パグを飼う前に知っておきたい性格や特徴

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パグを飼う前に知っておきたい性格や特徴

クシャっとした、たまらない表情で愛嬌たっぷりのパグは世界中から愛されています。性格的にも陽気で優しいパグは、家族の良いパートナーとしてぴったりです。今回は、パグの魅力を紹介したいと思います。

パグの性格

草むらのパグ

パグは基本的に、穏やかでのんびりしているため攻撃性を示すことはほとんどありません。愛らしい表情と愉快な性格からお子様がいらっしゃる家族で飼われていることが多いです。攻撃性が少ないことから、赤ちゃんの良いパートナーにもなります。時々、インターネットで赤ちゃんとパグが添い寝をしている写真などを見かけますが非常に微笑ましい光景ですよね。

陽気なパグには、ちょっと頑固な一面もあります。食べ物に対する執着心が強かったりと信念の強さに驚く人もいるかと思います。パグはミニチュアダックスフントなどと比べて吠えないのでマンションや住宅街でも比較的安心して飼うことができます。パグの良さである人懐こさから、番犬には向きません。楽天的でエンターテイニング性に富んだパグは老若男女問わず、誰もの良きパートナーとなることでしょう。

パグの特徴

黒いパグ

まず、なんと言ってもパグの象徴といえるしわくちゃフェイスが大きな魅力です。いわゆる『ブサカワ』犬として世界中から愛されています。丸くて大きな目と、おじさんが思いっきり笑ったような表情は何とも言えません。とても愛嬌のある表情に夢中になってしまいます。ちょっと不器用なところも可愛らしいですよね。急に走りだそうとするとつまづいたり、走るのが遅かったりとちょっと鈍臭いところも可愛らしいポイントです。

他の犬種の飼育経験がある方は気づいたかと思いますが、基本的にパグの睡眠時間は他の犬種よりも少し長いという特徴があります。あまりに睡眠時間が長いと病気の可能性もあるので注意してください。

パグはよく寝る犬種ですが、短頭種に属することからいびきをかきます。いびきが激しいと呼吸が苦しいため注意が必要ですが、軽くいびきをかくぐらいでしたら大丈夫です。ちょっとおじさんくさいところも、他の犬種にない魅力ですよね。

パグの歴史

読書中のパグ

パグは紀元前400年以前から存在していたと報告があり、歴史的にとても古い犬種です。中国王室で愛犬として飼われていた『ローツ』と呼ばれた犬がパグの原型になったという説があります。これは、古代の中国絵画にも描かれており証拠の一つとして残っています。ペキニーズも中国原産の犬ですが、ローツとペキニーズは似ており、パグの起源は中国であると考えられています。

さらに歴史を遡りると、パグの祖先は極東のマスティフが改良により小型化したもので、チベタンスパニエルなどの影響もあると考えられています。パグは極東と貿易関係を結んでいたオランダを介して中国からヨーロッパに渡ったと推測されています。パグを愛したオランダ王室ではブリーディングが行われ、王家のシンボルともなっていました。王の肖像画にはパグが描かれていますし、さらに墓標にもなっています。

そこからさらに、パグはオランダからイギリスへ渡りました。イギリスでは『ダッチ・ドッグ(オランダの犬)』と呼ばれていた時期があり、パグがオランダ原産の犬と信じられていました。オランダと同様イギリスでも、ウィリアム3世以降、ビクトリア女王まで王室や貴族社会でも愛されていました。ナポレオンの婦人ジョセフィーヌが「フォーチュン」というパグを愛犬として飼育していたことも有名です。このように、王室や貴族社会を中心に愛されまたたくもパグはヨーロッパで人気を誇り、流行を生みました。

パグのしつけ方

パグの顔アップ

基本的にしつけは全犬種共通ですが、パグの性格を生かしたしつけ方が重要です。パグは良いことと悪いことのけじめをつけて、すぐに褒める・叱るしつけ方がポイントです。トイレのトレーニング中、正しいところで用を足せたらすぐに褒めてあげてください。

もし、留守中にトイレ以外の場所で用を足してしまったら叱らないでください。これは、トイレ以外の場所で用を足してしまってからの経過時間が長いため何がいけなかったのか、なぜ叱られているのか理解できない場合が多いからです。気を長くして、かつけじめ付けと根気良さを心に持ってパグのしつけをしてください。

パグのお手入れ

お風呂に入っているパグ

基本的に、超短毛種なのでトリミングに連れて行く必要はありません。ただ、日々のコミュニケーションのためにブラッシングをしてあげましょう。ブラシは短くて剛毛なタイプのブラシで、マッサージをするように優しくパグをブラッシングしてあげてください。ブラッシングを通して毛並みが良くなることはもちろん、怪我などの体に関する変化に早く気がつくため重要です。

