トリミングが大変な犬種1:プードル
トリミングが大変な犬種として、まず紹介するのがプードルです。プードルの被毛はシングルコートであることから抜け毛が少なく、お掃除が楽で良いと言われることが多く、またシングルコートは換毛期がないため、換毛期の大量の抜け毛で悩まされることもありません。
しかし、プードルはトリミングが必要な犬種です。トリミングをしないでいると、毛玉だらけになって、終いには根本からカットをしなければならない場合もあります。また、フケや炎症が起きるなど、皮膚トラブルの原因にもなります。
そのため、プードルを飼われている飼い主さんの多くは月に1回のトリミングに通うことがほとんどであるといわれています。また、トリミングに行かれた際に毛玉ができてしまっていたことに気づかないこともあり、トリミング料金とは別に毛玉取り代が追加されていた、ということもしばしばあるそうです。
トリミングが大変な犬種2:アメリカンコッカースパニエル
アメリカンコッカースパニエルの被毛はプードルとは対照的にダブルコートと呼ばれる二重構造をしています。そのため毛量が多く、一定の長さ以上は伸びない性質をしています。しかし、一定とはいっても、アメリカンコッカースパニエルはある程度の長さまで伸びることから、定期的なトリミングや日々のブラッシングは欠かせません。
アメリカンコッカースパニエルの被毛はシルクのように細くてなめらかでとても絡まりやすく、目が隠れてしまうほど伸びます。そのため、毛玉やもつれは皮膚病に繋がることがあるので、しっかりとお手入れとカットをすることを欠かせないワンちゃんです。
トリミングが大変な犬種3:ボストンテリア
ボストンテリアは毛が短いため、お手入れが大変なイメージは一見あまりありません。ところが飼い主さんの中には、抜け毛が多い、ブラッシングが大変と思っている方が多いそうです。
ボストンテリアは短毛のため、抜け毛が多くお掃除をしてみると意外と落ちているようです。そのため、少しでも家の中での抜け毛を減らすためにも毎日のブラッシングが欠かせず、こまめなお掃除が必要です。
時間がかかるのはなぜ?
トリミングが大変なワンちゃんによく当てはまるのが毛量の多さです。多いということは、それなりに時間がかかります。
また、ブラッシングだけではなくシャンプーをするとなったら、さらに大変です。毛量が多いワンちゃんは人間よりも毛が多いことがあり、暴れたり嫌がったりしないように慎重に洗わなくてはいけませんし、洗った後も多くの時間をかけてドライヤーで乾かす必要があります。このような流れでトリミングをするため、毛量が少ない犬種や短毛の犬種に比べ時間がかかってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
トリミングが大変な犬種の例として、
- プードル
- アメリカンコッカースパニエル
- ボストンテリア
の3例を紹介しました。
トリミングが楽な犬種もいれば、大変な犬種もいます。そのため後になってから苦労し、トリミングをすることを怠ってしまうとワンちゃんが悲しませることになるため、初めて犬を飼う場合はトリミングが楽な犬種を選んだ方が良いのかもしれません。