犬にとってもウナギは栄養満点!若返りビタミンで細胞の老化防止

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犬にとってもウナギは栄養満点!若返りビタミンで細胞の老化防止

うなぎはビタミンの王様!老犬の滋養強壮はもちろん、愛犬の健康維持に役立つすぐれた食材です。マルチビタミンなうなぎの魅力をご紹介しましょう

監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

犬にとってうなぎは好都合な食材?

うなぎは高価なので人間用のご飯でもなかなか手がでませんが、犬がたべて大丈夫な食材です。
しかも栄養満点マルチビタミンといわれるうなぎですが、そのうなぎに欠けているビタミンはなんだと思いますか?
それは犬が体内で作り出せるビタミンCなんです。
だから人間はビタミンCを含む野菜と一緒にたべるのが効果的ですが、犬にとってはまさにマルチな栄養を含んだ好都合な食べ物なのです。

うなぎの魅力にせまってみましょう!

ざるの中のうなぎ

うなぎの旬は実は初冬

うなぎは夏バテ防止や土用の丑の日と夏のイメージですが、水温が下がり始めて産卵のために回遊しはじめる準備の季節、冬の初めが一番栄養素を蓄えて美味しいのだそうです。
でも夏場にご飯を食べなくなる犬もけっこう多いようなので、そんな時は犬も人も同じ良質なタンパク質でのりきりたいものです。
また、旬といわれる初冬に、もしうなぎがお安く手に入れば季節に一回くらい犬にもたべさせてあげたいですね。

うなぎのすごい栄養素

うなぎの栄養素はどれも100g中の含有量が多いのでびっくりします。
ざっとあげてみましょう。
ついでに安価で手軽なアナゴと比較してみました。()内がアナゴです。

  • ビタミンA 2400ug(500) B1 0.37mg(0.05) B2 0.48mg(0.14)
  • ビタミンB6 0.13mg(0.10) B12 3.5mcg(2.3) D 18.0㎎(0.4)
  • ビタミンE 7.4mg(2.3)
  • EHA 742㎎(472)
  • DHA 1330㎎ (661)
  • カリウム 230㎎ (370)
  • カルシウム 130㎎(75)
  • 脂質 19.3㎏(9.3)
  • たんぱく質 17.1g(17.3)

ちなみにカロリーは生100gで、255k㎈(161)となります。
もちろんこれがすべての栄養素ではありません。
鉄、亜鉛、またビタミンCも少量含まれています。
うなぎがマルチビタミンといわれるのが一目瞭然ですね。

では、うなぎ100gとはどれくらいの量なのでしょうか?

調べてみると、一般的にスーパーなどでパックになっているうなぎ一匹は150g位のようです。
特大と書かれているもので180g前後、つまり100gの栄養は簡単に取れてしまうということです。

犬に与える量は?

うなぎは魚や肉と同じ動物性たんぱく質ですから、例えば、体重10kgの成犬で一回分なら70gくらい(約半分)でしょうか、ただし一緒に豆乳や、豆腐、おからなどタンパク質が入るときは少し減らしましょう。
カロリーは鳥肉よりは高いですが他の肉より低いです。
脂質が多いので、心配されるかと思いますが、生のうなぎは食べないので実際は焼いて少し脂分は落ちています。
また、うなぎの脂質は魚と同じ、不飽和脂肪酸なので様々な効果もあり食べ過ぎなければ犬にもよい効能を期待できそうです。

どんな効果が期待できるの?

カットうなぎ

肉の脂質との違い

うなぎの脂質は魚ですから高度不飽和脂肪酸とうもので、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞を防ぐ働きがあります。
一方、牛肉などの飽和脂肪酸はそれらの病気の原因になるものです。
もちろん、これは人間の場合ですが、これら不飽和脂肪酸はEHA、DHA、オメガ3脂肪酸としてよく知られていますね。
このDHA.EPA、オメガ3脂肪酸は犬、特に老犬のご飯には老化防止にもなりおすすめです。

EPAは血管を丈夫にする効果、DHAは脳の働きをよくする栄養素で、脳細胞の成長を促進するだけでなく、痴呆の予防効果もあります。

ビタミン類

特に含有量の多いビタミンAは犬にも積極的に取らせたい栄養素です。
Aは目のビタミンとよばれ、角膜の健康維持に大切な役割をしています。
老犬の白内障予防にも取り入れたい栄養素です。
また、皮膚や粘膜の健康維持、免疫力を高める作用があることから、ガン予防のビタミンでもあります。さらにうなぎのビタミンAは、レチノールという効力の早い種類です。
また、若返りのビタミンとよばれるEはホルモンのバランスをコントロールし、細胞の老化を防ぎます。また、血行を良くする効果もあります。

そしてビタミンB群はエネルギーの生産を助けたり、疲労回復を早めたり、脳の働きを活発にするビタミンです。糖質の代謝や細胞の再生を促す働きもあり、普段の食事に欠かせないビタミン群です。
次にビタミンDはなんといっても犬にとっても大切な〝カルシウム〟の吸収を助けるという大切な栄養素です。うなぎはカルシウムも豊富なので一石二鳥ですね。

そして若返りのビタミンとよばれるビタミンEも多く含まれています。細胞の老化を防ぐ効果を持っているのでぜひ取り入れたいものです。
いかがですか?マルチビタミンなうなぎ、愛犬の健康のためにおすそ分けしたいですね?

