犬は鰹節(かつおぶし)を食べても大丈夫です!栄養成分や与え方、注意点まで

犬は鰹節(かつおぶし)を食べても大丈夫です!栄養成分や与え方、注意点まで

犬に人間用の鰹節(かつおぶし)を与えても大丈夫なのか?削り節、出汁、鰹節の塊など、形は様々で、犬に鰹節を与える時の注意点を把握することが大切です。ここでは犬が鰹節を食べた時の良い点、与えても良い量、与える方法をご紹介します。

お気に入り登録

犬にとって鰹節は安心して食べられる食材です

ザルに入った鰹節

ドッグフードがなかった時代は、人間が食べた残り物を犬に与えていました。味噌汁などを調理する際に使う出汁(だし)には、鰹節が使われています。つまり、日本で飼われている犬はずっと昔から鰹節の成分を口にしていたことが多いと考えられるでしょう。

このような背景から見ても、犬に鰹節を与えることには特に大きな問題はないと考えられます。ただし、与えすぎには注意してください。

鰹節に含まれる健康維持に必要な栄養成分

食事中の犬

鰹節のメリットは、体を健康に保つために必要な栄養成分を色々含んでいるという点です。鰹節には、主に以下のような栄養成分が含まれています。

  • タンパク質
  • ミネラル
    (カルシウムやカリウム、鉄分など)
  • ビタミンB群

鰹節の中に含まれる成分の中で、特に注目したいのが「タンパク質」です。鰹節は乾燥させた魚肉なので非常に多くのタンパク質が含まれており、また鰹節のタンパク質には非常に多くの種類のアミノ酸が含まれます。タンパク質は、犬の筋肉・血液・皮膚や被毛などのもとやエネルギー源となります。

鰹節に含まれるミネラルの中では「カリウム」と「リン」が多くなっています。鰹節には脂肪分が少ないことも、おやつやトッピングとして鰹節を選ぶメリットでしょう。

しかし、鰹節さえ与えていれば万全ということはありませんので、普段食べているドッグフードにトッピングとして適量をまぜて与えたり、おやつの代わりに与えたりするような感覚で鰹節を取り入れてみてください。

与えても良い分量や食べさせ方

鷲づかみの鰹節

犬にとって鰹節は必ず与えなければいけない食材ではない、ということを忘れずに、犬に食べることを楽しんでもらうための、プラスアルファの食材として捉えておきましょう。

1日に与えて良い分量

鰹節の分量に正解はありませんが、与えすぎはよくありません。ドッグフードだけでも栄養は十分にまかなえます。そのことを踏まえた上で、小型犬でしたら1日2、3回まで、1回にひとつまみ程度の量までが良いでしょう。

食べさせ方

鰹節は、犬の食生活にバリエーションをつけることができる便利な食材です。犬も人間と一緒で、毎日同じ物ばかり食べていると飽きてしまい、食欲が落ちてしまうことがあります。犬は味覚よりも嗅覚が優れており、鰹節は香りが良いので喜んで食べる犬が多いようです。鰹節を与えることで、ごはんの食いつきが良くなり、食欲回復・増進が期待できるでしょう。

削り節をそのまま与える

削り節をそのまま、ドッグフードの上にふりかけて与えます。注意点として、ドッグフードの上にパッとふりかけただけの状態で与えると、美味しい鰹節の部分だけを先に食べて、鰹節がかかっていないところを残してしまうことがあります。そのような場合には、ドッグフードにまんべんなく混ぜて与えることをおすすめします。

出汁(だし)を与える

鰹節からとった出汁を、ドッグフードに混ぜてあげるという方法もあります。出汁と聞くと、栄養や塩分が入っているため、犬にあげても大丈夫なのか気になるところですが、こちらもあげすぎなければ大丈夫です。

固形のドッグフードに、鰹節からとった出汁を入れて柔らかくしてあげることで、香りも良くなり食べやすくなります。愛犬の食欲がない時などに、試してみると良いでしょう。また、愛情いっぱいの手作りごはんに少し出汁を加えるだけで、犬の食いつきが違ってくるようです。

その他にも、保管しているドッグフードに出汁パックを入れておいて、鰹節の香りを移すだけでも、いつもより喜んでドッグフードを食べてくれることもあるようです。その場合には、出汁パックが湿気を含んでしまわないように管理してください。出汁パックは、塩分が添加されていないものを選びましょう。

