犬がおしっこした後によくやる4つの行動
1.においを嗅ぐ
愛犬がおしっこをした後に自分のおしっこを確認しながらにおいを嗅いでいる。そんな姿を見たことがある飼い主はたくさんいることでしょう。犬はおしっこのにおいを嗅ぐだけでその時の体調などが分かるそうなので、自分のおしっこのにおいを嗅いでいる時は自分の体調を知ろうとしているのでしょうね。
また、体調管理の意味以外だと単純におしっこがちゃんと出たのか確認しているだけの時もあるそうですよ。「どのくらいおしっこが出たのかな?」と自分でチェックしているのかもしれませんね。
2.飼い主に知らせる
室内でおしっこをした後に吠えて飼い主に知らせたり、飼い主の側まで行って「おしっこしたよ」とアピールしたりする犬は割とたくさんいるみたいですよ。そもそも、なぜおしっこをしたことを飼い主に知らせるのでしょうか?おそらく、『早くペットシーツを取り替えてほしい』『おしっこをしたので褒めてほしい』といった意味が込められているのだと思います。
例えば、実際におしっこをした後にペットシーツを取り替えないままでいると、犬が吠えて「新しいのに取り替えて」とアピールすることがあるそうです。また、新しいペットシーツに取り替えるまでおしっこを我慢するという犬もいるみたいですよ。
トイレが上手にできたらご褒美にオヤツをあげる。というしつけの方法を行っていた場合は、先ほどお伝えしたように「トイレをちゃんとしたから褒めて」と犬がご褒美をおねだりすることが多いみたいですね。
3.自分のおしっこを舐める
犬はおしっこをした後に自分のおしっこを舐めるという行動をすることがあるそうです。私たち人間からすると「え?なんでおしっこを舐めているの?」と戸惑いやすい行為といえますが、犬の世界ではいくつかの意味があるそうです。
- 本能的に栄養を取ろうとして舐める
- おしっこを舐めることで免疫力を高めている
- 単純に気になったので舐める
- ストレスが原因でおしっこを舐める
主に上記の4つが自分のおしっこを舐める理由として知られています。たしかに、おしっこを舐めると少ないながらも栄養を取ることができますし、免疫力を高めることができるといえるでしょう。しかし、そういった目的でおしっこを舐めるということは栄養が偏っている可能性が高いといえるので、一度食生活を見直す必要があります。
また、ストレスが原因でおしっこを舐めてしまうという犬は割といるそうなので、普段の生活で愛犬がストレスに感じそうなものはないか探ってみるのも良いと思います。もし、できるかぎりの対策をしたのにもかかわらずおしっこを舐め続けてしまう時は、病院で一度相談してみることをおススメします。
4.地面を蹴る
散歩中におしっこやうんちをした後に地面を一生懸命蹴って、周りに拡散しようとする犬はたくさんいますよね。基本的に自分の排泄物のにおいを広めることで他の犬に「ここは僕のなわばりだ!」と知らせているといわれています。特に自己主張の強い犬ほどマーキング目的でこういった行動をする傾向にあるようです。
ちなみに、地面を蹴ってにおいを広めるというマーキング方法はオスがよくする行為として知られていますが、メスもすることがあるみたいですよ。逆にオスでもなわばり意識が弱い場合は、このようなマーキングをしなかったりするそうです。
また、地面を蹴って自分の排泄物のにおいを広めるという行動は、マーキング以外の意味が込められていることがあるみたいです。そのもう一つの意味というのは『相手に自分の情報を伝えようとしている』というもの。犬のおしっこやうんちにはたくさんの情報が込められているので、散歩道に自分の排泄物のにおいを残すことで友達に「私は今日ここを通ったよ」と知らせているみたいですよ。さらに自分のにおいを残しておくことで、見知らぬ犬に対しても自己紹介をしているそうです。
まとめ
犬がおしっこをした後にする行動には、それぞれちゃんとした意味が込められています。おしっこは犬の世界だと基本的に様々な情報を知ることのできる大切なものといえるでしょう。自分の体調を管理するためににおいを嗅ぐ。他の犬に自分の存在を知らせるためにおしっこのにおいを残す。それらの行動は嗅覚が優れた犬ならではの行動といえるでしょう。
ユーザーのコメント
女性 匿名