オヤツを咥えながら鳴いているときの心理
1.とても嬉しいと感じている
愛犬にオヤツをあげたとき、食べずに咥えたままクンクン鳴くことってありませんか?そのときの愛犬の心理状態が分からず、心配する飼い主は多いと思います。犬がオヤツを咥えたまま鳴くのは色々な意味があるそうです。
その1つとなるのが、とても嬉しく感じていて喜びを声で表現しているというもの。犬は基本的に体全体で感情を表現することが多いと思います。しかし、オヤツを咥えているときは体をつかって嬉しさを表現するのって難しいと思いませんか?できて尻尾をふるくらいだと思います。ですので、犬はクンクンと甘い声で鳴いて飼い主に少しでも「今、すごく嬉しいんだよ」と表現するそうですよ。
2.混乱している
愛犬に食べたことのないオヤツをあげたときに咥えたまま鳴いているのでしたら、少し混乱しているのかもしれません。初めてのオヤツをあげると、犬は食べ物だと認識するのに時間がかかることがあるそうです。「これ、食べられるのかな?おやつ?それともオモチャ?」といったように少し混乱してしまうことがあるみたいです。
3.どこに隠そうか考えている
愛犬がお腹いっぱいになっているときや、なんとなく今はまだ食べたくないと思っているときは、後で食べるためにオヤツを咥えたままどこに隠そうか考えている可能性があります。
例えば、ガムのような食べるのに時間がかかるものは何回かに分けて食べないといけないため、自分の寝床やお気に入りの隠し場所に隠すことが多く、愛犬が必死にオヤツを隠そうとしている姿を見たことがあるのではないでしょうか。
4.オヤツをプレゼントしようと思っている?
愛犬があなたの目の前でずっとオヤツを咥えたまま鳴いているのでしたら、大好きなあなたにオヤツをプレゼントしようとしているのかもしれないですよ。
オヤツではなく、おもちゃでも同じように咥えながら鳴くことがあります。そういったときは、愛犬が一緒におもちゃで遊ぼうとおねだりしていることが多いそうです。同じように、あなたに対して「私の大好きなオヤツを特別にあげる」といっているのか、もしくはあなたにオヤツを持ってもらいながら食べたいと思っているのかもしれませんね。
オヤツを咥えて鳴くときのそれぞれの意味
鳴いているのは、何かを知らせようとしているため
先ほどもお伝えしたように、犬がオヤツを咥えながら鳴いている時は何かを伝えたり表現しようとしているのでしょう。それは、嬉しさを伝えているのかもしれないですし、あなたにプレゼントしようとしているのかもしれません。または、オヤツのダメだしをしている可能性だってあります。残念ながら、人間は犬の言葉が分からないので全部理解してあげることは難しいといえますが、何かを伝えようとしていることは間違いなさそうです。そのときにしている他の動作も一緒に観察することで、愛犬の気持ちを理解してあげられるかもしれませんね。
ずっと咥えたままなのは手放したくないから?
犬は大昔から狩りをしながら生きてきた動物です。狩りをして得た獲物や食べ物はとても大切なものとなります。現在の一般家庭では犬が狩りをすることはほとんどありませんが、古くからの生き方が未だに引き継がれているのでしょう、ときどきオヤツやおもちゃを狩りの獲物に見立てることがあります。
オヤツを食べずに咥えたままでいるときは、オヤツを獲物だと思っていて誰かに取られないように大事に離さないようにしている可能性があります。
歩き回る
愛犬がオヤツやおもちゃを咥えたまま歩き回っているのでしたら、それは隠し場所を考えている可能性が高いです。さらに、誰にも見られないように周りを気にしながらウロウロしている場合は、隠し場所を知られないようにしているのかもしれませんね。
まとめ
犬がオヤツを咥えたままクンクン鳴くのには色々な心理があります。完全に理解してあげることは難しいと思いますが、愛犬のそういった行動の前後を見ることで意味が理解できるかもしれないですね。