静電気が病気を引き寄せる!?
バチバチは病の元!
我が家の愛犬”プシュケ”と私達家族にとって痛い季節がやってきました。
それは家族それぞれが、
「プシュケ〜おいでおいで!抱っこしてあげる」
と触れた瞬間にバチッバチッと電流が走って、お互いが痛そうな顔になるのが毎時期恒例となってしまうアレです。
そう、冬の風物詩の一つでもある”静電気”の出現なんです。
そして家族の中でも特に私は静電気体質なので、いつもは甘えん坊のプシュケですが、この季節は若干嫌がって私に近寄らない時もあるくらいです(笑)
そんな困った静電気ですが、実は色々とワンコにとって良くない病気を引き寄せてしまう事があるのだそうなんです!
気管支系に影響を与える
静電気を溜め込んだ被毛に吸い寄せられるように、ホコリや見えない細菌、更にはハウスダストが巻き込まれてしまい、咳が止まらなくなったり気管支が炎症を起こしてしまう場合があります。
私達人間なら、喉が気になったらその都度うがいをして菌や汚れを洗い流す事ができますが、ワンコはそうはいかないですもんね?
アレルギーや皮膚病を引き起こす?
静電気によって普段は何も起こらない花粉等に反応して、クシャミや鼻水が止まらなくなったり、また乾燥してしまった時期の皮膚は非常にバリア機能が低下している上に、静電気によってダニを引き寄せてしまうので、余計に皮膚トラブルに繋がってしまう恐れがあります。
なのでいつもより愛犬が痒がっているようならば、飼い主さんは注意深く皮膚の状態を見てあげて下さい。
血液がドロドロになってるかも!
実はこれは人間にも言える事なのではありますが、体内に電気を溜め込むと、血液がドロドロになるそうなんです。
更にドロドロの血液はサラサラの血液よりもマイナスイオンが不足しているという状態なので、他の子よりも静電気体質のワンコは、もしかしたら血流が悪いのかもしれません。
愛犬のための静電気対策
では愛犬から可能な限り静電気から守ってあげる為に、私達飼い主がしてあげられる対策を挙げていきたいと思います。
加湿器を設置する
ワンコの静電気の一番の原因は、空気の乾燥だとされていますので、愛犬が寝る場所や定位置に加湿器を置いてあげましょう。
だいたい50%~60%くらいの湿度をキープさせてあげるのが理想とされています。
もし愛犬の寝る場所にコンセントがない、または外出時で電気が心配な方は、水を張るだけで良いエコタイプの加湿器も良いかもしれません♪
専用のスプレーを使う
実はあまり知られてはいないのですが、ワンコ用にも静電気防止効果のあるスプレーがあるんです。
このタイプのスプレーを吹きかけることによって、被毛に溜まった静電気を逃してくれるんです。
おそらく今の時期なら、ペットショップのケア用品売り場に陳列されていますし、各通信販売でも売りだしていますので気になったらチェックしてみてはいかがでしょうか?
ブラッシングに●●を使う
静電気は愛犬の被毛をブラッシングをする時が一番発生しやすいですよね?我が家の愛犬もこの時期になると、ブラシをかける度にパチッと電流が流れるし、被毛がフワフワと逆だってしまうのが悩みの種でした。
そこで、こういう時においての裏ワザとして、普段使用しているワンコ用のリンスを水で薄めたものをブラッシングをする前に被毛の全体にシュッと吹きかけてあげると、静電気の発生を抑える事ができるんですよ!
まとめ
これから寒くなって空気が乾燥しやすくなるにつれてバチバチと発生する静電気は、ただ単に痛いだけではなくてワンコにとってアレルギーや皮膚病を引き寄せて気管支を炎症させたりする恐れもあります。
なので愛犬を静電気から守る為には加湿器で部屋の湿度を上げ、被毛に静電気を溜め込まないように、上手くグッズを使いながらケアをしてあげましょう。
ユーザーのコメント
女性 mocmoc
愛犬に触れる時は、自分の手を水で軽く濡らしてから触ったりしていましたが、ハンドクリームを塗ってからでも十分静電気予防になるようなので、常に用意しておくといいですね!
うちの愛犬は季節の変わり目(特に寒暖差)で咳が出やすいので、静電気が気管支にも悪影響を及ぼすことはとても意外だったと同時に参考になりました。寒くなるとフリースなどをかけてあげたりするのですが、これも静電気が起きにくい素材や工夫が必要になりますね。
静電気防止スプレーはブラッシングの時にも愛用していますが、持続性はあまりありませんでした。愛犬用の静電気防止ネックレスというものが出ているようなので、今年はこれを試してみようと思っています。