元気すぎて困っちゃう?興奮しやすい犬の改善法とは

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元気すぎて困っちゃう?興奮しやすい犬の改善法とは

興奮しやすい犬はもともとの性格よりも、普段の生活に原因があるようです。興奮しやすい場面と根本的な対処法についてまとめてみました

ワンコが興奮しやすいのはどんな時?

元気に走り回ったり、飛びついたりされるのは嬉しいことですが、あまり興奮しやすいと困ってしまいますね。

普段の生活でよくあるワンコが興奮しやすいシーンをそれぞれ考えてみましょう。

飛んでいる犬

室内でよくある興奮のシーンと原因

人間の食事中に大騒ぎする

人間の食事中に食べているものを欲しがって大騒ぎしたり、テーブルに足をかけたり、中にはジャンプして興奮する犬もいます。
犬が空腹だとよけいに騒ぎますので、ご飯は犬に先にあげた方が良いのです。
人間のご飯は必ずしも決まった時間とは限らないし、家族がバラバラに帰宅して食事する場合もありますので、犬のご飯は待たせたりせず、決まった時間にあげるようにします。
空腹でなくても欲しがる場合は犬が長く噛めるガムなどをあげるのも良いでしょう。
また、芋などを少しあげてあとはひたすら無視していると空腹でなければあきらめてくれます。

フードの準備を待っていられないワンコ

ドライフードの袋を開ける音や、フード入れを開けた匂いなどで大人しく待っていられずに、飛びついたり吠えたりジャンプしたりという話もよく聞きます。
ドライフードは人間の臭覚でも匂いがきついと感じるものが多いので、犬にとっては保管している容器の外からでもわかるのではないかと思います。
音の聞き分けも得意ですから、フードの用意を始めると飛んできて興奮してしまうのでしょうね。
あまりの興奮状態のままフードを食べさせるとあっという間に食べてしまい、そのあとも落ち着かず吠えたり付きまとったりする場合もあります。

匂いや音に反応しているなら待ち時間を感じさせないように、一回分を小分けにしておくと便利です。
空の器を先に犬の前に置いて目の前で入れてあげると、フードの音や匂いを待つよりずっと落ち着きますよ。

また、一基食いできないように工夫された器も売っていますので、器を工夫してゆっくりたべる習慣をつけるのも、興奮度を下げるのに有効です。

その他にも、ご飯を手作りにするのも良い解決法です。
ドライフードのように決まった匂いや音はないので、それが興奮を引き起こす合図になって居る場合はそれだけで落ち着きます。
また、手作り食はドライフードに比べると水分が多く、暈があるので満足感が高く、食べ終わった後の落ち着きも違います。

家族の帰宅に興奮

大好きな家族が帰宅した時に大興奮でお出迎え・・・飼い主にとっては嬉しいことですが、家族が多くて帰宅時間もまちまち、そのたびに大興奮させると犬も興奮状態が続いてストレスにつながります。

家族で話し合って、帰ってくるときはなるべく静かに落ち着いた態度で犬に接してあげてください。
飛びついたり顔をなめたりするのを阻止したり叱ったりするのではく、その行動をあおるような反応をしないというだけです。
大きな声で「○○ちゃーん、ただいまー!よしよし!」などと抱き上げたり激しく撫でたりじゃれさせたりすると、どんどん興奮してしまい、家の中を走り回ったり、甘噛みしたりと収まらなくなくなってしまいます。

穏やかに、にっこりした顔で目をそらしたまま、静かにただいまという程度が良いのです。
飛びついたり顔をなめたい様なら、そっとしゃがんで受け入れてあげてください。
自分からは撫でまわしたりせず、犬が落ち着くように待ってあげましょう。
毎回家族全員がそうしていると帰宅時の興奮は収まります。(長時間一人ぼっちで留守番させている場合とは違います。)

引っ張りの犬

散歩中やドッグランでのシーン

家を出たとたんに猛ダッシュ!

散歩の支度をし始めたころから興奮し、ドアを開けた途端にリードをグイグイ引っ張って猛ダッシュ!
このように散歩中、常に興奮状態という場合は、散歩以外の生活に問題があることが多いようです。

小型犬で毎日散歩に行かないとか、夜間や留守番中や人間の食事中など、何かにつけてゲージに入れられているなどが原因となります。
犬にとって家族と疎外されたり、狭くて自由に動けない場所に一人でいるのはストレスであり、毎日外の匂いや光を感じることができないのも大きなストレスです。
まずは生活を見直してストレスを取り除き、その上で散歩時の引っ張りを改善していきます。

首輪にリードをつけて引っ張り散歩を続けていると、首を痛めてしまう危険があるばかりでなく、犬は首が不快なため余計に興奮して引っ張ります。

首に負担のかからないハーネスに変えて、リードも長めのものにしましょう。
なるべく人も犬も車も少ない時間や場所を工夫して、落ち着いた状態でゆっくり歩く練習をしましょう。
常にリードが張っていると落ち着かないので、時々足を止めてすぐにリードを緩めるを繰り返し、だんだんとゆっくり歩けるように促します。
そのためには草や土がある場所を歩いた方が、草の匂いをかいだり草を噛んでみたりする楽しみを見つけられるのでお勧めです。

