犬の肉球をケアしたい!正しい方法と注意点

【獣医師監修】犬の肉球をケアしたい!正しい方法と注意点

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犬は常に裸足です。一昔前は、外で飼われている外犬が多かったのですが、今現在は室内飼育の犬が多いので、肉球が柔らかい犬が多いです。そんな犬の肉球のケアをまとめてみました。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の肉球

犬の足の裏

肉球はパウやパッドとも呼ばれています。正式名称は蹠球(しょきゅう)と言いますが、肉球として広く知れ渡っています。

人間のてのひらに相当する大パッド(掌球)と指先に相当する小パッド(指球)4つ、前足には人間の親指に相当する地面に付かない小パッド(狼爪が生えているところです)、大パッドから少し離れたところにある手根球で構成されています。

後足は基本的に狼爪と手根球がありませんので、大パッドと小パッド4つで構成されています。(ピレニアン・マウンテン・ドッグは後脚に狼爪が2本あるので、そこに指球があります)

表面は地面にある小石などを踏んでも怪我しないように、摩擦からも足裏を保護する役割を持っています。

また、あまり知られていませんが、肉球の周囲には汗腺があり、汗をかくことができます。表面は角質層が厚くなったもので、熱が伝わりにくくなっています。

また、寒冷地では血液が冷やされてしまいますが、そばに動脈があるので冷えた血液はすぐ温められて体内に戻りますので、肉球が冷えても体は冷えることはありません。

夏場の犬の肉球

犬の靴下

人間社会で暮らす犬にとって、真夏の太陽にあぶられたアスファルトの上マンホールの蓋の上はかなり危険です。

場合によっては火傷してしまうこともあります。夕方になって少しは涼しくなっても、地面が熱いことがあります。散歩に出る時は必ず地面の温度を確認してからにしましょう。

冬場の犬の肉球

雪道で靴を履いた犬

多少寒いくらいでは、犬は大丈夫ですが、雪の中を長時間歩かせたり、はたまたそり犬だったりする場合は、足を保護してあげる必要があります。犬用の靴下や靴がありますので、履かせる方がいいでしょう。

靴下や靴はいきなり履かせると、犬も戸惑いますが、徐々に馴らしてあげると普通に生活ができるようになりますよ。

犬の肉球ケアの仕方

最近では室内犬が多いせいか、肉球がぷにぷにの犬も非常に多いです。そんな肉球ぷにぷにの犬の、特に冬場に多いのですが、肉球の乾燥やひび割れです。

そういう犬に対して飼い主さんが行うケアが、「肉球クリームを塗る」です。

塗った直後はいいのかもしれませんが、あちこち歩きまわったりあるいは自分でなめてしまったりで、あっという間に取れてしまいます。

さまざまな企業が色々な肉球クリームを製造・販売していますが、肉球クリームでは根本的な解決にはなりません。

自衛機能

そもそもどんな動物でも、自分を守る体の機能を備えているわけです。余計な事をして事態を悪くしてしまうこともあります。過ぎたるは及ばざるがごとし、です。

どういうことかというと、肉球にも乾燥したりすることから守る自衛機能があるわけです。それを人間が余計な手を加えてしまって、悪化させてしまうこともあります。

肉球の乾燥の原因

シャンプーをする犬

  • 肉球を濡らしてしまう
  • シャンプー剤
  • ドライヤーの温風

お散歩に出かけて帰ってきて、家の中に入れる時のお手入れに問題があります。

お手入れといえば、専用のウェットティッシュで拭く、洗面所やお風呂場で洗う、特に何もしない、乾いたタオルなどで拭くといった選択肢があると思います。

現在の日本は清潔志向が強いので、専用のウェットティッシュで拭く、か、洗面所やお風呂場で足を洗う飼い主さんが多いのではないでしょうか。

拭いたり、洗ったりするのは確かにきれいになりますが、お散歩で全身外気に触れ、草むらに顔を突っ込んだり(もしかしたらその草に他の犬のおしっこが付いていたかもしれないし)様々な事をしてくるのに、なぜ足だけは洗うのでしょう。

そして、そもそもの肉球が乾燥してしまう原因は、肉球を濡らしてしまうことにあります。

濡らしたらしっかり乾かさなくてはならないのですが、連日1日2回も肉球を濡らされて、場合によってはシャンプー剤で皮脂も奪われて、そのあとドライヤーの温風をあてる。そうすると、いくら角質層が厚い肉球といえども乾燥してしまいます。

我が家の犬も以前は散歩に出るたび洗っていました。やはり、肉球は乾燥し、ひび割れ少し前までになってしまい、ワセリンを使ってみたりと、いろいろやりましたが、大きな効果は得られませんでした。

乾いたタオルで拭く

ある時、犬も足裏が痛いのか嫌がるようになってしまったので、乾いたタオルで拭くようになりました。即効性はありませんが、それ以来冬場に肉球が乾燥したり、ひび割れたりするようなことはなくなりました。

今はよっぽどじゃない限り足を洗うということはありません。いつも乾いたタオルでほこりを払っておしまいです。

血行を良くする

犬は毛細血管が人間と比べて少なく、血行が悪い生き物です。肉球をマッサージしてあげるのも血行が良くなるので、ケアの方法としては良いです。

ですが、犬にとって前足の裏は急所であるので、触れられるのを嫌がったりする犬もいるかもしれません。

場合によっては噛みつかれることもあるかもしれませんので、気を付けてくださいね。

まとめ

足の裏をみせる子犬

いかがでしたか?犬は常にはだしでいるので、肉球もそれなりにケアが必要になります。

  • 足の裏を濡らすと乾燥、ひび割れの原因になる
  • 乾いたタオルで足の裏を拭く
  • 肉球をマッサージしてあげる
  • 犬用の靴下や靴を履かせる

ですが、肉球を濡らして乾かさなかったり、適当に乾かしたり、きっちり乾かしても連日続けると乾燥、ひび割れの原因となってしまうので、気を付けてあげてくださいね。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 もふころ

    冬になると、ぷにぷにの肉球も乾燥でカサカサするので、ケア用品を探したところ、注意書きに「舐めないように」とあり、心配で使えませんでした。
    今はワセリンを自分の手で伸ばし、薄く塗って対処しています。
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