あなたは大丈夫?こんな行動には要注意!
野生時代の犬達は群れを作って生活していました。その群れには絶対的なリーダーが存在し、残りのメンバーも順位づけされていました。そしてメンバー達は序列を守りながらリーダーの指示に従って行動していたのです。
この習性は現代にも残っており、家庭で飼われる犬には家庭が群れであり、そこで一緒に暮らす人間達が群れのメンバーです。犬は家庭という群れの中で自分も含めたメンバーを順位づけします。そして自分より上に順位づけした人間には服従して主従関係を構築していきますが、犬が自分より下に順位づけした人間の指示には従いません。
さて、あなたは愛犬にどう順位づけされているでしょうか?愛犬が飼い主さんを自分より上に見ているのか、それとも下に見ているのか…それは、愛犬のちょっとした行動から知ることができるかも知れません。今回は、私が「もしかしたら下に見られているのかなぁ?」と感じた愛犬の行動を紹介したいと思います。
その1:手を差し出すと噛みつく、威嚇する
餌やおやつを食べている愛犬に触ろうとして手を差し出すとどうなりますか?
犬は自分より上に見ている相手に対しては絶対服従であり、噛みついたり威嚇したりすることはありません。ですから、もし手を差し出して噛みつかれたり威嚇されたりするのであれば、愛犬に下に見られている可能性があります。
その2:頭をなでたとき、耳が立っている
愛犬の頭をなでたとき、愛犬の耳はどうなっていますか?
犬は言葉を話せませんが、顔や体の部位で感情を表現しています。『耳』もそのひとつです。垂れ耳の犬の場合は少し難しいかもしれませんが、立ち耳の犬の場合は耳の動きから感情を読み取る場合があります。
全てのわんちゃんに絶対言い切れることではありませんが、頭をなでたときに耳がピンと立ったままなら『信頼されていない=下に見られている』可能性があります。
その3:肉球を触らせてくれない
愛犬は肉球を触らせてくれますか?
肉球は犬にとって敏感な場所であり、急所のひとつとも言えます。前足の肉球は前足自体も急所であるため特に触られるのを嫌がります。
肉球は尊敬する相手、つまり上に見ている相手にだけ触らせてくれるはず。肉球を触らせてもらえるほど信頼される飼い主さんを目指したいですね。
その4:腰を押してもお座りをしてくれない
愛犬の腰を押すとお座りをしますか?
犬は自分より下に見ている相手に対しては、腰を押されても自分が小さく見えるお座りの体勢はしません。一方、上に見ている相手に対しては、腰を押されるとお座りの体勢になるかと思います。自分を小さく見せることで、尊敬の気持ちを表現しているのでしょうね。
その5:散歩のとき強い力で引っ張る
愛犬は散歩のときどのように歩いていますか?飼い主さんの前を歩き、さらに前へ前へとグイグイ強い力で引っ張っていませんか?
散歩は犬にしてみれば『群れの移動』です。群れの先頭を歩くのはリーダーですから、散歩のときに愛犬が先頭を歩くのであれば自分をリーダーだと思っているのかもしれません。つまり、飼い主さんを下に見ているのです。上に見ている相手との散歩なら犬は横について歩きます。
まとめ
いかがでしたか?
これは私がいち飼い主として愛犬と過ごす中で感じたことですが、この記事を読んだ他の飼い主様が、これを機会に愛犬との関係を再度見直すきっかけとして頂けたら幸いです。愛犬はわが子同然に可愛いものです。ですが、飼い主さんが甘やかしすぎると主従関係が逆転し、それが『無駄吠え』『噛み癖』などといった問題行動に繋がってしまう可能性があります。
愛犬と楽しい生活を送るためには、犬は群れで生活する習性を持つ動物であることを飼い主さんが理解し、飼い主さんが頼れる良きリーダーになることが大切です。頼れる良きリーダーと主従関係を築くことで犬は精神が安定し、安心して過ごすことができるのではないでしょうか。
決して力でねじ伏せるのではなく、信頼関係を土台にした真の主従関係を愛犬と築いていくことを願っています。
ユーザーのコメント
40代 男性 パパー
この部分は同意できないですね。散歩中の躾が出来ていなければ、若ければ、去勢をしていなければ、犬は飼い主よりも平気で前に行こうとします。
上述の項目に該当していてもその他で主従関係ができていれば、リードを引っ張る、飼い主が歩くのを辞める、などでリセットさせ一旦は落ち着きますが、時間がたつとやはり飼い主の前に出がちです。
これは犬種にもよります。和犬にその傾向が強いですね。
その他の例は納得できますね。
50代以上 女性 匿名
40代 女性 匿名さん
朝だけ気分がいいみたいで寄ってきます。
怒ると余計に歯向かってくるので知らんふりするしかないです。散歩だけは普通にします。もう治らないでしょう。歳で白内障にもなって余計に凶暴になってます。
