避妊手術を決めるまでのこと
愛犬カノンはメスのトイプードル。現在7ヶ月になります。
そんなカノンは赤ちゃんの頃は天使のようにかわいく(親バカ)、私は将来カノンの赤ちゃんが欲しいと望んでいました。
最初のヒートが来る前の家族会議
6月27日に生まれたカノンが、5ヶ月半になった12月、ヒートがいつ来てもおかしくない時期に来たので、私達はカノンに赤ちゃんを産んでもらうか避妊手術をするかについて、何度も家族会議をしました。
それぞれのメリットやデメリットについては、愛犬家のみなさまの熟知するところでしょうから、ここではあえて触れません。
家族会議だけでは決めきれず、6ヶ月を目前に、私は獣医さんに相談をしました。
そしてそこで避妊手術を決心することになります。
私が迷いに迷って、避妊手術を選択した理由は4つです。
- 出産も避妊もしなかった場合、老犬になってから子宮や乳腺の病気にかかる率が8割だと聞いたこと
- 犬には人のように閉経がないので、亡くなるまで発情があること
- 小型犬の出産は命がけであり、軽く見てはいけないこと
- カノンはもともと気性が荒いこと
カノンの気性以外の3項目は、全て獣医さんにお聞きしたことです。
私は、それまで決して軽んじていたわけではありませんが、カノンの赤ちゃんが欲しいなどと、浮かれていた自分を反省しました。
そうです、出産はどんな生き物も命がけなのです。
とはいえ、それでもまだ健康な臓器を人のエゴで取り除くなど、本当にしてもいいのか、迷う自分がいました。
また、それと同時に甲状腺機能低下や骨肉腫などの、ゆくゆくのリスクも心配でした。
そして実は、最後に私の背中を押したのは、獣医さんの言葉ではなく、カノンの気性についてでした。
我が家には先住犬のトイプードルがいます。
8歳になる去勢済みのオス、『ハク』です。
ハクはひとりっこが長かったせいか、争うことが嫌いで、体重が半分にも満たないカノンに、全てを譲ってしまいます。
犬同士のことなので、人間がいくら優先順位をつけてもそれはしょうがないことで、カノンは強く元気もあり、私は仕方なく見守ってきました。
それがある日、ハクの背中にカノンがマウンティングをし始めたのです。
カノンは3キロ、ハクは6キロです。
ハクは嫌がり身をかわしますが、カノンはお構いなしに乗りかかろうとします。
オスメスも逆転したこの行動に、私は混乱しました。
そのことも獣医さんにお話ししたら、「ヒートが来たらハクちゃんに八つ当たりするかもしれないので注意するように」と言われました。
実際、耳を噛んだり威嚇することがあり、私はハクがかわいそうなのはもちろん、カノンも自分を持て余し、やり場がなく辛いように感じました。
その気性が少しでもおさまるならば、避妊手術をした方がいいと思ったのが、正直な気持ちです。
術前検査とその時期の様子
12月27日。カノンは6ヶ月になりました。
避妊手術を決めたものの、何も知らないカノンがかわいそうで、私は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そんな時、ハクがカノンのおしりをさかんに嗅いでいる様子を見ました。
もうすぐヒートが来るのかもしれない、そんな予感がしました。
カノンのイライラは日増しに酷くなり、自分の体を毛が抜けるほど、掻きむしっていました。
毎日ヘトヘトになるほどの散歩や遊びをしても、気がつくと、唸りながら自分を噛んでいます。
1月5日。年明けの診療初日に受診し、獣医さんに状況を話しました。
すぐに術前検査を受け、日程の調整…となりましたが、血液検査の結果があまりよくない、とのこと。
「カノンちゃんの体がもう少し成熟してからにしましょう」と、先生から説明がありました。
一度ヒートを待ってからの避妊手術とのことでしたので、かゆみ止めの薬を処方してもらいました。
