犬のダイエットを成功させる方法

【獣医師監修】犬のダイエットを成功させる方法

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犬にダイエットが必要な場合、どのような方法で行っていけばよいのでしょうか?まるまるとしたワンちゃんは見ていてかわいいですが、体重が適正を超えていることによって関節や心臓への負担がかかり、健康を保てなくなってしまうかもしれません。そうならないためにも、、犬のダイエット方法を学んでみましょう!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にダイエットが必要?まずはチェックしてみよう!

ダイエットが必要な犬

犬が太っている、またはダイエットが必要かの目安として「ボディコンディションスコア(BCS)」という体型チェックの基準があります。これによると、犬の適正体型は「少しくびれがあり、優しく触るとあばら骨が感じられる」ことがベストだそうです。

くびれが全く、触ってもあばら骨が全然感じられなければ肥満、逆に目視でもあばら骨が分かる場合は痩せすぎになります。

犬にダイエットはかわいそう…太っていると何がいけないの?

まるまると太った犬

  • 体に負担がかかる
  • 病気を引き起こす
  • 運動しなくなりさらに肥満になる

などが挙げられます。肥満が引き起こすものとして、心臓への負担、呼吸器への負担、関節への負担や椎間板ヘルニア、高血圧、糖尿病、さらには麻酔が効きにくくなるといった弊害もでてきます。人間は自分の意識や計画でダイエットができます。

しかし、犬にとっては食事をコントロールするのは飼い主さんです。ですので、犬が肥満であるということは飼い主さんの責任なのです。かわいいから、欲しがるからといってオヤツをあげすぎてはいませんか?ドッグフードの量は適正ですか?

では、肥満の犬がダイエットを成功させるにはどうすればよいのか、順に見ていきましょう!

犬のダイエットを成功させるための考え方

体重計の上で悩む犬

  • パーセントで考える
  • ストレスを与えないようにする

人間のダイエットと犬のダイエットは違います。小型犬の場合、人間とは体重も全然違いますし、減量すべき量も違います。同じ1kg減らす場合、50kgの人間なら体重の2%、5kgの犬ならば体重の20%にもなります。

ですので、減量の量は重さではなく、現在の体重に対してのパーセントで考えてゆっくりと減らしていきましょう。獣医師によると、体重の15%を減らすには8週間程度かけるのが適度なペースと言われています。

また、犬にとってストレスにならないことも大きなポイントです。毎日の楽しみである大好きなごはんやおやつが少なくなったと感じたら、犬はストレスを感じます。犬が気付かないくらいの方法でダイエットすることが成功の秘訣でしょう。

運動による犬のダイエット方法

筋トレ中の犬

まず思いつきそうな、犬のダイエット方法として、「お散歩の距離を増やせば良いんじゃないの?」と思いますよね。しかし、肥満の犬の場合、たくさん歩けば関節や心臓に負担がかかり、さらに健康を害してしまう恐れがあるので禁止です。

運動だけでダイエットしようとすれば、1日14kmのお散歩が必要だそうです。これはワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても無理ですよね。運動によるダイエットは、食事によるダイエット方法である程度体重が落ちてから、筋肉をつけて引き締めるために行うものと考えましょう。

食事による犬のダイエット方法

犬のダイエット食

犬のダイエットにおいて、食事を減らすダイエット方法がメインになってきます。飼い主さんはドッグフードの袋に記載されている量などを基準にして与えている方が多いのではないでしょうか。

しかし犬にはもちろん個体差があり、袋に記載されている量は平均値に基づいて計算されているので、あなたの愛犬にとって適正な量とは限りません。

ちなみに、表示されている量は1日分の量です。意外と少ないな?と思う人もいるかもしれませんが、1回分ではありませんのでご注意を。「表示の量をあげているけど…愛犬が太ってきたかな?」と感じたら、少しずつ食事の量を減らしましょう。

ここでのポイントは、犬がごはんの量が減ったことに気付かないようにすることです。また、回数を増やすことも犬は喜びます。今まで1日2回だったごはんの時間を、1日3回に増やします。(もちろん1日に与える総量は減らします)

