犬が食べても大丈夫な5つの果物

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犬が食べても大丈夫な5つの果物

皆さんの愛犬は果物を食べた事がありますか?「犬はダメなんじゃないの?」と思う方も多いと思いますが、中には犬が食べても大丈夫な果物もあるんです!今回は犬が食べても大丈夫な果物を5つご紹介していきます。

監修:獣医師 加藤桂子

(伊達の街動物病院)

犬が食べても大丈夫な果物

果物の籠を加える犬

人間が食べる物は与えない方が良いと思っている方も多いですが、中には犬も食べても大丈夫な食材があります。今回は果物に焦点を当てて見ていきましょう。実は犬が食べる事のできる果物には様々な効能があり、適量ならば犬の健康にとっても良い効果があると言われているのです。

1.バナナ

バナナと子犬

バナナは甘くて、果物の中でも「犬のおやつにも最適」と言われるほどです。そのため、犬が食べやすい大きさにカットしてあげて、おやつの代わりとして与えるのは問題ありません。ただし、バナナは糖分も多い果物なので、与え過ぎは肥満の原因なってしまう場合があるので注意が必要です。

また、バナナには様々な効能があるとされており、犬にとっても抗酸化作用や高血圧予防が期待できる可能性があります。腹持ちも良いため、少量でも腹持ちするというのも良い点ですね!

さらにペクチンという不溶性食物繊維が含まれている事でも知られているため、「最近、便秘気味かも」というわんちゃんにも最適ですよ!

2.りんご

りんごと犬

りんごも犬に与えても大丈夫な果物の代表格です。りんごには整腸作用があるため、胃や腸を整えてくれる効果が期待できます。食物繊維も豊富なので、便通が悪くなっている犬にも良いです。

そのため、「最近、以前に比べると食欲が落ちたかな」と愛犬を心配している飼い主さんはぜひ、りんごを適量与えてあげると良いかもしれません。

3.梨

梨

梨は全体の約90%が水分でできているという事もあり、水分補給の代わりに与えることもできます。なかなか自分からは水を飲みに行かないというわんちゃんでも、梨ならば食べるという子も多いので、その場合はこちらで水分補給してあげると良いでしょう。

他にも老廃物を体内から排出してくれる効果も期待できます。中でも摂取しすぎてしまった塩分を体外に排出してくれる働きがあるため、高血圧気味の子に与える事で、血圧を下げる効果をしめす可能性もあります。

4.いちご

いちごと犬

いちごにはビタミンCが多く含まれている事で有名です。そのビタミンCを摂取する事で、シニア世代に突入した子に、足りない分のビタミンCを補給させる事ができます。さらに抗酸化作用があることでも知られていますので、犬の老化防止に役立つ果物でもあります。

しかし、いちごには注意点が1点あります。それは与えすぎない事です。いちごはキシリトールを多く含んでいるため、与えすぎてしまうと血糖値が低下してしまう恐れがありますし、わんちゃんが多く食べてしまうと命にかかわる場合もあります。

目安として、1日1個までが好ましいとされていますので、これを守った上でおやつとして与えてあげましょう。

5.みかん

みかんと犬

みかんもいちごと同じく、与える事自体は問題ないですが、与えすぎてしまう事で腹痛を引き起こしてしまったり、皮に農薬が付いている可能性や、消化しきれず下痢になってしまうこともあるため、外の皮だけでなく、薄皮や筋も取り除いて与えるようにしましょう。

では、みかんを与える事のメリットをご紹介します。みかんにはビタミンCだけでなく、ビタミンAも豊富に含まれています。ビタミンAは皮膚を健康に保ってくれる効果がありますので、犬にとって重要な効能と言えるでしょう。

果物を与える際に注意したい事

りんごを食べる犬

ここまで犬が食べても大丈夫な果物を5つご紹介して参りました。しかし、もちろん果物を与える際に注意するべき事があります。果物を与える際には、ぜひこの2点を考慮した上で与えるようにしましょう。

与え過ぎは禁物!

先ほどからあるように、与えても大丈夫な果物でも与え過ぎてしまうとデメリットとなってしまいます。そのため、自分の愛犬に合った適量を知り、それを理解した上で与える事が大切です。

与えすぎてしまう事で糖分を過剰摂取してしまったり、果物に含まれている水分を摂取しすぎてしまい、下痢になってしまうなどの恐れがあります。

また、食べた後の歯磨きは欠かせません。飼い主さんがしっかり健康管理をしてあげるという約束の下、与えるようにしましょう。

アレルギー検査もしておきましょう

獣医師と犬

与えても大丈夫な果物でも、すべての犬が与えて大丈夫という事ではありません。中には果物に対してアレルギーを持つ子もいますし、合わない子もいるので、まずは病院へ行き、アレルギー検査をしてもらう、もしくは獣医師に相談すると良いでしょう。

アレルギー検査は採血した犬の血液を元に、アレルゲンを特定します。検査をしてもらってから、約2~3週間ほどで結果がわかります。

食べ物以外にも、ハウスダストや植物など、様々なアレルゲンを特定する事ができますので、食べた事で少しでも異変があった場合には、すぐにアレルギー検査をすることをおすすめします。

まとめ

りんごを触る子犬

いかがでしたでしょうか。与えても大丈夫な果物は意外にも多いですが、注意点ももちろんあります。今回ご紹介した注意点もしっかりと理解し守った上で、愛犬に与えてあげましょう。

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記事の監修

  • 獣医師
  • 加藤桂子
  • (伊達の街動物病院 獣医師)