これがその時の血液検査の結果です。
ちなみに術前血液検査費用は、3190円でした。(再診料など含まず)術前検査を考えていらっしゃる方の参考になれば、と思い、記載させていただきます。
ちょうどその頃からでしょうか、100%出来ていたトイレが出来なくなりました。
カノンは気性こそ荒いけれど、とても賢いコで、もしかするとハクよりも賢いかもしれません。
おしっこを失敗したことを、カノン自身が申し訳なさそうにして、私にはそれがかわいそうで、「大丈夫だよ」と撫でてやることしか出来ませんでした。
盛んに体を搔きむしり、ハクを攻撃し、トイレを失敗してしょんぼりする、そんな日々が続きました。
1月31日。あまりにかゆがるので、アレルギー検査を依頼し、先日処方されたかゆみ止めの抗ヒスタミン剤、アタラックスという薬の投与が終わったタイミングで、受診することにしました。
カノンの両腿はストレスで毛がなくなってしまい、毛艶もボサボサです。
獣医さんはまだヒートが来ていない状況を判断し、もう一度、術前血液検査をしてくださいました。
そして一番早い2月3日に避妊手術をすることになりました。
とはいえ、もしそれまでにヒートが来てしまったら、手術はできません。
ヒート中の避妊手術は出血量が増え危険なのだそうです。
避妊手術当日から一泊入院、帰宅まで
2月3日。幸い?ヒートは来ませんでした。
カノンは前日17時から絶食、22時には水呑み機も取り外しました。
お腹がすいて、私の顔を見上げるので、目を合わせないようにします。
私は、「麻酔から覚めないコもいる」、などと不安になるネット記事を読んでしまったものですから、もう心配で心配で眠れませんでした。
どんなに暴れん坊でも、かわいいムスメです。
感傷的にもなり、朝9時に動物病院にカノンを手渡した帰り道、不覚にも涙が出てしまいました。
『カノンが心細くなって私を探して鳴いてはいないだろうか?』と、手術を決めたのは私のくせに、今から連れ戻したいとさえ思いました。
家に帰ると、カノンの毛布を洗って干し、ベッドを整え、テーブルを移動し、しばらくはリビングの真ん中に、カノンが体をやすめるスペースを広く作りました。
トイレも数歩歩けばいいところに設置し、動物病院からの連絡を待ち、時計ばかりを眺めました。
お昼過ぎ、無事に手術が終わり、カノンが麻酔から覚めたと連絡を頂きました。
ほっとして主人と二人で喜びました。
明日までの入院です。
いつもは騒がしい家の中が、しーんとしています。
ハクはカノンにまとわりつかれ、いつも逃げ回っていたのですが、今日はどこか寂しげです。
おもちゃも私も独り占めのはずなのに、なぜか玄関にいます。
遠くを見つめ、まるでカノンを待っているかのよう。
2月4日。何時に迎えに行ってもいいとのお話でしたが、動物病院の診療が始まる9時に引き取りに行きました。
カノンの避妊手術費用は、37,800円(税込)でした。
内訳は、カノンがお世話になった動物病院では、避妊手術費用10キロまでは30,000円、その他より安全な麻酔を使って頂き、こちらが5,000円でした。(明細にはプアーリスクAと書いてありました。明細は動物病院の方針で、記載出来ませんでした)
ハクは、他の動物病院で去勢手術をお願いしましたが、そちらと比較しても、明確にわかりやすく良心的な金額だったと思います。
カノンはまだ点滴跡の出血が止まらず、前足に包帯を巻いたままエリザベスカラーに術後着を着ていましたが、私の顔を見ると尻尾を振ってくれました。
麻酔の影響でヨダレが出たようで、口元がカピカピです。
ヨタヨタと動き、それでも私のところに来ようとしてくれました。
痛い思いをさせたのは飼い主の私なのに、ごめんねと思いました。
そして、このコの一生にあらためて責任を感じました。
自宅に戻り、やっと体を落ちつけます。
