トリミングサロンで「お断り」されるかもしれない理由4つ

トリミングサロンで「お断り」されるかもしれない理由4つ

愛犬の被毛を健康に、美しく保つためにも必要なトリミングですが、トリミングサロンでお断りされてしまうということがあります。いったいどういった理由でお断りされてしまうのでしょうか。

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愛犬をトリミングサロンに連れていく際、いくつかの理由で施術をお断りされることがあります。しかし、犬にとってはトリミングは欠かせないもの。愛犬をトリミングに連れていく際に「お断り」されないように、その理由を知っておきましょう。

トリミング

トリミングを受けるプードル

そもそもトリミングはなんのために行うものでしょうか。トリミングとは「毛をカットして整える」という意味を持ちます。また、トリミングは主に次の3つの目的で行われます。

  • 清潔に保つため
  • 怪我を防ぐため
  • 美容のため

全身を被毛で覆われた犬の体は、非常に雑菌が繁殖しやすいと考えられます。被毛が伸びて不衛生な体にはノミやダニも発生しやすくなります。長い被毛はニオイのもとにもなりますし、顔周りの被毛も伸ばしっぱなしにしておくことで、目やにや涙やけを起こす原因となってしまいます。

被毛は犬の足の裏にも生えています。これらの被毛は伸びることで、肉球の役割を邪魔してしまいます。伸びた自分の被毛で滑って怪我をする恐れがあるのです。

また、トリミングを行うことで、その犬種らしさや個性を引き出すことができます。犬からしたら美容目的のトリミングは不要かもしれませんが、飼い主さんにとっての楽しみの一つにもなるのです。

これらの目的から、犬にとってトリミングは必要なものだと考えられているのです。なお、全ての犬種にトリミングが必要なわけではありませんが、プードル種、シュナウザー種、テリア種、ダックスフンドなどはトリミングが必要な犬種として知られています。

トリミングサロンで「お断り」されるかもしれない理由4つ

トリミング中のちわわ

トリミングは犬によっては欠かせないものですが、いざトリミングサロンへ連れて行こうとした時に「お断り」されてしまうことがあります。例えば次のような理由が考えられます。

  • 噛み癖などがひどく、気性が荒い
  • ワクチン接種が済んでいない
  • 高齢犬や病気を患っている
  • 飼い主に問題がある

まずは噛み癖などがひどく、気性が荒い犬の場合です。トリマーさんにもコントロールできないような犬の場合、どうしても施術を行えない場合があります。トリマーさんが怪我をする恐れもありますし、犬自身が怪我をしてしまう恐れがあるからです。

2つ目は各種ワクチンの接種が済んでいない場合です。これはトリミングサロン関わらず、ペットホテルやドッグランなど、不特定多数の犬が集まるような場所ではお断りされるのが基本です。

3つ目は高齢犬や病気を患っている犬の場合です。特に足腰が弱って自分で立てない犬は、トリマーさんも施術をうまく行うことができません。また、高齢犬の場合、トリミングが体の負担となって容態が急変するなんてことも考えられます。そのためトリミングサロンによっては高齢犬というだけでお断りされてしまうことがあります。

4つ目は飼い主さんに問題がある場合です。例えば毎回のように時間を遅刻してくる、キャンセルを繰り返す。そんなお客さんはどんなお店でも嫌煙されてしまいます。飼い主さん勝手で愛犬の居場所を減らしてしまわないように注意しましょう。

高齢犬のトリミング

ハサミの前で寝そべる犬

高齢の犬の場合、トリミングサロンからお断りされていまう可能性があるとお伝えしました。基本的にトリミングは1時間~2時間、立って施術を受けます。そのためどんなに若い犬だとしても、やはり体へ負担になります。高齢犬の場合、体への負担がどのように作用するかわかりません。特に初めて利用するトリミングであったり、トリミング自体が初めてなんて場合、お断りされてしまうのも無理はないのかもしれません。

そんな高齢犬にトリミングを受けさせたい場合、次のような対処法があります。

  • 動物病院併設のトリミングサロンへ
  • 出張トリミングサロンへ
  • 飼い主さんがトリミングを

高齢を理由にお断りされてしまった場合、まずは動物病院に併設されているトリミングサロンを探してみてください。動物病院に併設されているトリミングサロンの場合、すぐ近くに獣医師さんもいるため高齢犬でも施術をしている場合があります。何より飼い主さん自身も万が一の時に安心して預けることができるのではないでしょうか。

次に出張トリミングサロンをしているトリミングサロンを探してみてください。高齢犬の場合、移動だけでも大きな負担です。普段から生活している場所へ出張してもらえるのであれば、その方が犬にとっての負担も減ります。高齢犬向けに出張トリミングをしているサロンもありますので、ぜひそういったサロンを探してみましょう。

飼い主さんがトリミングを行うのも対処法の一つです。高齢犬にとっても、普段から慣れ親しんだ場所で、慣れ親しんだ飼い主さんからお手入れしてもらうのが一番安心します。特に高齢犬になるとデザイン重視というよりも、健康管理や怪我防止といった意味合いが強くなると思います。最低限のお手入れ方法を飼い主さん自身が学び、自分で最期までお手入れができるようにしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

顔周りのトリミングを受ける犬

犬種によってはトリミングはずっと必要です。若いうちから高齢犬になっても通うことができるトリミングサロンを見つけておくと安心できるかもしれませんね。ぜひ愛犬を安心して任せることができるトリミングサロンを見つけてくださいね。また、飼い主さんが理由でトリミングをお断りされるなんてことだけは避けるようにしましょう!

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    高齢犬になって断られる。
    顔馴染みでもあると聞いてたけど、万が一何かあったらになるからなんだけどね。
    元気な老犬でも断られるとトリミング必須なわんちゃん飼えないです。
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