犬の幸せとは?
犬はどのようなときに幸せを感じているのでしょうか。犬には「リーダになりたい」という気持ちと「リーダーに従いたい」という気持ちの両方があり、とても強く入り混じった気持ちです。しかし、人と暮らす犬の場合、犬がリーダーであってしまっては、犬も人も不幸になってしまう可能性が高いです。
人と犬が一緒に暮らす場合、必ず人がリーダーでなければなりません。人がリーダーになるということは、愛犬と飼い主さんが上下関係と信頼関係を築くということです。飼い主さんがリーダーになるということが、愛犬に対する最も大きな愛情表現だと思います。
犬が幸せを感じる瞬間その①「お散歩・運動」
犬はカラダを動かすことが大好きです。お散歩や運動によってストレスを発散させています。普段のお散歩も大切ですが、たまにはノーリードで思いっきり走らせてあげたいですよね。
ドッグランなら開放感に浸らせてあげることもできますし、自由に運動することができるということは、犬にとってとても嬉しいことだと思います。とくに、一日ケージの中でお留守番していることが多い犬や、庭や玄関先に繋がれている犬など、開放的なドッグランで思いっきり走ることができるということは、幸せを感じる瞬間なのではないでしょうか。
老犬や介護や必要な犬の場合、外の空気に触れさせてあげるだけでもとても気持ちの良いことですし、ストレスの発散にもなります。カートなどに乗せて一緒に歩いてあげることができれば、飼い主さんとお散歩を楽しむことができ、幸せに感じて貰えるのではないでしょうか。
犬が幸せを感じる瞬間その②「スキンシップ」
犬は人とのスキンシップをとても喜んでくれます。相手が飼い主さんであれば、話しかけてもらったり、触れてもらったり、撫でてもらえることにとても幸せを感じていると思います。撫でて欲しくて自分からカラダを寄せてくることがあるほどです。
しかし、犬によっては過剰なスキンシップを嫌う犬もいますよね。「柴犬はツンデレ」「触られるのが苦手」などと言われることがありますが、うちの豆シバがその通りでした。帰宅すると玄関でお出迎えしてくれるので「ただいまー!」とハグしようとすると逃げられ、抱っこしようとすると大暴れ。でも、撫でて欲しくて自分から隣に座ってくることもありました。
過剰なスキンシップを嫌う犬はいますが、決して触れられたり撫でられたりすることが嫌いなわけではありませんし、飼い主さんを嫌いなわけでもありません。かるいスキンシップをしてあげると喜んでくれると思います。
犬が幸せを感じる瞬間その③「ごはん・おやつ」
人もそうですが、犬も食事をする瞬間には大きな幸せを感じているのではないでしょうか。うちの愛犬たちも、床がヨダレまみれになるくらい、私がごはんの用意をしている姿を、ヨダレを垂らしながら待っています。何もなければ面倒くさそうにオテをする犬も、おやつがあれば喜んでオテしてくれますよね。
犬が幸せを感じる瞬間その④「マッサージ・ブラッシング」
痒くても自分では手の届かない部分など、マッサージやブラッシングをしてあげると喜んでくれますよね。うちの愛犬ミックスの男の子は、背中やお尻を掻いて欲しいとき、私に背を向けて座ることでアピールしてきます。
普段からマッサージやブラッシングをすることで、愛犬とのコミュニケーションやスキンシップにもなりますし、皮膚の異常や腫瘍など、デキモノに気づいてあげることもできます。マッサージやブラッシングは苦手な犬も多いですが、無理に行う必要はありませんし、コミュニケーションやスキンシップの一部として行ってあげられると良いのではないでしょうか。
まとめ
犬が幸せを感じる瞬間まとめ
- お散歩 運動
- スキンシップ
- ごはん おやつ
- マッサージ ブラッシング
この4つをご紹介しましたが、その他にも犬が幸せを感じる瞬間はたくさんあります。飼い主さんと一緒に過ごす時間が何より幸せな時間なのではないでしょうか。
ユーザーのコメント
男性 金山文太郎
君のいた日
空は碧く澄んでいた
風は冷たくて
頬に心地良かったね
君は
穴から這い出た
小さな蟹に驚いて
後退りしたね
岸壁に打ち上げられた
海月を不思議そうに
匂いを嗅いだね
釣り人が捨てていった
鰯を咥えようとしたこともあった
君のいた日
海は金色に輝いていた
やわらかな春の風が
君の背中を通り過ぎる
水仙の花は君を迎えて咲いていたね
君は軽やかに川の飛び石を
飛び越えて行った
鶯が鳴いていたね
爽やかな梅の香りに魅せられて
梅の花を見上げた事も有ったね
椿の花の絨毯の上で遊んだり
美しい桜が君の頭上で花吹雪になった事も
君のいた日
樹々の緑が眩しかった
暑く照る日なのに
君の後ろ脚は
なんて軽やかに駆けるのだろう
フサフサと毛に覆われた脚が
宙を駆けるようだった
それでも暑くて川に入って涼を取ったね
突然いなくなって藪の中に隠れて居た時は
びっくりしたよ
君のいた日
カサカサ落ち葉の上を
歩いて行った
テラスでお茶をしたね
可愛い女子や
大好きなラブラドールにハスキー
友達に会えたね
突然石畳の上で発作を
起こした時は切なかったよ
君は僕の膝の上で失禁してしまった
黄色く色づいた公孫樹や赤い紅葉
愛しい君を皆んなが
見守ってくれていた
君はもういない
ありがとうロビン
さよなら
50代以上 男性 金山文太郎
季節は巡り
冷たい風がやって来て
君の背中をそっと
撫でていく
斜めに射した陽の光が
川の土手を越えて
君の顔を優しく照らしても
君は知らん顔して
歩いて行く
幾千もの鈴が
一斉に鳴り響く様な
小鳥達の囀りも
君を留めはしない
赤く色づいた葉っぱや
黄色く染まった
大木が立ちはだかっても
君は傍を通り抜けて行く
空は青く輝き
雲は白から暗い灰色に
明るさを変えて逝く
あの馥郁とした
幸せの揺蕩っていた時
ロビンと共に過ごした時
それはもう戻らない
それでも寒風の中
君はやって来た
太陽がまた
わずかずつ
力を増して行くように
ルイ
振り返っておくれ
この歩みを共に
歩んでおくれ