帰ってすぐ、水を欲しがりましたが、獣医さんに、「少し様子を見てから、水、それからふやかしたエサを少量与えるよう」指示を頂きましたので、口を湿らす程度の水を飲ませました。
カノンは手術前日のエサを最後に食事をしていないので、明らかにお腹が空いています。
点滴の影響からか、いつもより薄いおしっこを大量にしました。
動くのも難儀なようで、くたっと横になり、眠たそうでした。
そんな空気も読まず、ハクはカノンのそばに、ふだん取り合いをしている自分のお気に入りのおもちゃを持っていきました。
次々とおもちゃを運びますが、カノンが遊べないことを察したのか、自分もそばに横になり、カノンから離れようとしません。
心配しているように見えます。
その後、ふやかしたエサを少し食べ、病院から処方された抗生剤とかゆみ止めを飲ませ、早めにベッドに行きました。
帰宅から抜糸までの一週間
2月5日。最初の難関が来ました。
ウンチがうまく息めないようで、いつもよりグルグルまわり、どうにかウンチをしましたが、術後のためか下痢でした。
術後着はとてもうまくできており、お腹の傷が触れないように出来ています。
獣医さんからは、術後着は脱いでもカラーは抜糸まで外さないように、とのことでした。
また、傷には絆創膏が貼ってありますが、取れてしまったらそれでも大丈夫とのことでした。
術後着だけでは寒いといけないと思い、エリザベスカラーをしているので、かぶらないタイプの洋服を着せました。
あいにく、カノンの洋服にホックのものがなかったので、少し大きいですが、ハクの服を上から着せました。
昨日よりは少し動けるようで、自力で水を飲んでいます。
エサもふやかしたものから、いつものカリカリにしましたが、量はまだ食べられないようで、忘れずに抗生剤をきちんと飲ませました。
ハクはやはり心配しているようで、カノンから離れません。
いつも耳を噛まれたり尻尾を噛まれたりしているのに、『優しいなあ』なんて感心しました。
2月6日。術後着のおまたのところが、おしっこで少し汚れてしまいました。
思い切って脱がせ、お腹を守るために、私のスパッツを腹巻きにしました。
脱がせた術後着です。
少しわかりにくいかと思いますが、右側が前足の出る穴です。
お尻の方は尻尾の両サイドで縛るようになっていました。
腹巻きは、スパッツを切って上下を縫っただけのものです。
実は私は裁縫が苦手なのですが、不器用なりに頑張って縫いました。
上の写真はのちのち改善していくことになる、最初の手作り術後着です。
2月7日。少し元気になって来ると、エリザベスカラーをつけたカノンは最強です。
エサは誰にもじゃまされないし、
カラーでハクの脇腹を攻撃します。(笑)
腹巻きに洋服というスタイルですが、スパッツの縫った両上下がクルンとしてしまう、という弱点に気づきました。
同じ形をタイツで試してみますが、いまいちです。
2月8日。カノンは日に日に元気になっています。
元々かゆみがあったところに、さらにカラーが当たったところをかゆがりますが、これは仕方ありません。
この頃、ハクへの攻撃は多少落ち着いてきたように見えます。多少!ですけど…
食欲も戻り散歩にも行きたがるので、抱っこで外を歩いてきました。
試行錯誤の末に、脚部を作ることにしました。
これはいいです!家庭科2の私でも3分で出来た術後スパッツです。
作り方は、見ていただけたらわかるように、
①タイツやスパッツを使いたい幅に切り
②上部を縫います
③下部の真ん中を3センチほど縦に切り
④おしりと尻尾のでる部分を丸く切ります
⑤足の出る部分を縫います
お腹も冷えず、傷ももちろん隠れます。
カノンくらいの体型(3キロ)のコには、人の履き古したタイツやスパッツで、ぴったりのものが作れます。
汚れて捨てても悔しくないし、簡単に作れるので、術後でなくてもかわいいのではないでしょうか?