毎日が戦争みたいです。
50代以上 男性 匿名
20代 女性 匿名
50代以上 女性 パンプキン
ボルゾイと暮らしていますが、大型犬なので迎えたときは、躾に頑張っていました、今思うともっとゆったりした気持ちで接してあげたら良かったと反省します。
躾より愛情を持って接していたら必ず良い子になります。
子育てと同じです。子供より一緒にいる時間が少ないので沢山の楽しい思い出を残した方が良いと思います。
30代 女性 犬飼
お散歩コースのある家の甘やかし放題と見受けられる超小型犬、家の中から吠えまくり、散歩で会えば向かってきて吠えまくり、危険だなと思っていたのですが、とうとう自分自身と飼い犬(中型犬)が咬傷被害に遭いました。
自分がリーダーだと思っている犬は飼い主の制止なんて聞きません。
その様な事故を起こさない為にも、飼い主がしっかりリーダーなっていてもらわないと、周囲の人間や犬が危険であり迷惑です。
この様な犬が脱走して、子供が遊ぶ公園に飛び込んで来たらと思うと、恐ろしくてたまりません。
30代 女性 匿名
人を見て判断するだけらしいです。
例えば、嫌なことされてママは唸ったら止めてくれたから唸るクセがついたが、
パパは唸っても意味がなさそうだから唸らない。
とか、そうゆうことらしいです。
リーダーになるよりマネジメントをしてあげるほうがいいとも書いてありました。
順位付け論は古いらしいです
そもそも犬が人間を下にみる
ってのも疑わしいですよねー。
50代以上 女性 匿名
例えば、幼児が いたずらして叱られて、泣き寝入ってしまった後、目が覚めたら、叱られた事など忘れてしまって「ママおやつ~」って甘えてくるでしょう?
それと、人間がリーダーというのも違うと思います。
よく、犬は家族の中で2番目の位置だとも言われていますが、例えば、パパが一家のリーダーだとします。
ある日、パパが病気で弱々しくなってしまったら、犬がパパに とって替わって、リーダーになろうとはしませんよね?
パパでもママでも、家族が病気になったら、心配そうに側にいてくれるのが、犬だと思います。
40代 女性 しばあらし
唸り威嚇し噛みつこうとしていたワンコも、リードをとり横につけ飼い主さんから離れて歩くと、私を見上げてついて歩き、止まれば止まり、さっきまで歯を剥き出していたとは思えないほど素直なワンコになりました。撫でると嬉しそうな顔をして、正直こんなに変わるとは驚きです。
上下関係が1、2度会っただけで出来るのかは分かりませんが、適切に導けば伝わるワンコが多いのではと思います。
自分のワンコが噛みついてきて怖いという方がいらしたら、[私がお前を守る!こい!]と3回唱えて胸を張って、でも肩の力は抜いて散歩してみてください。きもちが変わると伝わりますよ。
前を歩く歩かないについては、ぐいぐい引っ張ってしまう思いやりのないワンコにはちゃんと教えてあげるべきですが、前を歩いてもリードで繋がる相手を気遣うような引きかたならいいのではないでしょうか。
ワンコと人とお互いが思いやれる散歩が出来るといいですね。
20代 女性 はやみん♪
ほかの項目は納得できますけど。
50代以上 男性 がうがう犬
こんな子は、大変ですよー根気がいるし噛む犬なんかトレーナーに出したらモット噛む犬になるしこんな犬は、処分ですれば楽ですが
縁あって来た家の犬は、噛まなくになるまで1年かかり普通になるのに3年それから今7年たち良い子では、(外に出ると他の犬に吠えます)ありませんが家族から愛される犬になりました。
30代 女性 匿名
とにかく我が子のように愛犬が幸せになるように育てました。
わたしにも唸る噛むなんてしたことがないくらいです。
愛情が一番ですね
50代以上 男性 匿名
いつも私とベッドで寝ています。腕枕かおなじ枕で、ソファーでは、寒い季節は、いつも膝かお腹の上です。当然、散歩は、グイグイ引っ張り先頭を歩いてます。しかし、噛むことなく、肉球や、どこをさわろうと、嫌がるしぐさは見せませんよ。
室内で飼ってるのだから、散歩ぐらい自由にさせてあげたいものです。
ちなみに私は、盲導犬に大反対派です。犬にも自由に駆け回る権利があるものと考えてます。
50代以上 女性 匿名
躾=威圧って思いがちですが、威圧で躾られたワンチャンはお顔を見てても目がキラキラしていないと思います。犬ってずるい生き物だとお聞きした事があります。3歳児ぐらいの悪知恵は働かせれるみたいですね。うちの子は吠えもあります。吠えってなんでしょうかね?無駄吠えはしませんが、犬種によっては縄張り意識や、小さいワンチャンは自分を守るためにも相手より先に吠えて自分に近ずけないようにしてる気がします。ちゃんと考えて行動してる事は確かではないでしょうか?
折角迎え入れた子ですから、精一杯愛情かけてあげていきたいですよね。