ビションフリーゼの大きさと平均体重
- 体高:24cm~29cm
- 体重:5kg~10kg
ビションフリーゼという犬種は小型犬の中では筋肉質な方ですが、そこまでは大きくはなりません。また、ビションフリーゼの大きさにはそれぞれの個体差があり、平均的な体高は24cm~29cm、体重は5kg~10kgほどとなります。
ビションフリーゼの大きさはオスメスでの違いはほとんどありませんが、平均よりも大きい子も小さい子もいるので、個体差があるようです。この値については、あくまでも参考にしてみてください。
ビションフリーゼの大きさとその特徴
ビションフリーゼと一言で言われると、ちょっと耳慣れない犬種かもしれません。どんな犬種なのか、まずは基本的なビションフリーゼの情報を調べてみましょう。
まずは、体格についてです。先ほども記述した通り、ビションフリーゼの大きさは小型犬の分類です。特徴としては体高よりも体長、つまり体の長さがやや長いと言うことです。このような特徴を持つ可愛らしいビションフリーゼですが、意外にも筋肉質な所もあり、運動好きで健康的な一面もあります。病気になる確率が少なく飼いやすいのも大きな特徴です。
見た目の特徴としては、大きくてまんまるの目に、ふわふわの毛並み、そしてたれ耳です。被毛はダブルコートで柔らかく、コシのある触り心地です。アンダーコートはさらに柔らかく、一度触るとクセになってしまうような撫で心地です。ビションフリーゼの被毛の色は「ホワイト」のみ認められていますが、中にはベージュが混ざった子もいるようです。
性格としては、人懐っこくコミュニケーションが上手です。人と遊ぶのが大好きで、子どもの相手もできる優しい性格をしています。また、のんびり屋で陽気な性格も持ち合わせており、あまり無駄に吠えないので室内での飼育もしやすいと言われています。
ビションフリーゼの歴史ですが、原産国はフランスです。ある船乗りがテネリフェ島に持ち込んだとされているのがビションフリーゼの元となる「テネリフェ」という種類で、今日のビションフリーゼの大きさや血統は、このテネリフェから今に至っていると考えられています。その後イタリア人がフランスに持ち帰ったとされています。はじめは小型のバルべという犬の外貌ににていたため、「barbichon」と名付けられましたがその後短縮され「ビション」と名付けられました。
ビションフリーゼの大きさと運動量
ビションフリーゼの大きさは個体差がありますが、おおよその子は筋肉質で遊び好きな性格をしているため、やや重くなる傾向があります。そして何より、ビションフリーゼは運動が大好きです。一見ふわふわしてまんまるな見た目に反して、実は運動神経が抜群です。ビションフリーゼは小回りの利く運動ができる大きさで、しかもよく人の指示を聞いて懐きやすいことから、かつては芸をする犬種としても知られていました。
そのため、よく運動させてあげることでストレスが軽減されて、より健康的に過ごさせてあげることができます。ビションフリーゼの大きさでは見た目は軽そうに見えるのですが前述した通り、やや筋肉質であるので、他の小型犬に比べるとちょっとだけ重めになります。室内で飼っている場合でも、定期的に運動をさせてあげられる環境にしてあげると良いと思います。
ビションフリーゼの大きさと健康管理
ビションフリーゼの大きさとしては小型犬で、室内で飼うことにも適している犬種ですが、その上で健康面などにおいて注意した方が良い点がいくつかあります。
まず、犬種自体は遺伝的にもとても健康的な犬種ですが、唯一皮膚がデリケートであるという点です。ビションフリーゼは真っ白な毛並みも特徴の一つですが、その分汚れやすいです。また毛が柔らかいのですぐに毛玉を作ってしまいます。なにで定期的なシャンプーと、こまめなブラッシングが必須になります。ただ、シャンプーもやり過ぎてしまうと皮膚炎を起こしてしまったりもするので注意が必要です。
また、毛質がダブルコートでアンダーコートのしっかりしているビションフリーゼには暑さや湿気は大敵です!特に梅雨時期や夏の時期などは皮膚病の原因になる可能性が多いので、しっかりブラッシングをしながら皮膚の状態をチェックしてあげましょう。
ビションフリーゼの大きさ、あの特徴的な丸いシルエットをキープしたい場合、このカットの経験のあるプロのトリマーさんでなければ難しいと思います。そのため、どうしてもあの丸いスタイルにしたいという場合はプロのトリマーさんにお願いしましょう。 トリマーさんの中にもあの丸いカットができる方と出来ない方もいるようなので、しっかり確認しましょう。
体重に関しては、運動好きな性格のため、肥満というほど太ることは少ないと言われていますが、骨の太さや筋肉の質によっても変わります。平均以上の体重に体重になってしまったら、獣医さんなどに相談してみると良いでしょう。基本的には1日30分くらいの散歩をしてあげたり、おもちゃなどで遊んであげたりすると、ビションフリーゼにとってもいい運動になってスキンシップにもなります。
また、遊んでいる時に、特に高い所に飛び乗ったりすることがあり、その際に怪我をしてしまうこともあります。ビションフリーゼの大きさは小型犬になるので、室内の少ないスペースであっても自由に活用することができ、一人遊びも得意としています。しかし、遊びに夢中になり過ぎて怪我をしてしまうこともあるので、そうならないように注意してあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ビションフリーゼの意外な歴史や、大きさや体重についてお伝えしてみました。
見た目は小さな体ですが、筋肉質でかなりの体力を持ち合わせています。また、その反面、人懐っこくてゆったりとした優しい性格も持っています。このように可愛いビションフリーゼと毎日のスキンシップを大切にして、より良い日々を過ごせたら最高ですね。
ユーザーのコメント
40代 女性 SUSU
飼い主さんによるとビジョンフリーゼのイメージでもあるあのアフロヘアーを維持するのはそれなりのお手入れが必要とのことでした。毎日のブラッシングはもちろんですが、毛1本1本がとても細く絡まりやすいため、ブラッシングの途中で切れてしまわないように、力加減やブラシの流れ、角度にも注意が必要で、ブラシの種類もその子にあったものを選ぶことが大切とのことでした。
特に夏場は毛の中に湿気がこもりやすくなり、湿疹も出来やすくなるため、要注意な季節のようです。「ブラッシングをさぼると毛玉製造機になってしまうのよ。」と笑いながら教えてくれました。
毛玉が出来ないようにするためには、毎日のブラッシングの他に3週間毎のトリミングが理想とのことです。「月の美容代金は私よりもかかってるの。」と話されていました。毎日のブラッシングと美容代金の負担が重くなってしまい、サマーカットのようにしてしまう飼い主さんも多いようです。
なお、ビジョンフリーゼはその毛色から涙やけや足下の毛の変色が出やすい犬種でもあると思います。毛の変色はフードやおやつに含まれている添加物などを不要物を涙として排出したものやアレルギー、ストレスといった見方がありますが、ホワイトの毛の子は見た目にもとても目立ってしまいます。この点においても注意が必要な犬種であるといえます。
ビジョンフリーゼは活発で陽気、がっしりとしていて安心サイズですね(笑)子供にも優しく頭も良い犬種です。記事にもあるように、性格としては飼いやすい犬種と言えるのかもしれませんが、お手入れの面から考えると、時間のお金に余裕があり手間暇をかけてあげられるご家庭に限られるのかなと思います。
せっかくビジョンフリーゼを迎えるのであれば、面倒だから、費用がかかるからといって丸刈りになどせずに、ふわふわとしたわたあめのような状態を保ってあげたいものですね。
20代 女性 いぬまにあ