犬は鰹節(かつおぶし)を食べても大丈夫?注意点から与え方まで紹介

犬は鰹節(かつおぶし)を食べても大丈夫?注意点から与え方まで紹介

犬に人間用の鰹節(かつおぶし)を与えても大丈夫なのか?削り節、出汁、鰹節の塊など、形は様々で、犬に鰹節を与える時の注意点を把握することが大切です。ここでは犬が鰹節を食べた時のメリット・デメリット、与えても良い量、与える方法をご紹介します。

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犬に鰹節を与えても大丈夫!

ザルに入った鰹節

鰹節は、犬も安心して食べられる食材です。

ドッグフードがなかった時代は、人間が食べた残り物を犬に与えていました。

味噌汁などを調理する際に使う出汁(だし)には、鰹節が使われています。つまり、犬はずっと昔から鰹節の成分を口にしていたのです。

このような背景から見ても、犬に鰹節を与えることが、特に大きな問題はないと考えられます。

ただし、与えすぎには注意してください。

犬に鰹節を与えるメリット

食事中の犬

犬に必要な栄養成分が取れる

犬に鰹節を与えるメリットは、体を健康に保つために必要な栄養成分を、負担なく摂取することができるという点です。

鰹節には、主に以下のような栄養成分が含まれています。

  • タンパク質
  • ミネラル
  • カルシウム
  • 鉄分
  • ビタミンA、B群

鰹節の中に含まれる成分の中で、注目したいのが「ミネラル」や「タンパク質」です。

ミネラルは中でも「カリウム」が多く含まれています。タンパク質は、犬の筋肉・血液・皮膚や被毛などを作るもととなります。

また、鰹節は脂肪分が少ないので、与えすぎなければ太る心配もありません。

しかし、鰹節さえ与えていれば万全というわけではなく、犬の健康を保つためにはドッグフードに含まれる栄養成分も必要です。

ですので、普段食べているドッグフードにトッピングとして適量をまぜて与えたり、おやつの代わりに与えたりするような感覚で鰹節を取り入れてみてください。

ごはんの食いつきが良くなる

鰹節は、犬の食生活にバリエーションをつけることができる、便利な食材です。

犬も人間と一緒で、毎日同じ物ばかり食べていると飽きてしまい、食欲が落ちてしまうことがあります。

犬は味覚よりも嗅覚が優れており、鰹節は香りが良いので喜んで食べる犬が多いようです。

鰹節を与えることは、犬の食欲回復に期待ができるでしょう。

犬に鰹節を与えるデメリット

見上げている犬

鰹節を与えた時に起こりうる症状

鰹節の中には、犬に与えすぎると良くない成分も含まれているため注意が必要です。

鰹節に限らず、初めて与える食材全てにいえることですが、最初からいきなり大量に与えるのはやめましょう。

様子を見ながらごく少量ずつ、与えるようにしてください。

アレルギー

犬に鰹節を与える時に一番気をつけたいのが、アレルギーです。

鰹節は、魚を乾燥させて作られたものです。魚はアレルギーを起こしにくい食べ物ではありますが、100%ないとは言い切れません。

既に魚のアレルギーを持っている場合は、鰹節を食べさせるのは控えましょう。

また、食べさせた後に、下痢や嘔吐の症状が出たり、発疹が出て体を痒がったりするようであれば与えるのを中断してください。

下痢

アレルギーではなくても、鰹節を食べすぎたり、体に合わなかったりした場合、下痢の症状が出ることがあるので注意が必要です。

下痢は犬が示しやすい体調不良のサインです。必ず犬の様子や体調面をしっかりと見ながら与えるようにしてください。

尿管結石

鰹節にはリンとマグネシウムが含まれています。心臓病や腎臓に問題がある犬は、控えたほうが良いでしょう。

また、健康に問題がない犬でも、リンとマグネシウムを過剰摂取すると、尿道結石の症状が出る恐れがあるので注意が必要です。

大量に与えすぎなければ特に問題はないので、神経質になりすぎずに上手に鰹節を取り入れてみてくださいね。

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  • 病気
  • 病名

ドッグフードを食べなくなってしまう

犬に鰹節を与えることのデメリットで一番気になるのは、食性の変化です。

鰹節を与えているうちに食べ物の好みが変化し、ドッグフードを食べなくなってしまう可能性があります。