具体的な方法を挙げると、1回分のドッグフードから5粒減らすとします。すると、1日3回では5粒×3回=15粒減らせることになります。このように、少しずつ、犬が気付かずストレスにならないようにして継続できれば、もはやダイエットは成功したと言っても良いでしょう。

習慣による犬のダイエット方法

おもちゃで遊ぶ犬

  • 食べにくい形の食器にして、早食いや食べ過ぎを防ぐ
  • 食事の他にも楽しいことをみつける

普通の食器では、早食いが得意なワンちゃんはすぐに食べ終わってしまいます。すぐにおかわりを要求するかもしれません。これでは犬のダイエットになりませんよね。なので、早食いを防ぐため犬用の食器に突起がついていて、食べにくく工夫されているグッズも発売されています。

食べきるまでに時間がかかれば、少しの量でも犬は満足感を得られるでしょう。こうしたグッズを上手に犬のダイエットに利用するのも良いかもしれませんね!また、食事しか楽しみがないワンちゃんの場合、たくさん食べることによって楽しみを感じている場合もあります。

普段から、愛情たっぷりと話しかける、スキンシップをとる、散歩に連れ出す、ゲーム感覚で芸を教えてみる、などご飯やおやつ以外にもたくさん楽しみを与えてあげましょう。食事への執着心が抑えられたり、食べる量が減ったりするかもしれません。

犬がダイエットしても痩せない場合

ダイエットで痩せない犬

この場合は、病気の可能性があります。具体的には甲状腺機能低下症により代謝がうまくできず、太ったようにみえる場合があります。ダイエットで食べる量を減らしても、なかなか痩せない場合は必ず獣医師に診てもらいましょう。

おさえておきたい!犬のダイエットのコツ

思いついたイメージ

  • 飼い主が強い意志とリーダーシップをもつこと
  • ダイエットしていることを犬に気付かせないこと(ストレスを与えないこと)
  • カロリーを減らし、量を極端に減らさない(栄養不足になります)

犬のダイエットでやってはいけないこと

NGイメージ

  • 急激に体重を減らすこと
  • 肥満のままたくさん運動をすること

以上に気をつけて、犬のダイエットにチャレンジしてみましょう。愛犬が健康で長生きできるように、飼い主ができることはきちんと実行していきましょう!

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    犬のダイエットは本当に大変ですね。小型犬であればなおさらです。
    愛犬もシニアになるにつれて、代謝も運動量も落ち、太りやすくなってきました。
    ダイエット用やシニア用のフードに切り替えましたが、なかなか効果がなく、おやつの量や質を見直したり、回数を減らしたり、気をそらしたり、いろいろと工夫していますが、効果が出るまでに時間がかかるようになりました。

    人間も中年になると代謝が落ち、太りやすくなりますので、ある意味、仕方がない面もあると思いながら、ゆっくりと時間をかけて体重を落とすように考えています。

    おやつをあげる際は、直接あげるのではなく、おやつを入れられるおもちゃを使うようにしました。これによって、直接あげると一瞬で食べてしまうおやつも数分かかるようになり、食べられた時の満足感も強いようで、催促をしてくることがなくなりました。
    フードをぬるま湯でふやかして与えることも、勢いよく吸い込んであっという間になくなることがなく、満足感が得られるため効果があります。

    記事にもありますが、ダイエットしている、量が減っていると気づかれないようにダイエットさせることが大切ですが、なかなか難しいのが現実です。

    我が家は上記の方法と、夏の暑さでお散歩時間が短くなり、運動量が減った分を家で運動してもらえるよう、ガサガサ鳴るショッピングバッグや卵の空パックにおもちゃを隠し、新しいおもちゃのように作って渡して、楽しみながら動いてくれるようにしています。
    興奮すると何でも食べてしまうワンコの場合は難しいですが、食べたりしない子であれば、この方法もお勧めです。

    なお、フルーツは果糖が多く含まれているため、ダイエット中のワンコには与えない、又は量に注意することが大切です。
  • 投稿者

    40代 女性 RYUCH

    犬のダイエットをかわいそうとは思いませんし、逆に太りすぎのほうが体が重くてつらいだろうし将来的なことを考えるとかわいそうだと思います。ダイエットをしないといけない体型にしてしまうのは完全に飼い主の責任だし、それなのに食事制限をしたり運動を強要するのはかわいそうだとは思いますが。犬のダイエットはとてもむずかしいですからね。食事を減らせばいいかというとそんなに簡単なものでもないし、もともと食事やおやつを与えすぎて太らせてしまっている場合、食事制限もかわいそうだと感じてしまってなかなかできない飼い主さんも多いんじゃないですかね。もちろんやせすぎもよくないでしょうし、適度な脂肪も必要ですけど「」ベスト体重をキープするというのがまたむずかしいです。
  • 投稿者

