犬がトリミングを嫌がる3つの理由
愛犬をキレイにしてもらおう!とトリミングに行ったら大暴れ!しかも、「この子はうちではちょっと・・・」なんて断られてしまった日は落ち込んでしまいますよね・・・。
ほかの犬がウットリ顔でトリミングされているのに、なぜうちの子はダメなの?と困っている飼い主さん必見。トリミングを嫌がる犬にも「ここがイヤ!」という理由があるようです。その理由は一体何か、詳しく見ていきましょう。
1.体を触られるのが怖い!
トリミングを拒否する犬は「触られるのが怖い!」と感じていることが多いです。とくに成犬になってからトリミングデビューをする犬は、痛い注射がある動物病院と勘違いしてしまうことも…。
家のお風呂も拒否してしまう犬にとって、シャワーやブローがあるトリミングは大っ嫌いな場補になってしまいます。あとは人見知りな犬も、家族以外の人から体を触られると緊張から暴れてしまうことも多いです。
ブローの音やハサミの音も、不慣れな犬にとっては「怖い場所」でしかないでしょう。
2.過去のトラウマ?痛かった思い出がある
「トリミングは断固拒否!」という犬の多くが、過去のトリミングで痛みや怖い思いをトラウマとして抱えています。たとえばシャンプーで押さえつけられた、ブラッシングが嫌だった、カット中にハサミが当たって痛かった・・・などの思い出がよみがえってしまうのでしょう。
暴れるまでいかなくても、ソワソワして落ち着きがない犬ほどハプニングが起きやすいので、何らかのトラウマを抱えやすいです。
3.トリマーさんが嫌い
トリミングに来たものの、愛犬がジッとせず暴れてしまう時はトリマーさんと合わない可能性もあります。何かされたワケではなくても、犬が直感で「何かこの人嫌だ」と思ってしまうことも無くはありません。
単に相性の問題ですが、元々トリミングに乗り気ではない犬であるのも確かです。嫌がる気持ちを少しでも取り除いてから、トリミングを試みた方がいいですね。
トリミングを嫌がる犬に慣れさせる方法3つ
このままトリミングに連れて行けなかったらどうしよう!?と悩んでいる飼い主さんは、ここでご紹介する3つの方法を試してみてください。トリミングを嫌がる犬でも、少しずつ慣らしていけば克服することができます。
1.スキンシップを増やす!
そもそも体を触られるのがイヤ!というワンちゃんには、スキンシップを増やしていきましょう。頭を撫でるだけではなく、全身くまなくマッサージをしながら触れてみてください。
最初は「イヤだなあ」という顔をしている犬も、毎日続けることで体のあちこちを触られてもジッとするようになっていきます。手術などのトラウマを抱えている場合は、無理やり触れずにその場所は避けてあげましょう。
愛犬の健康チェックを兼ねることもできるので、ぜひマッサージを行ってみてください。
2.自宅でブラッシングをして慣れさせる
ブラシに拒否反応する犬はとても多いので、お家でも毎日ブラッシングを行って少しずつ慣らしていきましょう。犬のカット前のブラッシングは毛の汚れを落とすのにとても重要なポイントです。
まずはブラシに慣らすことからはじめて、ブラッシングされている間ジッとできるようになったらトリミングに連れて行ける頃合いです。
3.トリマーさんに慣れさせる
「トリミングは気持ちがいい所」「トリマーさんは優しい」と犬に覚えさせることで、トリミングへ嫌悪感を無くすことができます。いきなりカットをお願いすると嫌がる可能性があるなら、トリマーさんと触れ合う所からはじめてくれるお店を選んでみてください。
何度か見学に行きながら、トリミングの場所を覚えさせるのもひとつの手です。「ここはすごくいい場所だよ!」と犬に覚えてもらいましょう。
まとめ
トリミングに連れて行きたい悩みを解決するには、愛犬が嫌がる理由を考えてみることが1番の近道です。少しずつ家でトリミングごっこをしながら慣らしてみてください。あとは、愛犬が喜んで行きたくなるようなトリミングを見つけることも大切です。