ミックス犬チワプーの性格や成犬の大きさ、値段と飼い方

チワプーってどんなミックス犬？

チワプーとはトイプードルとチワワのミックス犬です。

その愛らしい姿と、人気の犬種のいいとこ取りをしたような容姿と性格が人気を集めている注目のミックス犬です。

一昔前までは、父親がチワワ、母犬がトイプードルのミックス犬をさしていたようですが、現在では父母の組み合わせはあまり関係なくなっているようです。そのためチワワとトイプードルの間に生まれた子犬であれば、チワプーと呼ばれています。

ちなみにミックス犬と雑種の違いについて疑問を持たれている方も多いでしょうが、英語圏では「ミックス」というのは血統書付きの犬種二匹の間で故意に産み出された犬種のことをいうそうです。

ミックスと雑種の意味は同じではありますが、強いていうならばミックスの方がエレガントな印象を持ちやすいということです。

チワプーの性格

フワフワした体毛と真っ黒で大きな瞳が魅力的ですが、どんな性格なのでしょうか。まずはチワワとトイプードルそれぞれの性格から見ていきましょう。

チワワの性格

チワワは怖がりで神経質な子が多いです。一緒に暮らしている家族には心を開きますが、もともと警戒心が強いので見知らぬ人には吠えることも。

チワワの性格まとめ！オスメスの違いと犬種に合わせたしつけ方のコツまで

トイプードルの性格

トイプードルは社交性が高く、落ち着いた性格な子が多いです。プードルは全犬種のなかで2番目にIQが高いといわれる賢い犬です。またトイプードルはその毛色で性格が違ったりします。

• 黒…トイプードルのなかでは一番賢く、服従心が強い。
• 白…黒と同様、服従心が強く飼いやすい。甘えん坊。
• 茶…独立心が旺盛。協調性に欠けるので、他頭飼いにはむかない面も。
• 赤…とても活発で自己主張が強い。

トイプードルとチワワどちらの性格を引き継ぎやすい？

こうした特徴は、両親の性格が反映さる事が多いですが、ミックス犬の場合それぞれの犬種の性格が、大人になってどのように表れるのか、はっきり断定する事ができません。

ですが一般的にプードルの陽気な性格や、賢い部分を受け継ぐことが多く、しつけがしやすくなるといわれています。

逆にチワワ寄りの資格をしていると警戒心が強く少し臆病な性格となるかもしれません。ただ、チワワは家族に対する愛情がとても深い犬として知られています。どちらの性格になるかは、育ててみないとわからないというのがミックス犬の魅力でもあります。

チワプーの特徴

成犬の大きさ

• 体重：3kg前後
• 体高：20cm～30cm

ミックス犬の場合、成犬時のサイズを予想するのが難しいのですが、チワプーの成犬の平均体重は3kg前後になるそうです。
また標準体高は20～30cmくらいになりますので、チワワよりは高くなる場合が多いそうです。逆にチワワと同じくらいか小さい場合は、もしかすると発育に問題があるかもしれないので、獣医さんに相談してみましょう。

被毛

外見はプードルのクルクルしたウェーブヘアが強く受け継がれることが多く、比較的抜け毛は少ないようです。

耳はたれた耳の子が多いようですが、なかには半立ちの耳や、片方が立ち耳でもう片方がたれ耳という珍しいタイプの子もいます。毛色については、どのようなカラーの両親犬を持つかによってかなり異なってくるようですが、一般的には以下のカラーが多いようです。

チワプーの特徴は様々なカラーバリエーションがある点です。自分の好みのカラーの子を探せるのも楽しいポイントですね。

チワプーの値段

チワプーの子犬の価格相場は10～30万円くらいです。なかには100万円を超えるような高級なチワプーもいるそうです。チワプーの子犬の価格相場は10～30万円くらいです。

なかには100万円を超えるような高級なチワプーもいるそうです。価格の違いは両親犬の血統や見た目などによって異なるようですが、最近はミックス犬の中でもかなり人気の犬種となっている点が価格が高騰をしている要因になっています。

さらにチワプーは一般的にオスよりも、子供が産めるメスの方が価格が高くなりやすいようです。ただ、ミックス犬は正式に認められた犬種ではないため、価格の相場はハッキリしていないだけではなく、販売しているペットショップや繁殖をしているブリーダーも少ないです。そのためか、必要以上に価格が高くなっている場合もありますので注意をしましょう。

チワプーをペットショップから迎えるには

基本的にはブリーダーから買うことができますが、ミックス犬を扱うペットショップもありますので、そちらで購入する事も可能です。

なんといっても人気犬ですので、競争率が高く、手に入りづらいかもしれません。特にペットショップは子犬を展示する場所も決まっているだけではなく、純血種ではないためどうしても大きなペットショップではないと取り扱いがない場合もあります。