    30代 女性 カブレラ

    肥満犬のダイエットは、飼い主さんの義務だと思います。方法さえ間違っていなければわんちゃんにとっても健康につながりますし、可愛がり過ぎて不健康になってしまっては元も子もありませんよ。記事にも書いてあるとおり、飼い主さんが主導して、ストレスを与えないよに工夫してダイエットに臨むのがいいのではないでしょうか。
  • 投稿者

    40代 女性 まる

    愛犬のダイエットはやはり記事にもあるように運動とごはんだと思います!我が家では散歩の量を増やす時は時間を増やすのと一緒に回数も増やします。やはり一度に長距離だと足腰に悪いので。また、ごはんについても量はいきなり減らさずに低カロリーのものや噛みごたえのあるおやつを与えて調整しています。そうすると2〜3ヶ月で愛犬も痩せてきていますね。冬は太りやすいものですし、あまり無理せずダイエットするのが一番だと思います。
  • 投稿者

    40代 女性 REI

    今年で10歳になる愛犬がいます。若い頃はスレンダーだった愛犬も7歳頃から少しずつ太ってきて、あっという間に1キロ以上、太ってしまいました。いつもお世話になっている獣医さんも最初の頃は「あれ?少し太ってきたかな?まあ、デブではないけどね(笑)」と笑って話してくれていましたが、だんだんと「これ以上は身体に負担がかかりすぎる。」と真顔で言われるようになってしまいました。小型犬の1キロ増は人間で換算すると10キロ増に値するんだと教えて頂きました。ご飯やオヤツの量を増やしたわけでもないのですが、年齢的に代謝が落ちてきたのと、引っ越しをしたことで今までお散歩で会っていた犬友達と会えなくなり、お散歩が楽しくなくなってしまったのか、あまり歩かなくなってしまったこともあるのかなと思います。歩かないと余計に太る、太ると身体が重くなり、またまた歩かなくなるといった悪循環であったのかなと思います。
    シニア期に入り、心臓への負担も心配されていたため、本気でダイエットに取り組むことにしました。
    以前からドッグフードはダイエット用を購入していましたが、年齢的なことも考え、シニア用に変更しました。フードにもよると思いますが、ダイエット用はタンパク源を少なくし嵩まし成分を多くしているため、腹持ちは良いそうですが毛がかさついてしまうといった影響もあるようです。獣医さんと相談の上、シニア用に切り替え、パッケージ裏面記載の分量の60%を目安に量を調整することにしました。オヤツは量を減らし魚や野菜のオヤツをメインにし、ジャーキー系のオヤツは極力控えることにしました。
    また、さつまいもやカボチャといった糖質の高い野菜を与える際には量を最小限にしました。この方法で半年以上、頑張りましたが、それでも、100グラム~200グラムの増減を繰り返すばかりであまり変化がありませんでした。いつもお腹が空いているようで飼い主がキッチンに立てばウロウロし、何か落ちてこないかなと見上げることも多くなり、どうしたらいいものかと途方に暮れていました。
    ちょうどその頃、愛犬が大好きな親戚が近所に引っ越しをしてくることになり、一緒にお散歩に行く機会も増えるようになりました。
    一緒に歩けることがとても嬉しかったようで、河原に行くと追いかけっこをしたりして遊ぶようになり、気が乗らないと30分も歩かなかった散歩が常に1時間程度歩き、天気が良かった日には1時間半以上、歩くことも珍しくなくなり、だんだんと体重が減ってくるようになりました。
    小型犬のダイエットは特に大変で、運動で体重を落とすのは難しいと言われていますが、愛犬の場合、結果的には半年以上をかけて運動で体重を落としていきました。
    よく歩くとお腹も空くようで、帰るとオヤツの催促がありますが、1つ食べると満足して夕飯まで寝ています。お腹が空いていつもイライラし、お散歩は歩かず、ストレスがたまって余計に食べるといった悪循環から抜け出せたことが痩せる要因になったのだと思います。
    お散歩コースはどうしてもマンネリになりがちです。気づくと毎日同じ道を通ってしまっていることも多いと思います。一緒に歩く人を変えたり、少し遠出をして違った道を歩いてみたりといった刺激も犬にも必要なのかもしれません。
    一般的に、犬のダイエットは食事面の調整がメインと言われています。ただ、我が家の愛犬のように食にこだわりがあるタイプ、とにかくいろいろな美味しいものを食べてみたい(人間用
    に味付けされたものは与えません。)というタイプのワンコには少々、酷なことであり、ストレスがかかりすぎるといったデメリットもあるのかもしれません。
    ストレス太りという言葉もあります。なかなか難しいことだと思いますが、食事面と運動面の両方をうまく調整し、ストレスをあまりかけないようにダイエットさせていくこと、これが記事にあった犬に気づかせないようにダイエットすることなのではないかなと思っています。
  • 投稿者

