犬の下痢とは
犬の下痢とは、何らかの理由により犬の便の中に含まれる水分の量が異常に増えてしまった状態を言います。食べ物は胃や腸で消化され、便となり体外へ排出されます。
腸は水分の分泌と吸収を繰り返しながら、便を一定の水分量になるよう調整しているのですが、このバランスが崩れると水分の多い便になってしまい、犬は下痢を引き起こしてしまうのです。
犬が下痢を起こす原因
食べ物
何でも口に入れてしまう犬や、空腹時の拾い食いや誤食をした犬は下痢を起こすことがあります。食べ物の中には犬が口にすると危険な物もあり、タバコの吸い殻、チョコレート、タマネギ、毒性の強い植物(アロエ、モロヘイヤなど)は、犬の体内に長期間あると中毒症状を起こし、下痢だけでなく命の危険につながることもあり得ます。
食べ過ぎ、脂肪分や水分の摂り過ぎでも下痢を起こします。犬は、たとえ老犬でも、食欲があれば出されたものは全部食べてしまうという本能を持っています。しかし、老犬は細かく食べ物を噛み砕くことが難しくなり、更に腸の消化吸収能力も低下するので、消化不良から下痢しやすくなります。
そのほかにも、フードの種類を変更して体に合わないといった場合や、スープや野菜の水分を摂り過ぎた場合にも下痢を起こします。
寄生虫
犬の下痢に寄生虫が関係している場合もあります。ジアルジア症、回虫症、瓜実条虫症(うりざねじょうちゅうしょう)など、寄生虫が原因の下痢は長期間にわたることが多くなります。
また、ほかの症状として体重の減少や嘔吐、食欲不振も見られます。時には、便に虫を発見することもあるようです。また、犬のお腹を触ると痛がるような様子も見られる場合があります。
寄生虫以外にも何らかの伝染病に感染して下痢を起こしていることも考えられます。ジステンパーウイルス感染症、犬パルボウイルス感染症などのウイルス感染症ならば、年に1度ワクチンの接種を行っていればあまり心配はいりませんが、サルモネラ菌やカンピロバクター菌 のような細菌の感染による腸炎が要因で下痢を起こす場合があります。
そのほかに、犬が小腸や大腸の疾患(癌、潰瘍など)を発症していて下痢を起こすことも考えられます。また、小腸や大腸の機能性の疾患(過敏性腸症候群からくる慢性下痢症状など)といった病気や体質によるものも考えられます。
ストレス・環境の変化
心因的な要因で下痢をする犬もいます。例えば、留守番が長くて不安である、飼い主に構ってもらえなくてさみしい、何かに対しての恐怖を感じているなどです。これらが犬のストレスとして体調に現れ、下痢になったという場合があります。
愛犬を迎えたばかりの頃や、引っ越しして環境がガラリと変わった場合にも犬は下痢をすることがあります。サロンや車が苦手、旅行、ペットホテルに預けられた時など、犬にとって不安な環境はさまざまです。また、季節の変わり目に体調不良になり、症状の1つとして下痢になる犬もいます。
冷え
犬も人間と同じく、お腹の冷えが下痢の原因にもなります。特に子犬や老犬、シングルコートの犬種は冷えやすい体質と言えるでしょう。夏場のクーラーの温度が低すぎた、暑さしのぎのために良かれと思って与えた水が冷えすぎていた時なども、犬の下痢によくあるケースです。
犬の下痢の症状
元気はあるが下痢が続く
下痢をしていても比較的元気そうにしている犬は、フードが合っていない場合やストレスが原因で下痢を引き起こしていることがあります。
思い当たる節があれば、そのフードも与えるのをやめてみるなど、要因をひとつひとつ検討して静かに様子を見ていましょう。あまり激しい運動をさせず、静かにしているのが良いでしょう。
軟便
下痢の中でもベタっとした軟便の場合もあります。これは食べ物が要因の可能性が高いと考えられます。フードやおやつの量が多すぎたり、いつもと違う物を与えたりした場合など、心当たりを探してみましょう。
また、ここ数日に犬に与えた食べ物を書き出してみると、いざ病院へかかる時、獣医さんが原因を特定していく手掛かりとなります。
水っぽい便・緑色の便