ぜひお試しください。
だんだん普段のカノンに戻って来ました。(笑)
スパッツを履き替える時に絆創膏が剥がれ、絆創膏跡がかゆい、と怒っていました。
傷跡はきれいなようで、ふた針縫ってあるのがよくわかります。
2月9日。カラーを嫌がりイラついています。
避妊手術をしても、カノンはカノンで、何も変わりません。
嬉しいような少し悲しいような。
その後、長いスパッツを作り、胸まで上げて蛇腹のようにルーズソックス風に(古っ)しておくという考えに至りました。
これならどんなに暴れても傷は保護できます。
自分で搔こうともしません。
2月10日。抗生剤も終わり、抜糸です。
カノンは病院に行く道がわかると、借りて来た犬?のようにおとなしくなりました。
抜糸して頂く様子です。
獣医さんの許可を得て撮影させてもらいました。
抜糸直後の傷跡です。
家に帰り、お腹のひきつれがなくなり、なによりカラーを外したので、カノンは楽しそうに飛び回ってます。
シャンプーは2、3日後、散歩もしていいと言われましたが、抜糸後の傷に軟膏を塗って頂いたので、しばらくはスパッツは履いていてもらうことにしました。
親のカタキのエリザベスカラーを全力で破壊中。
おとなしくなることは、カノンには無理なようです。
最後に
避妊手術に私はビビっていました。
カノンがカノンでなくなるようで、怖かったのです。愛犬の性格が変わることもあるとか、そんな記事を読んだからだと思います。
実際、愛犬が攻撃的になったりおとなしくなることはあるらしいですが、でもそれは個体それぞれで、例えばどんな風に変化したとしても、愛しい我が子にはかわりないのです。
そしてこんな拙いレポートを、最後まで読んでくださってる愛犬家のみなさんなら、充分に受け入れることが出来るのだと思います。
それから麻酔のリスク、これも正直とても怖かったのです。
けれどこれは主治医の獣医さんと、納得出来るまで話してみることをオススメします。
カノンには私のビビり具合から、獣医さんが安全な麻酔にしましょうと言ってくださり、とてもほっとしました。
そして、一番恐ろしかったのは、カノンの繁殖能力を奪ってしまうことでした。
これだけは今でも正しかったと言えるのかわかりません。
しかし、小型犬は安産で自然分娩できず帝王切開になることもあります。また、3回目の発情が来るまでに避妊手術を行わなかった場合には、中~高齢期に子宮蓄膿症や乳腺腫瘍になり大きなリスクを背負って手術を行う可能性もあります。繁殖能力は失いますが、大きなリスクは回避できると思います。
一つだけはっきり言えることは、これからのカノンの一生に、私は絶対責任を持つ、ということです。
それだけが私にできることなのではないでしょうか?
