ジャックラッセルテリアの毛の特徴
ジャックラッセルテリアには
- スムースコート
毛が硬く、なめらかな毛質である上に、長さも最長で1cm程度と短い。
- ブロークンコート
長毛・短毛が一緒に生えていて、犬によって毛の多さやタイプが異なる。
- ラフコート
長毛で毛が多く、うねりがある。
の3種類があります。
見た目も若干違いがある上に、外見で見えている毛の下にはギッシリと「アンダーコート」と呼ばれる短い毛が生えています。そのため毛の種類に関係なく、皮膚の疾患が出やすく毛が多く抜けるのが特徴です。
ジャックラッセルテリアスムースは毛が短いため、一般的にはトリミング要らずで体を洗うことも楽だと言われていますが、ブラッシングは適度にした方が良いでしょう。ラバーブラシのようなもので行えば不要の毛が落ちるために新たな毛が生えやすくなりますし、艶のある毛質を期待できます。
ジャックラッセルテリアスムースはどんな性格?
ジャックラッセルテリアスムースはおとなしく静かに過ごすことが難しい程よく動く上に、物事を覚えることが得意で賢いため自分で色々と考えて遊びます。そのため手に負えないようなイタズラをして手を焼く面がありますが、「良いことは良い」「これはしてはいけない」ということもきちんと教えたら理解できますので、しつけやすい犬種と言えます。
ジャックラッセルテリアスムースは見覚えのない人に対して用心深い姿を見せる一方で、飼い主には心から寄り添う一面があります。さらに、好奇心が豊かで色々なことに興味・関心を持ちやすい犬種です。
ジャックラッセルテリアスムースの体力は桁外れ
ジャックラッセルテリアスムースは外見が小さめで可愛い割には大型犬と同等の運動をさせる必要がある程に体力があり、基本的には健康面もタフです。これほどに元気な犬種のため、運動が足りなければストレスを抱えやすい上に、やたらに無駄吠えをしてみたり神経質な面が出てきたりする場合があります。
小さめの他の犬よりもはるかに体力がありますので、通常の散歩では運動量が足りません。散歩だけではなく、思いきり走り回れるような生活環境が必要となります。
ジャックラッセルテリアスムースの運動として最適なのはボールなどを用いた運動ばかりではありません。ジャックラッセルテリアの賢い特徴を活かしながら、人間の子供と遊ぶように追いかけっこやかくれんぼのような考えて行動する遊びを取り入れると喜んでくれるでしょう。
ジャックラッセルテリアスムースの特徴や性格を踏まえた上で、運動をさせてあげると良いでしょう。
ジャックラッセルテリアスムースのしつけ方法
ジャックラッセルテリアスムースは子犬時代からできるだけ多くの犬に触れる機会を与えると、犬の社会の状態を理解して行動できるようになるでしょう。
本来ジャックラッセルテリアスムースは狩猟犬の上に頭が良い犬種のため、猟に関しても自分で判断して行動できるのが強みです。そのため、しつけの面でも「良いこと」「どうすれば認められるのか」を理解できます。判断力があり、人と一緒に遊ぶことにも興味を持っていますので、飼い主から見ても様々なスポーツを一緒にできる楽しみがあります。
ジャックラッセルテリアスムースに対してのしつけは一気に行うというよりも、焦らずに日々の中でちょっとずつ取り入れると良いでしょう。
さらに狩猟犬としての本能があるため、何か動くものがあれば過敏に応えてしまう特徴があります。特に散歩などで外へ出た際に車や自転車といった危険なものに突発的に動いてしまう恐れがあるため、万が一に備えてしっかりとしつけた方が賢明です。
ジャックラッセルテリアスムースの病気とは
ジャックラッセルテリアスムースは基本的には健康で元気なのが特徴ですが、外傷のような後天的あるいは先天的といった、どちらの原因も考えられる「膝蓋骨脱臼」が発症しやすい犬種と言われています。
後ろ足の膝の皿がずれる疾患である膝蓋骨脱臼の症状は後ろの足の状態が外・内のどちらかに曲がっているため、真後ろから見た時に違和感を感じたり、歩く際にも浮かせるようにして歩行するなどの様子が見られます。
これは放置しておくとどんどん骨の変形が進みますので、ジャックラッセルテリアスムースにこの症状が当てはまるようなら病院を受診しましょう。
予防としては骨の変形防止のために足に筋肉がつくように運動をさせることが大切ですし、家の中で飼育しているならジャックラッセルテリアスムースのために絨毯やカーペットのようなものを敷いて滑り止め対策を施しましょう。
まとめ
狩猟犬ならではの好奇心を持ち、活発さが特徴のジャックラッセルテリアスムースですから、運動はとても重要で欠かせない日課といえます。
その上、人と一緒に過ごすことがとても好きですので、ジャックラッセルテリアスムースは犬と一緒にスポーツを楽しみたい人にとってうってつけの犬種と言えます。
見た目が小型犬であっても体力は想像以上にパワフルですので、散歩だけではなく思い切り体を動かすような運動を取り入れることを日々意識してあげるととても喜んでくれます。
▼ジャックラッセルテリアについて詳しく知りたい方はこちら
ジャックラッセルテリアの性格や種類とは?しつけ方から飼い方まで
ユーザーのコメント
40代 女性 まかぶらたると
ただ、ジャックラッセルの中に、それほど種類があることは知りませんでした。周囲にいる子は、おそらくみんなスムースだと思います。それか、もしかしたらブロークンは、いてるかもしれません。ちょっと顔だけがモジャモジャしていたような気がします。それが、ブロークンという種類だったのですね!