水っぽい便の場合、ウィルスや細菌性の可能性が考えられます。この場合激しい下痢が数日間続く傾向にあります。犬の体内に水分が吸収されないうちに排泄によって水分が出てしまうことを繰り返すので、ひどくなると脱水を起こします。
緑便はこの腸炎以外に、腸内環境が悪く便が緑色に見える場合があります。胆汁が多く混じっている便も緑色に見えます。
血便・ゼリー状便
犬の大腸から出血している場合は血便が見られます。血便が出ても元気で、食欲がありそうなら少し様子を見ても良いでしょう。しかし、血便と一緒にゼリー状の物が下痢で出ることがあります。これは大腸の粘膜や粘液が剥がれ落ちて排出されたと考えられますので、早めに病院へ行き診断を受けましょう。
犬が「パルボウィルス」というウイルス感染で下痢をおこしている場合は、激しい血便が出ます。ケチャップ様の便ともいわれます。この病気の場合、何かを口にすると激しく吐きます。感染力が強く、ほかの犬にもたやすく感染します。死亡率が高く命にかかわる病気です。
黒便
健康的な犬の便の色は黄土色ですが、黒い便の場合、原因が消化管内の出血である可能性が考えられます。血液は時間が経過すると赤から黒褐色へと変化していきます。犬の便の色が黒色の場合は、胃や小腸の方で出血して、排便されるまでの間に血液が変色し血便となったとものです。このような下痢便が続く場合は、早めに消化管造影や内視鏡などの検査が必要でしょう。
おならが臭い
下痢を起こしている時、犬のおならもいつもより臭い場合があります。臭いが強くなる要因はさまざまですが、体内で何らかの不調が起きていることに間違いはないでしょう。
例えば、食材の鮮度が悪かったための胃腸不良、乳製品の分解が出来ない(乳糖不耐性)、回虫の感染による腹部膨張などでも臭いが強くなります。
これらの下痢便の症状のほかに、犬の体が震えていたり吐くこともあります。症状が治らない場合や下痢が止まらない場合、また食欲不振が続く場合は、詳しく検査することをお勧めします。単純な下痢の場合であれば、下痢止めの薬を飲めば1週間程度で改善します。もしも1か月近く続く時は、大きな病気も考えられます。
犬の下痢の対処法
体を温める
犬の体を温めてあげることで下痢が改善されることもあります。夏場はクーラーが効いた部屋に綿素材等の布やクッションを犬のそばに置いてあげましょう。冬場は腹巻きを用いたり、保温マットを用意してあげたりすると良いでしょう。
餌・食事の見直し
犬が下痢を引き起こした場合、消化器官を休めるために、丸1日程度の絶食(断食)を指示されるケースがあります。その後、徐々に消化の良い食べ物を与えるようにして体調を戻していきます。
水分補給・栄養補給
下痢をしている犬に、水分の与えすぎは良くありませんが、こまめに飲ませてあげる必要はあります。下痢は脱水症状を伴いますので、少しずつ与えてください。
また、下痢を起こした後の犬の腸内は悪玉菌が多くなっています。そこで、腸内環境を整え、悪玉菌を退治する「乳酸菌」の摂取をすると良いでしょう。
下痢止め・整腸剤を与える
ペット用の下痢止めも市販されています。「ディアバスター®」は犬猫専用下痢止め薬です。下痢の症状改善や、犬の腹痛疝痛を抑える働きがあります。
「ビオフェルミン」は、生きた菌の働きによって腸内環境を整え、下痢などの腸のトラブルを改善するために使われている整腸剤の一種です。ビオフェルミンを2.3日与えても下痢が止まらい場合には病気の疑いを持った方が良いと言えます。
下痢止め、整腸剤は、一般の判断では使い分けが難しい場合があります。犬の下痢症状を早く改善させるためにも、一度は獣医師さんの診断を受け、原因の特定ができてから与える方が良いでしょう。
尚、人間の下痢止めとして有名なものに「正露丸」がありますが、正露丸は犬に与えてはいけません。犬は正露丸の成分のフェノールを分解する機能を持っていません。正露丸は犬の胃を荒らし、消化器に強いダメージを与えることになり、中毒も起こす可能性があります。
環境を戻す
ストレスが原因の場合は、思い当たる要因となるものを取り除いてあげましょう。ストレス性の下痢は犬の性格によってすぐに改善される場合もあれば、時間がかかる犬もいます。
