まずは情報収集
トリミングサロンへ行くことを考えたら、まずは事前に情報収集をしましょう。
トリミングサロンへの行き帰りの移動は、もちろんわんちゃんを伴っての移動のため、あまり自宅からの距離が遠くないことが望ましいです。
特に長時間のトリミング後は、わんちゃんも疲れていることが多いので、なるべくであれば自宅から近い場所にあるサロンを選ぶと良いでしょう。
そのため、事前に自宅から通いやすい場所にどのようなトリミングサロンがあるのか調べておきましょう。
その際、インターネットの口コミや、近所に住んでいる方の通っているサロンのお話などを伺うことも参考になります。
サロンへ行く前の事前準備
情報収集が完了したら、いよいよ実際に気になるトリミングサロンへ足を運んでみましょう!
トリミングサロンは、予約制の場所がほとんどなので、事前に予約を入れておきましょう。
初めてのサロンを予約する時には、犬種、名前、生年月日などの情報も伝えておくと良いでしょう。
サロンを訪れる当日は、わんちゃんの毛が絡んでいると手間がかかってしまうので、ブラッシングをしてから連れて行きましょう。
シャンプーに関しては、ほとんどのサロンではシャンプーとトリミングがセットになっているので事前にしておく必要はありませんが、念のためシャンプーの有無をサロンに確認しておきましょう。
ここまでが、サロンへ行くまでの事前準備です。
以下では、実際にサロンを訪れてみて、どのようなサロンが良いサロンなのか、今後長くお付き合いしていくサロンを選ぶ上でのポイントを述べたいと思います。
担当のトリマーさんと直接話せるか
トリミングサロンを選ぶ上で、担当のトリマーさんと直接話すことが出来るかどうかは非常に大切です。
トリミングは、どのようなスタイルにしたいかなどの希望も伝えるので、受付をしてくれる方と実際にトリミングを行ってくれる方が異なるのでは、やはり希望のスタイルの微妙なニュアンスや、注意してほしい点などが完全に伝わらない可能性があります。
また、トリマーさんとの相性などもあるので、やはり直接担当のトリマーさんと話すことが出来るサロンが望ましいと言えます。
丁寧なカウンセリングをしてくれるか
トリミングでは、どのようなカットにしたいかなどを細かくトリマーさんに伝えることが大切です。
その際、きちんとそうした希望をきいてくれ、そのカットが愛犬に似合うかどうか、また愛犬にはどのようなカットが似合うのか、適切なお手入れの方法など、嫌がらずに丁寧なカウンセリングをしてくれるサロンであることが望ましいです。
健康状態などにも気を配ってくれるか
上記の他にも、事前に伝えた健康状態(例えばどこかの部位が汚れがち、足を脱臼しがち、どこかの部位の毛が伸びやすいなど)にきちんと配慮した施術を行ってくれる。
また逆に、トリミングの最中に気付いた健康状態を伝えてくれるなど、愛犬の健康状態にもきちんと気を配ってくれるようなサロンであればより望ましいです。
自宅から通いやすい場所にあるか
これは、この記事の冒頭でも述べましたが、やはりトリミングサロンは自宅から通いやすい場所、距離にある方が望ましいと言えます。
以上がサロンを選ぶ上でチェックすべき一般的なポイントと言えますが、最後に私自身がいくつかのサロンを比較して考えた、良いサロンの条件をいくつか提示したいと思います。
施術の様子が外から見える
大抵のサロンはそうだと思いますが、サロンがガラス張りになっていたり、大きめの窓があるなど、トリミングや施術の様子が外から見えるような環境のサロンが望ましいと考えます。
やはり、常に誰かに見られる可能性のある環境であることによって、トリマーさんも緊張感を持った行動をすると思いますし、そうしたことはあって欲しくはないですが、万が一の叩くなどのいわゆる望ましくない行為も防ぐことが出来ると思います。
自分自身が愛犬がどのように扱われているのかをチェック出来るという意味でも、やはり外から見えるような環境であることが望ましいでしょう。
トリミング台とわんちゃんをきちんと繋ぐ
いくつかのサロンを比較して思ったのですが、トリミング台とわんちゃんを、ベルトで繋ぐサロンと繋がないサロンがあります。
