7匹の犬を飼っている我が家。昔はトリミングに出していたのですが、そこで犬が嫌な思いをしてからは、全て自宅でトリミングをしています。
そのうち3匹がカットの必要な犬種。
トイプードル・ヨークシャテリア・チワワとヨークシャテリアのミックス犬の中から、ここではヨークシャテリアのカット方法をご説明します。
注意点
自宅でカットする場合、まず犬が飼い主に絶対的信頼をおいていることが前提になると思います。
カットする時は、犬を高いところにあげます。犬は高い所が苦手なので、そうすることによって動かなくなるからです。
しかし恐怖のあまり飛び降りようとする子もいます。きちんと飼い主さんの待てというコマンドを、守れるようにしておきましょう。トリミング台があると安全です。
そしてトリミングをするなら、はさみを使用するかと思います。
カットしている最中に、急に動いて・・・なんということは絶対避けたい!
犬が飼い主さんにどこを触られても嫌がりませんか?
目の前にとがったものを出してもびっくりしませんか?
バリカンの音を怖がりませんか?
大事な家族を傷つける恐れがあるのですから、気を付けるに越したことはありません。一つ一つ苦手を克服してからトリミングに臨んで下さいね。
必要な道具と使用場所
写真は筆者が使用しているの道具です。
左からバリカン(Panasonicペットクラブ犬用バリカンER807PP-A)・人の髪切り用のすきばさみ及び普通のはさみ・まつ毛切りばさみになります。
家のヨークシャテリアで説明すると、ボディはバリカンで刈っています。
▲バリカンで短めに刈ります
このほかにもバリカンは足の裏の毛をカットするのに重宝するので、手元に置いておくことをお勧めします。
次に人間用のカットばさみ。
普通のはさみより軽く、切りやすいです。こちらは写真のように足のカットに使用しています。
▲足のカット
またトイプーの場合は、こちらのはさみでボディをカットしています。まつ毛切りばさみは、細かいところをカットする場合に使用します。犬の目元の時に多用しています。
▲まつ毛切りばさみで目元をカット
お手本
筆者は素人です。どのようなスタイルにするか悩みました。
ということで、お手本を探しましょう!幸い現在はトリミングの本は沢山書店に並んでいますし、インターネットでも画像を検索すれば、可愛い犬のスタイルをいくらでも探すことができます。
気に入ったスタイルがあったら、後はひたすら真似をするべし。
最初から上手くはできません。失敗をしても毛は伸びます。頑張って沢山練習しましょう。
初めはトリミングに出して、崩れてきたラインを直していく感じでカットしてみて下さい。
また、その際はすきばさみがお勧めです。ラインがぼやけるので、多少失敗しても分かり辛くなります。
最後に
失敗をした時に「おかしい」と笑うと犬は傷つき、ストレスを感じてしまいます。
犬は自分のスタイルを理解できませんが、飼い主さんの心を理解します。
失敗をした時ほど犬を「可愛い」と褒めてあげて下さい。