引っ越しなど、環境を元に戻してあげられない場合もありますが、引っ越し先が決まったら、引っ越し当日までに何度か連れて行くと良いかもしれません。少しずつ犬を新しい環境に慣らし、スキンシップを取って犬を安心させるようにしましょう。
オムツで生活
下痢が治まるまでの期間は、オムツをするのが良いでしょう。犬が下痢を起こしている間は排泄がいつどこで始まるかわかりません。飼い主さんの片付けの手間もストレスになります。オムツをすることで、看病する飼い主さんの気持ちにも余裕が生まれます。
また、オムツを処分する前に、オムツに排泄した便を写真に撮り、獣医師さんに見てもらうもの良いでしょう。受診する際には一番新しい便を持参したほうが良いでしょう。寄生虫の中には便とともに排泄されると10~30分で動かなくなり診断が難しくなるものがあります。診察中に採便棒で採取してもらうのも良いでしょう。一口に下痢便といってもさまざまなものがあります。下痢を引き起こしている原因を特定するため、便の状態を残しておくことが役立つかもしれません。
犬の下痢に効果的な食べ物
犬の下痢期間中は食欲も落ち体力が落ちます。また、犬が食べるからといって普段と変わらないを食事をさせて胃に負担がかかってしまっては良くありません。医師に絶食をすすめられることもありますが、その後は少しずつ犬の負担にならない食事を与えてあげましょう。
おかゆ
胃腸のケアとして手作りのおかゆがおすすめです。犬に理想的な硬さのおかゆを作るには、お米1:出汁(または水)20くらいが良いでしょう。野菜を煮出した出汁で作るのも良いですが、味付けは塩分ゼロで充分です。
下痢の症状がまだ心配な場合や老犬に与える場合は、おかゆをミキサーなどでペースト状にするとより消化吸収が早くなり、腸への負担が軽くなります。
また、日頃から食べ慣れているドッグフードも、下痢の時はお湯でふやかし、柔らかくしてから与えてください。
リンゴ・ヨーグルト
リンゴは下痢に効果的な食べ物です。リンゴにはお腹の善玉菌の働きを活発にする栄養が含まれています。下痢中の犬にはすりおろして与えると良いでしょう。
また、ヨーグルトにも整腸効果のほかに、タンパク質やカルシウム、ビタミンなども豊富に含まれています。同じ栄養素のサプリメントも売られていますが、ヨーグルトはサプリメンオより安価でお料理にも取り入れやすいメリットがあります。
リンゴやヨーグルトを用いた犬の食事レシピも色々あるようなので、探してみると良いでしょう。
犬の下痢の予防対策
体温調節
犬の体の冷えから下痢を起こさないようにするために、室内の温度管理をしましょう。長毛犬でもお腹の毛が薄い犬は、体を冷やしやすいので注意が必要です。
保温のため、服を着せるのも良いでしょう。犬の体の中からまたは外からもお腹や腸を冷やさないようにする配慮が必要です。また、夏は熱中症から下痢を起こすこともありますので注意しましょう。
食生活の改善
普段から犬の消化器官を強くする食生活を意識すると良いでしょう。毎日の食事に腸内環境が整う乳酸菌を加えることで、下痢しやすい体質を改善することも期待できます。
乳酸菌の含まれたサプリメントやプレーンヨーグルトを食事に取り入れてみてください。フードに含まれる成分はよく確認し、犬のアレルゲンとなるものが含まれる場合は避けましょう。
トマトやきゅうりなどの夏野菜は食べすぎないように量を調整してください。また冷たい水や、氷が好きな犬もいますが与えすぎには注意です。便を固形にするために、食物繊維を含む食材も有効です。犬が健康な時に少しずつ試してみましょう。
また、食事以外にも誤飲誤食しそうなものに、犬を近づけないようにしつけましょう。
まとめ
犬の下痢は、下痢を引き起こす原因によって便の状態に違いが見られます。また下痢以外にも、他の症状が併発していることがあります。そこには「ただの下痢」では片づけられない重篤な病気のサインが含まれている可能性もあるのです。
