これで始める!毎日のブラシングケアで毛ヅヤを保つ方法

これで始める!毎日のブラシングケアで毛ヅヤを保つ方法

毎日のブラッシング。やればきっと良いのはわかっていても、嫌がるワンコを見ると、つい『次のトリミングまで我慢...』なんて事も多いですよね。日頃、これなら始められそうなブラッシングとその効果についてお話しします。

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ブラッシング用品の選び方と毛ヅヤを保つワンコライフ

ブラッシング用品って色々あって、いざ買うとなると悩みますよね。
もちろん、長毛種や短毛種などワンコの種類や毛質によって、スリッカーやコームが使えれば、
最終的に一番良いのですが、『なかなかあの本格的な道具を怖がらせずに、それも毎日ともなるとちょっとハードルが高い...。』と思ってしまった私は、ワンコがやってきたその日にトリミングサロンに相談してみました。
そして、そこで意外な返答で少し驚いたので、その時の事をお話をします。

ブラッシングは楽しい

スリッカーとコームの写真

『まずはブラッシング用品から』と先走ってしまった私は、スリッカーブラシやコームを上手く使いこなすのが、ブラッシングだと思い込んでいました。
そもそもブラッシングはワンコが「気持ちいい〜」「もっと、やって〜」と思えなければ、ワンコにとっては苦痛であり、コミュニケーションにならないと言うのです。

そこで教えて頂いたのは、オモチャのブラシから始めると良いと言うことでした。
または携帯サイズのガイコツブラシでも良いと思います。
もちろん、これはブラッシングに慣らすのが目的ですので、皮膚そのものには特別な効果はありません。

子供のオモチャに抱き人形用の小さなプラスチック性のブラシがあったので、我が家ではそれを使いました。
初めは慣れるまでお尻の辺りを数回撫でるだけです。
いつものナデナデをしながらお尻にチョンチョンで構いません。

朝夕1回ずつ時間をだいたい決めて、もし唸ったらすぐ辞めるの繰り返しです。
もちろんブラッシングの後はすぐにワンコを褒めてあげて下さいね。
その時、テンションは上げず、少し驚いたかのように「わっ。すご〜い」「出来ちゃったね!」など、人間の子供に自立心を持たせるのと同じような言葉がより効果的です。

この時、決して見かけはオモチャのブラシでも、口にくわえて遊ぶものではない事も教えてあげましょう。
こうしてブラッシングタイムを、大好きな時間に転じてあげてください。
その後はゆっくりと、ブラッシングに適すると思われる道具に徐々に変えていって下さい。
くれぐれも無理は禁物ですよ。

ブラッシングに慣れて、ワンコの方からおねだりするようになれば、成功です。
そんな姿は、たまらなく可愛いですよね。
そして、ブラッシングは楽しい!嬉しい!のコミュニケーションタイムにしてあげて下さいね。

ブラッシングはいつやるの?

じゃあ、ブラッシングはいつやったら効果的かというと、よく『散歩の後が良い』と聞きますよね?
これは散歩中に付着したゴミや芝などを取るだけでなく、ノミやダニを取る目的もあります。

我が家のワンコは幾度となく、背中にアブラムシが乗っていたり、刺されたら人間でも怖いチャドクガの幼虫等が服の上に乗ってた事もあり、このことからもブラッシングの大切さがよくわかります。
余談になりますが、チャドクガは衣服に付着していなくても、風でもあの毒針を撒き散らす怖い虫なんだそうです。

あと、フードを食べた後のブラッシングも、食事をする事でワンコの身体が温まり血行が促進されるのと、リラックスしながらできるのでオススメです。

ヨーキーの写真(頭アップ)

ちなみに我が家では、寝る前にブラッシングしています。
これは、就寝のリズム作りが目的で、歯磨きと同時に我が家に来た時から余程のことのない限り、続けています。
自己流ですが、単に痒いままの身体で寝入るより、ブラッシングした後の方がスッキリし、気持ち良く寝られるだろうと思ったからです。

