犬の耳掃除で絶対にしていはいけないNG行為4選

犬の耳掃除で絶対にしていはいけないNG行為4選

愛犬の耳掃除は、飼い主さんが自宅で行えるお手入れのひとつですが、NG行為をしてしまうと耳のトラブルを引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。この記事では、犬の耳掃除で絶対にしてはいけないNG行為についてご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬に耳掃除は必要?

犬の耳を触る人の手

愛犬を清潔に保つことは、病気を予防する上でとても大切なことです。耳も例外ではありません。愛犬の耳をチェックして、汚れがなければ耳掃除の必要はありませんが、汚れがある場合は耳掃除が必要です。耳の汚れをそのままにしておくと、外耳炎などの耳の病気を引き起こす恐れがあります。

特に、

  • 垂れ耳の犬種(ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバー、ダックスフンドなど)
  • 脂漏体質の犬種(シーズー、アメリカンコッカースパニエルなど)
  • 耳の中の毛が多い犬種(ミニチュアシュナウザー、プードルなど)

などは外耳炎になりやすいとされているので、定期的な耳のチェックと掃除を怠らないようにしましょう。

犬の耳掃除のやり方は?

耳掃除をされているミニチュア・ダックスフンド

耳に特にトラブルのない犬の耳掃除を自宅で行う場合は、やわらかいガーゼやコットンに専用のイヤークリーナー(動物病院やペットショップで購入可能)をしみ込ませて、耳介(一般的に「耳」と呼ばれている、頭から外に出ている目に見える部分)の表面の汚れをやさしく拭き取るだけでOKです。耳垢の色やにおいに変化が見られたり、炎症が見られたりする場合は、耳掃除はせずに動物病院を受診しましょう。

犬の耳掃除で絶対にしてはいけないNG行為は?

犬の耳を綿棒で耳掃除をする人の手

①綿棒を耳の奥に入れる

耳掃除というと、綿棒を使って耳の奥のほうまできれいにしたくなるかもしれませんが、これはNG行為です。犬の耳も人の耳も、自然と耳垢が外に出るようになっています。

しかし、綿棒を使ってしまうと、外に出ようとしている耳垢をまた奥に押し込んでしまう可能性があります。また、綿棒で耳の中を傷つけてしまうことも。耳の奥の耳垢が気になる場合は、獣医師に相談しましょう。

②強い力でこする

ガーゼやコットンで耳介の汚れを拭き取るときに、強い力でゴシゴシとこするのもNGです。薄くてデリケートな犬の耳の皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。汚れは、やさしく拭き取ってあげましょう。なかなか取れない汚れにはイヤークリーナーをたっぷり含ませたガーゼやコットンに押し当てて、汚れを浮かせてから拭き取るといいでしょう。

③やり過ぎる

犬の耳を清潔に保つことは大事ですが、耳掃除をやり過ぎると耳の皮膚を傷つけたり、耳の皮膚のバリア機能を損なったりして、かえって耳のトラブルが起きやすくなってしまうので注意が必要です。

耳をチェックして、汚れていたら耳掃除をするようにして、必要以上にやらないようにしましょう。耳掃除のやり過ぎはNGですが、耳のチェックはこまめに行うのがおすすめ。耳の汚れに気づけるだけでなく、耳の病気の早期発見にもつながります。

垂れ耳の犬種など外耳炎になりやすい犬種や外耳炎を繰り返し起こしている犬はできるだけ毎日、それ以外の犬も1週間に1回程度はチェックを。

④無理やりやる

お手入れが苦手な犬は多いです。爪切りや歯磨きと同様に、耳掃除が苦手という犬は少なくありません。愛犬が耳掃除を嫌がる場合は、無理やりやるのはやめましょう。ますます耳掃除が苦手になってしまいます。

毎回暴れられたりすると、飼い主さんの方もストレスになってしまうでしょう。
耳掃除は、動物病院やトリミングサロンにお願いすることもできます。愛犬が嫌がって自宅でやるのが難しい場合は無理をせず、プロにお任せしちゃいましょう。

まとめ

大きな垂れ耳を広げた犬

愛犬の耳が汚れていたら、病気を防ぐために耳掃除をする必要があります。自宅で愛犬の耳掃除をする場合は、ご紹介したようなNG行為はしないように注意しましょう。

耳垢の色やにおいに変化が見られたり、炎症が見られるときはもちろん、耳の汚れがひどかったり、耳掃除をしてもすぐに汚れたりする場合も耳の病気が潜んでいるかもしれないので、動物病院を受診しましょう。また、頻繁に頭を振ったり耳を掻いたりするのも耳の病気のサインなので、見逃さないようにしてくださいね。

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