さらにミックス犬は血統書などの発行ができないため、チワプーといって売り出している子犬なのに別の犬種を掛け合わせたミックス犬だったという場合もあります。チワプーを安心して迎え入れたいと思うのであれば、しっかりとしているブリーダーを探して直接迎え入れる方が安心ではあります。

チワプーをブリーダーから迎えるには

確実に安心してチワプーを迎え入れたいのであれば、やはりブリーダーから直接迎え入れるのがオススメです。ただし、前述した通りチワプーはミックス犬の中でも大変人気の犬種であるため、ネットなどで販売情報が掲載されるとすぐに飼い主が決まってしまうことも珍しくはありません。

どうしても飼いたいという場合は、あらかじめブリーダーを探しチワプーの子犬はいないか？生まれる予定はないか？というのを確認しておきましょう。

もし、出産予定の子犬がいるならば、生まれたらすぐに連絡をもらえるように予約をしておくと安心です。この時に注意をしておきたいのが、そのブリーダーが信頼できる人物かというのを見定めることです。

利益しか考えず、犬を物としか見ていないブリーダーや詐欺を働く悪質なブリーダーも存在していますのでしっかりと注意をしましょう。

チワプーの里親になるには

人気の犬種であるが故に、時には里親募集がされることもあります。チワプー譲りますという文字と共に地域の情報誌に掲載されるだけではなく、子犬が生まれたからと里親が募集されることも。

さらに、家庭の事情によって飼育できなくなった為に募集されることや、飼い主によって保健所に持ち込まれるような犬も存在しています。そのようなチワプーを迎え入れるということは、犬の命を救うことにも繋がります。

里親募集はネットの掲示板や犬の保護団体のサイトで掲載されますので、チワプーを迎え入れたいと考えている方はぜひ里親情報をチェックしてみましょう。子犬の募集は少ないかもしれませんが、まだまだ若いチワプーも募集されます。ペットショップやブリーダーから迎え入れるという選択肢に加え、ぜひ里親制度を利用する方法も覚えておいてください。

チワプーの飼い方

しつけ方

ミックス犬はすぐにしつけを始めましょう。2種の犬種が混ざっているため、個性を見極めて基本的なルールを教えてあげることが大切です。

穏やかで従順なのでしつけはしやすいといわれていますが、性格は育つ環境で大きく変わります。子犬の頃からしつけはしっかり行いましょう。不安な場合は訓練所などへ行くこともおすすめです。

散歩

チワプーは基本的に運動が大好きな犬種です。その為、散歩は毎日欠かさず連れて行ってあげましょう。散歩時間の目安は、15〜30分程度です。散歩の他にも室内でたくさん遊ばせてあげたり、ドッグランなどで思いっきり走り回らせてあげるのがおすすめです。

餌

チワプーは体も小さい為、餌の量はそこまで多くなくても問題はありません。ドッグフードの裏に記載されている、餌の目安量を参考に肥満にならない程度に与えてあげましょう。また、チワプーのような小型犬は関節痛に悩まされる傾向にあります。その為関節炎に効く、グルコサミンやコンドロイチンなどが配合されているドッグフードがおすすめです。

「チワプー」におすすめドッグフード

出典：Obremo公式サイト

愛犬に寄り添う国産・無添加ドッグフード【Obremo】

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・原材料、品質管理が行き届いた高品質なフード
・定期コースなら割安価格で購入可能

出典：ファインペッツ公式サイト

安全安心FINEPET'Sペットフード

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寒さ対策

チワプーの親であるトイプードルは寒さに弱い犬種として知られています。その為、チワプーも寒さには比較的弱い犬種だと考えられます。散歩に出るときは防寒着をしっかりと着用させてあげたり、お部屋の中では暖房をつけてあげたり、ペット用のヒーターなどを活用して寒さをしのげるように工夫をしてあげましょう。

抜け毛のケア

チワワは抜け毛が多い犬種として知られていますが、トイプードルの抜け毛が比較的少ない犬種と言われています。チワプーは比較的、トイプードルの被毛を受け継いでいる子が多いため、抜け毛が少ない個体が多いようです。

普段のケアとしてはブラッシングを小まめに行い、トリミングを月に一回ほど行うのが理想です。ミックス犬であるため、どのような毛質かには個体差がありますので、様子を見ながらケアを行ってあげましょう。

チワプーの平均寿命

ミックス犬であるが故に、平均寿命がどの程度なのかは少々言いにくいのですが、一般的に15年前後と言われています。ミックス犬は純血種よりも丈夫で病気にかかりにくいという点と、両親犬であるトイプードルとチワワが長生きをする犬種であるというのが理由です。