    女性 プリン

    うちの子もそこまでダイエットは必要ではないですが、動物病院に行くと気をつけないとすぐに太るからね~と脅されています(笑)
    記事にもあるようにダイエットは悪い事ではなく愛するワンコの為には体重管理は飼い主の大切な役割だと思います。肥満だと病気を併発したり股関節などにも影響を与えます。
    ついつい美味しいものを与えすぎたり、偏った食事になるとどうしても太っちゃいます。これは人間も同じですよね。
    かといって食事を抜くなどのダイエットは絶対にNG!!!
    適度なお散歩が必要ですが、一気に歩かせたり走らせたりするのではなく、お散歩の回数を増やして上げるのが一番いいと思います。ただ散歩の回数を増やすことが難しい方は食事の量を減らしつつ、食事の回数を分けてあげるのがベストです。
    うちは偏食なのにガッチリ体型。親戚んちのワンコはとにかく食欲旺盛でちょっとおデブちゃんに。
    親戚んちのワンコは獣医さんからのアドバイスで食事を1日3回にし、ドライフードだけではなく、キャベツの千切りなど大好きな生野菜を混ぜて与えているそうです。
    もちろん芋類はダメです。キャベツやキュウリはカロリー少ないし、水分も適度に摂れます。バリバリ・ボリボリ言いながら食べてるそうですが、しっかり噛みながら食べることで満腹感が違うようです。
    これって人間もそうですよね(笑)
    うちは生野菜を全く食べないので、小さくカットして温野菜にしてトッピングしたり、おもちゃの中におやつを入れて遊ぶものがあるので、これなら遊びつつ動きながら多少なり運動にはなるかもと思っています。わざと取りにくい大きさのおやつを無理矢理入れて(笑)必死で転がして追いかけてます。うちはコングのSサイズを使っています。
    ぜひダイエットが必要なワンコに試してみてください。
    プリンの投稿画像
  • 投稿者

    女性 Melon

    我が家の愛犬はパグです。一時期、オヤツの食べ過ぎでかなり太ってしまい、獣医さんから注意を受けました。また、ダイエットさせるのにもとても大変な思いをしました。今は獣医さんにも褒められるような体に変身し、愛犬にとって一番動きやすい体重を維持することに成功しています。太り過ぎは犬にも人間にも大きな負担になります。愛犬も太っていた時はゼイゼイ言って歩きにくそうでした。お散歩が大好きなのですが、すぐに疲れてしまっていたのです。また、太っている時はイビキもすごかったです!痩せてからイビキが出なくなりました。これには家族中で驚きました。また、犬のダイエットは人間よりも大変だということを知りました。人間は我慢することができますが、犬は我慢という概念が無いので、飼い主さんがしっかりと管理してあげないと結局振り出しに戻ってしまうことになります。ダイエット、頑張ってください!
  • 投稿者

    女性 bo

    我が家にはパグがいます。一度獣医さんから太り過ぎ!と注意をされてしまったこと
    があり、飼い主としても悔しかったです。それから本人にも辛いダイエットをして、
    成功しましたが、パグは太りやすいので注意が必要です。
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