皆さまの賛否両論のご意見をお待ちしております。
最後になりましたが、2月 21日現在の、カノンの傷の様子を載せておきます。
避妊手術をお考えの飼い主さまの、ほんの少しでも安心材料になれば幸いです。
ユーザーのコメント
40代 女性 ノア
ネットなどで色々調べるたびに
メリットとデメリット、賛成派と反対派
結果は去勢したのですが
避妊手術禁止を進める国があるとか
日本の獣医さんのお金儲けだ!とか
人間に置き換えると、なるかわからない病気のために子供に手術させなりしないだろて言葉には
じぃーーんときました
で、結論は
自分のライフスタイルや飼い方により
飼い主が決断し
どしらが正解ではないてことにたどりつき
うちは足上げおしっこでマーキングする度に然りつける、メスをみて発情してかわいそーてのが勝ち
去勢しました
悩みに悩んだけど
正解なんてなく
今ではしてよかったておもってます
30代 女性 匿名
子供を産ませる気は全くありませんでした。子供を産ませてその子たちの一生に責任を持てないと判断したからです。自分はただの愛犬家で繁殖家ではないし、他の方に譲る事なんて出来ない、でも何頭も産まれたら自分で全部は飼育出来ないからです。
例え譲ったとしても、その人が自分と同じ位の愛情を持って接してくれるかなんてわからないんです。
筆者様がどういった経緯かはわかりませんが、子供を産ませない選択をした事に心から感謝します。
話を戻しますが、私もやはり健康な身体にメスを入れる事に悩みました。出来る事なら代わってあげたいと毎日悩みましたが、術後は本犬はけろっとしてるし、夜中ではなく明るい内に散歩行けて他の♂のワンちゃんとも遊べるし快適そうです。
術後、性格なんて全く変わりません。飼い主の足にしがみついて腰振るのもやめません。♀なのに電柱、植木の度にマーキングしています。家の外でそれらをする訳ではないので、個性だと思って放っています。(因みに拾い食い、飛び出し、吠える事だけはダメだと教えています)
実家の犬が何度も子供を産ませたにも関わらず、大きな乳腺腫瘍ぶら下げて老体のため手術も出来ず、栄養を腫瘍に取られてガリガリになって亡くなっていったのを何頭か見て来たので、先の事を考えると避妊手術して良かったです。
避妊手術したしないに関わらず、私も筆者様と同じように、この子の一生は何が何でも幸せだと思える様にする!とワンコに誓いました笑
50代以上 女性 モモのお母さん
モモは2月20に避妊手術をしました。
(22日に6才になりました)
同じように悩みましたし手術した日には
心配で病院に電話でモモの様子などを
聞きました。手術を決めるまで数年考え
ましたが、先生との信頼度が高かった
ので、今は良かったと思いたいです。
何より手術後3日位から以前より食欲が
増して、元気に育っております。
あと5日で抜糸ですが、術後甘やかせ
過ぎたので抱き癖がついてしまいました
痛い思いをしたので今まで以上に愛情
たっぷりに育てたいと思います。
50代以上 女性 しずく
50代以上 女性 くるママ
トイプー2ヶ月(♀)を昨年末にお迎えしてしまいました。
男の子と女の子だからうまくいくかな?と私の安易な考えで・・・
ブリーダーさんからも、おとなしくて・おっとりした性格ですよ~
と言われたので大丈夫だろうと思っておりましたが、
それが、なかなかのやんちゃ娘で兄ちゃんチワプーを攻撃!
それから、2ヶ月が経ちますが、まだまだ兄ちゃんチワプーはやられっぱなし、おもちゃも全部とられて、
いつも高いところに逃げております。(汗)
そんなトイプーも4月末に避妊手術の予定です。
以前、実家にいたヨーキーが6歳の時に子宮筋腫になり苦しんで手術も大変でした。手術後は、元気に14歳まで生きましたが手術跡はずっと残ってしまいました。
やはり、元気な子にメスをいれるのはかわいそうですが、元気な時にこそ避妊手術を受けたほうが負担が少なく私はいいと思っています。
ちなみに兄ちゃんチワプーも9ヶ月の頃、去勢手術をしています。今は、傷口は何もなかったかのように綺麗です。