ベルトで繋ぐというのは、いわゆるわんちゃんに首輪のようなものをさせ、それとトリミング台を繋ぐということなのですが、そのことはとても大切だと考えます。
というのも、わんちゃんとトリミング台を繋がない状態での施術は、少し目を離した隙にわんちゃんがトリミング台から落下してしまうなど、不慮の事故も起きかねません。
実際、トリミング台からの落下によるわんちゃんの怪我といった事象は、少なからず存在するようです。
そのような悲しい事故を防ぐためにも、きちんとわんちゃんと台を繋ぐサロンを選ぶと良いでしょう。
まとめ
以上この記事では、数多く存在するトリミングサロンの中から、愛犬にとって適切なサロンを選ぶ方法、選ぶ際の注意点について述べてきました。
少しでも、サロン選びに迷われている方の参考になれれば幸いです。
サロン選びに限らず、あらゆる物事の選択は、人からのどのようなアドバイスがあろうと、最終的には自分に合うか、ということに限ると思います。
ですからサロン選びに関しても、色々なサロンに足を運び、ぜひ自分や愛犬に合う、長くお付き合いしたいと思えるようなサロンを見つけ、愛犬とのハッピーな毎日を送りましょう!
ユーザーのコメント
女性 匿名
繋いだ状態で施術し、目を離した隙に首吊り状態になる事もありますから。
気が散って落ち着かないコはリードを使用したりしますし、そのコによって臨機応変に対応しているトリマーさんがほとんどだと思います。
女性 匿名
リードで繋ぐから良いというのは違うと思いますが、ワンちゃんがバランスを崩したくらいでは首吊りになる事などありませんし、首吊りになるって事はリードが無かったら完全に落下してる状態ですよね…。
問題はリードの有無ではなく、大切なワンちゃんから目を離して落下や首吊りの危険にさらしてしまう事です。
ワンちゃんをテーブルの上に放置してトリマーが離れるようなサロンも多いので、そういったサロンでないか判断するためにも、外からトリミングルームが見れるお店が良いと思います。
女性 匿名
特に飼い主様を見つけて騒ぐ犬は施術中にハサミ、バリカン作業をやめなければならず時間だけがかかりワンちゃんが疲れてしまいます。ワンちゃんを適切に扱っているか不安な飼い主向けだと思いますがガラス張りの所で酷いトリミングを見た方々は沢
山おられます。自分も見たことがあり、かなりハラハラしました。
テーブルでリードに繋ぐトリミングも嫌がるワンちゃんも多いです。犬にストレスがかからないようにふせがしたいコはふせをさせてあげて頭のカットをしたりします。
なので絶対ではありません。
一番いいのは毎月利用してトリマーと仲良くなること。半年や年に一回だけではトリミング嫌いになりトリマーにもなれません。最初だけでも毎月いくとかなりなれます。手順も覚え意思の疎通ができます。毛玉下毛も少なくトリミングも早く終われますよ。飼い主様次第で大切なワンちゃんをストレスフリーのトリミングに導いてあげる事もとても大切です。
トリマーに沢山質問してください。間違ったトリミングで余計ワンちゃんがつらい思いをしているのはトリマーも辛いです。
40代 女性 SUSU
まず、記事とは真逆になってしまいますが、ガラス張りで外からトリミングの様子が観察出来るお店はまず除外します。
ライターさんのご意見のように、外から見える方が安心といった考え方も一理あると思います。ただ、犬にとって外からの視線が常にある状態というのはかなりのストレスだと思います。
飼い主さんと離れ、身体を触られている状態は犬にとって楽しい状況ではありません。その上、いろいろな人から見られるというのは出来れば避けてあげたいものです。
トリミング犬種であればかかる時間も長くなります。出来るだけストレスのかからない環境は大事かと思います。
次に、万が一の事故を考え、トリミング室のゲートがどのような作りになっているのかを確認しています。
私の理想は、交通量の多い大通りに面していなく、サロンの入り口の奥にさらにトリミング室へのドアがあり、万が一、トリミング室でトリマーさんの手から脱走した際に道路に飛び出してしまうといった最悪の事態を避けられる作りになっていることです。
