犬が部屋中をうろうろ歩き回っている時の心理3つ

犬が部屋中をうろうろ歩き回っている時の心理3つ

愛犬の小さな変化に気付けるのは、日頃から一緒に暮らしている飼い主さんです。今回は「部屋中を歩き回る」時の犬の心理についてお伝えしていきます。ご自宅のわんちゃんにあてはまるかも?という方は、是非読んでみて下さいね!

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犬が部屋中うろうろ…見たことありますか

部屋を歩いている犬

前日まではなんともなかったのに、何故か犬が部屋中をうろうろ徘徊しているような…。気にしなくても良いのか、それとも心配するべきなのか、迷う方もいるはず。どんな時に起こす行動なのか、一緒に考えていきましょう。

今はどんな気持ち?犬の心理を推察

お皿を咥えている犬

1.落ち着ける場所を探している

犬は縄張り意識が強いため、自分の落ち着ける縄張りを確保しようとする傾向があります。お気に入りのおもちゃやおやつを咥えて部屋の中をうろうろしている時は、家の中でゆっくりするのに最適な場所を探しています。

2.新しい環境に慣れていない

窓の外を見ている犬

引越しや家族構成の変化等、生活環境に変化があると、犬が新しい環境に適応できるようになるまでに時間を要することがあります。

引越しの場合

犬が安心できるように元々使っていた家具を設置する等、少しでも元の環境に近い状態を作ってあげると、慣れるまでの時間を短縮できることがあります。

家族構成に変化がある場合

何に不安を感じているのか、犬の行動をよく見てあげましょう。赤ちゃんが生まれたりすると、自分に構って欲しくて気を引こうとしているのかもしれません。トイレを我慢していたり、ごはんを食べない等心配な要素があるようでしたら、獣医師さんに相談てみるのも手です。

3.ストレスを感じている

寝っ転がる犬

原因は様々考えられますが、何かにストレスを感じている可能性も否めません。歩きながらボーッと遠くを見つめるような仕草や、床をひたすらガリガリしている、といった気になる点はありませんか?

気を付けて!体調不良のサインかも?

分離不安症

物陰に隠れる犬

飼い主の後ろにぴったりついて歩いたり、物を破壊するような行動が見られたら「分離不安症」の可能性が考えられます。過去辛い経験がありトラウマを持っている犬や、飼い主に依存している犬に見られる症状です。

認知症

2匹の犬

クルクルと同じところを回り続ける、夜になるとうろうろするといった行動が見られたら「認知症」の可能性が考えられます。見た目では分かりにくいですが、犬は人間よりも成長が早く、歳を重ねるスピードも早いのです。

愛犬がシニア世代に突入したら、今までよりも注意深く行動を見守る必要があります。

特発性てんかん

見つめる犬

落ち着きがなくソワソワしている、ヨロヨロしながら急に飼い主のそばに寄ってくる、目の焦点が合っていない等の症状が見られたら、てんかん発作が起きる前兆の場合があります。今まで起こったことがなくても、原因不明で急に発作が起きることも…。

不安な時は、獣医師さんに相談を。

首をかしげる犬

専門的な知識がない方が、犬の様子だけで正確な病名を判別するのは、非常に難しいです。ご自身で判断せずに、不安なことがあったらかかりつけの獣医師さんに相談してみましょう。また、緊急事態に備え、夜間に営業している動物病院の住所や電話番号を調べておくと良いです。

まとめ

ソファーでくつろぐ犬

犬の様子で気になる行動を見かけたら、発生日時やその時の状況を詳しくメモしておきましょう。動画を撮影しておき、動物病院で見せることで診察時に役立つこともあります。愛犬の一番の理解者は飼い主の皆さんです。元気に幸せな生活が送れるように、サポートしてあげて下さいね。

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