安易な素人判断で放置しておいたり、誤った薬の用法で、体調を悪化させてしまったりすることは飼い主としては避けたいですよね。犬の健康を守ってあげられるのは、ほかでもないわたしたち飼い主です。日頃から犬の健康のため、体調管理をしっかりしていきましょう。
ユーザーのコメント
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30代 女性 Chappy
犬が下痢になる原因は様々ですが、原因や対処法など人間とよく似ていますよね。お腹が冷える、何か食べたものが合わなかった、ストレス、冷たいものを食べたりした時など、人間もそれで下痢になったりしますよね。下痢になった時の、ごはんのメニューなど参考になりました。
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20代 女性 すず
わたしは我が家のわんちゃんが下痢をしたらまずわんちゃん用の腹巻きをしてお腹を温めて、水分補給などをしっかりとさせて様子をみます。
それでも続くようであればすぐにかかりつけの動物病院へ連れていき診察してもらいます。とにかく先生に診てもらうのが1番安心ですよね。下痢を軽くみていると思わぬ病気のサインの可能性もありますし、自己判断せずに病院へ連れていきましょう。
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30代 女性 ミニー
愛犬のココアもストレスが原因で血便が出て大変でした。些細事でストレスを感じてしまうので繊細な性格だとつくづく思いました。まず、どんな事がストレスに感じてしまうのが考えて事が大切だと思います。
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30代 女性 TIKI
犬の下痢には色々な原因があると思いますが、ストレスを与えないように気を付けたり、飼い主が出来る対策としては食材や食器の衛生を保つことですよね。梅雨時期などは特に雑菌が繁殖しやすいので注意した方がいいですね。万が一下痢になったら、記事にあるような柔らかいものを与えたり、慌てないように日頃から対策は知っておいた方がいいと思いました。
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20代 女性 ゆり
お腹を下してしまったら愛犬の様子と体調を見てそのあとどうするか考えなくてはいけませんね。以前我が子も1度だけお腹を下したことがあり、その時は本人も平気な顔をしてたので問題なかったのですが…なんせ初めてのことだったので飼い主自身が慌てました…最近では消化に良い食材とお腹を整える栄養素のある食材を使って、手作りごはんを作るようにしてます。そこからは下痢することがなくなり、毎日の便通も良い感じなので今の食事が合っているみたいです。次もしお腹を下すようなことがあったら、今回の内容を思い出して原因を考えてみたいと思います。
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30代 女性 あかり
お腹を下す原因をあまり深く考えていなかったので、とても勉強になりました。
わが家の愛犬も、健康面に注意しているのですがお通じが悪かったり、急に下してしまったりして・・・
ストレスや今食べさせている物をこの記事を参考に、少しづつ改善したいと思います。 -
20代 女性 ゆきの
ちょっとした(?)というか、大きな原因があったり継続したりすることはないのですが、愛犬が下痢便になりやすいので、この記事は、重大な下痢の場合から病院に行くまでもないけれど心配している飼い主への対処方法についてもわかりやすくまとまっており、とても参考になりました。
皆さんのコメントにもあり、夏場のクーラーでの冷え過ぎが思い当たったのですが、腹巻きなんてさせてくれる子ではないので、使い古しのタオルケットを置いておいたら、「これが欲しかった」と言わんばかり、畳んだだけのタオルケットの上で寝る様になりました。暑くなったら、冷えたフローリングの床に移動し、冷え過ぎたらタオルケットの上に戻ってくるので、お腹の冷え過ぎがあったんだろうと思います。
