犬を「丸刈り」にする5つの危険性

犬を「丸刈り」にする5つの危険性

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真夏、気温が高くなると体を毛で覆われている愛犬達は、まるで真夏にセーターを着ているようで、飼い主さんからするととても暑くて辛そうに見えます。そんな時、「いっそ、丸刈りにすれば涼しく過ごせるんじゃないか?」と考えてしまう飼い主さんもいるかも知れません。ですが、本来体毛で覆われている犬の体の毛を丸刈りにして、何も問題はないのでしょうか?

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なぜ、犬を丸刈りにしなければならないのか?

丸刈りされる犬

気温が高く、体温が籠ってしまうから

犬も、気温が高いと人間同様、熱中症になります。
むしろ、犬は人間と違って、汗をかいて体温を下げることが出来ない上に、体を被毛でびっしりと覆われていて、体温が籠りやすいので、人間以上に熱中症になりやすいと言えます。

お手入れしやすいから

夏、海や川で泳いだりした後、被毛が短くカットされていたら、洗っても乾きやすく、お手入れがしやすいというメリットがあります。

見た目のかわいらしさ

モサモサと長く毛を伸ばしっぱなしにするよりも、すっきりとサマーカットにした方が顔立ちもすっきりし、体格もほっそりと華奢に見えて、見た目の愛らしさが増します。

犬を丸刈りにする5つの危険性

カット中の犬

1.犬の皮膚は、人間よりもデリケート

犬の皮膚は、被毛で体全体を覆われているため、人間よりも角質層が非常に薄いため、外部からの乾燥や刺激に弱く、デリケートです。
丸刈りにする、という事はとてもデリケートな犬の皮膚を、さまざまなリスクから守っているバリヤーの役割をはぎ取ってしまう、という事なのです。

2.虫に刺される

厚いコートの上から鉢に刺されても皮膚に届くことがなく、なんのダメージも受けないように、長い被毛で体を覆われていると、ハチや蚊に刺されてしまうリスクが高くなります。
「蚊に刺されてもフィラリアの予防接種をしているか大丈夫」と思わるかも知れませんが、蚊に刺されると人間同様、犬もその部分に痒みを感じます。
そこを掻きむしり、傷が出来てばい菌が入り込んでしまうと、化膿し、虫に刺されただけの外傷が完治するまで思いがけないほど長い時間がかかってしまうことも起こりえます。

3.紫外線にさらされる

サングラスをかけた犬

紫外線を慢性的に浴び続けると、皮膚がんになるリスクが高くなります。

4.体毛の質が変る可能性がある

プーリーの写真

犬種によっては、一度丸刈りにしてしまうと、毛質が変ってしまうことがあります。
長毛種だと、直毛でみっしり生えていたのに波打った毛がまばらに生えてしまうと言った例もあるそうです。また、日本では珍しい犬種ですが、プーリーやコモンドールと言ったトレッドヘアのような被毛の犬種だと、一度毛を刈り取ってしまうと二度と体毛が伸びません。

5.体温調節が出来にくくなる

エアコンが効いた部屋から、外へ散歩に出る時の気温差に体温調節機能の調整が出来にくくなり、体調を崩しやすくなります。

まとめ

サマーカットされている犬

人間が丸裸で生活せずに服を着て皮膚を守り、体温を保つように、犬の体毛にも役割が
あります。愛犬の健康を守るために、あなたの愛犬にとってベストなサマーカットの長さを信用できるトリマーさんに相談したり、かかりつけの獣医さんにどの程度のサマーカットなら問題がないか、「丸刈りにしようかな…」と考え、実行する前に相談してみましょう。

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