トイプードルのトリミング頻度は?ポイントやカットなどのお手入れ方法

トイプードルのトリミング頻度は?ポイントやカットなどのお手入れ方法

くるくるとカールしている毛が特徴的なトイプードル。かわいらしい見た目を保つためにも、トリミングが必須な犬種でもあります。今回はトイプードルにトリミング必要な理由や理想的な頻度について紹介します。他にもトリミングの頻度を決めるポイントや、自宅でのお手入れ方法なども解説するので参考にしてください。

トイプードルにトリミングが必要な理由

トリミングをされているトイプードル

トイプードルにトリミングが必要な理由は3つあります。

  • かわいい見た目をキープする
  • 抜け毛が自然に抜け落ちず、毛玉ができやすい
  • 毛が伸びるとケガの原因になる

かわいい見た目をキープする

トイプードルは、かわいい見た目をキープするためにもトリミングが必要です。犬は毛が1ヶ月に1〜1.5cmほど伸びますが、トイプードルはの毛を伸ばし続けるとどこまでも伸びてしまいます。

また、カールの強さは個体差がありますが、毛がクルクルしていると少し伸びただけで見た目にボリュームが出るため定期的なトリミングが必要となるのです。

抜け毛が自然に抜け落ちず、毛玉ができやすい

トイプードルの毛はカールしていて、抜け毛が自然に抜け落ちずに留まり毛玉ができやすいためトリミングが必要です。

毛玉ができると見た目が汚く見えてしまうだけでなく、皮膚が蒸れて皮膚トラブルを引きお起こしたり、ダニやノミが隠れやすくなってしまいます。定期的にトリミングをすることで抜け毛処理ができ、毛玉ができるのを防げるのです。

毛が伸びるとケガなどの原因になる

毛が伸びすぎるとケガの原因になるため、トリミングが必要です。例えば、足の裏の毛が伸びるとフローリングなど床で滑りやすく怪我に繋がります。

また、顔周りの毛が伸びすぎると、前が見えなくなったり目に毛が入ってダメージを受けたりするのでよくありません。トリミングを行い、毛を適切な長さでキープしましょう。

トイプードルの理想的なトリミングの頻度

ハサミでカットされようとしているトイプードル

トイプードルのトリミングを行う頻度は、月に1回が理想的とされています。シングルコートなので抜け毛が少なめですが、伸びすぎると毛玉ができやすくなり不衛生になるためトリミングは月に1回と考えておくとよいです。

しかし、カットスタイルや毛が伸びるスピード、普段のお手入れによってもトリミングに通う頻度に差がでることを留意しておきましょう。

トイプードルのトリミング頻度を決める時のポイント

頭をカットされようとしているトイプードル

トイプードルのトリミング頻度を決める時のポイントを3つ紹介します。

  • 年齢に合わせてトリミングの頻度を考える
  • 季節によって頻度を変える
  • カットスタイルによってトリミング間隔が空けられる

月に1回のトリミングが理想的と説明しましたが、時間と費用を考えると毎月行くのは難しい場合もあります。上記のポイントを踏まえた上で、トリミングの頻度を決めるとよいでしょう。

愛犬の年齢に合わせる

犬の年齢に合わせるのも、トリミングの頻度を決める時のポイント。老犬の場合はトリミングが体力的にも負担となるため、家でのブラッシングなどのお手入れを丁寧に行い回数を減らすとよいです。

また、子犬の場合はワクチンプログラムが全て完了し、精神的に落ち着いてくる生後4ヶ月まではトリミングに連れていくのは避けてください。年齢に合わせて犬の負担にならないように、トリミングの頻度を考えてあげましょう。