日本獣医生命科学大学卒業。仙台市の動物病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

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  • 30代 女性 ぷぅちゃん

    愛犬にあげる果物で、バナナや梨、リンゴ、みかんはあげてます。
    残念なことに スイカは野菜で桃はカリウムが多い理由で 食べるにしても、健康な犬になら15g程度ならいいと思います。
    パイナップルも酵素が多いので率先してあげたいものでは挙げにくいのでしょうね。
    ブドウ、乾燥果物は避けたがいいですが、コメントするほど5種類しかないわけではないと言うほどではないですよ
  • 40代 女性 匿名

    記載されていた果物、それ以外でも犬が食べて大丈夫な果物をあげています。
    獣医師には果物や野菜をあげることによって毛並みがとても綺麗になり、健康にも良いと言われていますのでこれからも続けて行きたいと思います。
    リンゴの種等は毒になるので気をつけていますが...。
    大切な家族にはいつまでも元気でいて欲しいです。
  • 40代 女性 SUSU

    果物が好きなワンコは多いようですね。我が家の愛犬は桃やマンゴー、りんご、梨は大好きです。キュウイフルーツやスイカ、バナナなどはあまり興味がないようです。この辺りはワンコの食の好みによって分かれるのかもしれません。

    記事にもあるように、果物の取りすぎは糖分過多になってしまうため注意が必要ですが、この点は人間と同じかなと思います。
    果物に含まれる成分によって期待出来る効果も違います。夏の果物の代表例であるスイカはカリウムが豊富で利尿作用もあります。90%は水分と言われており、むくみの解消、高血圧、動脈硬化、ガン予防になる場合もあります。リコピンも豊富で呼吸器系の免疫力を上げるとも言われています。

    記事にもあげられていますが、リンゴは食物繊維が豊富で酵素補給にも最適です。皮は剥いてからすりおろした物を生のまま与えれば酵素を取ることが出来ます。
    環境の変化などストレス性の下痢を起こしている場合は、温めたリンゴが効果的です。皮を剥いてすりおろし、お鍋にすりおろしたリンゴと少量の水を加えて加熱します。焦がさないように弱火で軽く温めると甘い香りがしてきます。
    下痢が続いている場合には一肌に冷ましてからこのまま与え、少し治まっている場合にはフードにトッピングしても効果があります。トッピングの場合にはドッグフードの量を70%前後に減らしてからリンゴをトッピングすると良いと思います。
    リンゴには水溶性の食物繊維が多く含まれており、これが悪玉菌を抑制する働きをするため下痢には効果的です。本来であれば下痢には腸の働きを休めることが一番で絶食が効果的ですが、脱水症状には注意が必要となります。血糖値を下げることも好ましくありません。ごく少量の蜂蜜入り白湯やリンゴのすりおろしなどはお薦めです。

    なお、記事にもあげられているミカンは、ビタミンAやCが豊富で我が家の愛犬も大好きです。甘い香りに誘われて欲しがるワンコは多いかと思います。薄皮を取り除けば与えることに問題はないのですが、ミカンの粒は消化しにくいようで未消化のままうんちとして排出されています。未消化であっても問題はありませんが、気になるようであれば小さめにカットして与えると良いかなと思います。

    果物も野菜と同様に季節の食材ならではの効果が期待出来るものもあります。成分によって注意が必要な物もありますが、ごくたまに食べるのであれば極端な量を与えない限り、ダイエット中のワンコの場合には果糖の量にだけ気を付けてあげれば、栄養バランスを気にする程のことはないのかなと思います。
    家族の一員として、春にはイチゴ、夏にはスイカやマンゴーに桃、秋には柿や梨、冬にはみかんなど、季節のフルーツのお裾分けを貰えるワンコはとても幸せですね。
    その時に感じる幸福感は、果物の効能以上の効果があるのかもしれないな、そうであって欲しいなと思います。
  • 女性 コロ

    愛犬が便秘だったり、ちょっと下痢気味だったり、お腹の調子がいまいちだったときはよくりんごを与えています。小さめに切るか、薄く平らにしてシャリシャリ食べさせていましたが、他の方のコメントを読むと、すりおろすと酵素も取れるんですね。今度お腹の調子がよくない時はすりおろしてあげようと思います。

    犬は柑橘系を好まないと読んだので、みかんを食べさせてもいいというのは意外でした。
  • 女性 ささみ

    我が家の愛犬は、りんごと梨、スイカが大好きです。
    不思議なことに他の果物には一切興味がありません。生野菜も食べない子なので、生の食材はこのリンゴと梨、スイカくらいしか与えません。
    おやつ以外では、お腹の調子があまり良くないな、と思ったら、リンゴとヨーグルトをすこーしだけフードにトッピングして与えています。
  • 女性 ゴン吉

    いちごにキシリトールが含まれているなんて危険ですね。ガムとは含有量も違うでしょうけれど、やはり犬種によっては過剰に作用してしまいそうなので、あえて食べさせなくてもいいと思います。ビタミンCならほかでも摂れますからね。
  • 20代 男性 わんこマスター

    バナナは炭水化物量がわりと多いので消化不良をおこすわんちゃんもいます。
    たまにはいいでしょうが毎日あげる必要はありません。
    果物や糖分の多い野菜は歯周病の原因にもなりますので毎日あげる必要はありません。


  • 50代以上 女性 匿名

    我が家のチワワは、スイカ・梨・りんごが大好きです。
    桃は下痢してしまうので、与えません。
  • 30代 女性 匿名

    5ミリ程度の梨をあげたのですが食べた瞬間すぐに嘔吐してしまいました。小型犬です。すべての犬に合うわけではないので怖いですね。
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