超短毛種を飼育している方は、ついついブラッシングを怠ってしまいますが、愛犬のためにブラシをしてあげましょう。また、パグの特徴であるシワとシワの間に汚れがたまっている場合があります。外部の病原体に感染した場合、免疫力が落ちている場合にシワとシワの間に皮膚炎などの炎症が見られる場合があります。これは、パグ以外の短頭種にも言えるケアとして重要なことです。定期的に、ガーゼや濡れたタオルなどで優しくシワとシワの間をきれいにして清潔さを保ちましょう。

その他、シャンプーや爪切り、耳掃除などは他の犬種と同様、定期的に行いましょう。シャンプーはトイプードルなどトリミングが必要な犬種の場合トリマーさんに任せる場合が多いですが、シャンプーも愛犬とのコミュニケーションを図る上で重要なケアです。

最初は水に対して怖がるかもしれませんが、優しく声をかけて徐々に慣らしていきましょう。中には、お風呂に入ることが大好きになってしまい、飼い主の入浴中に自分もシャンプーしてほしいと促すパグもいるようです。

爪切りや耳掃除など、方法がわからないときは獣医師やトリマーに相談して一人でもできるようにしておきましょう。愛犬の体を飼い主が直接ケアすることにより、定期的な健康チェックにもつながるので、ケアは自分でできるようになることをお勧めします。

パグのかかりやすい病気とその予防法

フローリングのパグ

パグが罹患しやすい病気をいくつか紹介したいと思います。どの病気も早期発見が重要なので、愛犬との毎日のコミュニケーションは重要です。動物病院もパグを迎える前からチェックしておきましょう。

水頭症

子犬の時から発症する先天性の水頭症がパグに多い病気の一つです。おとなしい、よく寝ている、ぼーっとしているなどの兆候から水頭症である可能性があります。これらの兆候は、性格的におとなしいパグであるからこそ分かりにくいので注意が必要です。

症状が進行し、重度になると歩き方に違和感があったり急に鳴き出したり、怒りっぽくなるなどの神経症状が現れます。脳みそを保護する役割を担う液体成分の脳脊髄液が異常に蓄積し、脳を圧迫している病態です。動物病院のCTなどの画像診断で診断は可能です。

先天性の場合、予防方法はありませんが水頭症を疑う兆候があれば、なるべく早く動物病院に連れて行きましょう。先天性の病気は、或る日突然症状が現れる場合など緊急性を要する時があります。パグを迎える前に、動物病院は調べておきましょう。近所の犬やパグを飼育している方を通して病院を紹介してもらうとスムーズです。

気管虚脱

パグ、ブルドッグやボストンテリアなどの短頭種で多い病気になります。気管は軟骨で構成されており、洗濯機のホースを気管としてイメージしていただくとわかりやすいです。気管虚脱は、そのホースが潰れてしまい空気が通る空間が少なくなってしまっている状況です。

空気の流入・流出がスムーズにできなくなり、呼吸困難、さらに悪化して呼吸不全に陥ると死に至る病です。『ゼーゼー、ガーガー』などガチョウのような呼吸音や咳をしている場合、この病気の疑いがあります。

気管虚脱の初期や軽度の場合は、気管腔内の容積が保たれて症状は軽度です。パグはいびきをかく犬種ですが、あまりにいびきが激しい場合や運動後すごく苦しそうにしているなどの兆候があった場合は、気管虚脱を疑い病院に連れて行きましょう。症状が急激に進行する場合もありますし、寝ている時に気がつかないで症状が悪化している可能性もあります。最悪の場合、命に関わる病気の一つですので、興奮させすぎないように気をつけたり激しい運動を避けるなどの予防を意識してください。

肥満の場合、呼吸の際に気管に負荷がかかりやすくなるため日々の体重管理も忘れないでください。原因が遺伝性の場合もありますので、ブリーダーからパグを迎えた方はブリーダーに気管虚脱を起こしたことなる血縁犬について聞いてみることもおすすめします。

緑内障

人間だけではなく、犬も緑内障を発症します。緑内障は、眼圧が上昇することにより目が充血したり、角膜に浮腫(むくみ)が出ることにより緑っぽくなってしまう病気です。眼圧が上昇することにより、眼に痛みが出ることがあります。兆候として、顔面を気にしたり、頭を撫でようとすると痛がったり、まぶたのけいれん、涙を流すなどがあります。早期発見が重要で、手遅れになってしまうと視力を失ってしまうことがあります。

緑内障も気管虚脱と同様、原因が遺伝性である場合があるので緑内障に関してもブリーダーに聞いてみましょう。予防方法は特にありませんが、早期発見が重要なので眼に違和感がありそうな場合は、できるだけ早めに動物病院に連れて行きましょう。最近は動物病院も細分化され、眼科専門の獣医師もいるので万が一に備えて眼科の獣医師がいる動物病院もチェックしておきましょう。

