ビオフェルミンを犬に与えても大丈夫?
結論からいうとビオフェルミンは犬に与えても大丈夫です。
ビオフェルミンに含まれるビフィズス菌や乳酸菌は人間用・犬用ともに違いありません。
生きた菌を腸に届ける機能は同じなんです。
なのでビオフェルミンを与えても問題ありません。
しかし人間用のビオフェルミンは犬にとって過多なので砕いて与える必要があります。
小型犬なら1/4、中型犬で1/2、大型犬で1日2錠と言われています。
ですが犬に与える前提で作っていないのでおおよその量だと理解しておく必要があります。
もし、より犬に最適なものを探している場合は犬用の乳酸菌サプリがおすすめ です。
犬用の乳酸菌サプリであれば成分の摂取基準量を超える心配はありません。
またサプリならお腹の調子を乳酸菌だけで改善を図るのではなく多面的にアプローチしてくれます。
例えば
消化機能を高めてくれるアミラーゼ
栄養吸収率高めるプロテアーゼ
脂肪分解に効果的なリパーゼ
犬用のサプリメントは犬用に開発されているので悩みを包括的にサポートしてくれます。
代用品ではなく犬に最適なものでお腹の調子を改善してあげたい場合はこんなものがおすすめ
ですよ★
※上記の成分を全て配合しているものを選びました。
犬にも使えるビオフェルミン!うちの子も愛用♪
「人には人の乳酸菌」でおなじみの、ビオフェルミンですが、
みなさんは、ビオフェルミンと言っても1種類ではないのをご存知ですか?
『ビオフェルミン健胃消化薬錠』『新ビオフェルミンS錠』(粉剤もあり)あとは、処方薬局で頂ける、『ビオフェルミンR』の3種類があるんです。
健胃薬とRは医薬品です。
一方、新ビオフェルミンSは医薬部外品。
これは、日本の薬事法上、新ビオフェルミンSだけがお薬ではなく、薬とサプリメントや機能食品の中間的な扱いであるという事なのです。
ここでこれからお話ししていくのは、『新ビオフェルミンS』についてです。
では、この新ビオフェルミンSが一体何で出来ているのかと言うと...ほぼ乳酸菌です。
ビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌という三種類の乳酸菌の粉末が主成分で、あとは、錠剤や粉剤に加工する為に必要な物…コーンスターチや飴、白糖などが入っています。
簡単に言えば、乳酸菌の塊のラムネ菓子の様なものです。
ですから、「人間用のお薬を犬に与えるなんて考えられない!」とお考えの方、ご心配なく。
新ビオフェルミンSはまったくの薬ではありません。どちらかと言えば、緩やかな効果が期待できるサプリメント的な物といえば良いでしょうか?
お薬ではないので、特筆すべき注意点や副作用もありません。しかしながら、「お腹の調子を整える」とのうたい文句にあるように、お腹の調子にある程度の影響を与えます。
このように、「○○に効果がある」と明記できる部分が、単なるサプリメントとは違うところです。
お腹の緩い時には、便を固める方向へ効果が表れます。
便秘の時には、スムーズな排便の方向へ効果が表れます。
腸内の悪玉乳酸菌が増えすぎると、お腹の調子が悪くなりますが、これについては犬も人間も同じです。
新ビオフェルミンSは、腸内に不足した善玉乳酸菌を補充して、腸内環境を整える事で結果、便の調子も整えるというものです。
逆の見方をすれば、腸内環境が原因ではない場合には、ほとんど効果がありませんし、乳酸菌が合わなければ、一時的に便秘になったり下痢になったりすることもあるようですので、全ての下痢や便秘に効くという訳ではありません。
そんな『新ビオフェルミンS』に、お腹の弱いうちの子も、仔犬の時からお世話になっています♪
我が家では錠剤を使用していて、小さい時は、必要な時に錠剤を砕いて適量を与えていましたが、成犬になってからは、お腹の調子の悪い時から数日間、1日1錠を与えています。
実はこのビオフェルミンS、かみ砕いてみると多少の甘味があるので、犬に飲ませるのにあまり苦労しません。むしろ、喜んで飲んで(食べて)くれます♪
犬にビオフェルミンを与える時の注意点
犬にビオフェルミンを与えるのに注意しなければいけない事は、特にはありませんが、しいていえば...害がないからと言って一度に沢山与え過ぎない様に。
小型犬なら一日に一錠の半分~1錠程度、中型犬なら一錠、大型犬なら2~3錠程度を、様子を見ながら与えて下さい。(錠剤の場合)