個体差は多少あるかもしれませんが、私の知るジャックラッセルは、どの子もこちらで書かれているように、とても活発で運動神経がよく、そして体力が底なしです。飽きることなくキャッチボールやフープキャッチなど、飼い主さんといつまでも繰り返したのしんで遊んでいます。
うちのわんこたちは、遊ぶことは大好きなのですが、飽きるのがけっこう早いので、その点ではジャックたちを見ていると羨ましいなあと思っていました。
体力がある反面、しつけの難しさもよく話題に上がる犬種でもあると思います。しかし難しいと判断するのは人間の勝手かもしれませんね。筆者さんが言われているように、楽しみながら、そして慌てず時間をかけながらしつけをしていくという賢さが、人間自身に求められる犬種だと言えます。人間側に忍耐力や頭の良さが必要なんでしょうね!
女性 てでぃべあ
見た感じスムースはお手入れが楽そうです。毛は抜けますが、絡まることもなくブラッシングはシリコンなどで出来たマッサージブラシなんかが良さそうですね。シャンプーもしやすそうですし、蒸しタオルやぬるま湯につけて絞ったタオルで拭くだけでも汚れが取れるので、清潔ですよね。
毛のタイプにより性格などに傾向があるんですね。ジャックラッセルテリアは躾面が簡単ではないと聞くのでスムースがおっとりと言うのは意外でした。
サイズは小型犬の部類に入りますが、運動量などパワーがあるので小型犬と思って飼うのは注意みたいです。
遊んだり走り回るのも大好きなようです。ジャックラッセルテリアは、本能で走ってるものを狩る習性があるそうで、ドッグランなんかでは、他のわんちゃんがいる場合は気をつけたほうが良いみたいです。噛んでしまうトラブルなんかもあるそうですよ(ジャックラッセルだけではないですが)
ジャックラッセルテリアの癖を理解し躾面や運動量などクリア出来るなら、良きパートナーになると思います。
50代以上 女性 匿名
契約が終わって引き渡しの時「小型犬ですが、大型犬並の運動量が必要で、吠え声も大きいのでマンション等の集合住宅には不向きな犬種です」と言われ、家に帰って慌ててパソコンで特性を検索しました。
初心者向けではないとか躾を誤ると飼い主でさえも手に余ると書かれていたので、家族全員で心して取り組みました。が、案ずるより産むが易しでした。
我が家にとっては待ちに待った待望の飼育だったので、家族全員(主人・娘・息子・私)が入れ替り立ち替り散歩に連れて行き、運動量はバッチリ❗
タフと言われているジャックラッセルテリアが、散歩を拒否する日も有ったぐらいです(笑)
スキンシップも触りまくり弄くり回し、降参✋?✋と言うようにお腹を見せる程でした。
甘噛みや無駄吠えの躾、『待て』『伏せ』『戻れ』も意外とスンナリ覚えてくれました。
周りの人達に「声帯を取ってしまったの⁉」と言われるぐらい、電話が鳴っても、宅急便が来ても、ピンポーンされても一切吠えません。
一般的に攻撃的と言われる性格ですが、我が家のジャックラッセルテリアは穏やかでフレンドリーで、1度も威嚇したり喧嘩した事が有りません。
小型犬・中型犬・大型犬とも仲良く遊べ、どちらかと言うとマイペースです。
一緒に飼っている超小型犬のヨークシャーテリアと長時間のお留守番も大丈夫です。
ジャックラッセルテリアは柴犬同様、攻撃的でヒートアップすると手が付けられないと思われて避けられているようですが、こういう子(犬)も居ます~と発信したくて投稿させて頂きました。因みに毛質は『ラフコート』です。