犬に「うどん」を与えても大丈夫?食べていいもの悪いもの

犬に「うどん」を与えても大丈夫?食べていいもの悪いもの【獣医師監修】

お気に入りに追加

お腹が空いたとき、手軽にお腹を満たすことが出来るうどんは、人間にとってはとても便利な食材です。赤ちゃんの離乳食にもよく利用する食材ですので、愛犬の手作り食を作る際の材料としても適しているのではないでしょうか?今回は、愛犬にうどんを与えても大丈夫なのか、また、うどんを与えるメリット、デメリットについてご紹介したいと思います!

5299view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬に「うどん」を与えても大丈夫?

皿に入ったうどん

赤ちゃんの離乳食にも使われるうどんは、消化が良く、お腹がいっぱいになり、ご飯よりも実はローカロリーで、非常に優れた食材です。
では、愛犬に「うどん」を与える前に、まずは「うどん」の成分と栄養素について知っておきましょう。

うどんの成分は?

うどんの原材料は、よほど特別なうどんでない限り、小麦粉・塩・水だけで作られています。「小麦粉だけだと栄養がないのでは?」と思われるでしょうが、実は小麦粉には、6~14%のたんぱく質や、ビタミンやミネラルも含まれているのです。

犬に「うどん」を与える注意点2つ

出汁入りうどん

必ず「具」を加える

うどんに含まれるたんぱく質やビタミン、ミネラルは非常に微量なため、うどんだけでは十分な栄養を取ることが出来ません。
毎食毎日うどんを食べさせるということはないとはいえ、栄養価のことも考慮して、うどんを食事として与える際には必ず野菜や肉などの「具」も一緒に用意しましょう。

うどんの塩分量に注意する。

うどんは、「小麦粉」を「水」でこねて作られる食材です。小麦粉と水を混ぜると「グルテン」というたんぱく質の一種が形成されます。
「グルテンを発生させるために塩が必要」なのではなく、実はうどんを捏ねるという行程だけなら塩は必要ありません。
「塩」は、捏ねている間にうどんの生地が柔らかくなりすぎないようにするためと、湯がいた時に塩と水の浸透圧の関係で早く内部までしっかりと火を通すためです。実はうどんに含まれている塩分は、お湯で湯がく間に90%近く溶けだしています。

愛犬に必要な塩分摂取量とうどんの塩分含有量

「犬に塩気の強い食べ物を与えてはいけない」と言うのは、犬に全く塩分を与えてはいけない、ということではありません。
犬も命と健康を維持するうえで、塩分を摂取しなければいけません。その量は、体重1キロに対して一日4mgと言われています。
例えば、8キロの犬なら32mgの塩分が必要になる、ということになりますね。
それを踏まえて、「ゆがいたうどんの塩分含有量」を考慮してみると、100gのうどんに含まれる塩分含有量は0.5gなので、やはり、愛犬に与えるには塩分がかなり多いということになります。
ですから、愛犬にうどんを与える際は、一緒に食べさせる「具」の塩分量も考慮して与える必要があります。

犬に「うどん」を与えるメリット

笑顔の柴犬

のどごしが良い

のどごしが良いので、食欲のなかったり、歯が少なくなったシニア期の愛犬の食事に向いています。

他の食材と組み合わせしやすく、献立のアクセントになる。

野菜やお肉、魚のスープと一緒に食べさせると、その食材の組み合わせによっていろいろな味が楽しめたるので、手作りご飯のアクセントになります。

犬に「うどん」を与えるデメリット

悲しい顔している犬

小麦粉アレルギー

実は、わが家のめいぷるは小麦粉アレルギーです。それがわかったのは、手作りご飯の献立として、食パンを食べさせた時でした。
目が真っ赤に充血して、目が開けられないほど目やにが大量に出て、すぐに病院に連れて行くと、小麦粉によるアレルギーと判明しました。
それ以来、うどん、パン、小麦粉が含まれたドックフードも避けています。
もし愛犬が小麦粉アレルギーを持っているのなら、うどんを与えてはいけません。

湯がいた汁や具材に注意

湯がいた汁には塩がたくさん含まれますので、湯がき汁は使わずうどんはしっかり洗ってください。
炭水化物・グルテン蛋白だけでは栄養が偏りますから、ニンジンや鶏肉などの具材を足して与えるようにしてください。しかし、メインはドッグフードですから、あくまでも副食として与え、メインの食事にならないようにしてください。

まとめ

ご飯を食べる犬

夏でも冬でも、手早く作れてお腹が膨れるうどんは、人間の食事としてはとても優れた食材ですが、犬でも人間でも毎日食べるには不向きな食材です。けれども、献立に組み込むことで、メリハリのある食生活を楽しむことが出来ます。ご自分や、ご家族の食事を用意する際、味をつけずに湯がいた野菜、お肉などをトッピングして愛犬にもおすそ分けしてあげても良いですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。