犬はごぼうを食べても大丈夫!その驚くべき効果と注意点

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犬はごぼうを食べても大丈夫!その驚くべき効果と注意点

「犬はごぼうを食べても大丈夫なの?」という声をたまに聞くことがあります。徐々に犬の手作りごはんが浸透してきている今日この頃。食材として、ごぼうを取り入れる飼い主さんも少なくはないのでは?今回は私たち人間にも馴染み深い健康食材でもある「ごぼう」を犬に与えることについてお話したいと思います。

監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

犬はごぼうを食べても大丈夫?

犬はゴボウを食べても大丈夫なのか

ごぼうといえば食物繊維、ミネラル共に豊富な根菜類であり、健康食材としても有名ですね。
しかし、「こんなに繊維質で硬いごぼうを犬にあげてもいいの?」「ごぼうの成分は犬にとって有害だったりしないの?」「愛犬にごぼうを食べさせるのが少し怖い。」
と、ごぼうを食べさせることに疑問を抱く方も多いかと思います。
でも安心してください、ごぼうは犬にとっても良い食材なのですよ!

犬にもごぼうを与えてみよう!便秘解消に効果的!!

ごぼう食べさせる際の注意点

ごぼうは犬にとってもとても良い健康食材なんです。
食物繊維が豊富なごぼうは人の症状でよく悩まれている「便秘」に効くと言われていますが、犬にとっても便秘解消に大変役立つ食材なのです。

飼い犬の便秘で悩んでいる飼い主さんも結構多く、これを期に手作り食を始めたり、ドッグフードにちょいたしするトッピングごはんを始めるという方もいるぐらいです。
しかし、ごぼうを犬に食べさせる時には注意しなければいけない点がいくつかありますので、それだけは覚えておきましょう。

犬にごぼうを食べさせる時の注意点

ごぼうは根菜類であり、人でも生では食べることができませんね。
それは犬にとっても同じ。

犬は雑食と言われていますが、元はオオカミだった名残もあり、動物性タンパク質の消化の方が得意なのです。
ごぼうのような、これだけの繊維質な食材をそのまま与えてしまうと消化不良を起こしかねません。
また、動物性タンパク質の消化は得意なのですが、食物繊維の消化はあまり得意ではないのです。

ではどのように与えれば良いのかというと、まずはできるだけごぼうを細かく切りましょう。
老犬に与える場合はフードプロセッサーなどで細かくするのがおすすめです。
そして小鍋でコトコトじっくり茹でます。
しばらく茹でて、ごぼうが柔らかくなったかどうか確認したら鍋から出して、冷まして与えましょう。

この時に別の食材と一緒に与えると、栄養価もアップしますし犬の嗜好性も高めて良くたべてくれますよ。
ただし、生で与えれない食材はごぼう同様に茹でる必要がありますので注意しましょう。

驚くべきごぼうの効果!

水 ミネラルのイメージ

ごぼうはミネラルが豊富であり食物繊維も豊富なため、犬にとっても犬の健康増進に大変役立つ食材です。
では、どんな効果があげられるのでしょうか?

ごぼうに含まれる栄養素

ごぼうに含まれるミネラル

ごぼうには亜鉛やカリウム、ビタミン類マグネシウムなどが含まれており、その栄養価の高さが健康増進に繋がります。

腸内環境を整える食物繊維が豊富

ごぼうの食物繊維は「イヌリン」と呼ばれるもので、犬の腸環境を整えて善玉菌を腸内で住みやすくする効果があります。
ごぼうと一緒に乳酸菌を取るとさらに良いですね。

抗酸化作用もあり!

ごぼうにはなんと!活性酸素を除去してくれる抗酸化作用が含まれていたのです。
この抗酸化作用は「セレン」と呼ばれるもので、体の中で抗酸化作用を高めて、老化防止やがん予防なども期待できます。

解毒作用もできる!

