涙やけの原因は?
トイプードル(レッド・♂・一歳)を飼っています。
お迎えしたころから、涙やけがありました。
色々と調べたり、お医者様にお聞きしたりしました。
すると、ふたつのことがわかりました。
- アレルギー体質
- 犬の骨格の問題
1.のアレルギー体質は個体差がありますが、アレルギーによって炎症が起こるとまぶたが腫れたり涙の通り道(鼻涙管)が狭くなって、涙が目の外に流れて涙やけが起こりやすくなることがあるそうです。
2.犬の骨格によるものとは、トイプードルなどの小型犬種や鼻ぺちゃの短頭種では鼻涙管の一部が細くなっていることがよくあるそうです。
そうすると、本来ならば鼻涙管を通って鼻に流れていくはずの涙が目からあふれてしまうことになります。また、目がくりくりと大きい小型犬では、目と下まぶたの間に涙がたまる空間が浅過ぎて涙が目の外にあふれてしまうことも多くあるそうです。
家で出来ることとして、マズルの部分を優しくマッサージをして鼻涙管からの涙の排出を促してあげると良いと聞きました。
色々な見解があるようですので、その中から愛犬にしてあげられることをピックアップし実行するようにしています。
私が実行しているのは、オメガ6脂肪酸を含むドッグフードとマズルのマッサージ。オメガ3やオメガ6脂肪酸はアレルギー性皮膚炎を抑える効果があり、我が家のトイプードルはアレルギー体質と言われたので与えています。
多少は改善されたのかどうかは疑問。フードを変えて速攻で良くなるとは思えませんし・・・。
涙やけ対策の色々なグッズも販売されています。
涙やけを薄くするローションなど。(根本的な対処法ではありませんが)
気長に実行していこうと考えています。
涙やけは、原因がなんであれ頻繁に涙が目の外にあふれ出てしまうこと(流涙症)で起こります。原因は大きく2つ、角膜炎や結膜炎、まつ毛の異常など、目への刺激が原因で涙があふれ出てしまう場合と、記事でも説明されている通りに鼻涙管が詰まっていたり狭いこと、目の大きい小型犬に多い涙がたまる隙間が浅いこと、または鼻涙管の入り口(涙点)の異常など、涙が流れ出る場所がなく目の外にあふれ出てしまう場合とに分かれます。
目の炎症やまつ毛の異常は治療や処置が必要です。鼻涙管の狭窄があれば洗浄して涙の通りを良くすることもできますが、再発を繰り返すことも多いものです。
治すべきものを治しても涙やけが続くことは小型犬では多くあります。その場合には、まめに拭いてあげて目の周り、顔を清潔にし、流涙症の原因となる病気(角膜炎や結膜炎、アレルギー、感染症など)を起こさないようにケアしてあげましょう。 治療にはなりませんが、フードや飲み水を変えることで涙による毛の着色が減少したという話も聞きます。フードは品質の良し悪しもありますが、その子に合う合わないもあります。お水は場所や浄水器の使用などによって含まれるミネラル量が変わるので、涙の成分にも影響しているのかもしれません。