犬のジャンプは危険?注意点と止めさせるしつけ方

犬のジャンプは危険?注意点と止めさせるしつけ方

お気に入りに追加

飼い主さんが帰って来たとき、ご飯やおやつをもらうとき、お客さんが家にやって来たときなどにジャンプをして喜びを表現する愛犬を見ているとこちらまで嬉しくなってしまいますよね。でも、実は犬のジャンプには注意が必要であり、止めさせたい行動とも言えるのです。愛犬がジャンプする場合の4つの注意点と止めさせるしつけ方をご紹介します。

21913view

犬がジャンプするのは可愛い?危険?

飼い主の足元で立つ犬

愛犬がピョンピョンとジャンプをする姿は可愛いですよね。飼い主さんが帰って来たときやお散歩へ行く前、そしてご飯をもらうときなど、主に嬉しいときや興奮したときにジャンプする犬は多いと思います。ジャンプするだけではなく、飛びついてくることもありますね。
飼い主さんにとっては可愛い姿なのですが、ジャンプしたり飛びついたりする相手が飼い主さんとは限らず危険です。また、ジャンプすることが習慣化すると愛犬自身の体に負担になることもあり、犬のジャンプには注意が必要です。
では、愛犬がジャンプしたり飛びつく場合、どのような点に注意しなくてはいけないのか、そしてジャンプや飛びつきを止めさせるには、どのような方法でしつけたら良いのかをさっそくみていきましょう。

注意点1:犬が好きな人ばかりではない

犬から逃げようとしている男性

犬が好きな人であれば、見知らぬ犬でも自分の近くをピョンピョンとジャンプしてきたら、「可愛いわね~」と優しく声を掛けてくれたりなでてくれたりするかもしれません。ですが、世の中犬が好きな人ばかりではありません。犬が苦手な人もいるのです。
犬が苦手な人にしてみたら、犬が自分の近くをピョンピョンとジャンプしたり、飛びついてきたりするのは恐怖以外の何ものでもないでしょう。人懐っこい性格の犬は、見知らぬ人にもジャンプをして嬉しさをアピールしてしまうことがありますので、お散歩のときや来客時には注意が必要です。

注意点2:要求を通そうとするようになる

立っているビーグル

犬は何かを要求をするためにジャンプすることもあります。お散歩へ連れて行く前やご飯をもらうときなどに愛犬がジャンプをする場合、単に嬉しくてそうしているとも考えられますが、「早くお散歩に連れて行ってよ!」「早くご飯ちょうだいよ!」と飼い主さんに要求しているのかもしれないのです。このとき、そのままお散歩へ連れて行ったりご飯をあげたりすると、「ジャンプをしたら要求が通った!」と愛犬が勘違いをして、ジャンプをして要求を通そうとするようになってしまう可能性があります。要求吠えのように、ジャンプが要求行動になってしまうのです。

注意点3:人間にケガをさせてしまう危険性がある

飛びついているビーグル

中型犬や大型犬がジャンプをして飛びついた場合、相手が転倒などをしてケガをする危険があります。飛びつく相手は飼い主さんとは限らず、もし子供やお年寄りに飛びついた場合は、大ケガに繋がってしまう可能性もあります。
小型犬であっても、飛びついた拍子に相手が驚いて転倒してしまうことも考えられますし、小さな子供に飛びつくのは危険です。

注意点4:犬の足や腰に負担がかかる

足と腰に包帯を巻いている犬

ジャンプが習慣化して、頻繁にピョンピョンとジャンプをしていると、愛犬の足や腰に負担がかかり、

  • 膝蓋骨や股関節の脱臼
  • 椎間板ヘルニア

を誘発してしまうかもしれません。

脱臼

脱臼とは、骨の関節が本来の位置からずれてしまった状態のことです。
膝蓋骨脱臼は膝蓋骨、つまり膝のお皿がずれてしまった状態で、股関節脱臼は大腿骨が股関節からずれてしまった状態です。どちらも骨や関節に強い衝撃が加わったり、日常的に足に負担がかかることなどが原因に挙げられます。重度の場合は外科手術が必要になることもあります。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、椎骨と椎骨の間でクッションの役目をしている椎間板への負担が大きくなることで椎間板が変性し、飛び出した状態のことです。飛び出した椎間板が神経や脊髄を圧迫することで痛みや痺れ、麻痺、歩行障害などを引き起こします。

犬にジャンプを止めさせるしつけ方

オスワリする柴犬

愛犬がジャンプしたり飛びついたりすると、人間に危険が及んだり愛犬自身にも良いことはありません。ですから、止めさせたい行動と言えますね。では、愛犬のジャンプや飛びつきを止めさせるには、どのようなしつけ方をしたら良いのでしょうか?

無視をする

愛犬が興奮してジャンプをしたり飛びついてきたりしたときに、声を掛けたりなでたりするのはNGです。ジャンプや飛びついたことでかまってもらえたと思い、ますますその行動が強化されてしまいます。
ジャンプや飛びつきは、いけないことだと愛犬に理解させるためには、無視するのが効果的かもしれません。愛犬がジャンプしたり飛びついたりしてきても目を見たり声を掛けたりせず無視をして、興奮がおさまって落ち着いたらたくさんほめてあげましょう。
なかなか興奮がおさまらずジャンプや飛びつきを止めない場合は、無視をしたまま別室へ行ってしまうのも手です。興奮がおさまった頃を見計らって愛犬のところへ戻り、落ち着いて大人しくしていたらほめてあげます。
これらを繰り返すうちに愛犬は、「ジャンプをすると無視される」「落ち着いて大人しくするとかまってもらえる」と理解していくでしょう。

『オスワリ』をさせる

『オスワリ』は犬を落ち着かせる手段として有効なので、いつでもどんな状況でも『オスワリ』の指示に従えるように日頃からしつけることが大切です。
愛犬が興奮してジャンプや飛びつきをする前に『オスワリ』の指示を出せば、動きを阻止することができます。指示に従ってジャンプや飛びつきをしなかったときは、しっかりほめてあげましょう。

まとめ

立つ柴犬

帰宅したときに愛犬がピョンピョンとジャンプをして熱烈な歓迎をしてくれたら嬉しいですし、その姿は可愛いですから、それを止めさせるという考えにはたどり着きにくいかと思います。しかし、愛犬がジャンプしたり飛びつくことで他人にケガをさせてしまったら一大事ですし、愛犬自身の足や腰に負担をかけることにもなるので、止めさせたい行動と言えますね。
ジャンプや飛びつきに限らず、習慣化してしまったものを止めさせるのは時間がかかりますが、無視する方法やオスワリの指示で落ち着かせる方法などを使って根気よく止めさせていきましょう。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 うさぎ

    以前大型犬がおおはしゃぎで飛び付かれてその勢いで倒れてしまったことがあります。小型犬なら大丈夫かもしれませんが、それでも飛び付くのはあまり好ましくないですね。うちの犬はもともとやらないのでラッキーですが、しつけの重要性を感じた記事でした。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。