ごぼうにはさらに、解毒作用をしてくれるリグニンという栄養素も含まれており、犬の体内に入ってしまった毒素を排除してくれる働きをもっているのです。
普段のドッグフードだけではデトックスできなかった有害物質を排除して犬の体の中をクリーンにしてくれるのですね。

ごぼうがおすすめのわんちゃん

単に犬にごぼうを与えるといっても、さらに効果があると見込める状態というのを一応頭に入れておきましょう。ごぼうがおすすめのわんちゃんは以下のとおりです。

  • 便秘がちな犬
  • 腸内環境が不安定な犬
  • シニア期に入る頃の犬

まとめ

ごぼうのイラスト

犬にごぼうを与えるということで、腸内環境の改善だけでなく、老化防止やがん予防などの効果もありましたね。
与え方などに注意さえすれば、ドッグフードだけでは不足してしまう栄養素を摂ることができる便利でとても良い健康食材です。

ぜひ、あなたもご自分の愛犬にごぼうを与えてみてくださいね。

▼犬が食べてはいけないものについてもっと知りたい方はこちら
犬が食べてはいけないもの一覧

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

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  • 40代 女性 SUSU

    時間のある時の夕飯は手作りご飯を与えています。
    ゴボウは我が家でもよく使う野菜の1つです。根菜類としてゴボウ又は蓮根のどちらかが入っている日が多いように思います。
    ゴボウを使う時の注意点についてですが、細かく切った後に、茹でこぼすか水に浸して灰汁を取った方が良いのかなと思います。
    ゴボウや蓮根、茄子など、人間が調理をする際に灰汁を取る食材は犬のご飯においても同様に灰汁を取った方が良いとされています。
    記事にあるゴボウの食物繊維成分である「イヌリン」は、血糖値の上昇を抑えコレステロールの値を下げる効果も期待される成分であり、ダイエット中のワンコや糖尿病対策としても有益です。
    また、ゴボウに含まれるタンニンは天然の抗生物質と言われており、解毒、消炎、抗菌効果もあります。皮膚炎や老化の予防にも期待を持てる食材の1つです。
    泌尿器系の疾患がある場合、バードックというハーブに有効性があると言われていますが、バードックとはゴボウのことだそうで、知らないうちに取り入れている飼い主さんも多いのかもしれません。

    ゴボウの弱点として消化しにくいという点があげられますが、記事にもあるようにフードプロセッサーや細かくみじん切りにすることで胃腸が弱く消化に不安のあるワンコでも与えることが出来ます。ゴボウを焼いた香りが好きなワンコはわりと多いようで、我が家の愛犬も大好物です。鶏の挽き肉にゴボウや人参、大根、大根葉など冷蔵庫にある野菜を混ぜ合わせて米粉やはと麦粉を繋ぎにしてよくハンバーグを作りますが、他の野菜より少しだけゴボウを多めにし胡麻油で焼くととても香りがよく好んで食べてくれます。焼くだけでは消化が不安な場合には焼いた後にかぶる程度の水を入れて煮込むとより安心です。

    なお、愛犬はフードプロセッサーでみじん切りした野菜を使うと途端にご飯の食いつきが悪くなります。あまりにも細かくしてしまうとそれぞれの食材の噛みごたえや野菜の風味がなくなってしまうのかもしれません。気にしないワンコがほとんどだと思いますが、もし手作りご飯を作っても食べない又は食いつきが悪い場合には、風味付けを見直す、歯応えはどうか?フードプロセッサーを使っている場合には一旦止めてみるといったことを試してみると、違った反応が見られるかもしれないなと思います。
    我が家では野菜はそれぞれ包丁で細かくみじん切り、調理する際も火が通りにくい根菜類からフライパンに入れ、葉物類は最後に入れるようにしています。
    手間がかかるな~と思うことも正直ありますが、美味しそうに食べてくれるとまた頑張ろうと思えてしまうのが不思議です。
  • 20代 女性 あいりす

    ごぼうは硬いし消化に良いのかな〜〜なんて思っていましたが、わんちゃん用のおやつに野菜チップスが売られてるんですが、ごぼうのチップスもあるんですよね!以前野菜チップスのオヤツを頂いたことがあり知りました♪
    ごぼうといえば食物繊維が豊富なのは知られていますが、わんちゃんにとっても効果があり便通に良いそうです。

    わんちゃん用の手作りご飯のレシピでは、小さめにスライスし炊き込みご飯や炒め物や煮物なんかに使われているようです。
    個人的にはごぼうは消化に良いとはいえないのでかなり細かく刻むか、ミキサーなどでペースト状にするなどして与えるのが良いと思います。ごぼうチップスを作りミキサーなどで砕きふりかけにしてあげるのも良いかなと思います。
    消化には個体差や、食事の際にきちんと噛む子や丸呑みしてしまいがちな子もいますのでそれぞれ様子をみながら調理してあげると良いんじゃないでしょうか。
    手作りご飯に慣れていないわんちゃんは、まずはフードにトッピングとして少量から与えるのがおすすめです。

    うちでごぼうをあげるなら、ペースト状にしスープにしたり、ごぼうチップスやふりかけにしたりして食べさせたいなと思います。
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