季節によって頻度を変える

毎月1回トリミングに通うと費用もかかるため、季節によって頻度を変えるとよいでしょう。

特に夏場は毛を伸びっぱなしにしておくと熱中症になりやすいので、月に1回のトリミングが必要です。

寒い冬場はトリミングを2ヶ月に1回にし、普段のお手入れを念入りに行ったり気になる部分だけ自宅でカットしたりするのもよいでしょう。

しかし、毛が伸びるスピードが早く2ヶ月伸ばしておくと手に負えなくなってしまう子は、夏と同じ頻度でトリミングに連れて行くことをおすすめします。

カットスタイルによってトリミング間隔が空けられる

トイプードル は、カットスタイルによってトリミング間隔が空けられます。「サマーカット」など短いカットスタイルであれば、伸びるまでに時間がかかるのでトリミングの感覚が空けられて経済的です。

「ティディベアカット」や「マッシュカット」などかわいらしいカットスタイルを楽しむ飼い主さんも多いですが、顔まわりや足回りなどが長めのカットスタイルだとすぐトリミングが必要となります。

トリミングの間隔を空けて頻度を減らしたいなら、思い切って短いカットスタイルを注文してみるのがおすすめです。しかし、冬場に毛を短くしする場合は、寒がる可能性があるので屋内外問わず洋服を着せるのを忘れないでください。

トイプードルのトリミング頻度を左右するお手入れ

優雅にお手入れされているトイプードル

トイプードルのトリミング頻度は、自宅で以下のお手入れを行うかどうかで左右されます。

  • 毎日丁寧にブラッシングをする
  • 2週間に1回程度シャンプーをして清潔さを保つ
  • 自分でカットできそうな部分はカットする

トリミングは費用がかかるため、なるべく頻度を減らしたい飼い主も少なくありません。空自宅でできるお手入れ方法について詳しく解説します。

毎日丁寧にブラッシングをする

毎日丁寧にブラッシングをすると毛玉ができるのを防げ、トリミングの頻度を減らせます。毛をとかす時にグルーミングスプレーなどを使用してブラッシングを行うと、毛通りがよくフワフワに仕上がるのでおすすめです。

ソフトタイプのスリッカーブラシで背中や首元お尻周りをブラッシングして毛のもつれや毛玉をほどき、抜け毛やホコリなどを取り除きます。

顔や耳周りもブラッシングしたらお腹をとかし、最後にコームで整えて仕上げるだけです。ブラッシングを嫌がる子の場合は、獣毛ブラシで慣れさせていくとよいでしょう。

2週間に1回程度シャンプーをして清潔さを保つ

2週間に1回程度シャンプーをして清潔さを保つことで、トリミングの頻度を減らすことが可能です。シャンプーを定期的に行うことで、皮膚や毛に付着した汚れを洗い流せます。

丁寧にシャンプーからブラッシングまでしてあげれば毛玉もできにくくなり、トリミングの間隔を空けてもきれいな毛を保てるのです。

しかし、頻繁にシャンプーをしすぎると肌や毛にダメージを与えて、皮膚トラブルを引き起こすこともあるため注意してください。

自分でカットできそうな部分はカットする

自分でカットできそうな大人しい子なら、手足の裏や顔周りの毛などは自宅でカットするのもおすすめです。毛が伸びると気になりやすい部分を自分でカットできれば、トリミングの頻度を減らせます。

市販のトリミング用のハサミを1本持っていると、ちょっとしたカットや毛玉除去で重宝するでしょう。

しかし、大人しくしていられない元気な子やトリミングが苦手で興奮してしまう子の場合は、ケガをする危険もあるのでプロに任せるのをおすすめします。

まとめ

毛並みを整えられているトイプードル

トイプードルのくるくるとしたカールした毛は、抜け毛や汚れが溜まり毛玉ができやすいたのでトリミングが必要です。月に1回のトリミングが理想的ですが、短めのカットスタイルにしてもらったり、普段のお手入れを丁寧に行ったりすることで頻度を減らせます。

愛犬の愛くるしい見た目と健康を保つためにも日頃のお手入れを忘れずに行い、適度なタイミングでトリミングに通わせてあげましょう。

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