犬にキャロブを与えても大丈夫!わんこが食べられるチョコレート

【獣医師監修】犬にキャロブを与えても大丈夫!わんこが食べられるチョコレート

お気に入りに追加

ワンコが食べられるチョコレートがあると言われていますが、厳密に言いますとチョコレートではありません。それは❝キャロブ❞と言う食材です。そこで今回は、チョコレートの原料であるカカオ豆の代用品として用いられるキャロブをご紹介します。

2364view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

見た目も味もチョコレートと殆ど一緒!

チョコレートドーナツを欲しがる犬

愛犬に気付かれないようにこっそりチョコレートを食べていると、匂いに誘われて食べたそうな顔をしてご主人様のそばに寄って来ます。
ワンコはチョコレートの香りが大好きです。
『ワンコにチョコレートを食べさせて良いものなら食べさせてあげたい』
このようにお考えになられる飼い主さんもいらしゃるでしょう。
でもチョコレートはワンコの禁止食です。
もし誤って食べてしまったら、中毒症状が表われて最悪死に至る場合さえあります。

犬は人間と違いチョコレート、つまりカカオに含まれる【テオブロミン】が原因で中毒になりますので絶対に食べさせてはいけません(犬によって症状の強弱はある)。
しかし【キャロブ】を食べても中毒にはなりません。
『見た目も味もチョコレートと殆ど一緒なのに!』
日本ではキャロブのことを【イナゴ豆】と言っていますが、国内に於いては未だメジャーな食材ではありません。ですのであまり知られていないのが現状です。

キャロブとは

キャロブ

キャロブはとても歴史が古く、古代エジプト文明の時代から甘味料として用いられていました。
キャロブは主に地中海付近で栽培されるイナゴ豆で、サヤの果肉部分を乾燥させ粉末状にしたものです。
このキャロブは日本人にはイナゴに見えたらしく、それで「イナゴ豆」の名称が付いたと言われています。

チョコレートとキャロブの違いはと言いますと、それは【苦味】です。
苦味のあるのがチョコレートで苦味のないのがキャロブです。

そんなキャロブは人間やワンコの身体に良く、しかも低カロリー食材ですので犬のオヤツや人間のダイエット食品として販売されています。

栄養価と特徴

キャロブの実

栄養価ですが、鉄分,食物繊維,ビタミン,カルシウム、等が多く含まれて栄養価がとても高いと評価されています。
またノン・カフェインであるため、お子様や高齢者などに最適な食材と言えるでしょう。
そしてキャロブには、初めから自然の甘みがあるため砂糖をあまり使用する必要がありません。
そのため低カロリーであることから安心して食べられると言う特徴があります。

キャロブは太らないチョコレートと呼ばれている!

チョコレート

カカオは結構苦いため、甘くて美味しいチョコレートを作ろうとするには、板チョコ1枚65gとすると、砂糖を25~27g入れますので砂糖だけでも約110kcalになります。
そうなるとチョコレート全体のカロリーは、市販のもので350~400kcalと言うような高カロリーとなってしまいます。
しかしキャロブは元々自然の甘さがありますので、砂糖を使用しなくても甘くて美味しいチョコレートの代用品が作れます。
そのうえ脂質も少ないと来ていますので、普通のチョコレートとよりも110cal少ないことになります。
ですのでキャロブは【太らないチョコレート】と呼ばれています
因みにキャロブは180kcal/100gだそうです。

キャロブの効能

キャロブで書いたCAROB

キャロブを知って行くにつれ様々な効能が分かって来ます。
ここではキャロブの効能をお伝えして行きます。

含まれるタンニンが健康を促進させる

キャロブには【タンニン】と呼ばれる物質が多く含まれています。
タンニンは赤ワインや緑茶に含まれていて、血管や細胞などに働きかけ血圧を下げる効果があるため『健康を促進させる』食材の一つとされています。」
また抗酸化作用がありますので癌予防にもなると期待されています。

強力な抗炎症作用と抗アレルギー作用がある

キャロブに含まれる【ロズマリン酸】は『強い抗アレルギー作用と抗炎症作用』を持っていますので、アトピーや花粉症の症状を穏やかにして体内のバランスを整えてくれる効果があります。

何処で売ってるの?

買い物カゴ

パウダー状やチップの状態で、全国の健康自然食品専門店や百貨店,スーパーで購入できます。
またネットでも購入できるそうです。
因みに価格は400~500円/300gくらいです。

まとめ

チョコレートケーキと犬

私はつい最近までキャロブの存在を知りませんでした。
ですのでキャロブの味を理解しておりません。機会があれば愛犬と一緒に食べてみたいと思います。
『知らないのに記事書いたの?』『説得力がない』などと言われてしまいそうですね。
しかし犬の身体に良い情報と言うことですのでご容赦ください。

キャロブは犬に対して中毒性が無いと分かっていても、初めて愛犬に食べさせる時には緊張するでしょうね。
犬にチョコレート⇒中毒⇒死ぬ、と10年前から私の頭に強くインプットされていますからね。その時自分はどんな表情になっているのかを想像すると笑ってしまいます。

キャロブを知っていらっしゃる方は、愛犬のためにチョコケーキの代用品として手作りされて食べさせているようです。
皆様も、チョコレートそっくりな身体に良いとされるキャロブを、愛犬と共に食べてみては如何でしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。