あとは、乳製品にアレルギーのあるワンちゃんには、与えるのを控えた方が良いかも知れません。(牛乳を飲んで下痢をするのとアレルギーは別です)
いずれの場合も、初めてビオフェルミンをワンちゃんに与える場合には、しっかり経過観察を行って、異常がある場合には使用を中止し、必要に応じて動物病院を受診しましょう。
まとめ
ビオフェルミンには数種類の製品がありますが、私達が家庭で愛犬に安心して与えられるのは『新ビオフェルミンS』(錠剤、粉剤あり)です。
これは、お薬ではなく、整腸効果の期待出来る「乳酸菌で出来たサプリメント」として考えてもいいかも知れませんが、体質や不調の原因によっては全く効果のない場合もあります。数日間与えても効果の見られない場合には、獣医さんに診て頂いた方が良いでしょう。
新ビオフェルミンSをワンちゃんに適量与えても、特に害はありませんが、一度にたくさん与え過ぎると、下痢や便秘になる恐れがありますので注意しましょう。
ビオフェルミンには少し甘味があるので、ワンちゃんも無理なく口にできます。なので、美味しいものと勘違いして勝手にたくさん食べてしまわない様に、厳重に保管した方が良いでしょう(笑)。
うちの子は、「はい、お薬だよ~♪」と、1錠あげると、カリカリポリポリと良い音をさせながら、味わって食べてます♪そして、軟便気味だったウンチも、1,2度飲んだ後はしっかりしたウンチが出るようになるので、うちの子の体質には合っているみたいです。
大きな健康被害はないと思われますが、人用のお薬なのであくまでも、飼い主さんご本人の自己責任でお願いします。
ユーザーのコメント
女性 ミミのママ
女性 匿名
与えて合わなかったら病院行くという可能性もあるなら、そもそも最初から病院に相談した方が良いのではないでしょうか。
整腸剤など、症状にあったものを出して貰えると思います。うちの病院もそうですが、実際ビオフェルミン等を処方してる病院もあります。ただ、自己判断するよりはきっとちゃんとその子の状態に合った量で出して貰えますよ(^ ^)
病院でも、普段から自己判断で投薬してると治療しづらいでしょうし、先生によっては気分を害されるかも。。
実際に使われたりするものですが、量もその子によって違いますし、やたらに量とかおすすめはしてほしくないかなと思ってしまいました。(^_^;)
注意点も書かれてますし、わんちゃんを大切にされてるんだなとは感じましたが
女性 匿名
ビオフェルミンS位なら別にいいよとおっしゃる先生もいらっしゃると思いますけどね(^_^)
女性 トイPの母
かかりつけの獣医さんに相談してみたところ、「とてもいいですね」と言われました。
4㎏の高齢プードルに細粒のビオフェルミンに付いている匙で擦り切れ1杯を1日1回夜ご飯に混ぜています。
便の調子はいいですよ。
トピックからそれてしまいますが、おしめをするとお腹がかぶれて赤くなりますが、獣医さんからもらった軟膏ではよくならず、市販されているワセリンでよくなりました。どうやらおしっこが肌につくからかぶれるらしいので、おしっこをはじくワセリンがいいそうです。もし必要な方のご参考になれば…
女性 匿名
50代以上 女性 ricky
おかげさまで、ちゃんとしたうんちが出るようになりました。本当にありがとうございました。わんこが平穏なのがいちばんです。
30代 女性 しば
かかりつけの獣医さんもいいですよ、とおっしゃってくださいました。
まるでオヤツかのように喜びます。
匿名さんが、この記事を書かれた方に対して「ちゃんと獣医さんに相談したのでしょうか?」と書き込まれていますが、この記事の監修は獣医さんなのでそこは心配されなくても大丈夫そうですね?(^-^;
50代以上 女性 こじ
関節に良いと言われる、人間用の、コンドロイチンとグルコサミンとヒアルロン酸入りのサプリメントを飲ませています。安易に与えない方が良いですが、人間が飲める物に害は無いのでは…。駄目ですね。。。
40代 女性 匿名
細粒は量を調整しやすくて扱いやすかったです。
感染性でなければ常備してもよい自然なビフィズス菌かと思います。
監修も獣医さんの様なのであとは、各飼い主さんの判断・自己責任ですね。
30代 女性 キティ
犬用と違い人間用の方が成分が強い、下痢したと言って小型犬に下痢止め人間用を1回に半錠飲ませたと言う人が多かった。素人判断ほど危険な物はないよな。
どう見ても多いと思うよな。1回4分の1だと書いてあるよ
50代以上 女性 まる
50代以上 女性 ダイコンママ