スパッツのリメイクすごくいいですね、参考にさせていただきます。
ちょうどよい時期にいい情報ありがとうございました。
兄ちゃんチワプーですが、妹トイプーがキャイーンと鳴くと、一目散に助けに行きます。
とっても、やさしい兄ちゃんです。なんかとても似ていますね。
女性 匿名
いくら綺麗ごとを言ったところで、結局はエゴなのかと
飼い難いと感じるなら飼ってはいけないのですよ
女性 チカチカ
避妊したから病気が防げるわけでもないです。
避妊した犬を散歩で見ますけど、ボーッとしてる感じがして可哀想です。
30代 女性 匿名
避妊した子はボーっとしてるとの意見がありますが、それはその子の性格もあると思います。
多頭飼いですが、うちの子達は、術後も元気いっぱいで、性格もそれぞれ特に変わるという事なく安定してます。
どちらにせよ、精一杯の愛情で幸せにしてあげればそれで良いと思います。
20代 女性 トイプードル11ヵ月メス
少し長くなります。
愛犬は同じトイプードルの11ヵ月の女の子です。
主治医と避妊手術するなら1度ヒートが来てからの方がホルモン云々…(以下省略させて頂きます)との話し合いを経て、1度ヒートが来てから手術をする計画でした。
まさに今、11ヵ月になってやっとヒートが来ました。
温厚で滅多に吠えない愛犬が、ヒートがそろそろかな?というあたりから今日のヒートが続く日の中で、段々今までになかった行動が多くなりエスカレートして来てます。
ヒートだから…だけの問題かどうかは分かりませんが、とにかく吠える!音に過剰に反応!他のワンちゃん(今はヒートの迷惑がかかるので時間帯や場所を変えての散歩)を見かけるだけで、ものすごい力で向かおうとする!ご飯も偏食!夜中に壁をガリガリ!あげていくとキリがありません。成長過程での行動なのかもしれません。
しかしヒートの原因も少なからずはあるかと。
私も筆者さんと同じく、健康な体にメスを入れる事、生まれ持った健康な動物の臓器を、今は何も悪影響も無いのにとってしまうという事、どうしたら愛犬が幸せなのか未だに答えは見つかりません。ただ、今の愛犬が音に過剰反応し、夜中に荒れ狂ってる愛犬を見ると、「ヒートの時期が来ると毎回こんなに我を忘れ、何事にも神経を使ってしまいその度にビクビクと反応させてしまうのか」と考えると、私の悩みは吹っ飛び、手術させようと段々決意が固まって来てる毎日です。(もしかしたら次のヒートはもっとマシかもしれない。そう考えてもやはり決意はおなじです)
この記事に出会えた事、筆者さんが情報提供してくださったことに感謝しています。
ハクくん、優しいですね。カノンちゃんはステキなお兄ちゃん、ご家族を持てて良かったな、と思いました。
何が正しいのか私にも分かりませんが、愛犬が幸せになってくれることが1番ですよねっ!
長々と失礼しました。
40代 女性 きなママ
40代 女性 匿名
まさに今、避妊手術をするかどうかと悩んでおります。
主人は今後の病気のことを考えると、しておいた方がいいといいます。
私も、そうは思っても手術によってトイに何かあったら元もこもないと考えてしまいます。
また、人間の勝手で臓器をとってしまうことへの罪悪感はどの飼い主さんも同じ気持ちなんだと感じました。術後、普通に見えたとしても排尿の問題など犬自体は何か違和感を感じていたりしても言葉で伝えることができないですし・・・。
私はなかなか決断できません。
ただ、こちらの記事を読ませていただいて、避妊手術に関しての流れが細かく書かれていたのでイメージができ良かったです。
帰ったらもう一度主人と話し、そして主治医の先生の話を聞きに行きたいと思います。
ありがとうございました。
40代 女性 はな
わたしも後々の病気リスクを優先に考え避妊をきめましたが
心配性の過保護で、不安で不安で、心配で心配で仕方ありませんでした。
病院を出たあと涙が出たことや、入院中に全て洗濯したこと、翌朝は9時に迎えに行ったことなど自分も全く同じでした。
うちの先生は乾燥大事主義で、術後着もなく、絆創膏も退院時に剥がされました。
