一石二鳥な効果が期待できるツボマッサージ
ワンコと家族同然に可愛がっていると、もっともっと健康的でいて欲しいと思いますよね?
だからと言って、むやみにサプリメントや健康食品を与えても、副作用が心配。
そこで今回オススメするのは、そんな副作用の心配もなく、また愛犬と触れ合う事でスキンシップも図れる“ツボ”です!
それぞれのワンコの悩みに対する効果が期待できる10のツボを紹介させていただきますね♪
肝兪(かんゆ)
①の位置。左右両側の背中に沿って通っている、縦の筋肉の盛り上がった位置にあります。
肝兪のツボの主な効果は、
- 黄疸
- 脇腹痛
- 鼻血
- かんしゃく
- 興奮して吠えるのを止めてくれない時
皆さんのワンコが、何かしらのキッカケで吠えるのを止めてくれない時に試してみてはいかがでしょうか♪
心兪(しんゆ)
②の位置。肝兪と同じ所にありますが、肝兪よりもやや首に近い所にあります。
心兪のツボの主な効果は
- 精神の不安定
- 吐血
- なかなか落ち着いてくれない
愛犬が旅行や出先でソワソワと落ち着かなかったり不安がったりした時に効果を期待できそうですね♪
印堂(いんどう)
③の位置。眉間の中央にあります。これは比較的分かりやすい場所にありますね。
印堂の主な効果は、
- 鼻炎
- ひきつけ
ワンコが花粉症などで鼻が詰まって苦しんでいる時や、愛犬をリラックスして眠らせてあげたい時に押してあげてみてはどうでしょう♪
晴明(せいめい)
④の位置。目頭の先端の部分の内側の所
晴明のツボの主な効果は
- 目の腫れ
- 目のかゆみ
- 涙目
このツボは目の病気全般に効果があるといわれます。
我が家の愛犬は目の持病があるので、さっそく実行してみようと思います♪
頂門(こうもん)
⑤の位置。両耳の中間の、やや上の辺りにあります。
頂門の主な効果は、
- 蓄膿症
- 鼻詰まり
- 目眩
こちらは鼻の病気に効果がありそうです。
尺沢(しゃくたく)
⑥の位置。前足の親指側にあります。※モデルを務める我が家の愛犬はミニチュアダックスなので、少々解りにくいため、足の部分のツボは他のワンコにモデルをバトンタッチします(笑)
尺沢のツボの主な効果は
- 咳
- 喘息
- のどの痛み
呼吸器系全般に効果があるので、気管支炎等を患っているワンコに試しても良いかもしれません。薬を使わない分、副作用の心配もありませんしね。
神門(しんもん)
⑦の位置。人間で言う、小指側の手首が曲がった所であたる足首内側にあります。
神門の主な効果は、
- 便秘
- 意識障害
- 不眠症
消化機能を調整して、腸を活発に動かすように促してくれるので、消化不良や便秘気味のワンコに良さそうですね!
曲池(きょくち)
⑧の位置。前足の肘の外側から少し足首寄りにある凹んだ場所にあります。
曲池のツボの主な効果は、
- 胃腸病
- 熱
- むくみ
新陳代謝を促し、腎機能を高めてくれるので、シニア期に入ったワンコに施術したいですね!
尾根(びこん)
⑨の位置。尾っぽの付け根にあります。
尾根のツボの主な効果は、
- 血便
- ひきつけ
- 下痢止
便のトラブルを抱えるワンコにお勧めのツボです♪
胃兪(いゆ)
⑩の位置。腰のいちばん細いところの背骨から、約指2本分外側にあります。
胃兪のツボの主な効果は、
- 胃痛
- 嘔吐
- 腹鳴
名前の通り、胃に関するトラブルに効果が期待されるそうなので、食欲がなかったり吐き出したりしてしまい、病院が閉まっていて連れて行くまで時間があいてしまう時等に応急措置の1つとして押してみるのも良いかもしれません。
最後に
以上ワンコの健康に良いツボ10個を紹介しましたが、他にもまだまだ沢山良いツボがあります。 ぜひ皆さんも、愛犬に合った良いツボを見つけてあげましょう。
ユーザーのコメント
30代 女性 ken
うちの犬は背骨に沿って、両側を押されるのが好きなようで毎日マッサージの際に押してあげているのですが、たまにここらへん張っているな、と思う時があります。その時には周辺の筋肉から優しくマッサージをするようにしています。たまに犬のマッサージ講座に通って、少しずつ勉強していますが、本当に気持ちよさそうにうっとりくつろぐ姿を見ると、もっともっとやってあげたいと思ってしまいます。
愛犬は生まれつき関節があまり良くないため、筋肉マッサージとツボ押しをマスターして、いつかおじいちゃん犬になって肢が弱くなってしまったら存分に気持ちいいマッサージフルコースを毎晩やってあげようと決めています。