犬が上目遣いする時の気持ち!心理や意外な理由まで

犬が上目遣いする時の気持ち!心理や意外な理由まで

犬が上目遣いでこちらを見る様子は可愛らしいものですね。でも、あの表情に込められた意味をご存知ですか?表情だけでなく、犬が上目遣いする時に犬が立っているか座っているかでも意味が違ってきます。犬の上目遣いの心理や意外な理由についても紹介します。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

犬が上目遣いをする3つの意味

犬の上目遣い

犬が上目遣いでこちらを見る顔はとても可愛らしいですね。けれど、あの上目遣いの表情は人間が思うのとは微妙に違う意味合いや感情が込められていることがあります。

犬がどんな感情の時に上目遣いをするのか分かれば、そこに込められた意味もこちらが取るべき行動も分かりやすくなるはずです。上目遣いの意味を順番に紹介します。

意味①:おねだり、訴え

これはもう皆さんおなじみですね。何かを食べていると、ふと足元から感じるあの視線。上目遣いでじっと見つめる愛犬。食べ物だけでなく、散歩に行きたい時、排泄のために外に出たい時、犬は文字通り視線で訴えてきます。

これは犬が人間と暮らすようになった何万年もの間に進化して身につけてきた必要なものを得るための戦略です。排泄など訴えが正当なものであれば応えてあげましょう。

意味②:緊張、不安

例えば、犬が何らかの理由で叱られている時、犬は人間の言葉は分かりませんが「飼い主さんが喜んでいない=不快である」ということは感じ取ります。そこにプラスして大きな声を出されたりすると、犬は緊張や不安を覚えます。そんな時には体全体が固くなり、目だけで相手を見る上目遣いになります。

他に、あまり知らない人間が近寄ってきて撫でようとした時や、爪切りやシャンプーなどあまり嬉しくないことが待っていると感じた時にも同様です。このタイプの上目遣いは目線の先にあるものを正面からしっかり見るのは怖いけれど、完全に目を離すのも不安という気持ちの表れです。

目だけでなく、顔や体の筋肉が緊張している感じ、口元をグッと閉めているといった様子も含めて観察してみてください。犬がこういう状態にある時はこちらもジッと見つめたりはしないで目線を外し、少し距離を置いてストレスを和らげてあげましょう。

意味③:ただ見てるだけ

犬の上目遣いには上に挙げたような意味が込められていることもありますが、何かを見ようとしたけれど首を動かすのが面倒という場合もあるのです。また、イングリッシュブルドッグなど体の構造上、上目遣いになりやすい犬種もいます。

「立ったまま」上目遣いする心理

立った状態で見上げる犬

立ったままの姿勢での上目遣いは少し注意深く観察する必要があります。立っているというのは、犬にとってはすぐに次のアクションに移れるということだからです。

ワクワク・ウズウズ!おねだりしている

このパターンは、犬が相当ワクワクうずうずして飼い主さんのアクションを待っている状態です。飼い主さんのアクション次第で興奮状態がいき過ぎてしまうこともあり得ます。

例えば、立ったままの上目遣いで散歩を訴えてきた時に、飼い主さんがいきなりリードを手にすると、犬が興奮してジャンプしたりドアまで走って行ったりするかもしれません。こんな時には、まず「おすわり」や「伏せ」のコマンドで一息入れて落ち着かせることが大切です。

緊張や不安から上目遣いをすることも

このパターンは、犬が緊張や不安に耐えきれなくなったらすぐに逃げようとしている、つまり警戒や防衛の状態になっています。最も注意しなくてはいけないのは、警戒防衛状態で逃げ場がなくなると恐怖から咬んでしまう犬もいるということです。

自分の愛犬ならばある程度は次の行動も予測できますが、よく知らない犬が立ったまま上目遣いでこちらを見ている時はそれ以上近づかないでそっとしておいてあげることが大切です。

「座って」上目遣いする心理

上目遣いをしてオスワリをしている犬

座った状態で上目遣いをする場合も基本的には立った状態と意味は変わりません。ただし、立った姿勢の時よりも犬の気持ちに余裕があります。訴えが正当な場合は聞き入れ、単なるおねだりなら軽くスルーで良いでしょう。緊張や不安を感じている場合は、原因となっているものを取り除いてあげましょう。

「うつ伏せ」で上目遣いする心理

床に伏せて見上げる犬

床に完全に伏せた状態の時は、犬は周りの環境に安心してリラックスしています。上目遣いで見ている時は「退屈~、遊んでくれないかな~」とか「何してるのかな~」という心理状態か、完全にリラックスして頭をあげるのも面倒なので目だけ動かしているという状態です。

上目遣いは病気のサインかも!

伏せて上目遣いをしている犬

犬の上目遣いは病気のサインである場合があり、「訴え」「不安」「緊張」といった心理が隠されていることもあります。これらから考えられるのは、病気による痛みや体調不良から上目遣いしている可能性です。

  • おねだりや訴えに対して心当たりがない
  • 体を動かすことなく上目遣いをしている
  • 散歩やご飯をあげる素振りを見せても反応が鈍い
特にミニチュアダックスフンドやウルッシュ・コーギーなどの犬種は椎間板ヘルニアに注意をしましょう。椎間板ヘルニアは犬によくみられる疾患で、椎間板が飛び出して脊髄を圧迫する病気です。重症になると脊髄を傷つけ歩けなくなってしまうこともあります。この病気の初期症状に「上目遣い」があげられます。もし、椎間板ヘルニアになりやすい犬種で、上目遣いを急にするようになったら気をつけてください。

まとめ

上目遣いをしている犬

人間にとっては可愛らしく感じる犬の上目遣いですが、場合によっては犬がストレス状態にあるということは認識しておかなくてはいけません。犬がどんな姿勢をとっているか、体の他の部分の状態はどうなっているかよく観察して、上目遣いの意味を読み取ることが必要です。

犬は言葉は喋れないけれど、目の動きや姿勢でメッセージを送ってくれています。その意味を知って、しっかりとメッセージを受け止めてあげたいですね。

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