?と気になった事がある飼い主さんは少なくないんじゃないでしょうか。
    わが家の愛犬は目やにが増えて診察して貰いましたが、特にアレルギーではなさそうで結膜炎までも行かなかったのですが、逆まつげで目に当たっている毛があったそうで抜いてもらった事があります。逆まつげが直接的な原因ではなかったようですが、目薬をさして目の周りは精製水を含ませたコットンでマメに拭いていました。
    コットンで拭くと目の周りが湿ってしまうので、乾いたコットンやガーゼでちょんちょんと拭いて湿らせたままにせず乾かしていたら、しばらくすると良くなりましたが、放っていたら結膜炎や何か炎症が起きていたかもしれません。朝、愛犬が起きると目やにが固まり目が開けづらい状態が続いていたので治ってホッとしました。
    目が大きな犬種や、わんちゃんでも花粉症のような季節の花などでアレルギーを起こす子もいるそうなので痒がったり、目やにが増えたりなど普段と様子が違うなーと思ったら診察して貰うのをおすすめします。目に傷がついたり、酷くなってからでは治るのに時間がかかってしまいます。
    目薬のさし方は診察のときなどに獣医師さんが手本を見せてくれたりコツを教えてくれたりしますが、難しいようなら動画やネットでやり方がのっているので参考にしてみると良いと思います。
    嫌がり暴れてしまう場合は、オヤツを食べさせながらサッと目薬をさすなど、難しいですが探るしかありません。
    ここで注意したいのは、目薬を嫌がり暴れても怒ってはいけないという事です。怒ってしまうとますます嫌がってしまいます。どうしても目薬が難しいならば一度獣医師に相談してみるのも良いと思います。
    普段から目を清潔にしトラブルが起きないように気を付けてあげるのが良いのですが、なってしまう時はなるので早めに気づいてあげて欲しいと思います。
    寝起きなどは目やにがついていたりする事が多いと思いますので目の周りを拭いてあげると良いですよ♪
  • 30代 女性 ひまわり

    うちのチワワも先日結膜炎になりました。動物病院で見て頂いたところ、異所性まつげが見つかりました。まぶたの裏にまつ毛が生えている状態で、すぐに手術して頂きました。目の大きいわんちゃんは、逆さまつ毛が原因で結膜炎になる事があるそうなので、日頃から目のチェックをしてみてあげる必要があるそうですよ。
  • 20代 女性 ゆず

    目の病気って怖いなと改めて思いました。人間と同じで目ってデリケートな部分だと思うので飼い主としては充分に気をつけてあげたいですよね。
    散歩に行った後やシャンプーした後、目が充血していないかとか瞼を開けずらそうにしていないかと気にして見てあげたいな思います。少しでもおかしいと感じたら気のせいだと思わずにとりあえず病院に行くことも大切ですね。
この記事をシェアする
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。