また、使っているシャンプーも大事です。
品質にこだわりを持っているサロンでは、ホームページ上でシャンプーのことも説明しています。どのようなシャンプーを使っているのか、きちんと説明があるサロンを選ぶようにしています。
トリマーさんについては、我が家はカットを必要としていないため、カットの技術というよりは、人となり、愛犬との相性を大事にしています。多少の技術の差よりも犬が嫌がらない人に頼むということが大切だと思います。
一旦、預けてしまうと、中でどのような扱いを受けているのか、飼い主としては不安になるものです。どうだった?と会話が出来ればラクなのですが、、、でも、答えは犬がちゃんと教えてくれると思います。
愛犬が行きたがらなくなった、トリマーさんを見ると逃げようとする、サロンのブログにあげられている写真がとても悲しそう、など何かしらのサインがあるものです。
数年前まで愛犬のシャンプーをお願いしていたサロンは、個人オーナーのお店で1回に1頭しか扱わなく、静かで落ち着いた雰囲気でとても気にいっていました。
ただ、ある時からお手入れ後の写真を撮る際、季節に合わせた衣装を着せてくれるようになりました。子供の日にはかぶとの帽子、ハロウィーンにはカボチャの着ぐるみ、クリスマスにはサンタさんのマントといった感じで飼い主さんが喜ぶサービスを行うようになりました。
愛犬は洋服が大嫌いなため、ブログにアップされる写真を見るたび、悲しそうな切なそうな見たことがない表情に変わっていたため、サロンを変えることにしました。
サロンにとってはサービスのつもりでも、犬にとっては迷惑な場合もあります。
喜んでいる子もいるでしょう。
そのサロンが悪いわけでもなく愛犬とは合わなかったということだと思います。
現在、我が家ではシャワーは浄水、シャンプーは安心出来るメーカーのものを使い、後ろ足の関節が弱いので、お手入れの際は注意してもらえること、写真を撮る際は手短にやっていただけるところでお願いしています。
40代 女性 シュークリーム
フルオープンでトリミングの様子が見れるのは、確かに魅力的ですし
実際、私の住んでいる街にあるサロンのほとんどは、この形態に近い状態です。
営業という側面とトリマーさんが来客者に対応しやすいという利点があるのだと思います。
また、トリマーさんが目を離した隙に愛犬がトリミング台から落ちて亡くなったという報道もあり
外から様子が見れる、愛犬が繋がれているかどうかという視点が重要視されてしまうのかもしれません。
が、愛犬がトリミング台にあがっている真っ最中に
お迎えに行って飼い主(私)の姿が見つかってしまうと
暴れることはないのですが、こちらが切なくなるぐらい延々と鳴き出すもので...
(ちなみにトリマーさんのことは大好きです)
個体差はあるかもしれませんが、こういうケースも考えておいた方がいいかと思います。
サロン選びについてですが、公園等で飼い主さん同士の話題にも出るので
ある程度はそこで事前リサーチをしておいてから、シャンプーメニューを試します。
目に見えるサービスもありますが、目に見えないサービスを知るには、究極、行ってみるしかないのす。
そこで重要視するのは、トリマーさんです。
トリマーさん自身が自分の仕事に誇りを持っているかどうか
また、そのサロンに属していることをポジティブに捉えているかどうか
一言で言うと、若さだけでないキラキラ感があるかどうかをポイントにしています。
サービスが充実していたり、高度な技術や知識があるに越したことはありませんが
そんな条件が揃った評判のサロンを数年に渡り利用していた頃
愛犬が、そのサロンに近づくのを全力で拒否し
「絶対あっちに行くのは嫌だ!」と猛烈に意思表示をした事がありました。
トリミングが嫌なだけだろうとしばらくは無理に連れて行きましたが根負けしサロンを変えた経緯もあります。
数年経過しても、頑固にサロンを拒否したりしないので
愛犬とトリマーさんとの相性が、一番需要なのかな?と思っています。
40代 女性 こたママ