ブラッシングと毛ヅヤの関係

我が家のワンコは2匹とも保護犬で小さめのヨーキーです。
保護された時は特別な手入れはされておらず、ひどい皮膚の状態でした。
また体が小さめな事もあり、自分よりも大きいスリッカーは苦手でした。

しばらくは子供が使っていた人形用ブラシでなでる程度、そして遊びでボロボロになったのを機に今では、獣毛ブラシの幅の狭いものを使っています。
この、獣毛ブラシはワンコの毛のツヤを出すと言われています。

また、お手入れも大事ですが、毛ヅヤを良くするためには、ワンコに合ったフードとよく寝る事だそうです。
そしてストレスの無い生活習慣を身に付けさせることが良いそうです。
いくら高価なフードを与えても、夜寝るのが遅くかったり不規則な生活は、確かに人だけでなくワンコにとってもストレスですよね。

ヨーキー2匹の写真

シャンプーとブラッシングの相乗効果

ブラッシングと生活リズムの改善があればそれだけで、毛ヅヤや皮膚の状態は大丈夫でしょうか?

では次に、大切なシャンプーの話をしたいと思います。

我が家のヨーキーは先ほど話したとおり、保護犬で保護団体から縁あってうちにやって来ました。
シャンプー等は定期的にされていて、見た目はとってもキレイですがやたらと毛がゴワゴワでした。
ヨーキーと言えば「宝石の犬」と言われていますが、我が家のワンコ達の毛はパッサパサのゴワゴワで毛ヅヤどころではなかったのです。

そこで、すぐにトリミングサロンではなく、コミュニケーションついでに、ワンコ友達に聞いた低刺激性のオーガニックシャンプーで、数回ほど自宅でシャンプーをしてみましたが、結果は失敗に終わりました。
とにかくブラッシングをすればするほどフケが止まらないのです。

愛犬とのコミュニケーションのひとつとして、自宅でシャンプーはとても理想的だと思います。
自宅でシャンプーなんて当たり前なんて方も多いと思いますが、私の場合は、2週間に一度、洗うほどにフケが出てくるのです。

さて、またもやサロンに相談です。
「しっかりブラッシングしてからシャンプーして下さいね。それと月に2度では無く、月に1度又は2ヶ月に1度でも良い子もいますよ」
とのことでした。

綺麗が良かれと思った行動が、単にシャンプーのし過ぎとブラッシング不足だった事に気付き、今は、月に一度のトリミングサロンに行き、毎日のブラッシングで落ち着きました。

ヨーキーの写真(首輪ピンクのリボン)

トリミング時のシャンプーはお金をかければ良いのではなく、自宅シャンプーが落ち着くワンコは皮膚トラブルが特に無ければそれで良いそうです。
サロンが大丈夫なワンコは、トリマーさんの手際の良さでワンコが気持ちよくシャンプー出来てるかという事が大切で、嫌々だとそのストレスだけで体臭が出てくる子もいるといいます。

そして、トリミングに行く回数が多いから、または高額だから良い。安いからダメ。などの理由で毛ヅヤがよくなるわけではない事も教えて戴きました。

まとめ

あくまでも我が家の体験談なので、コレが絶対などではありませんが、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
大切なのは、出来るだけ日頃からのんびりとした生活リズムを作ってあげる事と、飼い主である私達も決して無理をしないこと。
そうすれば気持ちに余裕が出ますし、きっと笑顔でワンコに接することができると思います。
それが結果的にワンコをHappyにしてくれるのではないでしょうか。

あまり本格的にと無理をせず、特別なトリミングや道具ではなくても、毎日出来る自分のお手入れ法を見つける事、そしてブラッシングがワンコと飼い主さんの素敵なコミュニケーションタイムとなりますように、ぜひ可愛いワンコをツヤツヤにしてあげて下さいね。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 匿名

    うちも保護犬ヨーキーです。先代犬も同じヨーキーだったのにあまりの毛質の違いに驚くほどゴワゴワで、綺麗にシャンプーはしていただいていたのですがフケだらけでした。やはりストレスとか関係あるのかな?
    でも1年たった今ではふんわり柔らかで艶々になりました。毎日のブラッシングは欠かせません。
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