また、毎日の食事やオヤツをメモするようにしたら、苦手な食材やその調理方法の傾向もみえてきて、対策を取るようにしました。今では、嘘のように、下痢便の率が下がっています。まだ、乳酸菌やヨーグルトは試していませんが、様子を見ながら取り組みたいと考えています。 -
女性 ポムポム
わんこの下痢も、人間のそれととても似ていますね。原因も出し切ってしまうなどの対処法も似ています。幸いうちのわんこはひどい症状の下痢になったことはなく助かっていますが、愛犬が下痢をすると飼い主としては心配でしょうがありません。私がこの中で一番思い当たったのが、フードを変えたときでしょうか。下痢まではいきませんが、フードによってウンチの硬さが本当に違ってきます。やわらかめになったり、硬く回数が増えたりと、これらは消化吸収の違いかと思いますが異常が続くときはフードを元に戻すか獣医さんに相談をしています。うちのわんこはストレスを抱えると下痢ではなく、吐くか皮膚に症状が出ます。それもかなり心配ですが、下痢のように水分も奪われる状態はワンコにもかわいそうですし注意が必要ですね。うちも万が一のときはこちらの記事を参考にします。 -
40代 女性 momo
愛犬が下痢気味だと、散歩の際に便の処理が本当に大変ですね。我が家の愛犬は14歳で、今まではほとんど下痢になったことはありませんでした。ところが、昨年末に発覚した病気の治療で半年ほど薬を飲み続けたことにより、便が緩くなるクセがついてしまいました。休薬すると元のように硬さも良い便が出るのですが、再び薬を与えると「粘膜便(便にゼリー状の膜がつく)」で掴むとグチャッして地面にもついてしまいます。先生と相談して現在は休薬を続けて便も回復していますが、長期にわたる投薬の怖さを痛感しています。シニアになると、若い時とは腸の働きも違ってくるので、日々注意して見てあげた方が良いと思いました。
普段ドライフードをあげている場合は、下痢気味とわかったらフードをふやかしてあげると消化に良く回復も早いと思います。 -
50代以上 女性 さくら
うちの犬はどちらかというと便秘気味なことが多いのでたまに緩いうんちの時は過剰に心配になってしまう事が多くすぐに病院に駆け込んでしまいます。
ただ必ずと言っていいほど夏場に下痢になることが多く、クーラーが原因だったり、
氷の食べすぎだったり、やはり私たち飼い主が反省すべき問題が大いにあるようです。
暑さにとても弱い犬種なので夏バテにさせてはいけないと人間の都合で考えてしまいクーラーを低い設定のままでお留守番させていたり、どうしても食欲が落ちるので、体を冷やす食材を与えてしまったりと、少し過敏になりすぎて、かえってよくない結果を招いていたようです。
下痢をした時、冷静にひとつひとつ辿って原因を探るこで対処の方法も変わってくると思います。
日ごろからよく観察をして早く原因を見つけて対処してあげることが大切ですね。
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30代 女性 haretahi
フードを変えると下痢することが多いのですが、サンプルなどでもらったものをあげるときは少しづつまぜていく方法にしたら下痢することが少なくなったような気がします。 -
女性 colo
愛犬が子犬の頃に下痢をしたことがありました。元気はあったのですが、下痢の状態が半日経っても改善されなかったので急いで動物病院へ連れていき、点滴と下痢止めで対処してもらいました。
原因はフードの切り替えがうまくいかなかったせいでした。切り替えの方法を飛ばして急に変更してしまったので、愛犬には目新しいご飯で喜んで食べたのですが、やはり体がついていかなかったようです。
子犬の体は思っているよりも過剰に反応してしまいます。食事の切り替えは順番通りに時間をかけて行う方が良いです。
