病気の早期発見のための耳のお手入れ&健康チェック

【獣医師監修】病気の早期発見のための耳のお手入れ&健康チェック

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毎日の習慣に合わせてついでに出来る、特別な道具を使わない簡単な耳のお手入れ方法と、一緒に出来る病気の発見のコツを紹介しています。また、月に数回必要な専用液を使用する掃除の際の、お勧めしたい専用液を紹介しています。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の耳

愛犬のお手入れは、プロに任せきりにしないで、家でも取り組むことで体調の変化に気づきやすくなります。

月に1回のトリミングだけでなく、日々お手入れすることが、病気の早期発見にも役立つのです。ここで紹介する耳のお手入れ方法と健康チェックは、毎日の習慣に合わせてついでにできる方法なので、多忙でまとまった時間がとれない飼い主さんにおすすめです。

お手入れ方法

①耳の穴を覗いてニオイをかぎ、耳のつけ根を指でもむ
耳の穴と穴の周辺の見た目やニオイを確認しましょう。毛にゴミなどが絡んでいるときは手でとってあげてください。次に、耳の奥の汚れが浮き出やすくなるように、耳から耳のつけ根にかけて、人差し指と親指でもみほぐします。
もむときは、顎の下を手で支えて、親指と人差し指で挟むようにもみましょう。
あまり強くもむと痛がりますし、かえって炎症がひどくなることがありますので注意してください。

②耳の内側についている耳垢や汚れをコットンで拭き取る
コットンかティッシュペーパーを当てた指先で、耳の穴の周辺と、耳の内側についた耳垢を拭き取りましょう。穴の奥までふこうとはしないで、目で見える範囲だけ力を入れずにやさしく拭き取りましょう。
拭き取る際には、コットンもしくはティッシュペーパーをくるくると回転させると取れやすくなります。

耳の状態で分かる病気のサイン

元々、耳垢が出やすい犬もいますが、いつも以上にアカがついていたり、耳が臭い、もむと音がする場合等は病気を疑って受診しましょう。

・黒や黄色、茶褐色の耳垢がたくさん出ている。
・耳から異臭がする。
・耳の穴のまわりが赤くただれている。
・耳のつけ根をもむとクチュクチュと音がする。

→上記のような場合は、外耳炎や腫瘍が疑われます。

・耳介が腫れている。
→耳血腫の可能性が疑われます。

・耳にしこりがある。
→腫瘍などの可能性が疑われます。

耳掃除時の注意

耳掃除をする際には、いじりすぎないのが基本です。

犬の耳の粘膜は弱くて傷つきやすいので、絶対にごしごしこすっては行けません。耳の粘膜を傷つけると、感染症や化膿を引き起こしかねないので注意しましょう。

また、耳道の奥に汚れを押し込んでしまうと、外耳炎を誘発する恐れがありますので、無理なく綺麗に拭き取りましょう。

『エピオティック耳洗浄剤』

エピオティック耳洗浄剤

月に数回は洗浄液で耳の中の洗浄をしましょう。

コットンやティッシュペーパーでは奥の掃除はできません。洗浄液を使用することで奥の耳垢まで洗い流すことができて、耳道の清潔を保持することが出来るようになります。

我が家では、『犬猫用エピオティック耳洗浄剤125ml』を使用しています。

【犬猫用エピオティック耳洗浄剤125ml】

エピオティックは犬・猫の耳を洗浄し清潔に保つための耳の洗浄液です。中性の優しい可溶性の耳洗浄剤であり、油脂、耳垢、古くなった角質細胞を取り除くことができます。
良好な抗菌効果だけでなく、抗菌成分が新配合されており、微生物が耳道の皮膚細胞に付着するとの防ぎ、細菌や酵母菌の過度な発生を抑制して外耳炎になる確率を下げることができます。

【成分】
サリチル酸
パラクロロメタキシレノール
エチレンジアミン四酢酸
単糖類

【特徴】
・エピオティックで耳の健康維持
毎週2回継続して使用することで微生物が増殖するのを防ぎ、外耳炎の発生率を下げることができます。

・軽微な外耳炎にもエピオティック
1日2回2週間使い続けることで、軽微な外耳炎であれば症状を改善することができます。

使用前に獣医さんに相談しましょう

我が家ではかかりつけの獣医さんにこちらの商品を教えていただき、洗浄の頻度について指示を受けました。
あまりにも外耳炎がひどい場合は使用すると炎症がひどくなる場合もあります。耳垂れがひどい場合は鼓膜が破れている恐れもあります。そのような場合は使用禁忌です。

耳の状態や病気の有無によって洗浄の頻度は変わるので、まずはかかりつけの獣医さんに相談することをお勧めします。

我が家の愛犬はアレルギー体質で、外耳炎もよくなっていましたが、こちらの洗浄剤を使用するようになってからは、症状が落ち着くようになりましたよ。

日々の健康チェックで、少しでも長く愛犬と楽しく生活しましょう。

昼寝中の愛犬
▲昼寝中の愛犬

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