カラーも舐めなければ必要ないとのことで、つけずに帰りました。
縫ってる箇所は、カノンちゃんの2針どころか、6針ほどあります。
むき出しの傷が痛々しく、1匹はとにかく気にして舐めまくるので、目を離さずダメよ~とやり続けました。
わたしは仕事をしていて終日留守になってしまうので(だから2匹同時で飼いました)
手術の翌日だけお休みをもらっていたのですが、それではむき出しの傷が心配で心配で
結局実家の両親に、昨日も今日もわたしの留守中はおうちにいてもらうようお願いしました。
両親も可愛がってくれてるので、若干遠いですが笑顔で毎日来てくれています。
が、「ほんまに過保護やなぁ、人間なんて育てられへんな」って笑われてます(笑)
避妊は賛否両論ですが、書いておられたように飼い主の責任で決め、その責任を最後まで全うする、
それが、そのおうちの幸せな形なのだと信じています。
お互い、元気で幸せな日々が長く続きますように。
40代 女性 まろん
また考えが変わる事もあるかもしれませんが、わたしの考えはしぜんのままに…周りに迷惑をかけなければ、それでいいかなと思ってます。
50代以上 女性 匿名
病気のリスクより望まない出産をさせない、しない為です。
生まれてきた子犬を全て飼える訳ではないし問題なく出産、健康で生まれてくる保証なんてないからです。
安易に、里親を探せば良いなんて考えはできないし我が家で飼えないのであれば産ませないと言うのが結論です。
また、生涯通して病気にならない、脱走(迷子犬)しないなんて保証もありませんよ。
女性 匿名
避妊手術はするつもりだったのですが
体重がなんせ小ぶりなもので
獣医さんにも1.5キロ越えるまでは
様子を見ようと言われていて
いま生後八ヶ月そろそろ
体重的にも避妊手術がうけれる体に
なったので、自分なりにネットで調べたりして
この記事をみました!
初めてワンちゃんを飼ったってのもあり
色々不安がありましたが
決心できましたありがとうございます
40代 女性 ミニピンの母
ずっとお世話になっている獣医さんだったので、私の事も良く理解して下さっており、日帰りを選択。
帰りの車の中で、母ちゃん痛いと小さな声を出しているのを涙出そうになりながら帰宅、珍しくウェットフードにしたのに少ししか食べず眠りにつきました。
オペに踏み切るきっかけとなったのが、友達のシュナが子宮嚢胞になり大変なオペを受けたのが踏み切るきっかけとなりました。
否定をする方もいらっしゃるようですが、一度乳腺炎にもなり、今後を考えるとやはり避妊手術を受けるべきと判断しました。
以前いた猫たちは避妊手術をして、24年、21年長生きしてくれました。
今の子たちの前にいたヨーキーも22年一緒に居てくれました。
なので後悔はありません。
うちはレッグウォーマーを腹巻にしてみたのですが、足付き良いですね。
参考になりました、ありがとうございます?
40代 女性 さくら
一度は、出産をさせてあげたいと思い、交尾を経験させましたが、うまくいかず、次どうしようかと思っていながら、ずるずると3歳に。
もう子は、とらず、この子の子孫を望むより、この子を大事に育てよう、その為に、この子にしてあげれる事をしようと、家族で、不妊手術を決意しました。
そんな時に、こちらの記事を見つけ、何度も読み直し涙し、手術待ちの時間帯にも、ずっと読ませて頂き、勇気づけられました。
手術は無事成功、すると、すでに、子宮が腐り出していて、まだ無症状ですが、このままでいると、いずれ子宮蓄膿症になってしまうところでした。先生も、よく、気づきましたね、勘かなー?今の時期にやれてよかったですよと、言って頂けました。
何も気付かず、ただただ、たまたま、急に決断したことだったのですが、
結果、よかったので、ほっとしました。
健康な子宮を人間のエゴで、とってしまうなんて、という記事の中のお言葉、まさに、ほんとその通りで、心が痛んでいました。
でも、今回のような結果もあるということ、お伝えしたく、投稿させて頂きました。これからも、大事に、育てていきたいと思います^_^