無脂肪ヨーグルトを常温にしてスプーン一杯ほどを食べさせてみたところ、翌日にはだいぶ改善されました。下痢の時は消化に良いよう、ご飯はなるべく常温にしてから与えると良いと聞きました。水分を大量に与える必要はありませんが、いつもよりは多めに与えると良いです。ただしこれは元気がある場合の対処です。元気がない場合は無理に取らせないことです。
嘔吐もある場合、無理に食べさせたり水分を取らせたりすることで悪化させてしまうことがあります。下痢と同時に嘔吐もあり元気がない場合はなるべく早めに動物病院へ連れて行ってあげてくださいね。
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20代 女性 ルイ
最近子犬のチワワ(女の子)を飼い始めたのですが、ご飯をあまり食べず、
少し手でとってあげると食べたりと、
少食なのかなと思ってしまうほど、
スグにいらないとそっぽを向きます。
そうなってから約1週間は経ったのですが、全く食べない訳では無いので、
様子を見ていたら、便がすごく緩いので
塊のところが黒めな色でした。
やはり病院へ早く行くべきですかね……
下痢は1回でしたので、今日も様子を見ています。 -
40代 女性 匿名
朝は元気で散歩もいったけど昼過ぎから、ブルブル震えて元気がなく、座れなかった、お尻が痛いのかお腹がいたいのか、本当に元気がなくて心配で -
50代以上 女性 匿名
みょうがをベランダで植えていたのですが、どうもそれを食べてしまったようで、その翌日から雑種の5ヶ月のワンちゃんが軟便や下痢の様な症状で、その翌日キャバリアの2歳のワンちゃんが吐き、その後から下痢になりました。また、その翌日には下痢に血便が混じり始めて少しぐったりしています。お正月で病院は休みなのでもう少し様子を見てみるしか方法がなく、大変心配しています。 -
10代 女性 はな
昨晩から粘り気のある便。
深夜より1時間置きに水便。
昨夜は 旦那と私の帰宅が
大きくズレ、どうやら2回晩御飯を食べたよう。
下痢は過剰摂取のためなのか、
今朝も続いているが 元気はあるため
胃を休めたなが様子を見ています。 -
40代 女性 匿名
我が家のシーズーも下痢になりました。薬も効果がなく、タイミング悪く食事を変更したり、クーラーを使う時期だったりと何が原因かわかりませんでした。医者にストレスでは?と聞かれ思い当たる出来事がありました。夫が仕事で忙しく家で機嫌が悪い時から下痢が始まったのです。
夫も反省して愛犬に優しく声をかけたり、体をなでてあげたりしたら数日で下痢が止まりました。
愛犬には申し訳なく思っています。 -
40代 女性 まるのママ
5カ月の子犬、普段はちょうどいい硬さのウンチだけど、おとといの夜遅くに軟便、次の日は下痢。そして今日は食欲もなし。
元気はいつもどうりですが心配。 -
50代以上 女性 佐々木
うちの芝犬は、もうすぐ7ケ月です。旅行するのに、ペットホテルに、4日間預けました。連れにいったら、下痢してますと言われて、帰ってから整腸剤を3日間あげたら良くなりました。後1日治らなかったら、病院に連れて行くところでした。ホテルで ストレスを受けたのだと思いまし
た。 -
50代以上 女性 元気が1番
7歳のトイプードルです。
今年になって2回下痢で病院に行きました。
1回目はお正月沢山の人が来てストレスだったみたいです。
2回目はシカ肉のおやつを少しだけ数日あげていたのですが、それが原因だと言われました。
昨年は豚肉ボイルでも下痢。
今日は今年3回目の下痢です。
今回は少しだけ血が混ざっています。
病院が休みなので明日の朝一で行きますが原因はレバーだと思っています。
結論としてこの子は豚肉、馬肉、鹿肉、牛肉の四つ足動物がダメみたいです。
ターキー、チキンで下痢はまだありません。
正露丸については様々な説があります。問題ないという説もあれば、有害だという説もあります。本来「正露丸」は人用の薬として作られたものですので、もともと犬に飲ませる薬ではありません。犬には市販薬は飲ませないでください。
山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。