【鰹節の出し殻(だしがら)を与える】
鰹節に含まれている塩分量は100g当たり0.3gです。塩分量はそれほど多くないのですが、塩分が気になる飼い主さんは、人の食事用に出汁をとった後の鰹節のだしがらを与えてみる方法もあります。

また、犬用の鰹節も多く販売されているので、人と同じものを与えても大丈夫なのか不安を感じる方は、犬専用商品を取り入れてみるのも良いでしょう。飼い主さんが納得できる、安心・安全なものを上手に選ぶことが大切です。

ペッツルート (Petz Route) 無添加 まぐろけずり ふわふわ花 犬猫用 20g×2個
アイリスオーヤマ かつお節のふりかけパウチタイプ 80g HU-80KP

与える際の注意点

見上げている犬

鰹節の中には、犬に与えすぎると良くない成分も含まれているため注意が必要です。鰹節に限らず、初めて与える食材全てにいえることですが、最初からいきなり大量に与えるのはやめましょう。様子を見ながらごく少量ずつ、与えるようにしてください。

アレルギー

犬に鰹節を与える時に一番気をつけたいのが「アレルギー」です。鰹節は、魚を乾燥させて作られたものです。魚は肉類よりはアレルギーを起こしにくい食べ物と考えられていますが100%ないとは言い切れません。

既に魚のアレルギーを持っていることが分かっている場合は、鰹節を食べさせるのは控えましょう。また、食べさせた後に、下痢や嘔吐の症状が出たり、発疹が出て体を痒がったりするようであれば与えるのを中断してください。

下痢

アレルギーではなくても、鰹節を食べすぎたり、体に合わなかったりした場合、下痢の症状が出ることも考えられるので注意が必要です。下痢は犬でよく見られ飼い主さんも分かりやすい体調不良のサインです。必ず犬の様子や体調面をしっかりと見ながら与えるようにしてください。

ミネラルの過剰摂取

鰹節にはカリウムとリンが特に多く、またカルシウムとマグネシウムも含まれています。心臓病や腎臓に問題がある犬は、控えたほうが良いでしょう。また、今まで健康に問題がない犬でも、リンやカルシウム、マグネシウムを大量に摂取すると、尿中でそれらが結晶化しやすくなり、膀胱結石や尿管結石などが作られるリスクが高まりますので注意が必要です。

ただし尿結石は、これらのミネラルをたくさん摂取すると必ずなるものではなく、細菌感染や遺伝的な体質なども絡んで起こります。大量に与えすぎなければ問題が起こることはあまりないので、神経質になりすぎずに上手に鰹節を取り入れてみてくださいね。

関連記事
犬の尿路結石とはどんな病気?その原因と症状、治療法から予防法まで
犬の尿路結石とはどんな病気?その原因と症状、治療法から予防法まで

犬の尿路結石という病気をご存知ですか?尿路結石は、犬が注意したい病気のひとつであり、一度かかると再発しやすい病気です。命に係わることもある怖い病気です。今回の記事では、犬の尿路結石はどのような病気なのか、原因や症状、治療法から日々の予防法まで詳しくお伝えしたいと思います。

  • 病気
  • 病名

ドッグフードを食べなくなってしまう

犬に鰹節を与えることのデメリットで一番気になるのは、食べ物の好みの変化です。鰹節を与えているうちに食べ物の好みが変化し、ドッグフードだけでは食べなくなってしまうこともあるかもしれません。

すべての犬の好みが変わるわけではありませんが、そのような可能性があるということを頭に入れておくと良いのではないでしょうか。

まとめ

鰹節にはタンパク質が豊富に含まれており脂肪分が少なく、与える量にさえ注意すれば、犬に安全に与えられる食材です。また、鰹節は香りがとても良く、人間だけではなく犬の食欲も促進してくれます。

しかし、鰹節の成分の中には犬にとってあまり多く摂取しない方が良いものもあるので、デメリットについてもしっかりと知って、与え過ぎないようにする必要があります。鰹節を上手に食生活に取り入れることで、犬の食生活がより豊かになると良いですね。

はてな
Pocket
はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。