眠る前にぐずるのは何故?
基本的に人の子供と同じ理由
眠る前になると愛犬がぐずりだす。そんな経験をした事がある飼い主は多いと思います。なぜ、普段大人しくていい子にしている犬でも、眠る前になるといたずらっ子になったりずっと吠えたりしてしまう事があるのでしょうか。
結論から言いますと基本的には、人間の子供と似た心理状態の様です。あなたは子供の頃、眠る前になるとなぜか急に目が覚めてテンションが上がってしまったり、まだ眠りたくないからと、ぐずった経験はありませんか?
ご自分の子供時代の経験を思い出しながら、ぐずる犬と接すると気持ちが分かりやすくなると思いますよ。では、今から犬が眠る前にぐずる心理状態を5つに分けて詳しくお伝えしていきます。
眠る前にぐずる心理5つ
1.甘噛みする
眠る前によくするぐずり方として甘噛みがあります。甘噛みをする時の犬の心理状態は「まだ眠たくないから、遊ぼうよ」と、眠たくなっているのですがまだ遊びたいと思っている。そんな状態の時が多いです。オモチャなどを使って、しばらく遊んであげると満足して眠るようになる場合が多いようですね。
2.甘えたになる
眠くなると、とても甘えたになる犬はあなたと一緒に眠りたい、飼い主と別々の場所で寝ている環境でしたら「独りにしないで」といった心理状態になっているのだと思います。
そんな時は、犬が落ち着くまで一緒にいてあげると良いかもしれませんね。
3.テンションが上がる
あなたは子供の頃、寝る前に急に目が冴えてテンションが高くなった経験はありませんか?犬も寝る前に急にテンションが上がるのは同じ理由である可能性が高いですよ。
今まで眠たかったのに、何かの拍子で一時的に急に目が冴えて覚醒した状態になり元気になっています。少し遊んであげたり、あやしてあげるとまたすぐに眠たくなってしまうと思いますよ。
4.ずっと吠える
寝る前になるとよく吠えてしまうという犬も割と多いと思います。犬はあなたに対して、何かを伝えたがっているのではないでしょうか。
例えば、お腹が空いていたりまだ眠たくないという意思表示、甘えている場合だってあります。少し難しいと思いますが、愛犬の様子を見て何を伝えたがっているのかを見極めなければいけません。
5.不機嫌になって怒りやすい
眠る前になると不機嫌になって唸ったりして怒るタイプの子もいるようですね。何かをしたいけれど眠たいという、そういった自分の気持ちにイライラしているという心理状態になっている事が多いみたいですね。
ぐずった時の解決法
落ち着くまで一緒に居てあげる
犬が眠る前にぐずった時は、落ち着くまで一緒に居てあげるのがベストな方法といえるでしょう。犬が落ち着くまで遊んであげたり、抱っこしてあやしてあげるとほとんどの場合、満足して大人しくなると思います。
おやつを与える
犬がぐずった時の解決法として、おやつをあげると効果的な時もあります。お腹が空いてぐずっている時ももちろんありますし、おやつを食べる事に気が向いてぐずっているのを忘れてしまう事もあったりします。ただ、おやつの上げ過ぎには気を付けてくださいね。
放っておく
時には、愛犬がぐずっていても甘やかさない様に厳しく無視して放っておかないといけない時もあります。甘やかしすぎていると、いつまでもぐずる癖がついてしまいます。
ただ、多くの場合はぐずっている時に急にケージなどに入れて我慢させても、暴れたりずっと吠えていたりと中々問題が解決しにくいようですね。
少し落ち着くまであやしてあげてから、ケージや自分の寝床まで連れて行ってあげるという事を繰り返すと、次第にぐずる癖がおさまりやすくなるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?飼い主に甘えたい、眠たいけどまだ遊びたいといったものがぐずる主な理由の様ですね。ほとんどの場合、そういった犬の気持ちを満足させる事で解決できますので、ぐずった際にはあやす等して満足させてゆっくり眠らせてあげましょう。