まとめ

首をかしげるパグ

丸い目としわくちゃな表情で誰もを夢中にさせるパグ。性格も明るくてひょうきんですが、ちょっと頑固なところも、どこかおじさんらしくて可愛らしいですよね。世界中で古くから愛されているパグの魅力は語りきれません。パグをパートナーとして選んだ人にしかわからないパグの魅力にきっとあなたも夢中になることでしょう。

パグの魅力や飼う上でのアドバイスを教えてください(^O^)

パグの魅力や飼う上で気をつけることなど、これからパグを飼いたい方へのアドバイスをお願いします!ご自慢のパグの可愛い画像も募集中です♡

  • 40代 女性 匿名

    20年前からパグばかりをずっと飼っています。
    先ずパグはとても食いしん坊です。人の食べるものを決してあげないようにしてください。一度あげてしまうと人間の食べ物を欲しがり、人がゆっくり食事をとることが出来なくなります。
    短毛種ですが、抜け毛が多く(毛色は関係ありません)掃除が苦手な人には向かないかもしれません。
    アイコンタクトが取れるので、人間の言うことを良く理解します。
    トイレはほめておやつをあげれば直ぐに覚えます。頭のよいこは叱られるのがわかっていても、かまってほしくてわざとおもらしやいたずらをしますが、小さな時だけです。
    皆さんの生活にパグが笑顔と幸せを運んでくれますように。
  • 50代以上 女性 ハナママ

    16歳のパグを飼っています。
    高齢犬となり、少しずつ別れが近づいていると思うだけで、胸が痛みます。
    パグの魅力は、何といっても人間っぽい所です。鼻ぺちゃな分、顔が何処かおじさんっぽい。大きなイビキや、首を傾げる仕草なども。でもそれだけでなく、飼い主の気持ちに必死に寄り添おうとする情の深さが一番の魅力です。飼い主と食べ物以外に興味なし…。そんなかわいい奴です。
    心配なことは、何より呼吸器です。一生、息苦しいなんて可哀相過ぎますよね。わが子も、軟口蓋の手術をしました。イビキが可愛い。何て言ってないで、気にしてあげてください。あとは、やはり抜け毛です。短いので、かえって取りにくいです。
    何種類がの犬を飼いましたが、パグ娘は、もう私の一部です。本当なら、ずっとずっと一緒にいたいです。
  • 40代 女性 匿名

    パグちゃん、とても可愛いです!性格は甘えん坊で、周りの誰もが友だちだと思ってる。魅力に溢れています。しつけも大切だけれど厳しくしすぎるのはダメ!だって、本当に頑固なとこあるから(笑笑)メチャクチャ大げさに褒めるととっても素直な優しい子です。病気のこと、皮膚や呼吸器が弱いこと、当たり前だけれどいろいろと注意点は多いです。飼ったら気をつけてあげてください。飼育書の飼いやすい犬にパグちゃんも入ってるけど安易ではないですよ。性格は花マルですけど!あと…パグちゃんのシワはズルいです。何でも許してしまいそうになるので、これも気をつけて!
  • 50代以上 女性 匿名

    パグの魅力はたくさんあります!表情豊かで一緒にいても目が離せないくらいメッチャかわいい!顔のシワのお手入れは大事。食べ
    べること大好きなので体重管理に気をつけて‼パグ最高❗オススメです
  • 30代 女性 匿名

    毛は抜けるし、臭いし、鼻水攻撃はするし、食べ物への執着が酷いし、シワや耳の手入れは面倒くさいし、頑固でストーカー気質。それら全てひっくるめて、愛しています。
  • 40代 女性 ぶるの母

    黒パグで、13歳です。
    表情がとても豊かで、楽しい時、悲しみの時、怒っている時とか、直ぐ分かります。皆さまが、言っている通り、食べ物管理しないと、あっという間に12㌔になってしまいました❗
    爪の伸びも早く、病院に月1で通っています。
    本当に本当に癒されます❗
  • 40代 女性 匿名

    表情豊かで、私の気持ちもすぐに察知してくれる、とても優しいところが一番の魅力!!甘えん坊で常にベタベタ(笑)離れて座ると、いつの間にか隣に座ってる、ストーカー気質(笑)抜け毛は酷くコロコロの減りが早い。でも、他の犬種に目がいかなくなってしまいました
  • 20代 女性 匿名

    5歳のパグと暮らしています。
    10ヶ月になる息子がいるんですが、パグの耳や尻尾をひっぱったり、パグが愛用してるぬいぐるみを取りあげたりと、やりたい放題されてますが、怒って吠えたり唸ったりしたことは1度もありません!
    とても心優しい子です!

    いつも息子の離乳食がこぼれるのを心待ちにしている食いしん坊です(笑)

    いびきや抜け毛はひどいし、息子より後追いがひどいですが、いつも全身で愛情表現してくれるし、何をしても愛嬌満点です!

    手入れや健康面で注意することはたくさんありますが、1度パグを飼うと他の犬種じゃ物足りなくなります!

    育児でバタバタの毎日、息子が寝てる間全力で癒してもらっています。
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