犬に与える時の注意点は?

うな重

まず、うなぎを生で与えようという人いはいないと思いますが、生のうなぎの血液には毒があるそうなので生食はやめてください。
次にうなぎはスーパーなどでパックになっているものは、たれが別についていても、かば焼きにしてあるものが多いので、この場合はたれを洗い流して他の野菜や、キノコなどと合わせて煮て与えるようにしましょう。
白焼きが手に入ればそのほうが良いですが、白焼きは一度しか焼いていないため、かば焼きになっているものより、脂質は多いです。
うなぎの脂質は良いものですが、太り気味の犬には控えめに、または油をすこし落としてから使いましょう。

また、うなぎのビタミンや脂肪酸の量はほとんどが一日の理想摂取量を簡単に取れてしまうほどなので、少ない量で充分です。納豆や、豆乳など良質で吸収の良いたんぱく質とあわせて、総たんぱく量としましょう。

まとめ

うなぎは頻繁に食べるものではありませんが、これだけバランス良く栄養を含んでいて、しかも含有量が多いことから、少しの量で栄養が取れます。
食欲のおちる夏場や、あまり量を食べられない老犬の体力維持にも役に立つと思います。

そうはいってもお値段も高く、なかなかてが出ませんよね?
そんな時はうなぎによく似た〝あなご〟もおすすめです。

上に記したようにうなぎと比較すると栄養素の量は少なく見えますがビタミンA、E、Dに関してはあなご100gで成人の一日の必要量を含んでいます。
きざみあなごのパックなど、お値段も安いので取り入れやすいですね。

愛犬の体質や年齢にあわせて時には〝うなぎ〟を奮発してあげてはいかがでしょうか。

▼犬が食べてはいけないものについてもっと知りたい方はこちら
犬が食べてはいけないもの一覧

平松育子先生

記事の監修
  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

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  • 女性 mocmoc

    人でも年に数回食べる機会があるかどうかというくらいの食材ですが、犬にも食べさせていいのを知った時は驚きでした。なんて贅沢な、と思ったのも事実です。
    栄養分はとても優秀ですね。ビタミンAは白内障予防になるとのこと、高齢になった愛犬はすでに進行してしまっていますが、免疫力向上にはとても期待してしまいます。

    うなぎはタレ付でも白焼きでも塩分があるそうなので、心臓や腎臓に負担をかけてしまいます。不安要素がある子には量に注意ですね。

    記事内容がとても細かくまとめられていたので非常に参考になりました。
    うなぎは毎日食べなくてはいけないものでもないので年に数回ほどですが、そこから得られる栄養が豊富なので、愛犬におすそ分けする一口にどれだけの効果があるかはわかりませんが、犬が食べてはいけないわけではないことがわかっただけでも大きいです。

    機会があれば、愛犬にも特別な一口をおすそ分けしてみたいと思います。
  • 女性 シュナ

    わんこにうなぎ、贅沢です~。私が食べたいです(笑)。ですが、うなぎの栄養価を改めて感じました。うなぎは栄養満点!とはわかっていても、詳しくはしりませんでした。うなぎとアナゴはまぁまぁ似ていますが、まったく違うものですね、本当に。生のうなぎを手に入れるのはなかなか難しいと思いますが、白焼きなら手に入る気がします。うなぎ、と聞き真っ先に蒲焼の味の濃いものを想像してわんこには・・と思いましたが、白焼きならば工夫次第で安心して与えられる気がします。人間もですが、わんこも夏の暑さや疲労がたまったときにはしっかりと栄養を付けたくなると思います。一緒にスタミナをつけて暑さや疲れを乗り越えられたら素敵ですね!!
  • 50代以上 男性 うに

    我が家では風邪を引くとうなぎを食べる習慣があります、もちろん人間がです。
    なので、先日愛犬が夏バテか体調が芳しくなかった際に、冗談で「うなぎ食べないと元気でないね~」なんて言っていたんですが、犬に与えても良いんですね。ちょっとしたご馳走だからか、犬に与えようと思ったことがこれまでありませんでした。
    でも考えてみれば、人間にとってこんなに体にいいスタミナ満点の栄養食が犬に悪いわけがありませんね。
    蒲焼だと犬には味が濃いでしょうし、やっぱり白焼きなんですね。来年の土用の丑の日は、白焼きで愛犬と一緒に夏バテに備えようかな。
    犬にうなぎのおいしさ、わかるんでしょうかね。なんて贅沢!
    うなぎの肝は犬は大丈夫なのかな?苦いから食べないかな…。
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