犬がお尻をフリフリする心理1:気持ちいい
お尻をマッサージされるのが好きなワンちゃんは、マッサージされると「きもちいい!もっとやって!」とおしりをフリフリすることがあります。
こんな可愛い反応をされると、いつまでもマッサージしてあげたくなりますね。
犬がお尻をフリフリする心理2:困っている
ワンちゃんにとって困ったことが起こった時、お尻を利用して何とか困難を突破しようと考える子もいます。
例えば、狭いところにはまってしまって脱出するときに、お尻の左右運動を利用して脱出を試みるワンちゃんもいます。フリフリとお尻を揺らしながら格闘する姿は何とも可愛いですね。
犬がお尻をフリフリする心理3:嬉しい
喜びを表現するときに、フリフリとしっぽやお尻を振るワンちゃんがいます。
しっぽの短い犬種のワンちゃんは、お尻の動きが分かりやすいので、よりフリフリしているように見えるかもしれません。そんな風に全身で喜びを表現されると、ますます愛おしくなりますね!
犬がお尻をフリフリする心理4:股関節が痛い
ワンちゃんは股関節が痛いと、お尻をフリフリして歩くように見える場合ことがあります。
この原因は「股関節形成不全」という病気で、骨が成長する過程で股関節が変形したりして痛みを引き起こします。(大型犬に多く、子犬の時期に発症しやすい)
股関節形成不全の症状は、お尻をフリフリして歩く他にも「ゆっくりと立ち上がるようになった」「後ろ足を引きずって歩く」などが見られます。
お尻をフリフリして歩いていると可愛かったり面白かったりするのでまさか病気であると気づかない飼い主さんもいるでしょう。「股関節形成不全」になりやすい犬種のリスト(下記参照)もあるので、愛犬がこれらに当てはまる場合は、注意深く観察したり、獣医師に相談するようにしましょう。
「股関節形成不全」になりやすい犬種リスト
- ラブラドールレトリーバー
- ゴールデンレトリーバー
- ボーダーコリー
- バーニーズマウンテンドッグ など
犬がお尻をフリフリする心理5:かゆいなどの不快感
地面にお尻をつけてフリフリしている時は、お尻がかゆかったり、不快感を感じている可能性があります。原因としては、
- うんちで汚れている
- 肛門嚢の炎症
- 肛門周囲腺の炎症
- 寄生虫
- 皮膚の炎症
などが考えられます。お尻を地面に付けてフリフリする他にも、お尻を頻繁に気にしたり、執拗に舐めたりしている場合は、これらの異常がある場合も考慮にいれて、迅速で適切な処置をしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
犬がお尻をフリフリする心理として、
- 気持ちいい
- 股関節が痛い
- 困っている
- 嬉しい
- かゆいなどの不快感
の5つの例を挙げてきました。嬉しさなどのプラスの気持ちを表すときもあれば、困っていたり体に異変がある場合もあるのですね。日頃からよく愛犬のことを観察して、どのような理由でお尻を振っているのか分かるようになりたいですね!