犬のブラッシングの役割とは
愛犬の毛並みを美しく健康に保つには、ブラッシングは欠かせないものです。
ブラッシングには、様々な役割があります。
- 毛並みを整える
- 抜け毛の除去
- 皮膚病の予防
- 血行促進
- 病気の早期発見
- 飼い主とのコミュニケーション
さらに、全身を触られることに慣れるのも犬にとって良いことです。これによって、病院やサロンでも落ち着いて人に体を触らせることができるようなります。
おすすめのスリッカー3選
ブラッシングには道具としてスリッカーが必要となります。数あるスリッカーの中で、使いやすいもの、愛犬に合ったものを見つけるのは大変。
ここでは、私が実際に愛用しているスリッカーを3点ご紹介します。愛犬はゴールデンレトリバー、長毛大型犬にも使いやすいグッズです。
ローレンス ソフトスリッカー
商品情報
・ソフトラバークッションで優しくブラッシング
・軽く扱いやすい軽量アルミ製
・静電気が発生しにくい木製
スリッカーといえばローレンスというほどメジャーな一品です。ローレンスはイギリスの老舗メーカー。イギリスといえば、動物愛護の先進国であり、フードやグッズ等ペット関連商品についても優れたものを産出している国として有名です。このスリッカーを愛用しているプロのトリマーさんも多いよう。
ローレンスのソフトスリッカーは、ラバークッションに高品質のピンが程よい密度でセットされており、ブラッシングに抜け毛取りにとマルチに使用できます。優しい強さでブラッシングすることにより皮膚の新陳代謝活性化効果も。
このスリッカーは軽量であり、細めのピンが毛に通りやすいので、楽にブラッシングかできることで人気があります。また、木製の柄は持ちやすく、静電気を防ぎます。
サイズは、SS、S、M、Lと犬の大きさによって4種類。
先述の通りピンが細いので、力を入れず軽く滑らせるように使用するのがポイントです。強くブラッシングすると怪我に繋がるので気をつけましょう。特に顔まわりや耳、お腹等デリケートな部分には細心の注意を。
ドギーマン 掃除機能付き ソフトスリッカー(Honey Smile)
商品情報
・お掃除が楽なスリッカー
・力に合わせてしなやかにカーブする
・皮膚への過度な刺激を和らげる設計
黄色と白の可愛らしいカラーが目に付くこのスリッカーの特長は、なんといってもスリッカーピンに残った毛をワンタッチで取り除く事ができること。地部分が前に動き、ごそっと毛を浮かせます。塊のまま散らばらないので、片付け手入れが簡単!ブラッシング後のスリッカーの手入れをかなり面倒に感じていた私は、ホームセンターでこれを見つけ即買いしました。
また、ピンが柔らかく弾力に優れており、先が丸く保護されている為、安全性が高いのも利点。人間のヘアブラシのようになっているので、少ししっかりめに動かして皮膚のマッサージにもおすすめです。(力加減には注意してください。)グリップも握りやすい!
重さは少しありますが、ヘッドが大きく、特に大型犬のブラッシングには使いやすいと思います。全体的に丸みのあるプラスチック製で尖った部分がないので、怖がって暴れてしまう子の慣らし用としても○。シャンプー前後のしっかりとした抜け毛取りというよりも、毎日のスキンシップ的なお手入れ向きです。
KPS シェッドバスター
言わずと知れたシェッドバスターはダブルコートの犬種におすすめ。長毛大型犬の飼い主さんで愛用されている方、多いのではないでしょうか。
ワンタッチでピンブラシとシェッドバスター刃を切り替えることができる2way使用になっており、片手で切り替えができるので非常に使い勝手が良いです。
シェッドバスターの特長はとにかく「死毛が取れる!」ということ。シェッドバスター刃で一度軽くとかすだけで、ごそっと死毛やムダ毛が!初めて使用した方は、その量に驚かれるのでは?換毛期には特に重宝し、室内での抜け毛を減らすことができます。必要のない毛だけを除去し、コートを痛めないので安心。皮膚を清潔に保ち、痒みや病気を防ぎます。また、ピンブラシ刃は熊手のような役割をし、抜けた毛を掻き集めます。長毛犬種のお尻や首回り、お腹の毛をとかすのにも。
サイズはMサイズとワイドサイズの2種類。
注意点は、軽く滑らせるように使い、何度も同じ部位に使用しないこと、デリケートな部分は避けること。間違った使用方法で、愛犬の肌を傷めないようにしましょう。
それぞれのわんちゃん合った道具、使い方を!
3点のスリッカーを紹介してまいりましたが、気になるものはありましたでしょうか。犬の被毛にはシングルコートとダブルコート、体のサイズや皮膚の強さと、個体によって差があります。ブラッシング道具を選ぶ際は、それらを鑑みて、負担をかけないものを選ぶことが最も重要。犬自身がブラッシングを好きになり、皮膚や被毛を健やかに保つことできるよう、道具や使用方法を模索していきましょう。