育て方にはよっては17歳でも若い頃と同じように元気な個体もいるのだとか。15歳というのはあくまでも平均寿命ですから、何らかの持病によって早く命を落とす個体もいるでしょうし、何らかの事故に巻き込まれる可能性もあります。

ただ、日頃から健康に気を使い、安全に過ごせる環境を用意してあげれば、それだけ長生きをする確率は高くなりますので、愛犬のためにできることは行っておきましょう。

チワプーがかかりやすい病気

チワプーはトイプードルとチワワのミックス犬であるため、それぞれの犬種がかかりやすい病気に注意をしておきましょう。特に小型犬に多いとされる水頭症や膝蓋骨脱臼には注意が必要です。膝蓋骨脱臼は膝のお皿の部分がずれてしまう病気で症状が進行すると腫れや痛みによって歩けなくなることも。

また犬は全般的に目の病気になりやすいのですが、チワワのような目が大きな犬種は角膜炎や白内障や緑内障にかかる確率が高く、最悪の場合は失明をしてしまうことも。チワワの血を引いているチワプーもそれは同じです。

他に注意をしていただきたいのが、外耳炎です。チワプーの耳は垂れ耳になっていることも多く、耳にトラブルを抱えやすい作りとなっています。ぜひ耳に何らかの異常がおこらないかも、普段から注意をしてあげましょう。

チワプーのカットおすすめスタイル

カットの種類

• テディベアカット
• サマーカット
• ラムクリップ風カット
• パピーカット
• お耳ふんわりカット
• パピヨン風カット

チワプーの魅力は何と言ってもカットスタイルのバリエーションの豊富さ。チワワとトイプードルのいいとこ取りをしたような愛らしい姿は、どんなカットスタイルにしても大変似合います。

トイプードルでは鉄板のテディベアカットや耳だけにボリュームを残したラムクリップ風カットも人気です。また、立ち耳のチワプーならば耳にボリュームを残したパピヨン風カットもおすすめです。

夏の暑い日なら、すっきりとしたサマーカットも人気となっています。どんなカットスタイルでもこなしてしまう、とても可愛いチワプー。

自分好みのカットスタイルをオーダーできるだけではなく、可愛いカットを自分で開発するのも楽しいですね。チワプーを迎え入れたならば、ぜひトリミングを楽しみましょう。

トリミング料金はいくらぐらい？

トリミングの料金は、どのようなカットスタイルにするかや、サロンの場所や、そのサロンのコンセプトによっても差が出てくるようです。

お値段の相場としてはチワワやトイプードルのカット相場と同じくらい4000円前後だと言われています。これにシャンプーなどの料金を合わせると、目安は7000円〜が相場です。

トリミングの頻度はどのぐらい？

トリミングの頻度についても、その犬がどれくらいの長さでどれくらいで毛が伸びてくるのかによって大きく異なってきます。ただ目安としては、月に1回程度カットをしてあげるのが理想だと言えます。また、トリミングとは別にブラッシングは毎日行ってあげましょうね。

チワプーのおすすめブログ

チワプーあずきとの毎日

チワプーのあずきちゃんとの日々を覗ける心温まるブログです。あずきちゃんがただひたすら可愛いです。あずきちゃんの飼い主であるなおこさんと旦那さんも素敵でおすすめ。

チワプーあずきとの毎日

チワプータロウと銀次の日記

とっても可愛い2匹のチワプーに癒されるブログです。兄弟ではないのですが、とっても仲良しな2匹のやり取りに思わず笑みがこぼれてしまう素敵なブログをぜひのぞいてはいかがでしょうか。

チワプータロウと銀次の日記

まとめ

いかがでしたでしょうか？

外見だけではなく、しつけもしやすく飼いやすいチワプーはかわいい魅力がいっぱいですよね。

実際に飼っている飼い主さんにもお話を聞いてみましたが、「人懐っこい」「賢くてしつけがしやすい」「毛が抜けにくい」といった声が多かったです。
ただプードルの毛質が受け継がれることが多いため、定期的なお手入れは必要だそうです。

それと、これはどの犬にもいえることですが、犬は生き物です。
『可愛い』だけでは育てることはできません。
どれだけ眠くても、用事があっても、朝夕の散歩は欠かせませんし、少し様子がおかしければすぐに病院へ連れて行かなければなりません。旅行だって気軽には行けなくなります。

本当に自分が飼える環境にいるのか、本当に飼えるかどうか、よくよく検討してください。

ペットと暮らすことは大変なこともたくさんありますが、それ以上にかけがえのない時間を与えてくれる相棒になりますよ。

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