ドッグランは興奮しやすい場所

近頃は都会でも中、大型犬を飼う人が多く、公園の一部分をドッグランとして解放している場所も多くあります。
登録制の所もあれば全く自由の所もありますが、どちらにしても飼い主の自己責任で利用されているようです。
しかし、よほどの広さのある敷地でない限り、どうしても囲まれた広場の中で知らない犬同士が放されることになります。

普段から興奮しやすいタイプの犬は、リードを放した途端にぐるぐると何週も走り回ったり、ほかの犬を追いかけたりしてどんどん興奮がエスカレートしてしまいます。
こんな時は、口を横に大きく引いて目がらんらんとした興奮の笑顔になっているので、一見すると楽しそうに見えますが、これはストレススマイルといって興奮状態なので、抑えが利かなくなっています。
そんな状態の時に、気の合わない犬が入ってきたりすると、本来は知らんぷりできるはずなのに興奮状態のため喧嘩になってしまうこともあります。

人は犬を思い切り走らせないといけないと思い、ドッグランで走らせるのも犬のためと思ってる方がほとんででしょう。
しかし、大抵のドッグランはのんびり歩くほどの広さしかなく、その狭い囲いの中には木や草花や池などはありません。

そんな場所でノーリードにしても犬の五感を満足させることはできませんし、ボール投げや追いかけっこで余計に興奮させてしまうだけです。
そのようにあまり広くないドッグランを使用する場合は、なるべく誰もいない時に行くか、他のワンコが沢山いる時は、犬をあおってボールなげや追いかけっこをしないようにしましょう。

知らない犬やオートバイに興奮して吠えかかる

散歩中に苦手なものに遭遇してしまった時に、興奮して吠えかかるという悩みも多いと思います。
それは、苦手な犬を遠くからでも見つけると立ち止まって動かなくなり、近寄ってくるとワンワン吠えかかってしまったり、バイクにも吠えて飛び掛かろうとするというもので、飼い主としては怖いですよね?

苦手なものは無理に克服させようとせず、できるだけ出会わないように時間帯や散歩の道を変えるなど飼い主が工夫、努力しましょう。
バイクなどは音でわかるので、早めにリードを手繰ってバイクと犬の間に立つか、しゃがんで犬が飛びださないように守ってあげてください。
日頃から車やバイクや自転車とすれ違う時に、犬とそのものの間に入るようにしていると、そのうち犬のほうから人の後ろに避難してくれるようになりますよ。
苦手な犬の場合は、興奮のロックオンにならないうちに横道にそれる、方向転換するなど、鉢合わせしないようにすることです。

よけられない一本道で、犬があまりにも興奮して方向転換もできない状態なら、相手の飼い主さんに「吠えてしまうので』と説明して、ちょっと通り過ぎるまで待ってもらいましょう。
よく、『慣れさせるために苦手なものに毎日触れさせる』という訓練を聞きますが、犬が興奮して吠えるのは不安や怖さが原因なので、慣れさせるために苦手なものに毎日合わせるのは逆効果です。
その場で胸のあたりをそっと撫でながら、落ち着くまでまちましょう。
ゆっくりと歩けるようになって来たら、その内に遠くなら大丈夫になってきます。
時間はかかりますが、それを続けるうちに、いつかすれ違うこともできるようになりますよ。

ゴロゴロいている犬

普段の生活を穏やかに

犬は耳が良いのでささやくような優しい口調で接したほうが犬にとっては心地よいのです。
家の中でもバタバタとせわしなく歩き回ったり、大音量でテレビを長時間つけたり、大声で喧嘩したり、子どもを叱ったりする家庭では犬は興奮しやすく落ち着きのない犬になってしまいます。
犬に対して命令口調や、真正面から目を見つめて言い聞かせるなどせずに、のんびり匂い嗅ぎの充実した散歩をしていると、興奮する原因がどんどん減って穏やかになっていきます。

草むらでのんびり犬と女の子

まとめ

犬も人間も落ち着いた優しい気持ちで毎日暮らせたら、ストレスが減って健康になると思いませんか?
髪の毛のフケもストレスで増えるといいますが、実は犬も同じでストレスを感じたときに被毛も艶がなくなりフケが出るそうです。

犬をシャンプ―するのも日本独特の習慣で、本来犬の被毛は汚れても乾いて落ちるようにできていて、洗う必要はないのだそうです。
洗わないと臭いというのは汚れが原因ではなくストレスが原因の体臭で、フケもストレスを感じたときに出るのです。
また、老化の原因も〝活性酸素が体内でDNAを傷つける〟という人間と同じものです。

活性酸素は常に体の中で発生しますが、ストレスや活動量が高いと過剰に活性酸素が作られることは明らかです。
人間と同じように犬もストレスによって老化が早まるのです。

興奮しやすいと活動量が多くなり、これも活性酸素を増やします。
それならば、命令やしつけに目くじらをたてず、ゆったりした生活とのんびり道草しながらの散歩をして、興奮やストレスを減らし、犬も飼い主も一緒にアンチエイジングしてはいかがでしょうか?

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