すべての犬の食性が変わるわけではありませんが、そのような可能性があるということを頭に入れておく必要があります。

犬に鰹節を与える時の量や与え方

鷲づかみの鰹節

犬にとって鰹節は必ず与えなければいけない食材ではない、ということを忘れずに、犬に食べることを楽しんでもらうための、プラスアルファの食材として捉えておきましょう。

犬に鰹節を与える時の分量

鰹節の分量に正解はありませんが、与えすぎはよくありません。ドッグフードだけでも栄養は十分にまかなえます。

そのことを踏まえた上で、1日1回ひとつまみ2g程度の量を与えると良いでしょう。

犬への鰹節の与え方

おやつをもらって犬

鰹節(削り節)をそのまま与える

鰹節(削り節)をそのまま、ドッグフードの上にふりかけて与えます。

注意点として、ドッグフードの上にパッとふりかけただけの状態で与えると、美味しい鰹節の部分だけを先に食べて、鰹節がかかっていないところを残してしまうことがあります。

犬に鰹節を与える時は、ドッグフードにまんべんなく混ぜて与えることをおすすめします。

鰹節の出汁(だし)を与える

鰹節からとった出汁(だし)を、ドッグフードに混ぜてあげるという方法もあります。

出汁と聞くと、栄養や塩分が凝縮されているため、犬にあげても大丈夫なのか気になるところですが、こちらもあげすぎなければ大丈夫です。

固形のドッグフードに、鰹節からとった出汁を入れて柔らかくしてあげることで、香りも良くなり食べやすくなります。愛犬の食欲がない時などに、試してみると良いでしょう。

また、愛情いっぱいの手作りごはんに少し出汁を加えるだけで、犬の食いつきが違ってきます。

その他にも、ドッグフードに出汁パックを入れておいて、鰹節の香りを移すだけでも、いつもより喜んでドッグフードを食べてくれることもあります。

鰹節のだしがらを与える

塩分が気になる飼い主さんは、鰹節のだしがらを与えてみる方法もあります。

鰹節は海から取れた食材なので塩分を含んでいます。鰹節を一度湯通しして乾燥させることで、塩気が落ち、飼い主さんも安心して犬に鰹節を与えることができます。

鰹節に含まれている塩分量は100g当たり0.3gです。塩分量はそれほど多くないのですが、マグネシウムなどのミネラルが多く含まれていますので、尿路結石などが心配な方は多く与えないことを守りましょう。

また、犬用の鰹節も多く販売されているので、人と同じものを与えても大丈夫なのか不安を感じる方は、犬専用商品を取り入れてみるのも良いでしょう。

飼い主さんが納得できる、安心・安全なものを上手に選ぶことが大切です。

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犬種(体重) 1日の標準給与量
超小型犬(1~5kg) 1~3g
小型犬 (5~11kg) 3~6g
中型犬 (11~23kg) 6~10g
大型犬 (23~40kg) 10~15g

出典:ペッツルート 無添加 まぐろけずり


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犬に鰹節の塊を与えても大丈夫?

削り節にする前の、鰹節の塊を、犬に与えでも大丈夫なのでしょうか?

鰹節の塊を犬用のガムのようにかじることに、特に大きな問題はありませんが、あまりおすすめはできません。その理由は下記です。

  • かじって欠けた塊を飲み込んでしまい、喉や腸に詰まってしまう恐れあり
  • 口の周りが魚臭くなる
愛犬への心配ごとはできるだけ無くすためにも、鰹節は塊ではない、食べやすい形状のものを与えることをおすすめします。

まとめ

鰹節と削り節

鰹節にはミネラルやタンパク質などが豊富に含まれており、与える量にさえ注意すれば、犬の健康促進に役立つ食材です。

また、鰹節は香りがとても良く、人間だけではなく犬の食欲も促進してくれます。

しかし、鰹節の成分の中には犬にとって多く摂取しない方が良いものもあるので、デメリットについてもしっかりと知っておく必要があります。

鰹節を上手に食生活に取り入れることで、犬の食生活がより豊かになり、健康が促進されると良いですね。

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