犬が飼い主にわざとしている行動5選

犬が飼い主にわざとしている行動5選

3歳児並みの知能があるといわれている犬たちは、わざと何らかの行動を取ることがあります。そうすることで、飼い主さんの気を引こうとしたり、自分の要求を通そうとしたりしているのです。この記事では、犬が飼い主にわざとしている行動についてご紹介します。

お気に入り登録

愛犬のその行動…わざとかも!?

ウインクをする犬

愛犬と一緒に生活していて、愛犬の行動に「これって、わざとじゃ…!?」と感じることはありませんか?犬は、ある行動をして自分にとっていいことが起きると、わざとまたその行動を取ることがあります。犬に悪気はないようですが、その行動に飼い主さんが振り回されてしまうことも少なくありません。
さて、犬が飼い主さんにわざとしている行動にはどのようなものがあるのでしょうか?以下からご紹介していきます。

犬が飼い主にわざとしている行動①食糞

口の周りをなめる柴犬

食糞とは、文字通り「うんちを食べてしまうこと」。人間からすれば信じられない行動ですが、犬はうんちを汚いと思っていません。ですから、興味本位や暇つぶしでうんちを食べてしまい、それがクセになってしまうこともあります。
また、食糞をしたときに飼い主さんが「食べちゃダメー!」などと騒いでしまうと、「うんちを食べると、飼い主さんが注目してくれる」と覚えてしまい、飼い主さんの気を引くためにわざと目の前で食糞することも。

食糞させないためには、うんちを食べる機会を作らないようにするのが一番です。愛犬がうんちをしたら、慌てず騒がず速やかに片づけるようにしましょう。うんちをしたらすぐにおやつを与えて、愛犬がおやつを食べている間にサッとうんちを片づけてしまうのも手です。

犬が飼い主にわざとしている行動②食事を食べない

フードから顔を背けるブルドッグ

飼い主さんが手作りした食事や、フードにお肉などをトッピングした食事を与えたあとに、いつものフードを食べなくなることがあります。これはほとんどの場合、わざとハンガー・ストライキをして、飼い主さんにもっとおいしいものを出させようとしています。要するに、犬のワガママです。

体調不良で食欲が減退している場合もありますので、愛犬が食事を食べないときはまず動物病院で受診しましょう。とくに健康に問題がないのであれば、お腹が空くのを待ってみても大丈夫。時間を決めて、食事を下げてしまいましょう。健康な成犬なら、1~2食食べなくても問題ありません。

犬が飼い主にわざとしている行動③足を引きずる

獣医師に足をチェックされる犬

愛犬が足を引きずっているので心配になって動物病院へ連れて行ったら、どこも異常がない、ということがあります。いわゆる仮病です。
犬は、過去に足を引きずって飼い主さんに心配してもらったり、大事に扱ってもらったりした経験があると、同じ状況を作るためにわざと足を引きずることがあります。飼い主さんの仕事が忙しいとき、新しい家族やペットが増えたときなど、自分への関心や愛情が薄れていると感じたときに、仮病を使って飼い主さんの気を引こうとするのです。

仮病の目的は、飼い主さんの気を引くこと。ですから、飼い主さんの前でだけ足を引きずるのであれば、仮病である可能性が高いです。仮病でも叱ったりせずに、愛情を示してあげましょう。
飼い主さんが見ていないときでも常に足を引きずっているようなら、関節などに異常があるかもしれませんので、動物病院で受診を。

犬が飼い主にわざとしている行動④聞こえないふり

そっぽを向くペキニーズ

都合が悪くなると聞こえないふりをする人がいますが、犬もそういうことがあるようです。例えば、ドッグランでもっと遊びたいのに飼い主さんに「オイデ」と指示されたとき、それに従いたくないために聞こえないふりをすることがあります。飼い主さんの指示には従わなくてはいけないと分かっていても、それ以上に優先したいことがあると、聞こえないふりをするのです。

また、何か不満があってふてくされているときも、飼い主さんがいくら呼んでも聞こえないふりをして、知らんぷりすることがあります。

犬が飼い主にわざとしている行動⑤トイレを失敗する

粗相をしたラブラドール・レトリーバーの子犬

トイレを完璧に覚えているはずの犬が、トイレ以外のところで排泄してしまうことがあります。トイレを失敗する理由は、トイレの環境が変わった、不安や恐怖を強く感じた、興奮した、ストレスがあるなどいろいろ考えられますが、飼い主さんの気を引くためであることも。

飼い主さんの気を引くためにわざとトイレを失敗するのは、トイレ以外で排泄したときに飼い主さんが騒いでしまい、これをかまってくれたと勘違いしていることが原因です。トイレ以外で排泄したときは、怒ったり騒いだりせずに黙々と掃除をしましょう。同じ場所に排泄しないように、においを残さないことも大切です。

まとめ

ちょっぴり舌を出す犬

犬が飼い主にわざとしている行動を5つご紹介しましたが、仮病まで使うとは驚きですね。「犬って賢い!」と思わずにはいられません。私たち飼い主は、愛犬がご紹介したような行動を取ったときに、その行動がわざとなのか否かしっかり見極められる目を養っておきたいものです。また、愛犬が飼い主の気を引くためにわざと行動を起こさなくても済むように、日頃から愛犬とのコミュニケーションを大切にしたいですね。

はてな
Pocket

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 ライザママ

    ドーベルマン 3歳半 メスの子について、先日ドッグランで発覚致しました。
    植え込みなどに入り込んだボールを探し出すのが得意で、友達犬が無くしたボールを探し出し褒めてもらう事がよくあるのですが、先日はドッグランのフェンスの下にそっとボールを置き鼻でツンツンして、反対側の生垣に落とし、見つけましたとばかりに座ってワンワン!褒めてあげて様子を伺っていると、よその子のボールをまた生垣に落としワンワン!
    何と褒めてもらう為に 仕込み をしていたのです!悪賢いと発覚したエピソードです
  • 投稿者

    20代 男性 宇野直人

    犬が仮病を使うとは驚きました。私の愛犬もトイレをわざと失敗させてます。自分が騒がなくても他の人が騒ぐためなおりません?
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。